2018年6月20日、韓国・ノーカットニュースによると、19日に生中継されたワールドカップ(W杯)ロシア大会1次リーグH組第1戦の日本対コロンビアの試合で、日本のサポーターの中に「旭日旗」が見られなかったことに、韓国教授が安堵(あんど)のコメントを発している。

記事によると、数年前から「旭日旗」撲滅のための活動を行っている韓国・誠信(ソンシン)女子大学の徐敬徳(ソ・ギョンドク)教授は「W杯の日本戦の中継に旭日旗が登場していたら、それを知らせる連絡が来ているはずだが、幸い、メールやSNSなどを確認してもそのようなニュースはない」とコメントした。

徐教授は「戦犯旗(旭日旗)は第2次世界大戦で日本が周辺国を苦しめていた時に先頭でたなびいていた旗。日本帝国主義思想の象徴だったが、そのような歴史認識を無視したまま、スポーツの応援に旭日旗を用いてきたこと自体が話にならない」とし、「最大の問題は欧州や米国でも旭日旗が日本を代表するデザインと認識されている点」と指摘した。

日本の応援に旭日旗が登場しなかったことについて、大韓サッカー協会関係者は「もともとFIFA(国際サッカー連盟)は、試合での宗教的または政治的な行為を禁止している」とし、「W杯だから特別に(旭日旗の使用禁止などに関する)指示が下されたとみるのは難しい」と説明した。また「W杯では、事前に安全などに関する事項が公知され、会場への入場手続きから、そのような(旭日旗連想させる応援グッズなど)ものは徹底的に監視される。私たち(大韓サッカー協会)が事前に別途で(FIFA側に)旭日旗に関する要求はしていない」とした。その上で「競技場ごとに保安要員やFIFAから派遣された安全担当者がおり、事前のミーティングで各チームに徹底した関連教育が実施された。試合当日は旭日旗を発見したらすぐ回収していたのだろう」と話したという。

(以下略、続きはソースでご確認下さい)
https://www.recordchina.co.jp/b617720-s0-c50-d0124.html