2017年8月7日、台湾・中国時報電子版は、台湾の有名ネット掲示板PTTに「日本の警察官が写真撮影をさせてくれなかった」と書き込んだネットユーザーに対して、非難が殺到したと報じた。

記事によると、同掲示板に投稿された「日本の警察が写真撮影させてくれなかった」と題する書き込みには、

「先日、東京の浅草寺を観光した時に交番を見つけ、日本の警察官を記念にカメラに収めようと思ったら、思いがけないことに阻止されてしまった。あちこちでいろんな国の人が一眼レフで撮影している中で、自分はスマホで撮ろうとしただけなのに。その警察官は不親切そうにこっちに飛んできて、両手で撮影を阻止した。その場で呆然としてしまったよ」と記されていた。

書き込んだユーザーはさらに、「台湾では警察官の取り締まりの様子を撮影してもこんなことにはならない。もし警察官が市民のカメラにぶつかってきて撮影を拒めば、器物損壊や強制罪で訴えることができる。日本ほどの先進国の警察官は台湾より親切なはずなのに、そんなことはなかった」と憤りを示している。

しかし、ほかのネットユーザーたちはむしろこのユーザーの主張に憤りを覚えたようで、

「恥を国外にまで晒した」「台湾の警察が親切だって?台湾ほど警察がバカにされる国があるのか?」「台湾が警察官の撮影を禁止していないからといって、日本が禁止していないとは限らない」「日本はプライバシーを重んじる。現地の習慣を理解すべきだ」「本当に台湾の奥客(モンスター客)だな」といった批判が相次いで寄せられたという。(翻訳・編集/川尻)

http://www.recordchina.co.jp/b186885-s0-c60.html