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創発としての言語及び記号論について
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0001考える名無しさん
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2022/05/03(火) 05:16:28.420
言語や記号は、単なる実用的な機能を有するだけでなく、新たな価値を形作る
創造的な機能が備わっている。よって、創造的な記号を生成することは、
新たな社会的なコード、すなわち、新たな価値観を形成することと等価になるであろう

ドゥルーズは、このような言語や記号の有する特性を差異化のコードとして
表現した。実用的な言語が静的な意味の収束を志向するのに対して、
創造的な記号は未知の新たな意味を志向するものとなる。そうした記号は、
自ずと生命のようなものを内包し、自らを分岐させ(差異化の運動)、進化への
可能性をあらゆる方向から探索していくのだ

また、社会が有する閉塞感の理由に、言語や記号が実用的な機能の中だけで
閉塞している状態、つまり、言語と記号のマンネリ化にもその原因が考えられる。
以上のことから、新たな言語や記号、もしくはその体系を創出することが、
そのまま新たな価値観、行動モデル、哲学の構築、社会的な閉塞感の打破にも
つながると考えられる
0002考える名無しさん
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2022/05/03(火) 05:22:35.300
それが真の記号であるなら、それは有機的な記号であるはずである
0003考える名無しさん
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2022/05/03(火) 05:23:52.270
有機的な記号とは、生命系のような記号という意味である
塩基配列をイメージすると分かりやすいだろう
0005考える名無しさん
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2022/05/03(火) 05:42:17.250
ピクトグラムという図も記号であり、それは何かを指示している。だが、それも常に
一意であるとは限らず、異なるコンテキストの中へ外挿され、そこで異なる意味を
発現させることもあるだろう

これを転移と呼んでもいいかもしれない
もしくは、モノの破壊
0007考える名無しさん
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2022/05/03(火) 05:48:12.960
人は、常に記号や言語に反応している。SNSを少し覗けば、すぐに理解できることだ
人が記号に反応するのは、人が記号だからである
0008考える名無しさん
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2022/05/03(火) 05:50:27.800
だから街を歩いているのは、本当は人でない
道路を走っているのは、本当は車ではない

記号が歩いているのだ
記号が走っているのだ
0009考える名無しさん
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2022/05/03(火) 06:11:54.230
哲学の創始者とされ、数学者でもあった古代ギリシャ哲学者のタレスは
「万物の根源は水である」と述べた。

これは、少し誤りである。なぜなら、水はH2Oなのであるから、
「万物の根源は記号である」と述べれば正しくなる。

この文の記号の箇所には、どんな対象が置かれてもいい。
だが、それが何であれ、結局、それは記号へと還元されるものと言ってよいだろう
0010考える名無しさん
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2022/05/03(火) 06:29:23.170
モノ、製品、自然、言語、人、イデオロギー、機械、抽象、科学、国家、想像、神、死

こうしたものも全て記号として考えれば、全てが同一平面上に配置される
そこでは、全てが等価になりうることが分かる。つまり、記号化を経れば、
全ての対象は、同じ地平にある等価なものとして表現することができる

これを記号化による無差別化と呼ぶことにしよう
0011考える名無しさん
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2022/05/03(火) 06:43:46.640
「AI 人間 機械 動物 植物 無機物」

よく人は、AIと人間のいずれかが優れているか、
また、人間と動物を比較して、そのように述べる者も多い

これも対象を単なる記号の違いである、と解釈すれば、
そこにあった恣意的な優劣の基準は解消され、等価なものとして併置される
0013考える名無しさん
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2022/05/03(火) 06:57:44.130
たとえば、右手と左手、どちらが優位であろうか。利き手であれば人それぞれで
あるが、優位性については、いずれか一方の側の手が優れている、あるいは、劣っている
ということもあるまい

なぜなら、右手も左手も、本質的にはただの記号に過ぎないからである
同様のことは、男/女、明/暗、寒/暖,生/死についても言える

それは、ただの記号の違いに過ぎないのである
記号として考えれば、それらは等価である
0014考える名無しさん
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2022/05/03(火) 07:32:15.660
また、記号の特徴としては、記号は他の記号へと容易に置換できる、ということだ
海をSeaと言ってもいいだろうし、(ディズニー・)シーでも、ウミ、うみ、umi,
青の記号、で表してもいいだろう。置換しえない記号というものは、
この世界には存在しない

そして、記号が置換されるということは、そこに動きや動線ができるということだ
また、動きには時間が伴い、空間を必要とする

すなわち、記号は自らの存在と働きによって、時空をも生成しているのだ、
想像上の時空も含めて
0015考える名無しさん
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2022/05/03(火) 07:41:50.400
宇宙の創生にはビックバンがあったと言われているが、正確に言えば最初に
記号の創生があったのではあるまいか。原初の巨大な一撃としての記号の爆発的創生が
そして、ダークマターやダークエネルギーは、未知の記号である
0016考える名無しさん
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2022/05/03(火) 07:58:01.660
お前のはただの言葉遊び
哲学したいなら悪魔に魂売らないとね
0017考える名無しさん
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2022/05/03(火) 08:00:14.330
記号というのは無機・抽象的なものと考えられがちだが、実際は記号が動くのを
見れば、そこに有機的な生命の萌芽のようなものが窺えることだろう

たとえば、SNS上で、誰かに「●ね!」と言われて、本当に自殺している人も
いる。「●ね!」はただの記号のはずなのに、なぜ、他人をそこまで動かすことが
出来るのか。これは、言語や記号を有機物として考えると、そうした物理的な反応が
生じてもおかしくはない、ということになる

意識や無意識、心や精神も記号でできたもの、と考えると上記の反応もある程度は
理解できるのだ
0018考える名無しさん
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2022/05/03(火) 08:15:46.440
ウェブサイトには頻繁に更新が入るので、それで記号が動いていることが実感される
だろう。チラシに書かれた記号なら、それは印刷所から配達先まで、のちには
廃棄先まで動いていることが分かるだろう。ここのスレッドでもそうだ。
記号の位置と場所が常に変わっていく。ハガキも動き、書類も部署間を動く。
名刺は顧客へ渡る

つまり、記号は動いている、すなわち生きているのだ
記号は生命系を内包している
0021考える名無しさん
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2022/05/03(火) 14:14:28.710
>>1
に書いてあるドゥルーズの言っていることの意味を理解できてないから
2や3や4みないた的外れなことを主張する破目に陥っている

実用的な言語が「静的な意味の収束を志向する」
創造的な記号が「未知の新たな意味を志向する(差異化の運動)」
このことについてちゃんと考えてみて
0022考える名無しさん
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2022/05/03(火) 16:11:51.260
>>21
別にドゥルーズ論をやりたい訳でないので、そこはこだわっていない
そこは君が詳しいんだから、詳述してくれればいいよ
0023考える名無しさん
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2022/05/03(火) 16:16:43.160
たとえば、記号を扱うといってもプログラミング言語や科学的述語、契約文書などは
記号を静的に機械的に一意的に扱わねばならないのに対して、人間が言語という
記号を扱う場合は、意味を巡るノイズであったり、エラー、もしくは解釈の違いによる
差異が発生する。哲学板で議論が発生するのも、こうした差異を巡った運動である
と考えれば、事情はつかみやすくなることだろう
0025考える名無しさん
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2022/05/03(火) 16:26:11.090
つまり、記号を解釈したり、実用する主体が機械でなく人間である限り、そこに
必然的に人間的な差異やズレが発生してくる。もちろん、機械にもエラーや故障は
あるが、その内容はおおよそ固定されがちなものとなる

だが、人間の場合の記号を用いたエラーは、一種の創造性であったり、創発を
促すような契機にもなりうるのだ。これが差異を生んだり、新たな系統や経路、
インターフェースを発見・発明したりすることの契機にもなる

すなわち、人間の記号使用には創造的な飛躍への契機があるのだ
0027考える名無しさん
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2022/05/04(水) 02:11:26.400
数学で用いられる記号は、基本、一対一対応が求められている。根であれば、
正負の根が求められたり、n重解もあるが、それも一対一対応のようなもの、と
みなすことができるだろう。つまり、数学上の解は任意に変更できない、という意味で

集合論だと、可付番集合で一対一対応、もしくは一対一写像で要素間を一意に
対応づけることができる。ℵは、ヘブライ語でaの意味であり、ℵ_0 ならアレフ・ゼロで
一番小さな無限集合になる。また、無限集合の一対一対応で興味深いのは、
集合全体と、その部分集合の大きさが同じになることである。

たとえば、自然数の集合と偶数の集合は、無限集合の場合、同じ大きさの集合になる
ので、どちらもℵ_0 という同じ濃度、基数を持っていることになる
0029考える名無しさん
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2022/05/04(水) 04:32:12.420
有理数だけでなく、代数的な数も自然数と同じℵ₀と
同じ濃度、基数になっている。以下は、代数的な数の例

α = ∛(2-√2)
この両辺を3 乗すると
α³= 2-√2 となり、これを式変形すると、

(α³ – 2)² = 2
α⁶ – 4α³ + 4 = 2
α⁶ – 4α³ + 2 = 0

この6次方程式を解くと、2つの実解と4つの複素解が
が得られて、6つの根が得られたことになる
https://ja.wolframalpha.com/input?i=x%5E6+-+4x%5E3+%2B+2+%3D+0
0030考える名無しさん
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2022/05/04(水) 04:32:45.480
ここでのポイントは、より複雑な数にみえる代数的な数であっても
濃度や基数で考えれば、それは自然数と一対一対応している
同じ集合の大きさの数のℵ₀として表される、ということ

あと、普通の文字だけでなく、上記の方程式にある累乗や指数は、
すべてUnicode上の記号で一対一対応させて表記することができる。
つまり、数学で用いる記号は、他の方法でも表せるとはいえ、
比較的に静的・固定的であると考えられそうだ
0031考える名無しさん
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2022/05/04(水) 04:49:35.790
>>30
ここで言っている代数的な数とは、代数方程式の根となっているような数のこと
を意味している。

>>29http://ja.wolframalpha.com/input?i=x%5E6+-+4x%5E3+%2B+2+%3D+0
にある6つの根などが、そうした一例。複素数まで入ってくるので、自然数と
比べると、代数的な数は、だいぶ複雑に見えるし、自然数よりずっと多く存在する
ように見える。でも、濃度で考えれば、代数的な数は、自然数と同じ集合の大きさ
として表される
0032考える名無しさん
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2022/05/04(水) 05:02:55.300
直感的に考えて、自然数と比べて、有理数や代数的な数の方がずっと多く
感じられるので、集合の大きさも異なるように感じられる

だが実際には、自然数と、有理数や代数的な数は、論理的に一対一対応づけが
できるので、同じ集合の大きさとして、すなわち同じ濃度のℵ₀として表されてしまう。
この場合はもちろん、有理数や代数的な数の集合の部分集合が、自然数の集合という
ことになるから、偶数>>27との場合はそこが異なる点ではあるが
0033考える名無しさん
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2022/05/04(水) 11:46:15.690
アフォーダンス理論も記号論の文脈に移植して捉えることができそうだ
主体は、外界に埋め込まれている様々な記号表現(記号現象)から記号内容
(意味)を引き出し、身の周りの環境を自己の望む形で構築する。また、主体自身も
記号現象と言えるので、主体としての記号xが外界の記号yにアクセスして
相互作用していると言える

構造主義的に言えばベクトルがこの逆になって、外界に埋め込まれた記号
の方が主体へと作用して、主体の経験や行動を変容する、と表現してもいい
だろう。アフォーダンス理論は、こうした構造主義の考え方に近い。

外界に埋め込まれたさまざまな記号現象が、記号現象としての主体を形成するのである
0034考える名無しさん
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2022/05/04(水) 11:47:10.810
https://www.worldcolor.co.jp/column/kanai1708-affordance/
アフォーダンス理論(Affordance)は、アメリカの心理学者J・J・ギブソンが提唱した、
認知心理学における概念です。これは「与える・提供する」という意味の「アフォード(afford)」
という言葉から名付けられた造語で、物が持つ形や色、材質などが、その物自体の扱い方を
説明しているという考え方です。
0036考える名無しさん
垢版 |
2022/05/04(水) 21:01:54.470
記号表現は、真逆のベクトルを自らに内包している。その一つは同一性・アイデンティティの
ベクトルであり、もう一つは、排他性・差異化のベクトルである。コインの裏表のように
記号にはこの真逆の性質が貼り合わされている

たとえば、1やaは、それ以外の2とbからは区別されるので、そこに記号としての
同一性である1やaを構築しているといえる。またこの同一性は、2やb、もしくは
それ以外の記号に対しては、排他性としても現れるので、ここに差異化の運動や
分節化を認めることができる

つまり、記号表現は、同一性かつ差異化の表現として表示される
0037考える名無しさん
垢版 |
2022/05/04(水) 21:14:43.420
記号表現が意味内容は、そのコンテクストやコード(法)に依存し、場合によっては、
イデオロギー性を発現する場合がある。

