第二次世界大戦時にソ連が参戦しないことを信じていた日本軍部を、半藤さんは日露戦争の時の交渉の礼儀正しさに
信頼感があったのではというようなことを言っていたと思うが。

そもそも政権が変っている。

漫画家のみなもと太郎の祖父は情報機関で甘粕の上司、日露戦争の工作をした人らしい。

生涯工作の内容を詳しくは語らなかったが、一度だけ新聞記者出身の婿(太郎の父)に、
当時の国家予算の相当な部分に匹敵する額をロシアに流し作戦情報をつかみ、
革命勢力側にも流していたと言っていたらしい。

ソ連を信頼していたとすれば、その時の恩をソ連政府がが大戦時も感じていると思ったのだろうな。