21世紀型のロックって、演奏自体はハイレベル化していく反面
ソングライティングが嘘のように凡庸だったり(日本のロックと同じでルーツが見えない場合が多い)
逆に曲の書けているバンドはどテーム・インパラのようにほぼワンマンでの宅録だったりする

ようするにロックは、バンド音楽としてはジャズ化していき、ポップ音楽としてはDTM化していったのだよ
で、ここがロックの「メインストリーム不在」感の正体なんだな
イマドラや21パイロッツもDTMだからな

上にあげたMewなんかは北欧のバンドだから傍流も傍流なんだけど、やってる事自体は
バンド・ミュージックとしてのロックを素直に突き詰めた音楽であり
同時代のR&Rリバイバル勢より遥かにハイレベル

しかし「ジャズ化」が著しくマニアックな需要に留まり、大衆へ開かれた音楽とは呼べない