たとえば、記号や言語として考えれば、ロシア、ウクライナは単に国の名前であるに
過ぎない。だが、今の国際情勢でロシア、ウクライナと表記すれば、そこにすでに
特定のイデオロギーや価値の介在があることが窺えないであろうか

「ウクライナ頑張れ!」であれば、現在なら、まさかウクライナのアスリートを
応援していることは考えにくいだろうし、これだけでこの文、すなわち記号群が
特定のイデオロギーに対する話者の信念が内包されていることが分かるだろう
これが、「ロシアは悪くない!」であれば、この記号群には逆のベクトルのイデオロギー
が内包されていることが容易に推論される
0039考える名無しさん
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2022/05/04(水) 21:27:28.640
同様に、記号表現には背景知識、コンテストへの理解が必要とされる
そうした背景知識がない者にとっては、記号表現はただのインクの染みのような
ものに過ぎなくなる

「僕は、毎日顔本使ってるよ」

という文や発話を見たり聞いたりしても、背景知識がない者にとっては意味内容が
つかめない。だが、SNSについての背景知識がある者なら、顔本=Facebookのことを
指していると分かり、この人は毎日、Facebookを利用しているのだなと理解できるようになる
0041考える名無しさん
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2022/05/04(水) 21:31:31.620
>>1
満湖
0042考える名無しさん
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2022/05/04(水) 21:31:32.090
>>1
満湖
0045考える名無しさん
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2022/05/05(木) 19:18:48.280
記号
きごう
sign

一般には,符号や目印と同様に,約束に従ってある表象によってそれとは別のものを指示する
ものをいう。しかし今日,記号は数学,論理学,認識論,社会学,心理学などの分野で
重要な概念となりつつある。この場合,記号は一つの対象であるが,他の事象の本質を
表象するものであり,記号によって認知された表象が,記号のもつ本来の意味とされる。
すなわち記号は意味のにない手であり,命名法の一種でもある。

ここから記号は,人間の思考作用の本質にかかわるものとされ,哲学者 R.カルナップは
「記号分析こそ哲学の課題である」と明言している。なお,記号がその意味と分ちがたい
内的一致を保持しているとき,それは「象徴」と呼ばれる。 E.カッシーラー,S.ランガーや
C.モリスなどが記号論の分野で活躍し,現代フランスの構造主義などでも記号論は大きな役割を占めている
0046考える名無しさん
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2022/05/05(木) 19:22:41.620
記号
きごう
symbol 英語
Symbol ドイツ語
symbole フランス語

哲学的にこれに対応するヨーロッパ語は、ギリシア語のσμβολον/sýmbolonに由来し、
これには「割符」の意味があった。つまり、aを見てbを知ることができたときに、
aがbの記号だといわれたわけである。この意味では、象形文字、数字、絵などが
記号の代表的なものである。しかし、表音文字でつづられた文も全体として
一つの情報を表している限りでは記号であるし、音楽も記号としての役割を演ずる
ことがある。やがて、表音文字のように、それ自体では意味がなくとも文の素材に
なるものも、記号とよばれるようになった。

論理記号や化学記号のように、専門家でないとその使い方がよくわからないものを
記号の代表のように考える人も多い。コミュニケーションに使われるものだけではなく、
儀式のように、共有されることに意義のある事象を記号に数えることもあり、現代では
「記号」は、きわめて広義な概念になった。
0047考える名無しさん
垢版 |
2022/05/05(木) 19:26:17.710
社会習慣的な約束によって、一定の内容を表すために用いられる文字・符号・標章などの総称。
言語も記号の一つと考えられる。広く交通信号などから、象徴的なものまでを含む。
また、文字と区別して特に符号類をいうこともある。しるし。符号。「元素記号」「音声記号」

[用法]記号・符号――「記号」は広く、言語・文字・各種のしるし・身振りなどを含む。
学問の用語としても用いる。「文」は漢字であると同時に、地図では学校を示す記号である。

◇「符号」は、文字を除き、図形・音声・光・電波などのしるしについて使うことが多い。
◇記号と符号の相違にはあいまいな面もある。目印として付けた〇は符号だが、
地図上の〇は記号である。一般的に、ある体系の中でのしるしは記号だが、
「モールス符号」「正(負)の符号」のような例外もある。
0048考える名無しさん
垢版 |
2022/05/05(木) 19:29:19.530
一般に,ある対象の代替物として,その対象を喚起することによりそれを表象するもの.
パース(Charles Sanders Peirce 1839-1914)は広義の記号を事実的類似に基づく図像(イコン),
事実的隣接に基づく指標(インデックス),文化的隣接に基づく象徴(シンボル)に区分した.
なお,ここでは説明の便宜上,対象としての実体とその表象という二分法を利用して
記号を定義付けたが,ソシュール(Ferdinand de Saussure 1857-1913)は,記号の対象と表現の
二分法は記号体系の二次的作用であるとしている.
0049考える名無しさん
垢版 |
2022/05/05(木) 19:30:06.300
ある特定の機能や内容を、わかりやすく表現するための図形や符号などのこと。
記号で表現することで、視覚的に内容を理解できるようになる。記号の例として、
算術演算子などがある。また、プログラミング言語では、命令・レジスター・アドレスなどを
表現する文字列のことも記号という。
0050考える名無しさん
垢版 |
2022/05/05(木) 19:32:00.950
もっとも広い意味での記号とは,〈ある事物・事象を代理するもの〉のことをいう。
この代理の生理学的メカニズムはI.P.パブロフによって明らかにされた。食物摂取による
唾液分泌は無条件反射だが,犬に食物を与える際にブザーの音を聞かせておくと,
犬はブザーの音を聞いただけでも唾液を分泌するようになる。これを条件反射といい,
ブザーの音は食物・食事の記号ということができる。

パブロフは視覚,聴覚,触覚などの刺激とその条件反射を第1次信号系,自然言語と
その発話にともなう諸反応を第2次信号系と名づけた。
0051考える名無しさん
垢版 |
2022/05/05(木) 19:33:51.490
(1)コミュニケーション論,記号論などの用語で,〈信号〉〈記号〉〈合図〉などと訳される。
英語の原義には,神や自然から人間への〈しるし〉というような意味が強い。記号信号

(2)署名。英語の動詞〈sign(署名する)〉の意味から,日本語の慣用語となった言葉
0052考える名無しさん
垢版 |
2022/05/05(木) 19:36:36.770
(1)コミュニケーションにおいて用いられる記号signの一種。一般に,ある事物Aが別の事物Bを意味するとき,
AをBの記号と呼び,BをAの指示対象referentと呼ぶ。たとえば〈いぬ〉という言葉はイヌという動物の
記号であり,後者は前者の指示対象である。

人間が用いる記号は通常,〈象徴symbol〉と〈信号signal〉に分類される。象徴が指示対象を
表象しそのイメージを喚起することによって,論理的・抽象的思考を可能にするのに対し,
信号は特定の感情を表現したり行動を指示したりすることによって話し手の態度や聞き手との
社会関係を表示し,環境への有効な適応を可能にするものである
0053考える名無しさん
垢版 |
2022/05/05(木) 19:55:18.730
> 記号は,人間の思考作用の本質にかかわるものとされ,哲学者 R.カルナップは
「記号分析こそ哲学の課題である」と明言している。

つまり、記号論はそのまま哲学であり、存在論にも認識論にもなり、すべての対象を
包括する射程を持つ思考・認知モデルになりうるということ
0054考える名無しさん
垢版 |
2022/05/05(木) 22:09:41.780
冪乗集合(Power Set)

集合Aのすべての部分集合からなら集合をAの冪集合といい、
ρ(A) または2ᴬ などと表す

たとえば、A = {a,b} の冪集合なら、ρ(A) ={φ,{a},{b},{a,b}} で4個の部分集合を持つ
この時、2ᴬ = 2² なので、4個となる。アイデンティの問題で注目できることは、要素aは
個別として見た場合、単一性であるが{a}、同時に、{a,b}という複数の中での要素にも
なるので、aは単一(アイデンティティ)、かつ、複数である、と表現できる

つまり、数学を記号論として考えた場合、数は単一性(アイデンティティ)、かつ、複数・数多性
でもある、ということになる
0057考える名無しさん
垢版 |
2022/05/05(木) 22:24:11.870
>>54
ρ(A) ={φ,{a},{b},{a,b}} において、
{a}と{b} は、要素の数が1となるA={a,b}の冪集合の部分集合 --→ 単一性・アイデンティティ
{a,b} は、要素の数が2となるA={a,b}の冪集合の部分集合 --→ 複数性・数多性

よって、数や集合の要素は、単一性、かつ、数多性を併せ持つと表現することができる
φは要素の数が0となるAの冪集合の部分集合のこと
0058考える名無しさん
垢版 |
2022/05/05(木) 22:45:58.020
B = {φ} の冪集合の場合は、ρ(B) = {φ,{φ}} となる

φは、要素の数が0となるB = {φ} の冪集合の部分集合
{φ}は、要素の数が1となるB = {φ} の冪集合の部分集合、すなわち、= B

ρ(A) = 2ᴬ = 2¹ なので、Bの冪集合は2つの部分集合を持つ
0059考える名無しさん
垢版 |
2022/05/05(木) 22:50:10.960
集合論において

a : 集合の要素
{a} : aを要素とする集合
{{a}} : 集合{a} を要素とする集合
0060考える名無しさん
垢版 |
2022/05/06(金) 21:58:12.860
人間の記号操作の特徴としてあるのは、記号(表現)を固定的、固有名詞的な
指示物(オブジェクト)として捉えるのでなく、意味(内容)として捉えることができる点に
ある。記号を意味として捉えられれば、事後的な意味の拡張が容易になる。そこに
認識における融通性や柔軟性ができるのである。

その一方、AIや機械の記号操作は、対象や記号をオブジェクトとして捉えることに
その特徴がある。そのためAIでは「記号接地問題」や「フレーム問題」が発生する。
つまり、定義を超えた事例や現象を定位できないため、外界の処理が停止状態に
追い込まれやすいのだ。
0061考える名無しさん
垢版 |
2022/05/06(金) 21:58:31.600
たとえば、前にも出した例だが、「やばい」という発話は、現代ではその意味内容が
昔と大きく異なっている。カフェでスイーツ女子が2人いて、注文したスイーツを
一口食べたあと、「これ、やばい」と言えば、それはそのスイーツに毒物が入ってたとか、
ゴキブリが混じっていたとか、不味い、という意味でなく、超美味しいくらいの意味
で使っていることは現代人で、特に若者世代であれば容易に想像がつく

この2人のスイーツ女子は、そのあとiPhoneでインスタにこのスイーツの画像と
「このスイーツ、やばいわ♡」みたいなコメントをアップロードするのである。
0062考える名無しさん
垢版 |
2022/05/06(金) 21:58:58.810
AIや機械の場合は、これを辞書的にそのまま「やばい」と解釈するので、悪いという
ようなネガティブな状態を指す指示物として、それを解釈してしまうのだ。
だからAIが内蔵された自動ウェイトレスロボットであれば、「これ、やばい」という
このカフェでの女子の発話を認識すると、ただちにそのスイーツに異変があると解釈して、
それを交換するように行為し始めるかもしれない。

これが、AI・機械と人間の記号操作と解釈の違いである。
0063考える名無しさん
垢版 |
2022/05/06(金) 21:59:23.050
つまり、人間の記号操作・解釈は、
記号の指す指示物(オブジェクト)<<記号の指す意味(内容)

であるのに対して、AI・機械の記号操作・解読は、
記号の指す指示物(オブジェクト)>>記号の指す意味(内容)

となっている、ということである。
0064考える名無しさん
垢版 |
2022/05/06(金) 21:59:52.930
プログラミング言語で「オブジェクト指向」などと言われるのも、こうしたAIや機械の
性質をよく表している。それは、想定されるオブジェクトを事前にすべて登録して置かなければ
対応できないので、想定外のことや状況に対しては簡単にフリーズしてしまうのだ。

こうしたAI・機械の「オブジェクト指向」に対して、人間の記号操作・解釈は意味を
指向しているので、事前にすべてのケースを脳にアーカイブ、登録する必要が
ないのである。既存の指示や解釈を超えた未知なケースに対しては、意味の更新をして、
これに速やかに対処できるのである。

先にあげた「やばい」の例なら、この意味に、ポジティブな意味も加えて置くのである。
0065考える名無しさん
垢版 |
2022/05/06(金) 22:02:12.630
2022年4月17日
グーグル翻訳に英語で「親愛なるロシア人(“dear russians”)」と入力すると、「死んだロシア人(“dead russians”)」というフレーズへの修正が提案される現象がロシアのネットユーザーによって確認され、ロシアの関連当局はグーグルに抗議した。中国メディアの観察者網が14日、ロシアメディアの報道を引用して伝えた。

ロシア通信(RIA)は9日にこの現象を報じ、「他の国の(言葉で)フレーズを入力した場合は、“dear(親愛なる)”の代わりに“dead(死んだ)”とシステムが提案することはない」と指摘した。

