個々のノードが見えなくなるのは実はマルクス主義の欠点でもある
敵に対抗するために敵と同じ構造を持ってしまうのはよくあることだ
カレツキは国家計画経済の側にいたが両方の視点を持っていた
マルクス主義の方が個々の事例に細かく対応できると思っていた
資本主義下では経済危機には労働者解雇で対応するしかないが
マルクス主義下ではワークシェアが可能だと言うのだ
カレツキはさすがにワークシェアという言葉は使っていないが
ケインズに批判されたピグーとは別のレベルで厚生経済を考えていた