中国メディア・捜狐は18日、日本政府による半導体原材料の輸出規制強化に対し日本製品のボイコットが呼びかけられている韓国で、日本メーカーのビールを1杯10万円近い値段で売る店が出現したと報じた。
記事は、「日韓の経済摩擦がさらにエスカレートする中で、日本製品ボイコットがすでに韓国の一部都市から全国に蔓延した」との韓国メディアの報道を紹介したうえで、韓国のある飲み屋には「日本のビール1杯100万ウォン(約91万7000円)」というとんでもない値段の張り紙が掲示されており、韓国における日本製品ボイコットの象徴的な事象になっていると伝えた。

また、韓国ではすでに3600の中小企業や2万3000店舗あまりの商店がすでに日本製品を撤去しており、日本メーカーのビール消費量はこの2週間で20%以上減少し、一部店舗ではすでに販売を停止したと紹介している。
さらに、韓国は自国内の日本車販売台数と日本国内の韓国車販売台数に大きな差があることを利用して、自動車分野で対抗措置を取ることを検討していると説明。
現時点ではまだ発動しておらず、いつこのカードを切るかは分からないと伝えた。

記事は一方で、韓国メディアが「韓国での日本製品ボイコットの動きは過去25年間で4度発生しているが、一度も成功していない」という日本人記者による文章を取り上げたことを併せて紹介した。
ますます過激化する感のある韓国国内の日本製品ボイコットは、果たしてどこまでエスカレートしていくのか。

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