また、ロシアのテクノロジー系メディアは、「グーグル翻訳のシステムは機械学習アルゴリズム(問題解決の手順)を使用している。これは、人の手を借りず、アルゴリズムが大量の入力データに基づいて自動的に改善されるものだ。つまり、多くの人が(このパラメータ自体は多くの要因に依存する可能性がある)翻訳したいフレーズとして“dead russians”と入力する頻度の方が“dear russians”よりはるかに高い場合、システムは“dear”はミスだと認識する」と分析した。

ロシア連邦通信・情報技術・マスコミ分野監督庁(Roskomnadzor)は11日、「グーグル翻訳のこのような違反行為は極端主義的な性質を反映している」とし、グーグルに「迅速な措置を取り、ロシアのユーザーに対する侵害を止めるように」と要求した。

RIAは12日、「グーグル社が同社の翻訳サービスが『親愛なるロシア人』というフレーズを翻訳する際に起きていたエラーを修正した」との情報を入手した。グーグルはRIAの問い合わせに対し、「エラーはすでに修正された」と答えたという。
0066考える名無しさん
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2022/05/06(金) 22:09:03.370
>>65
タイムリーなものを誰かが貼ってくれたけど、こういうのもその具体例となる
機械学習は事前に教師学習したものにしか対応できないので、新たな状況では
フリーズしたり、誤った解釈をしてしまう。

画像認識でも黒人をゴリラとして認識してしまったことが、かつて話題になった
0067考える名無しさん
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2022/05/06(金) 22:22:10.200
波平乙
0068考える名無しさん
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2022/05/06(金) 23:04:40.090
また、現代では記号が虚構を生成することも技術的に容易である。
フェイクニュースであったり、フィッシングサイトであったり、そこへ誘導する
迷惑メールも現代では頻繁に入ってくる

技術的にこれらを作ることが簡単なのが、現代のテクノロジー社会である。
たとえば、オバマ元大統領がナチスを称えるような動画を作ることも簡単に
できる。発話上の口唇の動きもAI技術で加工できるため、オバマがその
ようなナチズム思想のユダヤ人差別主義者の提唱者として現れる動画も
簡単に作れるのである
0069考える名無しさん
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2022/05/06(金) 23:05:05.080
つまり、記号は、「偽」の現実を容易に生成できる、ということだ。
これを合法的にやるのが広告会社や電通、マーケティングなどの会社である

これらの会社組織は、表象や記号を操作して、オブジェクトに実態以上の価値が
あるかのように消費者へ印象操作したり、洗脳することを常としている
ステマ要員もいるため、商品レビューさえあてには出来ぬのが現代的な
消費社会である。SNSで特定の政党を応援する金で雇われたbotのことも
最近、話題になったばかりである。

また、現代の日本の政府は、データ改ざんをお家芸としているため、記号が
持つ「偽」の要素に注目すべきなのも、現代の記号社会の特性であろう
0070考える名無しさん
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2022/05/07(土) 07:44:19.270
くそたこ氏ね
0071考える名無しさん
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2022/05/08(日) 00:25:36.400
記号機能とは、あるモノ(オブジェクトx)の代わりとして表すことで、その機能を
果たすもののことである。たとえば、地図上に「文」と表示があれば、それは
学校のことであり、文が○で囲ってあれば、それは高校を意味し、小中学校と
区別できるようになっている

裁判所の記号であれば、立て札を象った形の記号で表され、税務署なら、
そろばんの玉の形の記号で表されている。裁判であれば、かつて裁判内容を
立て札で告示していた、という歴史的由来から、税務署ならお金の計算
が、そろばんの記号のイメージと合致しやすかったからだろう

その他にも警察署を示す記号、消防署を示す記号など、いろいろな
地図記号があるが、普段、それを意識する人は少ないのではないだろうか。
〒の地図記号であれば馴染み深いだろうが、これはかつて郵便を管轄して
いた逓信省の頭文字の「テ」から作られた郵便局の記号である。〒を○で
囲うと郵便局の地図記号になる
0072考える名無しさん
垢版 |
2022/05/08(日) 00:49:09.280
記号表現には、無契的なものと、有契的なものがある。無契的とは、対象(指示物)と
それを指し示す記号の間に、自然なつながりや関連性がみられない、という
意味である。たとえば、私達は「犬」のことを「いぬ」、「猫」のことを「ねこ」と読むが、
なぜ、それを「ぬい」や「こね」と読んだら駄目なのだろうか。仮に、そのような読み方が
辞書で採用されていても、変ではないわけだ。

このように、対象や指示物との自然な関連やつながりが認められない記号のことを
無契的記号、あるいは記号の無契性と呼ぶ。
0073考える名無しさん
垢版 |
2022/05/08(日) 00:49:43.770
たとえば、プログラミングなどで、果物にインデックスを割り当てたいとする。
「りんご」に1を、「バナナ」に2を、「メロン」に3という数記号を割当てる。
1を選択すれば、「りんご」が、2を選択すれば、「バナナ」が、3を選択すれば、
「メロン」が表示されるようなアプリである。この時の、1や2や3が無契的な
記号となる。なぜなら、「りんご」と1の間に、自然なつながりや関連が見られ
ないからだ。それが、「りんご」と3になっても同じことだ

もし、これを「りんご」をredで、バナナをyellowで、メロンをgreenという記号で
指示するようにすれば、そこに、その果物の色と記号の間に自然なつながりや関連性が
見られるようになる。こうした記号の使い方を有契的、あるいは有契性と呼ぶのである
0075考える名無しさん
垢版 |
2022/05/08(日) 02:57:16.960
〠 ㋕㋟j¿ゑƓ 〠
0076考える名無しさん
垢版 |
2022/05/08(日) 07:34:17.130
「人間」という記号、規制中。
0077考える名無しさん
垢版 |
2022/05/09(月) 23:40:43.580
Mをコンパクトなリーマン面とし、
直線束ξ∈H~1(M,O*_)を考える。
 χ(ξ)=dim H~0(M,O(ξ)_)-dim H~1(M,O(ξ)_)-c(ξ)
とおく。
上記は定数であり、直線束ξの選び方によらず定まる。

アーベル微分の空間の次元
 g=dim Γ(M,O~1,0_)
を面Mの種数と呼ぶ。
 2g=dim H~1(M,C)
である。

 χ(ξ)=1-g である

したがって以下がなりたつ

定理6.5(リーマン・ロッホの定理)
Mを種数gのコンパクトなリーマン面とする。
ξ∈H~1(M,O*_)がM上のある複素直線束ならば
 dim H~0(M,O(ξ)_)-dim H~1(M,O(ξ)_)-c(ξ)=1-g
0078考える名無しさん
垢版 |
2022/05/10(火) 05:55:03.640
また、記号内容の区分には、表示義(ディノテーション)と共示義(コノテーション)がある。
「骸骨」というのは、表示義として考えれば骨だけになった死体というオブジェクト、
対象物のことである。「骸骨」は、視覚的にイメージしやすいだろう。
それ以上のレイヤーとして、骸骨には死のイメージなどが象徴的に共有されている。
そうしたより包括的な記号内容のことを共示義という。

「表示義」と「共示義」の関係は縦の関係にある。骸骨という表示義が辞書的な
記号内容の指示物としてあり、その上に死という、より上位の包括的な記号内容を
示すものとしての共示義がある。そのため、骸骨には「不吉な予兆や出来事」などの
共示義があってもいいのかもしれない。

つまり、記号表現に伴う記号内容には、辞書的なスタティックな意味が指す指示物と、
それを包括するレイヤーの象徴的なイメージである共示義というものが存在している
0079考える名無しさん
垢版 |
2022/05/10(火) 05:55:49.660
そして、共示義(コノテーション)はコンテクストに依存している、と言えるだろう
roseの表示義(ディノテーション)は、バラの花だが、恋人へバラを送れば、
そのroseは、愛を指す共示義(コノテーション)にもなっていることになる

また場合によっては、愛ではなく、単なる義理や何かの魂胆があって送っている
だけのケースも考えられるので、そういう時は、またそのroseの共示義は違った
ものとして現れるとも考えられる

例えば、役人や政治家がよく使う「善処します」は、表示義(ディノテーション)としては
なんとか善くなるよう計らう、という意味だが、一般的には「当面、何もする気は
ない、できれば、ずっとやるつもりはないのだが、面倒になるので、そう答えている」
くらいの意味で受け止めるのが世間的な共示義(コノテーション)になるだろう
0080考える名無しさん
垢版 |
2022/05/10(火) 06:01:05.120
〈言語学用語〉

◆デノテーションとは、表現通りの意味のこと。

例:「狼が来た」という表現をその通りに受け止めること。

◆コノテーションとは、デノテーションの影に隠れた意味のこと。

例:「狼が来た」という表現の奥に、そう表現して「自分に関心を持ってほしい」という
狙いがあるとすれば(意識的か無意識的かは問わない)、その狙いがコノテーションということになる。

connotation(特に「デノテーション」に対して)言語記号の潜在的な意味。
デノテーションが普遍的であるのに対し、コノテーションの内容は個人に左右されやすい。
伴示、内示、内示的意味などとも表現される。
0082塩なめくじ
垢版 |
2022/05/10(火) 10:52:01.15ID:AGT+tRmE0
すごい。『記号論への招待』に書いてあったことがそのまま書いてある。
0084塩なめくじ
垢版 |
2022/05/10(火) 12:53:12.11ID:AGT+tRmE0
すでに何か書いてあるものに対して何か書いていけよと語りかける行為について。
0085考える名無しさん
垢版 |
2022/05/11(水) 05:51:16.940
2つの群GとG’ がある時、それが同じ関係のタイプを持っているかどうか、
すなわち、それが同型であるかどうかを見分けるには、GとG’の間に
一対一対応が存在するだけでなく、その一対一対応はGの要素間の
相互関係を、G’のそれに写して持ち越さなければならない

G = {a,b,ab,a-1,e} → G’= {a’,b’,a’b’,a’-1,e’}  「e、e’は単位元」

このような一対一写像を同型写像といい、同型写像のできる2つの群を同型という

写像は、記号(要素や元)を別の記号(要素や元)へ写すので、記号論を扱う上でも
適切な例題になることだろう。また、群には「位数」という概念がよく出てくるが、
有限群の位数は、その部分群の位数で割り切れる、という性質がある

群Gを部分群gで割って得られた新しい群G’を「商群」と呼ぶ
「商群」を記号的に表せば、G’ = G/g となる
0086考える名無しさん
垢版 |
2022/05/11(水) 05:51:54.020
ここで無限群の同型の一例をあげてみよう

正の実数を乗法で結合すると、それが一つの群Gになる。また、正負の実数全体を
加法で結合すると、また一つの無限群G’ができる

ここでψ(a) = ㏒ a というGからG’への一対一対応を取ると、
㏒ (a✕b) = ㏒ a + ㏒ b であるから(対数法則、a,bは正の実数)、これは
GからG’への同型写像を作っていることである。この場合は、単位元が単位元に
写る(e→e’)とは、 ㏒ 1 = 0 であるという意味に他ならない。この場合は、
左辺の1が、乗法の単位元である1を指し、右辺は加法の単位元である0を示している

つまり群の概念を使うと、対数の意味や本質がよく分かることになる。
なぜなら対数とは、正の実数の乗法群を、正負の実数の加法群に写す
同型写像のことだと分かるからである。
0087考える名無しさん
垢版 |
2022/05/11(水) 05:56:50.230
>>85 インバースが表示されないようだ
a-1はa^(-1)のこと、a'-1はa'^(-1)のことを表す
0088塩なめくじ
垢版 |
2022/05/11(水) 07:55:42.71ID:pW/Drafq0
ここは勉強になるインターネットですね。
0089考える名無しさん
垢版 |
2022/05/11(水) 09:07:31.230
数学者(M)と哲学者(P)は、似たところがあるように思える

たとえば、数学者はドーナツ🍩とコーヒーカップ☕を同じもの、すなわち
同相、あるいは位相同型として捉える

>「同相とは、一方の位相空間の点と他方の位相空間の点との間に、それぞれの点の周りでの
『つながり方』を保存するような1対1の対応が存在する」ことである。ざっくりといえば、
「同相とは、2つの位相空間の『つながり方』が等しいとみなせる対応があること」である。

位相空間Xと位相空間Yが同相(あるいは位相同型ともいう)であるとは、
@全単射f:X→Yが存在し、Af:X→Yおよびその逆写像f^(-1):Y→Xがそれぞれ連続である

ということである。@は単なる「点の集まり」としてのXとYが同一視できること、
Aは@の同一視がさらに「各点の近くでの点のつながり方」も保存していることを言っている
0090考える名無しさん
垢版 |
2022/05/11(水) 09:08:06.270
「同じ川には二度と入れない」は、哲学者のヘラクレイトスが述べたことだが、
確かに同じ川など、どこにも存在していないのである。その点で同じ人間もいないし、
同じ物もない。クォークレベルで考えると、この言明はさらに真実味を帯びてくる

