「李在明」人気が加速している

文在寅大統領の任期は2022年5月10日までである。

 にもかかわらず、韓国社会ではすでに次期大統領が誰になるかについて関心が高まっている。

 文在寅大統領の経済、外交などの国政運営全般に対する失望から、現政権よりは次期大統領に期待をする心理が作動しているためであろう。

 最近の世論調査で文在寅大統領の国政遂行に対する肯定的評価よりも、否定的評価が高く出ているのをみれば、ある程度、このような心理を後押ししていることは確かのようである。

 さて、去る9月17~19日にかけて韓国の世論調査専門会社4社が、全国の満18歳以上の男女1017人を対象に全国指標調査(National Barometer Survey)をした結果を20日に発表した。

 そして、次期大統領選候補の適合度調査の結果、現・政権与党の「共に民主党」所属の李在明・京畿道知事と李洛淵(イ・ナクヨン)同党代表がそれぞれ24%の好感度を示し、野党候補を大きくリードしていると出た(標本誤差95%信頼水準で±3.1%、回答率30.3%)。

 韓国では、定期的に各種世論調査を通じて、次期大統領選候補の適合度や好感度を発表しているが、いつも政権与党の李在明氏と李洛淵氏が、野党候補を大きくリードし、1・2位を争っている。

 今のところ、大きな異変がない限り、次期大統領は「共に民主党」の候補が当選するという見通しが支配的だ。

 ここで一つ注目すべきことは、最近になって李在明京畿道知事の人気が急上昇しているということである。

 今回の調査を見ても、適合度では李在明氏と李洛淵氏の両者が24%で同じだったが、好感度調査では李在明知事が56%、李洛淵代表53%で、誤差範囲内ではあるが、李在明京畿道知事がリードしている。

 そして、その躍進が尋常ではないのだ。

全文はソース元で
https://news.yahoo.co.jp/articles/75885131c75f572b72742520c7b39c4e17f65eff
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