【JRA顕彰馬】アーモンドアイ〝落選〟の真実 求められる〝一票の重み〟 現場記者による「告白」と「提言」
6/14(火) 12:46配信
東スポ競馬
https://news.yahoo.co.jp/articles/66d0e9f6f73d69b8db0e07823b69aacb235aeb4a

 現実的な予想を述べれば、アーモンドアイは来年度、ほぼ満票に近い形で選出されるに違いない。
今年度に思ったほど票が伸びなかった理由として「自分が入れなくても、きっと選ばれるだろう」という身勝手な推測が働いたという意見が散見される。
しかし、実際は単純にアーモンドアイが「今年から選考対象」となったことを知らなかった投票者が存在したことが根本的な原因だ。

 投票者には「A4用紙14枚、計20ページ」の資料が配布される。アーモンドアイの名が登場するのは17ページ目。
シングンマイケル(中山大障害)からヤマニンアンプリメ(JBCレディスクラシック)まで20頭が抹消月日順に記された「本年度新たに選定対象となったGⅠ馬(2020年4月1日から2021年3月31日の間にJRAの競走馬登録を抹消した馬)」のリストの8頭目に他19頭と並列扱いで記されている。
そこにたどり着く前に、13ページ目の「過去3年間に得票のあった馬(21頭)」から4頭をピックアップしたという実例を複数聞いている。
ただし、今回の件で〝騒ぎ〟が大きくなったことでアーモンドアイも対象であることは十分に周知されたことは確実。ならば4分の3を大幅にクリアするのは高いハードルではない。