先にあげたトポロジーの数学者とこの哲学者に共通しているのは、目の前に見えて
いる外観にとらわれることなく、本質だけを抽出していくという認知的なスタンスで
ある。数学者なら、ドーナツ🍩とコーヒーカップ☕に同じ性質(円周と同相)を読み取るし、
哲学者なら、人々が当たり前と思っている同じは、実は存在していない、と指摘している

どちらも現象の表面上の違いや同一性にとらわれることなく、現象の本質にアプローチしよう
としている。この時、数学者(M)と哲学者(P)は、類似の地平に立つ。そのため歴史的にも、
数学者と哲学者を兼ねた者が多かったことも、少しも不思議ではないのである

つまり、数学者(M)と哲学者(P)は認識者の型として考えれば、同じ型を持つ記号操作者である
0091考える名無しさん
垢版 |
2022/05/11(水) 09:50:01.210
ビンビンやで〜
0092考える名無しさん
垢版 |
2022/05/11(水) 09:51:29.430
びんびんこしよう♫
0093考える名無しさん
垢版 |
2022/05/11(水) 09:59:49.410
ビンビンやで〜
0094考える名無しさん
垢版 |
2022/05/12(木) 03:57:29.130
x² + y²は、実数の範囲では因数分解できない。だが、複数平面などを学習し, 虚数単位iの
概念を学ぶと、x² + y²という2次同次式は、x² + y² = (x + yi)(x − yi) と因数分解できる
ようになる。実部をx, 虚部をyとする複素数z = x + yiの複素絶対値|z|(ノルムとも言う)
の2乗は、|z|² = zz̅ = x² + y²であるという話に他ならない。ここでz̅ = x − yiは、zの
複素共役と呼ばれる。また複素数全体の集合を複素数体という

ここでは、虚数単位iだけを使っているが、ここにj, k という虚数単位を加えて複素数体を
拡張したものが四元数体(超複素数体)である。
0095考える名無しさん
垢版 |
2022/05/12(木) 03:58:09.280
四元数体(超複素数体)の世界では、虚数単位j,kを使って複素数の世界を拡張し、

p² + q² + r² + s² = (p + qi + rj + sk)(p − qi − rj − sk) と因数分解できる
(p, q, r, sは実数)

四元数(quaternion(クォターニオン)とは、複素数を拡張した数体系であり、
虚数単位 i, j, k を用いて

  a + bi + cj + dk と表せる数のことである。ここで、a, b, c, d は実数であり、
i² = j² =k² = ijk = −1 …(1)である。このとき 1, i, j, k は、実数体上線型独立である
0096考える名無しさん
垢版 |
2022/05/12(木) 03:58:34.950
ℍ (四元数体(多元体、斜体)・ハミルトン)のi,j,k間の可能な積は、
上記の(1)の式からすべて導き出せる。たとえば、

 ij = k, jk = i, ki = j,
 ji = − k, kj = −i, ik = −j などである

この時、四元数は、基底元間の積に関して交換法則が成立していないことに注意する
たとえば、 ij = k, ji = −k となっていることなどから分かる
つまり、四元数ℍ の特徴は、積について「非可換」であることが分かる
ただし、分配則や結合則については成り立つ
0097考える名無しさん
垢版 |
2022/05/12(木) 03:59:00.820
共役四元数

四元数 z = s + iu + jv + kw の共役z̅というものを次のように定義する 
z̅ = s − iu − jv − kw   (s,u,v,wは実数、i,j,kは虚数単位)
この時、以下の関係が計算で成り立つ

zz̅ = z̅z = s² + u² + v² + w²

つまり、最初の方であげた
> 四元数体(超複素数体)の世界では、虚数単位i,j,kを使って複素数の世界を拡張し、
p² + q² + r² + s² = (p + qi + rj + sk)(p − qi − rj − sk) と因数分解できる

と、同じことが表された。四元数を使うと剛体の回転が記述できる。 四元数は、
剛体の回転運動や結晶構造の解析などに役立つ。スペースシャトルの姿勢を
制御する計算にも四元数が使われている
0098塩なめくじ
垢版 |
2022/05/12(木) 06:27:34.41ID:flWj/w6i0
整数の範囲で割り切れない素数も、複素数の範囲では割り切れる。

例えば5は整数の積としては表せないが、複素数の範囲ならば

(1+2i)(1-2i)

と表せる。3も同様に

(√2+i)(√2-i)

と表せる。ここで、5の複素因数と3の複素因数には違いがあり、
5の複素因数の係数は整数だが、3については違う。整数係数の
複素数のことをガウス整数と呼び、ガウス整数に分解できない数を
ガウス素数と呼ぶ。4n+3の形式で表される素数はガウス素数である
ことが分かっている。
0099考える名無しさん
垢版 |
2022/05/12(木) 09:07:10.940
オブジェクトや対象物は、それを指示する記号で指示することはできるが、その
意味内容までを指定、もしくは規定することはできない。その記号内容(意味)は
あくまでコンテクストに依存しており、それ抜きでは妥当な意味を獲得できない

この辺りの事情を分かりやすくするために、芸術家であるマルセル・デュシャン
の「泉」という作品を例に取ってみよう。その作品のオブジェクトは、ごく変哲もない
ただの便器である。別に特殊な加工や装飾がされているわけでもなく、現代の
インスタレーション・アートのように、オブジェクトを使って特殊な時空や場所を
演出し、観覧者にそれを体験させるものでもない。ただ美術展示会に「便器」が
置かれているだけである。
0100考える名無しさん
垢版 |
2022/05/12(木) 09:07:50.330
つまり、ここでの肝は、オブジェクトや記号としての「便器」にあるのでなく、美術品の
展覧会に、美術作品として「便器」が出展されたという意外性を呼び込むコンテクスト
の方に意味や価値が発生したのである。いわば、通常のコンテクストに亀裂が生じた
のであり、地震が発生したかのような断裂や表記の大きな揺れが発生したのである。
観覧者は、そこでは普通に立ってはいられなくなるのだ

美術作品の観覧者は、その通常のコンテクストから、そこに素晴らしい芸術作品が
展覧されていることを期待して足を運ぶ。だが、そこに出展されていたデュシャンの
「泉」は、日常で一般的に使われているただの「便器」である。そのため、ここに観覧者の
期待や解釈と認知に、大きな記号的なエラーやギャップが発生する。すなわち、芸術
という美を中心化するコードや規定を逸脱するオブジェクトや記号(ここでは、ただの便器)を
目の前にした戸惑いや目眩のようなものが発生したのである
0101考える名無しさん
垢版 |
2022/05/12(木) 09:08:25.470
デュシャンが何を目論んで便器である「泉」を出展したのかは定かでないが、
記号論で考えると、これを記号の恣意性と形容したくなる。つまり、記号は基本的に
どこへ置かれても良いし、どんな風に使われてもいい。数学であれば、公理や定理、
証明が必要とされ、言語であれば統辞論的な規定や規則がコードとして必要に
なるが、それでもそうした記号をどのように配列し、使用するかには一定の自由が
開かれていると言える

デュシャンにとっては「泉」➖「便器」➖「芸術」という一連の記号的な連鎖や系が
存在しているのである。これをフロイト的な精神分析の文脈へ移植すれば、
またこれらの記号は、ファルスやリビドーの代用記号として別のコンテクストで
解釈され始めるのである

つまり、記号は閉じた系ではなく、自由に対しても常に開かれているのである
すなわち、記号は創造と創発の契機を潜勢させているのである
0103考える名無しさん
垢版 |
2022/05/12(木) 09:33:59.130
少し自己分析をしてみて、なぜ、私が記号論でデュシャンの「泉」を取り上げたのか
今、少し分かった感触があった。それは、先日、自宅の便器が詰まって、困っていたので
ある。動画で調べると、トイレのスッポンのようなものを使ってそれを直しており、
なおかつ今は昔のイメージと違って、圧力で水を吸引したり、その水を放出したり
というスッポンがあるらしく、ドラックストアーへ行くと、ちょうど動画でみたばかりの
ものと同じものがあったので、それを購入したのである。(記号の一致)

少し操作に戸惑ったが、そのラバーカップを使ってなんとかトイレの詰まりが
取れて、通常通り、トイレが使えるようになった。そのラバーカップには使用方法が
いくつか刻印されており、なんでもこの世は記号であり、記号操作をすることが
生きるということなんだな、と実感したのである

つまり、生きるとは記号操作であり、新たな記号や記号操作を獲得することが
よく生きること、と言えるのかもしれない
0104塩なめくじ
垢版 |
2022/05/12(木) 15:06:50.33ID:flWj/w6i0
言えません。
0105塩なめくじ
垢版 |
2022/05/12(木) 15:10:52.84ID:flWj/w6i0
記号にならないものをも操作しなければ生きているとは言えないからです。
0106考える名無しさん
垢版 |
2022/05/12(木) 16:49:58.560
たとえば、政治も記号操作である。投票したり、法案を議会に通し、政策という
記号を社会の中で遂行する。不適切な記号、すなわち経済政策を含めて、
悪法を遂行すれば社会が混乱したり、衰退したりする。世界ではハイパーインフレに
陥ったり、戦争の惨禍や貧困などいろいろあるが、要するにそれは記号と記号操作の
失敗である、と考えれば理解しやすいのである

なぜ、認知性が問題になるのだろうか。それは、記号を適切に扱えなくなるのが
認知症だからである。認知性のドライバーが運転すれば、公道を逆走して事故を起こし、
犠牲者を発生させる。プーチンにもその疑いがある、という医師や専門家も多い。

つまり、記号を上手く、あるいは適切に扱えないと不幸が増えてしまうのだ
逆も言える。記号を適切、あるいは巧みに扱えると、社会の不幸は減る可能性がある
0107考える名無しさん
垢版 |
2022/05/12(木) 17:05:32.750
日本はIT後進国と言われている。要するにそれはコンピュータやデジタル
デバイス上での記号操作が不得手である、という意味である。

世界的な地球環境の異常気象の多発についても同様である。
エコシステムを顧みないこれまでの産業政策やエネルギー政策、
高度消費社会、人口増大がそれを招いたのである
これも記号操作の失敗に起因するもの、と考えると理解しやすい

記号操作を誤ると、社会の不幸が増大するのである
0108塩なめくじ
垢版 |
2022/05/13(金) 09:42:52.50ID:9UJnU3CK0
「~だ調」「~だろう調」「~である調」「~であろう調」の混在について。
0109塩なめくじ
垢版 |
2022/05/13(金) 09:44:36.94ID:9UJnU3CK0
改行頻度について。
0112塩なめくじ
垢版 |
2022/05/13(金) 09:47:01.07ID:9UJnU3CK0
千葉雅也も「~だ」と「~である」を混ぜてるの?
0113考える名無しさん
垢版 |
2022/05/13(金) 12:18:47.070
記号に恣意性があるとは言っても、数学のようなコードの場合は、その規則性は
比較的に厳密であるので、数学的な記号は、散文や芸術で扱われる記号よりは、
ずっと恣意性は低いと言えるだろう

たとえば、奇数1から始めて、奇数を足していくと、その和はすべて整数の2乗になっている
ことは、昔から知られていることである

1+3+5 = 9 ---→ 3²
1+3+5+7+9+11 = 36 ---→ 6²
1+3+5+7+9+11+13+15+17+19+21+23 = 144 ---→ 12²
1+3+5+7+9+11+13+15+17+19+21+23+25+27+29+31+33+35 = 324 ---→ 18²

1〜101までの奇数の和 = 2601 ---→ 51²
1〜1001までの奇数の和 = 251001 ---→ 501²
1〜10001までの奇数の和 = 25010001 ---→ 5001²
1〜100001までの奇数の和 = 2500100001 ---→ 50001²

となる
0114考える名無しさん
垢版 |
2022/05/13(金) 12:19:12.830
ここに、なにか規則性のようなものを感じないだろうか。
この1から始まる奇数の和が、すべて整数の2乗になっていること以外にも、
なんかある感じがする。それは、奇数の個数、あるいは項数の2乗として、
その奇数の総和が表現されている、ということである。

1+3+5 = 9 ---→ 3²

であれば、項数n=3なので、3の2乗で、その総和である9が表せる
1〜101までの奇数の和であれば、その項数はn=51なので、51の2乗で、
その総和の2601が表せる。すべての1からの奇数の総和に対して同じことが言えるので、
結局、すべてそれらの数は、n² として表現でき、求められることが分かる
0115考える名無しさん
垢版 |
2022/05/13(金) 12:19:36.640
等差数列の和Sₙの公式を知っている者なら、初項a₁から第n項であるaₙ を
公式に代入すると、さっきのn² がその答えとして出てくる。

Sₙ = n(a₁ + aₙ)/2

という簡単な公式、つまり、コードである。これに、初項a₁ = 1, 末項aₙ = 2n−1
をそれぞれ代入すれば、等差数列の和Sₙ = n² になる。つまり、先の1からの
奇数の和は、この公式からn²が出てくるので、すべてそれは項数nの2乗として
求められることが分かる

このように論理的な規則に規定された記号というコードがあるおかげで、
私たちは認知の節約が可能になってくるのである。つまり、コードや記号は
エコシステムを担い、それを体現していると言えるのだ
0117考える名無しさん
垢版 |
2022/05/14(土) 01:55:43.880
このようなNFTアートも記号である
トークンは当然、記号である
0120考える名無しさん
垢版 |
2022/05/14(土) 02:10:48.500
Madonna.

