話芸はどうだろうか? 落語家は徹底的にストーリーを記憶する。細部まで感情をこめて表現できる
ようになる。で彼ら話家は話は上手だろうか?もちろん上手い人もいるが落語は上手いのに話しは
下手な人が多い。それも一流の落語家なのに話は下手だ。落語しかできない。一本のネタを何度も
繰り返し話す。だから話は下手でも仕事として成り立つ。
落語というストーリーを記憶するだけでは話はうまくならない。もっと別の要素が必要なのだ。
英語で話芸をするのであれば瞬間英作文のような記憶が必須だろう。しかし話芸ができることは
話ができることとは違う。話芸の世界で仕事をすることにしかならない。