ハワイ騙まし討ち攻撃をなんとしても成功させたい海軍は
外務省の東郷外相、野村大使と結託し
ハルノートを最後通牒だと、政府の東条首相に対し
嘘の報告をしています。
実際には最後通牒のような内容では全くありません。

また海軍は外務省と結託し、交渉打ち切りの報告を
意図的に遅らせてアメリカに渡しました。
戦後の裁判で東郷は、海軍かアメリカに無通告で攻撃を仕掛けることに
協力を要請され、海軍から脅しを受けたと裁判で証言しています。

これがいわゆる日本の「偽りの外交」です。
日本の海軍と外務省は、アメリカ政府だけではなく
日本政府をもだましていたのです。

敵を欺くには、まず味方から。
これが日本海軍のやり方、策略でした。