英語史スレッド [無断転載禁止]©2ch.net
・ladyやlordの語源は? ・なんで時と条件の副詞節中では未来形は禁止なの? ・仮定法で時制が一つずれるのはなぜ? ・英語に一番近い言語って何? ・アメリカ英語とイギリス英語の違いって何? このような素朴な疑問を解決してくれる学問が「英語史」です。 英語の歴史というと堅苦しいかもしれませんが、非常に人間臭く 奥の深い分野です。特別な知識はいりません、存分に語りましょう! ◆英語史の入門に最適なWEBサイト http://user.keio.ac.jp/ ~rhotta/hellog/ 「hellog〜英語史ブログ」 慶応大学教授 堀田隆一による,英語史に関する話題を広く提供し続けるブログです。 ◆英語史の大家、T. Mustanoja https://en.wikipedia.org/wiki/Tauno_Frans_Mustanoja (故人のため、専用のHPなし) ◆英単語の成り立ちを調べるのにもっとも役に立つ https://en.wiktionary.org/wiki/Wiktionary:Main_Page Wiktionary英語版です。たかがWikipediaの付録と思われますが、日本の英語の辞書 には載っていない廃語や古語もたくさん載っており、その成り立ちが瞬時にわかります。 うわああ、良スレなのに、過疎ってるな(´・ω・`) 英語を誰でも簡単に上達できる方法は、「船山ゴロウの英会話誰でもマスターできるブログ」というブログで見られるらしいよ。ネットとか調べてもいいかもね。 MIJHL 英語史スレなんかあったんだw 英語史勉強中だけど、わけワカメ なんで英語板の連中は興味もたない? 古英語は別モンだけど中英語はフランスからの借用語たくさんあるしかなり今と似てるぞ なんで仮定法で過去形で現在を表現してるのとか気にならないんかあんたら? thで表す音が激動の英語史を生き延びられたのが不思議 th は無声と有声が対になってるので、こーゆーのは残りやすいらしい 英語で対がない音素は/h/で、これが消えやすいというか一旦消えかけた(heirに名残りあり)。が、学校教育が始まって「h音ありが正しい」と教えられて、いま定着してるとのこと Wiktionary英語版ってどれくらい使えるの? アカデミックユースはある? スコットランド低地由来の名字Humeって、Holm(Home)のoの母音がアメリカ英語と同じouからイギリス英語のəʊになって、さらにeuを経てこうなったのかな この辺の方言では他の語でもou→ju:に変わってるんだろうか 英語版ウィキペディアのスコットランド英語かスコッツのところを見たら大体解決する homeは、OEでは ham、modern scots では hame って書いてある hamletて、このhamから来たのかなーなんて思って調べたら当たってた😋 >>17 たまたま言語学大辞典のゲルマン語の項を読んでたら、ヒントっぽいものが出てた **************************** 印欧語の短音 /*o/ はゲルマン語の/a/に対応する。 Gr. okto^ --- Goth. ahtau Lat. porto^ --- OE faran この事実から、ゲルマン諸語に現れる /o/ は本来の /*o/ でなく、 通常 a 変音による u > o で説明される。 (p.1626から適当にまとめ) **************************** 英語の場合、hame → home の変遷があって、その中間の段階にフーとかフューがあったことになるんでわ? あ? やっぱちゃうな ゲルマン語の短音/a/の話やな トンチンカンなこと言ってもーたわ ゲルマン語の音韻変化に関しては、自分なりに理解できできるように整理しなければ… 学校で学ぶような英語が綴りと発音の関係が結構でたらめなように、各方言も文字にされる場合結構綴りに規則の例外が入り込んでたりするんだろうか スコットランド語(中英語から分岐)の母音と綴りの関係の表だけど、どうもそうなるのは避けられない? 口語メインの方言だからこそ文字にするときは徹底して言文一致にしてほしいけど、どうしても文字化の際には衒学的な人が携わったりして綴りを弄るのかな 1 short /əi/ long /aɪ/ i-e, y-e, ey 2 /i/ ee, e-e, ie 3 /ei/[a] ei, ea 4 /e/ a-e, #ae 5 /o/ oa, o-e 6 /u/ ou, oo, u-e 7 /ø/[b][c] ui, eu[c] 8 /eː/ ai, #ay 8a /əi/ i-e, y-e, ey 9 /oe/ oi, oy 10 /əi/ i-e, y-e, ey 11 /iː/ #ee, #ie 12 /ɑː, ɔː/ au, #aw 13 /ʌu/[d] ow, #owe 14 /ju/ ew 15 /ɪ/ i 16 /ɛ/ e 17 /ɑ, a/ a 18 /ɔ/[e] o 19 /ʌ/ u 英語のつづりは、中英語の発音をかなり忠実に写してて、それにちょっと手を加えて18世紀ごろに固定してしまった 一方発音は、大母音推移などで大きく変わった 英語の綴りと発音の乖離が激しいのは、むしろ近世・近代の知識人たち何もしないかったせいやねん(しようとした動きがないわけでない) >>27 スコットランド語も古い時代だったらそのまま字を読んでよかったけど、何もしなかったせいでややこしくなったってことか From The Four Gospels in Braid Scots (William Wye Smith): Noo the nativitie o' Jesus Christ was this gate: whan his mither Mary was mairry't till Joseph, 'or they cam thegither, she was fund wi' bairn o' the Holie Spirit. まずNooがノオなのかヌーなのかで止まってしまう 図書館行ってちょっと調べてみたけど、発音と正書法の関係についてはよく分からなかった。へ~と思ったことは 1.Scots は中英語から分岐したものじゃなくて、古英語の時代に分岐したもので、そののちに中英語からも影響を受けてる。 2.綴りについては、英語の影響力が高まるにしたがって、その綴りに倣う傾向があった。 3.とにかく Scots内部でも変種が多い。標準的Scotsがあると思ってはいけない。 4.David Hume は Scots の批判者だった。 そもそもね、絶え間ない英語の影響から、もう英語の変種ぐらいの違いしかない場合もあって、20世紀のScots(>>29 )はあんまりこの言語の特徴を知るにはよろしくないかもしれな。 read.cgi ver 07.5.1 2024/04/28 Walang Kapalit ★ | Donguri System Team 5ちゃんねる