県内を含む1都6県のドラッグストアから化粧品やサプリメントなどを大量に万引きしたとしてベトナム人の男が9日までに起訴されました。
知人の男2人とともに万引きを繰り返し、被害は1万1000点あまり、およそ3000万円相当にのぼるとみられるということです。

警察によりますと、ベトナム国籍の住所不定・無職のトン・ヴァン・ティン被告は(23)ことし4月、県内のドラッグストアで化粧品など401点、およそ92万円相当を盗んだとして逮捕、起訴されました。
知人のベトナム国籍の男2人とともに、店内を物色して商品を袋に詰め込む役、袋を回収して車に積み込む役などの役割分担をして盗みをしていたということです。
3人は去年4月ごろからことし4月中旬にかけて、県内や埼玉県、群馬県など1都6県のドラッグストアで、盗みを繰り返し、被害はあわせて1万1437点、およそ3000万円相当にのぼるとみられるということです。
3人は盗んだ商品を国際宅配便を利用してベトナムに送り、それによって報酬を得ていたということで、警察はほかにも関与した人物がいるとみて調べています。

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NHKニュース 09月09日 18時21分
https://www3.nhk.or.jp/lnews/utsunomiya/20200909/1090007765.html