【シンガポール共同】マレー半島の東西の重要港やマレーシア首都圏などを、半島を横断する形でつなぐ東海岸鉄道の着工式が9日、東部パハン州クアンタンで開かれた。総延長688キロで、2024年7月までの完成を目指す。

中国が進める現代版シルクロード経済圏構想「一帯一路」の一環とされ、事業費550億リンギット(約1兆4100億円)の85%を中国の銀行が20年間低利で融資。中国のインフラ建設大手「中国交通建設」が受注した。

完成すれば、タイ国境近くからクアンタンの港までマレー半島の東海岸を通った後、半島を横断して首都クアラルンプール周辺や西海岸のクラン港までを結ぶ。

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