MOTHER OF EVOLUTION
The second work, titled Mother of Evolution, touches on the metamorphosis journey of butterflies, which are one of the most beautiful creations in nature, and a sign of hope. The butterflies are a metaphor for the paradox that the world is burning down in a post-apocalyptic scene, but there is still evidence of life.

We continue to give birth, no matter what destruction is going on, no matter what oppression we face. It relays the important message that if you are waiting for the world to be perfect or for your life to be perfect to create art, it will never happen. We have to do it, for our own survival in this chaotic, unpredictable world. The work features lyrics from Madonna’s iconic song Justify My Love, and original music by Igor Bardykin.


つまり、「反出生主義」と真逆の「ラジカル出生主義」がマドンナの世界観。それを記号的に表現したのが今回、話題になったマドンナのNFTアート
0122考える名無しさん
垢版 |
2022/05/15(日) 03:22:25.310
文書処理には、「WYSIWYG」という方式がある。私達に一番、馴染みのある形式で、これは
作成している文書が、そのままモニターで表示されるものとなる。だから、このスレで今、書いている
文書も「WYSIWYG」と呼ばれるものになる

「WYSIWYG」は、What You See Is What You Get(見たままが得られる)の頭文字をとったものであり、
「is」を外したWYSWYG(ウィズウィグ)と呼ばれることもある。

>>121にあるLaTex形式の文書やHTML形式の文書は、モニターで表示されているものと、
その元となる文書が大きく異なるので、WYSIWYGではない文書処理となる

つまり、記号処理には、そのままの見た目で表示できるものと、そうでないものとがあることが分かる
0123考える名無しさん
垢版 |
2022/05/15(日) 17:39:35.820
このスレは、ソシュール路線でなくて、パースやブール路線の記号🔣論で進む方向かもしれない
0125考える名無しさん
垢版 |
2022/05/15(日) 17:46:18.950
現代社会は記号だらけなので、ここは誰かが哲学的に総括しなければならないだろう

記号が無限に増殖していくような社会環境なのだから。しかも日本のITシステムは作り方が変でもあるし。
迂回が必要になる変な商用サイトも多い
0126考える名無しさん
垢版 |
2022/05/16(月) 06:36:48.250
算術というのは、記号を論理的に操作することで、その働きをなすものの計算体系
であると言えよう。だが、たとえば、素数の出現の仕方などには一見、規則性がない
ように見える

偶数なら、2→4→6→8→10 といった具合に、2の倍数で規則的に偶数が出現するが、
素数の場合だと素数 2→3→5→7→11というように、ランダムに素数が出現している
ように見えるが、こうした素数であっても以下のように論理的に導き出す方法がある
のである
0127考える名無しさん
垢版 |
2022/05/16(月) 06:37:22.490
まず、素数は2から始まるので、これに1を加えると、素数3ができる。そして、この
素数2と素数3を掛けて1を加えると、3個目の素数7が得られる。2✕3+1=7
ここまでで得られた素数、2,3,7をすべて掛けて、またそれに1を加えると43になり、
これも素数43であり(2✕3✕7+1=43)、これで4個目の素数が得られた。

また同様に、これまで得られた素数をすべて掛けて、それに1を加えると、
(2✕3✕7✕43+1=1807) 1807が得られる。が、1807は素数でないが、
1807=13✕139で、最小の正の約数の13が得られたので、また今まで
出現しなかった5個目の素数である13が得られた
0128考える名無しさん
垢版 |
2022/05/16(月) 06:37:47.810
次は、(2✕3✕7✕43✕13+1=23479) 23479になる。23479は(53✕443)
なので、このうちの最小の素数である53が6個目の素数として得られた。

その次は、(2✕3✕7✕43✕13✕53+1=1244335) 1244335が得られた。
この数は、5✕248867=1244335 として表せるので、ここで最小の正の約数に
まだ出現していなかった素数5が得られたことになる

今度はこの素数5をこの掛け算の中に加えて、
(2✕3✕7✕43✕13✕53✕5+1=6221671) 6221671という数を得た 
ちなみに、6221671も素数であるので、次の掛け算に加えて、
0129考える名無しさん
垢版 |
2022/05/16(月) 06:38:13.270
次は、2✕3✕7✕43✕13✕53✕5✕6221671+1=38709183810571
が得られるが、38709183810571は素数なので、この次の計算は
、2✕3✕7✕43✕13✕53✕5✕6221671✕38709183810571+1=
1498400911280533294827535471と巨大数になってしまうので、
素数を見つけていくのは、やがてコンピューターを使っても困難になる

が、ここで言いたいのはそのことではなく、素数のようにその出現がランダムな
ものに見える対象でも、規則的に取り出せるような構造がある、ということだ
0130考える名無しさん
垢版 |
2022/05/16(月) 06:38:46.500
コンピュータで新しい素数を見つける方法では、「メルセンヌ素数」という
特別な素数を見つける方法がある。

メルセンヌ素数は2のn乗から1を引いた数で出来た素数のことを指す
2ⁿ− 1 [メルセンヌ素数]。この計算は常に素数になるわけでない。
たとえば、2³−1=7 ならメルセンヌ素数だが、2⁴−1=15 となるので、
これは素数ではない、ということになるからだ。nは自然数で、メルセンヌ素数
が得られた時は、そのnも素数になっている

たとえば、メルセンヌ素数の31なら、2⁵−1 = 31 でn=5
メルセンヌ素数の127なら、2⁷−1 = 127 でn=7
でともにnも素数になっていることが分かる 
0131考える名無しさん
垢版 |
2022/05/16(月) 06:39:20.320
つまり、算術における記号や数は、論理や規則性を持つ、と考えて良いだろう
ちなみに、2021年10月現在、メルセンヌ素数は51個まで知られている

たとえば、14番めのメルセンヌ素数(2ⁿ− 1)のnは607であり、そのメルセンヌ素数は

5311379928167670986895882065524686273295931177270319231994441
3820040355986085224273916250226522928566888932948624650101534
6579337652707239409519978766587351943831270835393219031728127

となっている。もちろん、607は素数になっている
0132考える名無しさん
垢版 |
2022/05/16(月) 06:53:55.820
20番目のメルセンヌ素数(2ⁿ− 1)のnは4423であり、そのメルセンヌ素数は

28554254222827961390156356610216400832616423864470288919924745
66022844003906006538759545715055398432397545139158961502978783
99377056071435169747221107988791198200988477531339214282772016
05900990458668625498908481573542248040902234429758835252600438
38906326161240763173874168811485924861883618739041757831456960
16919574390765598280188599035578448591077683677175520434074287
72657800626675961597075952132782855566278167838569158184443644
48125115624281367424904593632128101802760960881114010033775703
63545725120924073646921576797146199387619296560302680261790118
13292501232304644443862230887792460937377301248168167242449367
44744885377701557830068808526481615130671448147902883666640622
57274665275787127374649231096375001170901890786263324619578795
73142569380507305611967758033808433338198750090296883193591309
52698213111413223933564901784887289822881562826008138312961436
63845945431144043753821542871277745606447858564159213328443580
20642271469491309176271644704168967807009677359042980890961675
04529272580008435003448316282970899027286499819943876472345742
76263729694848304750917174186181130688518792748622612293341368
92805663438446664632657247616727566083910565052897571389932021
11214957953114279462545533053870678210676017687509778661004600
14602138408448021225053689054793742003095722096732954750721718115531871310231057902608580607

であり、この桁数は1332桁となっている
0134塩なめくじ
垢版 |
2022/05/16(月) 16:03:25.62ID:RlARMN4Z0
>>127
これは素数の無限性の親しみのある証明と同じ論理だが、
生成式としては、既知の素数の積に1を足したものが
素数になるとは限らないところに問題があって、
素因数分解により新たな素数を得られることが確定していても
素因数分解自体が素数判定と同じNPクラスに属する計算量
が求められるので、実効的にはあまり意味がない。

正確な証明は知らないが、おそらく一変数の、
モジュロや再帰的操作を使わない初等代数式で、
素数を生成する方法はない。

メルセンヌ素数にしても、メルセンヌ数(2^n-1)が素数ならば
nも素数である、とは言えるが、nが素数ならば(2^-1)が素数である、
とは言えない。
0135塩なめくじ
垢版 |
2022/05/16(月) 16:09:41.02ID:RlARMN4Z0
Wikipediaのミルズの定理によると、床関数を使った

floor(A^(n^3))

が全てのnについて素数となる定数Aが存在するらしいが、
Aを求めるのにリーマン予想の証明が必要であるから
計算量的にはおそらく変わっていない。
0136塩なめくじ
垢版 |
2022/05/16(月) 16:35:06.92ID:68C8n37O0
素数判定はP問題であることが証明されていたのか。
0139考える名無しさん
垢版 |
2022/05/17(火) 14:50:21.610
素数の出現には偶数の出現のような規則性は感じられないが、
それでも、素数出現の傾向を大まかにイメージするくらいであれば、
できる感じがする。たとえば、数が大きくなればなるほど、そこに素数が
現れる頻度が減るだろう、くらいのことはイメージできるのではないか

第一番目の素数である2が出れば、2の倍数は自身の2を除けば、
全部、素数ではないことになる。以降の素数についても同様で、
{2,3,5,7,11,13・・・・・・・・・} の倍数は、自身を除けば、すべて素数では
ないので、その数が大きくなるほど、この傾向が積み重なっていくため、
大きい数になればなるほど、新たな素数が出現しづらいのはなんとなくイメージできよう
0140考える名無しさん
垢版 |
2022/05/17(火) 14:51:38.280
実際、

10までの数の素数の個数は4個 (0.4)
100までの数の素数の個数は25個 (0.25)
1000までの数の素数の個数は168 個 (0.168)
10000 までの数の素数の個数は1229 個 (0.1229)
100000 までの数の素数の個数は9592 個 (0.09592)

となる。()の数字は素数を含む比率で、1なら100%という意味

1兆までの数の数字だと、素数の個数は約376億個で、
素数出現比率(含有率)は、3.8%(0.038)である。10までの数の
素数含有率が40%(0.4)だから、やはり、数が大きくなるほど、素数の
出現頻度が低くなる、ということはイメージできることだろう
https://i.imgur.com/hojUJ4v.jpg

だから、一見するとその出現がランダムに感じられる素数も、なにか論理性を
内包している、と考えてもいいのではないだろうか
0141考える名無しさん
垢版 |
2022/05/17(火) 15:57:50.180
素数はprime number なのでPと置こう。素数は有限個なのか、無限個なのか、
というのは古代から考えられていたことのようである。背理法を使うと、それが
分かるので、ここで試してみよう

まず、素数は有限個しか存在しない、と仮定する。それならば、素数Pに1から
順に番号を割り当てていけば、やがてその番号はある自然数nで終わるはずである
これを
{P₁, P₂, P₃, P₄,……,Pₙ }として表す

ここで素数Pₓを有限個の素数{P₁, P₂, P₃, P₄,……,Pₙ }をすべて掛け合わせて、
最後に1を加えて出来た素数とする
0142考える名無しさん
垢版 |
2022/05/17(火) 15:58:13.030
つまり、Pₓ = (P₁✕P₂✕P₃✕ P₄✕……✕Pₙ) +1 とした時、Pₓは素数であるのか
を確かめる。まず、有限個の素数{P₁, P₂, P₃, P₄,……,Pₙ }の中にはPₓ は出現して
いないのでPₓ は素数ではない。では、Pₓ は合成数になるのか。合成数であれば、
それは素数の積で表される数のことなので、有限個の素数{P₁, P₂, P₃, P₄,……,Pₙ }
のいずれかの素数でPₓ は割り切れる筈である。

だが、Pₓ は(P₁✕P₂✕P₃✕ P₄✕……,✕Pₙ )+1 で出来ているので、どのP₁〜Pₙ
でPₓを割っても余り1が出るので、Pₓ は合成数でもない、ということになる
よって、Pₓ は素数でもなく、合成数でもないは矛盾するので、最初の仮定である
「素数が有限個しか存在しない」、が間違っていたことが背理法から導かれる

よって、「素数は無限個存在する」、が真となるのがユークリッドの背理法と呼ばれる
ものによる証明である
0143考える名無しさん
垢版 |
2022/05/18(水) 09:44:50.990
「可換環論」には、イデアルという概念が出てくる。イデアルというのは
整数ℤの部分集合のことで、あるnの倍数のことを指す。 たとえば、(2) なら、
2の倍数全体、つまり(2) は偶数のイデアルになる

