1984年のシンボリルドルフ以来、21年ぶりに無敗で牡馬クラシック3冠を達成し、7戦全勝で有馬記念に駒を進めたディープインパクト。
有馬記念のファン投票では160,297票を集め、2位のゼンノロブロイに35,000票あまりの差をつけて堂々の1位で選出。そのゼンノロブロイはこの年は勝ちこそなかったものの安定した成績を残していた。
しかし、ジャパンカップ後に本レースでの引退を発表した。 マスメディアは前年に優勝したゼンノロブロイとディープインパクトの最初で最後の対決を大々的に煽り立てた。

この他、菊花賞馬で前走のステイヤーズステークスを制したデルタブルース、ジャパンカップでハナ差の2着と善戦したハーツクライ、ゼンノロブロイ同様引退レースとなるタップダンスシチー、
本年の天皇賞馬のスズカマンボとヘヴンリーロマンスなど、グランプリに相応しい面々が出走した。

当日の中山競馬場は、前売入場券を持っている人のみが入場できる完全前売り制であったにもかかわらず、162,409名が中山競馬場に入場し、中山競馬場は完全にディープインパクトの優勝ムード一色となりその行方に注目が集まった。
着順 枠番 馬番 競走馬名 タイム 着差
1 5 10 ハーツクライ 2.31.9
2 3 6 ディープインパクト 2.32.0 1/2馬身

あの時一体何が起きたのだろうか?
全盛期の武豊を出し抜いたルメールがすごかったのか?
https://youtu.be/gfATrHsSOpg