>>394
アームの水平トラッキングエラーは盤上の2点まで(0点〜2点)で0にでき、通常盤上の2点で0になるようにするが、盤上のどこで0となるようにするかには設計法がある。
水平トラッキングエラーはA:最外周、B:上記2点の間、C:最内周、の3点で大きくなる可能性がある。
しかし問題は水平トラッキングエラー自体ではなく、水平トラッキングエラーにより発生する歪である。
水平トラッキングエラーによる歪は線速度が低いほど大きくなるので、内周では水平トラッキングエラーを小さくしなくてはならないが、しかし最内周で0にするのが最適とはいえない。
最内周より少し外側で0とし、上記A, B, Cで発生する歪が同じになるようにするのが、盤上のどの位置でも歪が最も小さくなり最適と考えられる。