>>852
挟むんじゃなく、上前歯の裏側に舌先の少し後ろをつけ、そこに
空気を通して摩擦させる感じです。
この音を出す際に鏡を見ると「舌を挟んでいるように見える」かも
しれませんが、決して舌を挟んでいるわけでは「ありません」。
そう見えるだけです。

で、舌を挟まないという前提で、その後どっちに向かって離して
いくの?って質問ですが、答えは「後続の音に従う」というものに
なります(基本的にどの音でも答えは同じなんですが)。

1. 舌の位置はそのまま(例えばmonthで文章が終わる場合は、
  その状態で放置OKです)
2. 下に向かって離れていく(例えばthank・・・これは/æ/の
  音を発音するために口を開けることになり、下あごの動きに
  合わせているだけの話です)。
3.後ろに向かって舌を引き込んでいく(例えば米語のthirsty)
  なお、後ろという点ではthriveも同様ですが、こちらはちょっと
  難易度が高いです。
  というのも母音を挟まずに次の/ɹ/を出す必要があるため。

  私のやり方が万人向けかどうか自信は無いですが、/θ/の
  音を出しながら、下あごを前に出し気味かつ下唇を緊張させる
  ことで口の中の体積を広げるとともに、舌を口内で「立たせ」
  (上向き加減にする)、その後で舌を少し後ろに倒すことで
  /ɹ/を出しています。 参考になれば、、、