>>746
(1) 原文: Man, what I would give to have a nice, tranquil life.

これはもともとは、
(2) Man, what I would give to have a nice, tranquil life!
というふうに、感嘆符がつけるのが普通だったけど、現代では感嘆符の代わりに
ピリオドで済ませてしまう人が増えてきたということだろう。さらには、この
感嘆符の形は
(3) Man, what I would give to have a nice, tranquil life?
というふうに、疑問符をつけるのが元の形だったはずだ。これはさらに not をつけて、
(4) Man, what I wouldn't give to have a nice, tranquil life?
と言っていて、それは別の回答者が言うように「〜するために、私は何を差し出さないというのか?
もちろん何でも差し出すよ。命とか全財産を投げだしても惜しくないよ」というような
意味合いだったのだろう。ともかく、もともと疑問文だったものが感嘆文になり、さらには
疑問文や感嘆符が取れてしまってピリオドで済ませてしまう人が、けっこう多い。

さて、(1) は肯定文だから、
「これこれこのためだったら、私は何を差し出すだろうか?もちろん、全財産を投げうってもいいぞ」
ということになる。

ちなみに、「これこれこういうことのためなら、なんでも差し出すぞ、それくらいにそれがほしくてたまらない」
という言い回しは、大昔からたくさんある。有名なものとしては、

A horse! a horse! my kingdom for a horse!
http://shakespeare.mit.edu/richardiii/richardiii.5.4.html