05年特集番組で、師匠北橋がインタビューに答えている


「祐一は、周りがバックアップしてやらないと一人ではやっていけない。腕一本でやっていけるだけの器が足りないんです。
これからも祐一をみんなでバックアップしていきます。」


師匠北橋も、祐一の陰で苦しんのではないだろうか

洋一の息子として初めから周りがバックアップしてやった事が、逆に本人の向上心を削いでしまったのではないか、

これはあくまでも当時のこちらの予想である、北橋はそんな事を口にする人間ではない


しかし今考えると、それは祐一の根底の問題であったことが分かる

祐一が騎手になったキッカケは、競馬が好きで、馬に乗るのが好きで入った訳ではないからだと

この根底が、イマイチ足りない祐一像を作ってしまった起因である

洋一は、白い米を食べる為にこの世界に入った
生きる為に入ったのである
運動音痴だった洋一に出来ることは馬に乗る事しかなかった
馬に乗る事で運動神経など関係ない

大切なのはセンスと向上心である
これが洋一の性質と見事に噛み合った

祐一とは、根底から違っていたのだ