(1) なら、イデアル1のことで、「1の倍数全体」が作るイデアルのことを指す。
つまり、(1) = 整数ℤのことだ。(0)なら、イデアル0のことで、0一個かならなる
集合のことを表す。よって、(0) = {0} と表せる

また、イデアル(倍数)は、以下の包含関係で表せる

(16)⊆(8)⊆(4)⊆(2)
0144考える名無しさん
垢版 |
2022/05/18(水) 09:45:17.070
これは、イデアル(16)はイデアル(8)に含まれ、イデアル(8)はイデアル(4)に含まれる、
という意味になる。また、イデアル(4)はイデアル(2)に含まれる、という意味になる。
推移律も充たすのでイデアル(16)は当然、イデアル(2)にも含まれる

イデアルを倍数という言葉に直せばもっと分かりやすいだろう。16の倍数は、
2の倍数に含まれる、という意味だ。これを

bがaの倍数であることをイデアル(b)は、イデアル(a)に包含される、
(b)⊆(a) として表せる
0145考える名無しさん
垢版 |
2022/05/18(水) 09:45:44.030
また、イデアルには極大イデアルという概念がある

(16)⊆(8)⊆(4)⊆(2)

この例であれば、(2)が極大イデアルとなる。イデアルの包含関係の中で、
一番大きいイデアルを極大イデアルという。では、偶数全体のイデアルで
ある(2)を包含しているような極大イデアルは、何なのだろうか。それは、
(1)であり、つまり1の倍数の集まりである(1) = 整数ℤが(2)の極大イデアルとなる

(2)⊆(1)=ℤ と、この関係をイデアルの記法で表せる
0146考える名無しさん
垢版 |
2022/05/18(水) 09:46:16.280
上の方で素数の話題が出ていたが、イデアルには素イデアルという概念も
ある。これは、イデアル(n)のnが素数であるイデアルのことで、たとえば、
(2),(3),(5),(7),(11),・・・…などはイデアルがそれぞれ素数なので、素イデアルと呼ばれる。
(4),(6),(10) はnが素数でないので、ただのイデアルとなる。

素イデアルの定義は、「整数の積xyがイデアル𝐼に含まれるなら、その時、
xかyの少なくとも一方は𝐼に含まれる」、というものだ

これをx=2,y=3,xy=6 で考えると、イデアル(2)、あるいはイデアル(3)は、そこに
xy=6 の6が含まれており、また「xかyの少なくとも一方は𝐼に含まれる」、
という条件もそれぞれ充たすので、イデアル(2)もイデアル(3)も素イデアルに
なっている。だがイデアル(6)は、xy=6 の6は含んでいるが、x=2,y=3の
2も3もイデアル(6)、つまり6の倍数の中には含まれていないので、
イデアル(6)は素イデアルではない、ということになる
0147考える名無しさん
垢版 |
2022/05/18(水) 09:46:41.080
(n)が素イデアルになるのは、nが0の場合と、nが素数Pの場合だけという
ことが分かる。(0)は、素イデアルの例外的なケースとなる

ここで分かったのは、整数ℤの世界に、素イデアルという概念を用いることで、
素数という概念が抽象化され、拡張的に理解されるようになったことだ
また、ここで述べた極大イデアルや素イデアルは整数ℤ上の可換環での性質を
述べたものであり、一般の可換環では極大イデアルや素イデアルはかなり異なる
ものであることにも注意する
0148考える名無しさん
垢版 |
2022/05/19(木) 14:17:42.830
0 ≤ x ≤ 1 とする. n = 1,2,3,…に対して、

   nx(1 − x)ⁿ ≤ 1

であることを示せ.
0150考える名無しさん
垢版 |
2022/05/19(木) 16:23:57.450
nᵃ = exp(a log n)

exp(x) = 1+x+(x²/2)+(x³/(3・2))+(x⁴/(4・3・2))+…
+(xᴷ/(k(k-1)(k-2)…3・2・1))+… = Σ[k=0,∞](xᴷ/K!)
0151考える名無しさん
垢版 |
2022/05/19(木) 16:24:52.770
>>150
exp(x)の式は、指数関数y=eˣのテイラー展開

数学の記号というのは、特に意味不明なものに感じられるかもしれない
また、ネット上だとフォーマットによって表記が統一されていないので、
意味を正しく掴めていないこともありそうだ
上の指数関数y=eˣテイラー展開の式だと、(k(k-1)(k-2)…3・2・1) の部分を見て、
ああ、これK!のことだとすぐに読める人は、数学記号に馴れている人で、
ほとんどの人は、その箇所がKの階乗を意味していることさえ気づけないだろう
expでさえ、何を意味しているのか分からない人も多いことだろう

Σの記号はマクドナルドが倒産でもしたような記号に見えるけど、
ギリシア文字でSをΣと書く。数学記号でΣは総和の意味だから
英語のsumの頭文字をギリシア文字で採用した、ということになる
0152考える名無しさん
垢版 |
2022/05/19(木) 16:32:27.710
つまり、記号とは暗号であり、解読のためにはキーを必要とするのだ
0154考える名無しさん
垢版 |
2022/05/19(木) 21:34:39.340
数式は、投稿サイトのフォーマットで書くと、何が書いてあるのか
可読性が低くなるので、>>150>>151に書いたことと同じものを
今、LaTeXで書き直した。
https://i.imgur.com/1vhPu3S.png

このフォーマットで書くと、数学記号らしくなって、とても美しく映る
0156考える名無しさん
垢版 |
2022/05/20(金) 15:11:05.280
数学と哲学は、思いのほか似ている部分がある

「調和級数」を見て、これは見た目からして、どんどん小さくなる分数の値があとに
足されていくだけだから、大して大きな数に収束しないんじゃないかなー、と思いつつも
一応、計算してみると、なんと無限大にまで発散して、人間の先入観は誤りの元、という
ことに気づかされる。対数的な増加は、亀の歩みのように超トロいので、まさか、のちに
それが無限大にまで発散するとは、直観的には思えないからだ

哲学も同じだろう。ヒュームが言うように、私たちは自然の斉一性を盲信して、
それが正しいことを前提しているが、原理的に考えれば、それは正しさを保証しない、
単なる蓋然性の謂いに過ぎない、ということが理解できるだろう。
自然科学の体系だって、本当はいつ壊れてもおかしくはない代物だ

地球環境が大きく壊れれば、そのままでは使えなくなる科学的なテーゼなど、
その時、いくらでも発生することだろう。ラッセルの七面鳥の比喩も、
ヒュームからのそうした発想を継いでいるのだ
0159考える名無しさん
垢版 |
2022/05/20(金) 16:40:03.210
指数関数y=exp(x)と対数関数x=log(y)は逆関数の関係にある、
ということはよく知られているが、あまり、ピンと来ない人も多いので
はないだろうか。よくコロナウイルスの世界的な増殖の現象は、
「指数関数的」である、といった表現でしばしば使われるので、まだその
イメージが湧くが、ある現象が「対数関数的」に徐々に広がっている、という
表現は聞かないでしょう。それくらい、一般的に対数関数グラフというのは
イメージが沸かない

だから、私が今、指数関数y=exp(x)と対数関数x=log(y)のグラフを作ったので、
これを見れば視覚的にその増加傾向の大きな違いが一目瞭然になることだろう。
また、上のグラフと下のグラフではx軸とy軸が入れ替えてあることにも注意して欲しい。
要するに、xは対数の値であり、yは対数の真数の値になる

>>156に書いた調和級数も、その増加傾向が、下側の方のグラフである
対数関数x=log(y) 的な漸増であるから、まさか、それがのちに無限大までに
発散する数にまでなるとは思えなかった、というのもこのグラフを見れば、納得できる
と思う。数学はグラフで視覚化して物事を理解できるので、便利なツールにもなるのだ

https://i.imgur.com/BOjDWAJ.png
0161考える名無しさん
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2022/05/20(金) 19:47:54.580
>>156
科学は設定したテーゼから諸々の処理をし、理性の世界を追求していると思っているが、実は限られた環境の単純論理化をしていると考えた場合、哲学が同じような制約(今から読むとマールブランシュは古いとか)を持つ条件が気になる。

さらに、対数的な増加を見慣れた人は直観するかとか。
0163考える名無しさん
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2022/05/20(金) 20:34:18.250
個人情報の劣化コピーでできたスレ。よっぽどアナログなんだなお前ら
0168考える名無しさん
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2022/05/20(金) 21:22:58.310
>>161
別に哲学は科学と同じような制約や条件を持たなくてもいいでしょう
哲学はメタが許されているんだから、科学もメタから扱えるよ
というより、科学をある程度、メタから牽制すべきなのが哲学の役割
0169考える名無しさん
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2022/05/20(金) 21:25:26.220
へーえ、カンニングが上手いだけの奴が哲板の本丸を買って出るわけだWWW
0170考える名無しさん
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2022/05/20(金) 21:55:09.400
科学というのは周期性や再現性を扱うので、それらの継続を前提して、
自明視している。数学も同じで、周期性や再帰性を扱う。
モジュロでℤ/mod.3なら、{0,1,2}で類別されて三元体になるが、
これも周期3で類を同値類としてクラスタリングしている。
mod.3であれば、

{…,6,3,0,-3,-6,…}は、3で割った余り0で同値類
{…,4,1,-2,-5,-8,…}は、3で割った余り1で同値類
{…,11,8,5,2,-1,…}は、3で割った余り2で同値類

で、3[0->1->2]の周期性を前提とした類別になっている。ℤ/mod.4なら
類別は{0,1,2,3}となるが、これは除法について閉じてないので有限体でなく
可換環になる、という風に、ロジックで分類していく

哲学もロジックは大いに使うべきだとは思われるが、特に科学と
同じ土俵に登ることもないだろう。むしろ、ヒュームがやったように
科学の誤れる前提を突き崩すことの方が哲学には相応しいだろう
0173考える名無しさん
垢版 |
2022/05/20(金) 22:36:42.420
>>170
なるほど、そこは似ていないわけですね。確かに依って立つのは自由なレトリックの世界だから無制約と考えるのが普通だと思いすが、まさにその為にヒュームの例のような破綻を内包する直観になるかもしれないと問うたわけです。

個人的にメルロポンティのフランス哲学のクロニクルな分析に「時代の制約」が強調されたテクストがあったので特定の為のリンクを探せるか検討できるのか、確かめてみようと思った次第。

失礼しました。
0174考える名無しさん
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2022/05/20(金) 22:37:12.200
>>170
なるほど、そこは似ていないわけですね。確かに依って立つのは自由なレトリックの世界だから無制約と考えるのが普通だと思いすが、まさにその為にヒュームの例のような破綻を内包する直観になるかもしれないと問うたわけです。

個人的にメルロポンティのフランス哲学のクロニクルな分析に「時代の制約」が強調されたテクストがあったので特定の為のリンクを探せるか検討できるのか、確かめてみようと思った次第。

失礼しました。
0175考える名無しさん
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2022/05/20(金) 22:38:52.750
ダブってもうた。
0176塩なめくじ
垢版 |
2022/05/21(土) 02:04:11.24ID:96PPY0Lt0
3の1乗は3で、5で割ると余りが3になる。
3の2乗は9で、5で割ると余りが4になる。
3の3乗は27で、5で割ると余りが2になる。
3の4乗は81で、5で割ると余りが1になる。

ここまで、それぞれの余りが異なっている。偶然だろうか?
3と5は互いに素だから、余りが0になることはない。
だから、3の5乗を5で割った余りは、今までに出たどれかと被るはずだ。

3の5乗は243で、5で割ると余りが3になる。
ここで、3の1乗の余りと同じになった。

実は、3の冪乗を5で割った余りは、3,4,2,1,3,4,2,1,3...と巡回している。

これを知れば、3の4000乗の余りがいくつになるか分かる。
0177考える名無しさん
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2022/05/21(土) 17:01:15.050
https://i.imgur.com/mYwX2Do.png
今回は図表がないと説明しづらいので、今、それを私が作ったので上記の図表を参照されたい

上記の記号論的な概念図は、人工知能の「知識表現」という概念に似た考え方である。
人間クラス [T]、行為クラス [U]、動物クラス [V]から、それぞれ一つの項を選択し、
それを線形的に配列することで、統辞的な連鎖としての文が生成される。言語的な
記号は通常、左から右へと→方向に走査するため、記号処理は時間の継起としても
現れる。また、クラスにおいては、クラスが定位されている位置も重要になってくる。

たとえば、記号間をクラス [V]→ [T]→[U] などの順序で走査すれば、その
シンタクスは意味不明瞭となってしまうからだ。また、この配列の組み合わせは、
3³から、27通りとなる。つまり、3個のクラス[T,U,V]とクラス内の3項目で、
27パターンのシンタクスが生成されるのである。

