後進国の日本が開国を迫られ、交易で国富が流出していたときに西の地から賢者が現れて国を救ってくれました
ところが人々はそのうち賢者への感謝を忘れ賢者を追い出して国を動かすようになり
慢心した軍人が暴走して諸外国と戦争し国は荒廃しました

すると再び西の地から賢者が現れて国を建て直してくれました
ところが人々はまたもや賢者への感謝を忘れ賢者を追い出して国を動かすようになり
慢心した公務員と老人が暴走して経済が疲弊し国は荒廃しました

しかし今度はいつまで経っても西の地から賢者が現れません
不思議に思い人々が西の地を訪れるとそこには賢者どころか人はおらず廃墟が広がっていました

まわりの環境は常に変わっています。過去の成功パターンにしがみついたり
他人任せの安易な期待をしてはいけないという寓話です