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▲国会で就任式を終えた文在寅大統領が5月10日、国会大路で市民に手を振り挨拶している=資料写真//ハンギョレ新聞社

 2017年「今年の国家」に韓国とフランスが選ばれた。英国の経済週刊誌「エコノミスト」が選び、今年一年の韓国社会の動きと成果を国際社会がとても肯定的に評価していることを示す傍証と言える。

 同メディアが2013年から選定してきた「今年の国家」の選定基準は、一年間より良い方向で明確な変化を見せたり、世界を明るくさせた国ということだ。ただし、すでに国際社会から不良国家と烙印を押された国は、いくら驚くべき仕事をしても検討対象から除外される。

 「エコノミスト」は「今年韓国は特別な一年を送った」として、北朝鮮のミサイル威嚇を「沈着かつ品格をもって」耐え抜きながらも、韓国国内の改革を成功的に遂行した点を高く評価した。同メディアは、今年韓国が処した状況について、外では北朝鮮の威嚇により緊張が大幅に高まった点を、内では大規模デモと特検の腐敗捜査が朴槿恵(パク・クネ)大統領の弾劾と収監につながった点を挙げた。

 「エコノミスト」は、朴槿恵の後に続いた文在寅(ムン・ジェイン)大統領はこうした内外の難しい事態にうまく対処したと指摘した。まず、高高度防衛ミサイル(THAAD)の配備に対する中国の拒否事態をよく解決した。また、トランプの韓米FTA再協議要求も丁重に延期させた。対内的には韓国一の財閥であるサムスンの首長であるイ・ジェヨンを収監した。「要約すれば、韓国は常時的に核災難の脅威を受けながらも、国内政治の浄化に大きな前進を達した一年であった」と同メディアは評価した。
(後略:フランスについて)

クァク・ノピル先任記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
http://www.hani.co.kr/arti/science/future/824338.html
韓国語原文入力:2017-12-20 15:49訳J.S

ソース:ハンギョレ新聞日本語版<英国「エコノミスト」誌、「今年の国家」に韓国とフランスを選定>
http://japan.hani.co.kr/arti/international/29296.html