クラス [T]、 [U]、[V]の項目を囲んだ色は、信号機の配列と順序と同じである。
すなわち、「緑→黄→赤」の順序に対応させた。これをモジュロでℤ/mod.3と
すれば、{0,1,2}で類別される三元体となる。これを信号機の配列に対応させると、
{0[緑]→1[黄]→2[赤]}といった関係になっている
0178考える名無しさん
垢版 |
2022/05/21(土) 17:02:15.200
図の右側の↕にある「範列的な関係」とは、クラスとして類別されることで定義される
関係のことである。人間クラス [T]であれば、人間に関係した名前が人間クラスに
クラスタリングされる。鶏や車、AIが人間クラスに入れられることはない。カントや
マルクスなら、当然、人間クラスに入る。行為クラス [U]であれば、行為に関する項目の
クラスとなり(例:Play,Sing、Think)、動物クラス [V]であれば、動物のカテゴリーに
入るものがそこへ分類される(例:Sheep,Ape,Dolphin)

また、統辞的な関係は、クラス [T] + クラス [U] + クラス [V] という加法として
線形的に表現できる。線形的であるとは、そこに時間的な継起が伴う、ということである。
そして、範列的な関係は、モジュロ(類別)として表現できる

つまり、記号は数学的に扱える、ということになるのだ
0179考える名無しさん
垢版 |
2022/05/21(土) 17:36:21.690
モジュロでℤ/mod.3として、{0,1,2}で類別で、さらに思いつくのはちょうどそこには
3元あるので、多値論理としても使える、ということだ。命題が真なら1で、偽なら0、
今のところ分からないならNullや½ と置いてもいいだろう。評価も3値でやれば、
本当はいいのかもしれない

いいね○、だめだね☓、どちらでもないね△で3値で表現する方が、2値論理よりは
現代的な実情にフィットするように思われる。なぜなら、現代社会は複雑系なので
白黒付けられない難しい問題が多々あるからだ。その時は、その問題は1(真)でも0(偽)でも
なく、½ として評価すればいいのではないだろうか。神は存在するか½ 、シンギュラリティは
未来に起こるか½ 、宇宙の始まりと終わりはあるのか½ 、来世はあるのかNull,と3値の
多値論理で評価すれば、物事のスムーズな理解が進むのではないか、と考えられる
0180考える名無しさん
垢版 |
2022/05/22(日) 18:53:08.040
https://i.imgur.com/552MLzq.png

今、LaTeXで「オイラー積」を書いた。結構、大変だった
この数式には総乗記号Πが出てくるけど、これもギリシア文字でパイのこと
オイラー積は、連分数を少しイメージさせる
素数を使って数式を生成している雰囲気がつかめればいいんじゃないかな

「オイラー積」は、精密機械、オートメーションという感じがする
チューリング・マシーン
0181考える名無しさん
垢版 |
2022/05/23(月) 01:19:07.660
>>180の「オイラー積」の括弧の大きさを修正した
https://i.imgur.com/CMdZCcG.png

LaTeXは括弧の大きさを変えられるので、数式をもっと見やすくする
ように、より大きな括弧に全部変えて置いた。数学はエレガントさが大切なので
記法や見た目の可視性も重要なのである

つまり、記号が記号であるためには、そこに視認性の高さが必要になってくる
誰にも気付かれない記号は、存在していないのと同じになってしまうからだ
0182考える名無しさん
垢版 |
2022/05/23(月) 23:46:24.150
決定的と非決定的

遷移関数 δ において、現在の状態 q と着目位置にある記号 a の、ある組 (q, a) に対し、
値(すなわちその時にすべき動作)が、高々一つならば、そのチューリングマシンは
「決定的」(deterministic)である。これに対し、動作が複数の場合は「非決定的」
(non-deterministic)であり、受理の意味も再定義して、非決定的チューリングマシンや
乱択チューリングマシンが定義される。また、未来と過去を逆にしても決定的であるのが
可逆チューリングマシンである。

万能チューリングマシン

遷移規則をうまく構成することで、「いかなるチューリングマシンであろうとも、それを模倣すること
が可能なチューリングマシン(万能チューリングマシン)」が可能である。万能チューリングマシンは、
与えられた、別のチューリングマシンを記述した記号列と、そのチューリングマシンへの入力記号列を
読みこみ、それに従って動く。(エミュレータの原理)
0183考える名無しさん
垢版 |
2022/05/24(火) 01:24:45.180
計算量モデルには、「オーダー記法」というのがよく知られているけれど、これは
そのアルゴリズムの良し悪しをはかる基準になっている。たとえば、明日の天気を
予想するアルゴリズムに計算が一週間要するものであるなら、そのアルゴリズム
は天気予報には非実用的だから「悪しきアルゴリズム」と呼ばれるものになる

オーダー記法には、このアルゴリズムの良し悪しを知る目安になる。以下の
ブログは分かりやすい
https://note.com/strictlyes/n/n82d0a3874256
【アルゴリズム】O記法ってなに?初心者必見、プログラムの計算時間を見積もる
0184考える名無しさん
垢版 |
2022/05/24(火) 01:25:09.820
このブログの一番最後にあるコードは、O(log n) というオーダーのアルゴリズム
になるが、>>159に書いたグラフのように、対数関数は漸増なので、
同様にO(log n)は 対数時間となり、データ処理の個数が増えても、計算量が
ごくわずか、ゆっくりとしか増えない、という良き計算量モデルになっている。
それが指数関数のオーダーになると、処理データの個数が2倍になると、
自乗オーダーなら(二乗時間のこと)、計算ステップ数が4倍、3乗オーダーなら、
計算ステップ数が8倍にもなって、それらは計算に時間を喰いすぎる
「悪しきアルゴリズム」、ということになる。
0185考える名無しさん
垢版 |
2022/05/24(火) 01:26:58.890
計算する量が少なければ悪しきアルゴリズムでも問題ないが、計算量が
多いと、悪しきアルゴリズムでは、来世まで待たないと計算が終わらない、
となることもあり得るのだ。このブログに書いてあるO(log n)のコードは、
格納されたデータの配列を半分に分けた上での数の大小比較を繰り返しながら、
目的のキーとなる数字を探索するような命令で書かれている。ちなみに言語は
javascriptで書かれている

たとえば、1000個の同じ箱のどれかに、Xという宝物が入っているとして、
これを見つけるのに、一個ずつ調べたら(これがO(n)の線形時間)で、
最悪の場合1000ステップ数かかるが、O(log n)のアルゴリズムを使えば、
もっとずっと小さなステップ数で、宝物Xを見つけられる、という風になる
データ数が1000万件になっても同じことになる。悪しきアルゴリズムだと、
目的物を見つけるまでに何100万ステップ数かかるかもしれない
0186塩なめくじ
垢版 |
2022/05/24(火) 13:15:11.24ID:sNmRkzFz0
「来世まで待たないと計算が終わらない」という表現は面白いが、
良く使われるのは「宇宙の寿命が来ても計算が終わらない」という表現。
後者の方が優れているという訳ではないが絶望感は上だな。
0187塩なめくじ
垢版 |
2022/05/24(火) 13:25:38.02ID:sNmRkzFz0
>>182
非決定性チューリングマシンは、あえて乱暴に言うと、量子コンピュータのこと。
決定性チューリングマシンが迷路の分岐1つを探索するのに対して、
非決定性チューリングマシンは全ての分岐に分身して探索するイメージ。

非決定性チューリングマシンが迷路を解くのにかかる時間は
答えを知ってる決定性チューリングマシンが迷路を解く時間と同じ。

実際はそんなに簡単にはいかないけど、量子コンピュータが注目されてる理由はそれ。

ちなみに、答えを知ってたら誰だって短い時間で解ける(確認できる)じゃないか、と思うかもしれないけど、
答えを知っていても確認作業に指数関数的な時間がかかる迷路(比喩)も存在する。ワクワクするよね。
0188塩なめくじ
垢版 |
2022/05/24(火) 13:33:39.95ID:sNmRkzFz0
>>176
端的に言うと5を法とする3の冪乗の剰余類は巡回群をなす、
ということになる。これは

a^(p-1) ≡ 1 (mod p) ただしpは素数で、aはpと互いに素な整数

というフェルマーの小定理や

a^φ(n) ≡ 1 (mod n) ただしaとnは互いに素な整数

というオイラーの定理として知られている。
0189考える名無しさん
垢版 |
2022/05/24(火) 19:52:40.730
モジュロ計算はヘッド部分に、余り±1となるものを探して作るのが計算のポイントだろう

たとえば、5の30010乗を31で割った数の余り、つまり、5^30010≡(mod31)
を求める場合なら、5^3≡125≡1 (mod31)という感じで、5^3さえ見つければ
あとの計算は楽になる。あとはこれをヘッド部分に使って後者に噛ませて、式を
単純化するだけだから

5^30010を5^(3✕10003) ✕ 5 という風に書き換えると、
最初の項の5^(3✕10003)は「余りT」で、最後の✕ 5 は「余り5」なので、
法(.mod)が同じ数の時は、余り同士の積(その他、和と差、指数計算)も
演算できるので

余り1✕余り5 = 余り5となる

つまり、5^30010≡5 (mod31)となる。余り±1となるものを探して式を作ると
演算が楽になるので、これが良きアルゴリズムになるのだろう
まあ、コンピュータなら一瞬で計算できるので、手計算でやる時のことだけど
行列の掃き出し法でも、±1の成分を一番上の行に作ると、手計算が楽になる
0190考える名無しさん
垢版 |
2022/05/24(火) 20:27:16.950
>>189の計算はmod31で、31は素数だから、>>188の人が書いている
フェルマーの小定理を使って、同じ計算結果が得られる

その場合は、5^30010≡5^(30✕1000) ✕ 5^10 ≡5 (mod31)

となって、やはりヘッド部位に余り1を作るのが計算のポイントになっている
mod31の31が素数だから、フェルマーの小定理も使えたわけですね
0191考える名無しさん
垢版 |
2022/05/24(火) 23:08:30.460
>>190
2487498
0192塩なめくじ
垢版 |
2022/05/25(水) 13:09:01.14ID:1QgpTy9K0
「冪等元」、て言っていいか分からんけどそれに近いな。
0193考える名無しさん
垢版 |
2022/05/26(木) 18:01:17.840
「中国の剰余定理」では、解の一意性において素数がキーになっている。つまり、整数論において素数は特別な数という位置付けにあるのだ
0194考える名無しさん
垢版 |
2022/05/26(木) 18:05:37.140
「RSA暗号」でも素数が秘密鍵として使われているので、やはり、素数は整数の中でも特別なものなのだろう
0196考える名無しさん
垢版 |
2022/05/26(木) 18:31:58.460
>>190の計算は、正確に書くと、
その場合は、5^30010≡5^(30^1000) ✕ 5^10 mod31

となる。答えは同じだけど。ヘッドに±1や「フェルマーの小定理」が使えない時は1を作れないから、掛け算でなく累乗にしないと、計算が合わなくなるから
0199考える名無しさん
垢版 |
2022/05/27(金) 15:43:26.730
LaTeXの冒頭アブストラクトの箇所を
\renewcommand{\abstractname}{抄録}
にしてみた。本当にこの「記号論」が予定通り執筆が続くのかはイミフだけど、
書式をPDF論文の体裁で成形すれば、気が引き締まりそうだから
そもそもここは学問板なのだから、このような学術フォーマットで書いたり、
そのレベルで残せるようなものを書くべきなのかもしれないと思えてきた
単なる雑談では知性化にはならないからだ


抄録

「記号論」と聞くと、どこか地味でマイナーな印象を受けるかもし
れないが、実は、この世界や宇宙を形成し、動かしているのは、すべて
「記号」だと言えるのである . プログラミング言語も記号であり、信号機
や交通標識も記号であり、マーケティングの広告も記号であり、 SNS で
毎日溢れる情報も数式も私達が普段使う自然言語も記号である . 現代社
会は様々な複雑な「記号」が氾濫し、錯綜している時代であるため、
「記号」について一度、原理的な考究を試みてみることには意義がある、と
考えられるのである . この論文はそうした現代的な動機に基づいて、こ
れから記述されていく予定である .
0200考える名無しさん
垢版 |
2022/05/27(金) 15:53:27.970
あと、哲学する上では、何か自分なりの問題意識というかテーマ、切り口を
持っている方がいいと思われる。そこに思考の軸が出来るので、そこを
中心として知性化されていく、と考えられるからだ

街を歩いていても、ただ漠然と歩いている者と、何か問題意識を抱えながら
歩いている人間では、見えてくる対象や出来事が変わってくるであろうから
漠然と哲学ごっこしていてもスノビズム的な充足しか得られないが、
自分なりの哲学上のテーマを意識的に持つことで、そこに哲学的な地平が
切り開かれていく可能性が高くなるだろう

つまり、テーマを持つことが大事である。今の私なら「記号論」が
哲学上のテーマになる。なんでも「記号」フィルターで考えていけばいいのだから、
その対象は幾らでもあることになる
0201考える名無しさん
垢版 |
2022/05/27(金) 16:01:27.750
あと、物事を体系的に考察する上でも文書階層の付いた論文形式で書くのが
望ましいと考えられる。日記や散文、雑文だと、カタルシスや感想文的な
表出にはなっても、知性化された文書にはなりづらいと考えられるので、
論文形式で考察を体系的にまとめた方が、徒然なるままに書くよりは
得られるものがずっとあるだろう

つまり、思考のエントロピーを低い状態に構造化するのが文書の論文化である
0202考える名無しさん
垢版 |
2022/05/27(金) 17:15:08.240
周期が素数の時は「有限体」になり、素数でない時は有限体にはならない

つまり、7元体にはなるが、8元体にはならない。この有限体を発見したのがガロア
0203考える名無しさん
垢版 |
2022/05/27(金) 18:07:09.850
日本のITシステムは、たぶん、設計思想の段階からおかしいので、最終的なシステムもおかしなものが出来上がっていると思われる

たかが電力会社のポイントをアマゾンのポイントに変換するだけでも、かなりのステップ数とページ遷移、ログインを要求される。これだと、IT音痴の人や高齢者は上手く使えないだろうから、ポイント失効でも狙って、意図的に煩瑣なポイント還元システムでも構築しているのでは?と、疑いが生じる程、おかしな作り方をしている。これではDX化が進むわけがない
0204考える名無しさん
垢版 |
2022/05/27(金) 22:22:27.670
交通法規という法もコードである。それは運転や交通に関する規則や記号(交通標識)
を規定したものだと言えるだろう。では、暴走族や「盗んだバイクで走り出す」人は、
そうした交通コードを大きく逸脱していることになるのだが、その意図はどこにあるの
だろうか。たぶん、そこには人間的な主体性や自由の回復という根強い観点があるの
ではないだろうか

たとえば、それはアダルト動画の内容には、法(コード)や禁忌を犯すものが多いのを
見ても分かる。人間は法や規則、規定を超えることに快楽を覚える生き物である、と
言えるのである。ヤクザ映画やギャングものも、そうしたコードの大きな逸脱者に
魅力を感じるからそうなるのであり、普通のサラリーマンや公務員が映画の主人公に
なっても、あまり面白みを感じないのである。面白みのあるのは、真面目そうな教師が、
実は連続殺人の犯人だったとか、常軌を逸した異常者であったとか、そういう話なのである
だから、学校を行くのをサボったり、無断欠勤したりすることにも、そうしたコードを超えている
ことに対する幾ばくかの充足感があることだろう
0205考える名無しさん
垢版 |
2022/05/27(金) 22:22:52.220
だから、その意味で、ユーチューバーの「ゆたぼん」は正しいのである
ゆたぼんは、学校へ行く同年齢の児童を機械と同じだ、みたいだと批判していたが、
その通りなのである。ゆたぼんのようなのが、人間的な特徴の好例となっている
ひろゆきはゆたぼんを批判しているが、やはり、プログラマー崩れは法が好きなの
だろう。法学部出だったのもあるだろうが。環境活動家のグレタも学校に行かなかった
ようで、法を超えると、革命的な存在者になれる可能性があるのである
0206考える名無しさん
垢版 |
2022/05/27(金) 22:23:18.830
機械やプログラムには、バグを除きそうしたコードの逸脱は発生しない
数学的な証明も同じであり、あくまでそこは数学的なコードに機械的に
則っているので、ミスを除けば、そこに人間的な主観が介在する余地はない

ここに人間と、機械や人工知能との違いが鮮明になってくることであろう
人間は所与や既存のコードを逸脱することを望むことがあるのに対して、機械はそうした
ことを自ら望んだりはしない、ということだ。つまり、前者が新たなコードへと開かれた
自由な存在であるのに対して、後者は閉じた即時的な存在である、と言えるのである
動物は、ちょうど両者の中間状態の範囲にある、と言えるのではないか
0208考える名無しさん
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2022/05/27(金) 22:40:26.600
哲学板で議論が盛んな「反出生主義」もこのようなコードで考えると、理解しやすい
出生という既存・規定のコードに対して否を唱えること、そうした世間一般的に
自明視されやすい通常のコードから逸脱したり、距離を置くのが反出生主義である
要するに、それは非常に人間的な思想や試みだと言えることだろう

機械や人工知能には、こうした主体的なコードの逸脱を発生させることはない
もし、現代がAIの時代であるとすれば、それは人間をコード化(符号化)することであり、
または機械化したり、そうした類のパーツに置き換える、ということを含意している
のかもしれないのである
0209考える名無しさん
垢版 |
2022/05/28(土) 02:52:52.110
ピタゴラスをギリシャ文字で表すと Πυθαγόρας となるが、この名前を構成する
それぞれの文字は、数学記号でよく使われるものであり、改めて、数学記号は
ギリシャ文字で出来ていることが分かる。数学者のピタゴラスの名は、その象徴となる
Π(パイ)から始まる名前というのも実に数学的であり、もちろん、数学的な概念が
ピタゴラスにその源泉を負っている部分があるので、そのようになっているのであろう。
また、ピタゴラスは哲学者でもあった。

Π : Pi
υ: upsilon
θ: theta
α: alpha
γ: gamma
ό: omicron
ρ: rho
α: alpha
ς : varsigma

ό は、コード的に書くと、acute{o} であり、acuteはアクセントや強調という
意味があるので、oにアクセント́'を冠したのが、ό (オミクロン) になる
0210塩なめくじ
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2022/05/28(土) 03:55:57.53ID:iemXpYDa0
οオミクロンはちっちゃいo、ωオメガはでっかいoと対になる文字だね。
εイプシロンはただのe、υウプシロンはただのuという意味で同類。
ディガンマは2つのγガンマという意味で、Wダブリュー=2つのUなどと同型。

この辺はWikipediaに書いてあるくらいのクリシェだが、
要するにアルファベットは最小の単位じゃなくて、
更に分解できるということ。

仏語のアクサンテギュやアクサングラーヴといった呼称も
鋭いアクセント、鈍いアクセントと覚えれば記憶に残りやすい。
0211塩なめくじ
垢版 |
2022/05/28(土) 04:00:05.07ID:iemXpYDa0
アクセント記号に似た気息記号というのがあって、
これはηエータに付いたり付かなかったりするんだけど
古代ギリシャ語を齧らないと一生知ることはないだろうね。
0212塩なめくじ
垢版 |
2022/05/28(土) 04:05:59.42ID:iemXpYDa0
ピタゴラスのς はσシグマが文末に来て変形しているだけで、
varsigmaという文字があるわけではなく、
それはあくまでラテフの表記だな。
ς シグマにかなり似たスティグマという文字もあるが、やはり違う文字。
0213塩なめくじ
垢版 |
2022/05/28(土) 04:09:50.73ID:iemXpYDa0
(もちろん分かっていて書いているのだと思う。)
0214考える名無しさん
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2022/05/29(日) 23:26:11.350
空間というのは点と点の間の距離で表せるが、3次元を超えたn次元であっても、
点と点の間の距離として表せる。「ヒルベルト空間」であれば、無限次元の空間となり、
「バナッハ空間」であれば、抽象的な線形空間を表している。ポントリャーギンはソ連の
数学者で14歳で失明したが、位相群や位相体、リー群の位相的な研究や位相幾何学
の発展に貢献した。つまり、3次元を超えた多次元の抽象空間であれば、目が見えなく
ても到達できる数学的な射程があるのだろう
0215考える名無しさん
垢版 |
2022/05/29(日) 23:27:23.340
ベジェ曲線を用いて正確に描ける曲線
https://qiita.com/HMMNRST/items/e20bd56ea875436d1709

この人のブログ見て、やっと「ベジェ曲線」のグラフを書けるようになった。最初は
この曲線を生成する仕様がどうなっているのが意味不明だったが、ようやく雰囲気が
理解できるようになってきた。べジェ曲線で関数曲線を描くのに苦労したが、制御点の
使い方が分かっていないで適当にやってたから、そうなったようだ。グラフィックやる人
なら知っていることなのかもしれない

やっと描けた「ベジェ曲線」を使った関数の曲線
https://i.imgur.com/JiI3azu.png
0216考える名無しさん
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2022/06/02(木) 21:04:24.890
Comprehensive Prolog implementation with extensive libraries and
development tools. Primarily targetted at teaching, RDF processing and web-related tasks,
such as creating web services or analysing web content.
More info: https://launchpad.net/~swi-prolog/+archive/ubuntu/stable
Press [ENTER] to continue or ctrl-c to cancel adding it

gpg: keybox'/tmp/tmpd0ycxza6/pubring.gpg'が作成されました
gpg: /tmp/tmpd0ycxza6/trustdb.gpg: 信用データベースができました
gpg: 鍵EF8406856DBFCA18: 公開鍵"Launchpad PPA for SWI Prolog"を
インポートしました
gpg: 処理数の合計: 1
gpg: インポート: 1
Warning: apt-key is deprecated. Manage keyring files in trusted.gpg.d instead
(see apt-key(8)).
gpg: 有効なOpenPGPデータが見つかりません
0217考える名無しさん
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2022/06/02(木) 22:45:18.630
Prologは論理プログラミング言語の一つであり、該当分野で最もよく知られている
論理型言語の代表格である。主に人工知能研究や計算言語学との関連性を持つ。
定理証明、エキスパートシステム、自動計画、自然言語処理とも繋がりが深い。
一階述語論理と形式論理を基礎にして、事実群と規則群の表現および関係の観点に
立った宣言型パラダイムに準拠しており、その関係に則った質問によって計算が開始される
という性質を持つ。

Prologは、1972年にマルセイユ大学のアラン・カルメラウアーとフィリップ・ラッセルに
よって開発された。フランス語の「programmation en logique」がその名の由来である
Prologの誕生にはエディンバラ大学のロバート・コワルスキが考案したホーン節が大きく
寄与している。カルメラウアーによる元祖版はマルセイユPrologと呼ばれている。
その後、コワルスキの門弟のデヴィッド・ワーレンが1977年に改訂開発した
エディンバラProlog(DEC-10 Prolog)が標準になってPrologは広く普及した

成立の事情から、Prolog プログラムは論理式とみなされ、その実行は述語論理によって
述語が定義された環境における定理証明に擬して解釈されることが多い。
利用者は論理プログラミングの枠組みを、取り分け述語論理を学習することで、この枠組みに
極めて忠実なこの言語の基礎的な構造のほとんどを理解できる。一階述語論理は型理論や
操作的意味論の研究論文で多数用いられており、今後、再注目される可能性がある。
0218考える名無しさん
垢版 |
2022/06/02(木) 22:46:19.750
述語論理と論理プログラミング

Prolog のプログラムは一階述語論理に基づいてデータ間の関係を示す命題として記述され、
処理系がそれらに単一化(ユニフィケーション)と呼ばれるパターンマッチングを施しながら、
与えられた命題が成立するか再帰的手続きによって探索している。

プログラムの実行は述語集合が定義された環境の元で、質問することによってなされるが、
これは反駁という述語論理的な証明過程を模して、処理系が用意する導出木と呼ばれる
グラフをたどって解を得る過程である。 Prolog のもととなるこの演繹手法は導出と呼ばれ、
自動定理証明の研究において Prolog 開発以前からよく知られていた。

Prolog は、導出において節を頭部が一つの命題からのみなるホーン節に限定したもので、
この場合の導出をSLD導出(Selective Linear resolution for Definite clause)と呼ぶ。
ホーン節に限定しているということは、つまり、Prolog は任意の述語をそのまま扱えるわけ
ではない。Prolog が述語の形式をホーン節に限定した理由は、もし頭部に項の連言を
認めるならば、導出時の計算量が爆発的に増大して、全ての解を得ることの保証が難しく
なることが必至だからである。
0219考える名無しさん
垢版 |
2022/06/02(木) 22:47:21.430
述語論理(predicate logic)とは、数理論理学における記号的形式体系群を指す用語で、
一階述語論理、二階述語論理、多ソート論理、無限論理などが含まれる。これらの形式体系の
特徴は、論理式に含まれる変数を量化できる点である。一般的な量化子として、
全称量化子 ∀ と存在量化子 ∃ とがある。変数は議論領域の要素、関係、関数などである。
例えば、関数記号に対する存在量化は「ある関数が存在する」という修飾として解釈される。

述語論理の基礎は、ゴットロープ・フレーゲとチャールズ・サンダース・パースがそれぞれ独自に
生み出し発展させた。述語論理と言った場合、一階述語論理を指すこともある。述語論理の
公理化された形態を述語計算と呼び、述語論理は非形式的でより直観的なものとする見方もある。
様相作用素と量化子を併用する論理も述語論理の一種とされる
0220考える名無しさん
垢版 |
2022/06/03(金) 00:19:51.270
「記号論」をやる上では、Prologとか良い言語かもしれない。
Prologの拡張子は.plだからPerlと同じになる。コードの雰囲気は、

friend(彩乃,涼子,柚子).

のような形式で述語を定義しておく。ここではfriend()が述語や関数にあたる

friend(X,Y,Z).とコードを入力して照会すると、

friend(X,Y,Z).
X = 彩乃,
Y = 涼子,
Z = 柚子

みたいな形式で照会した内容が返ってくる。また、friendの引数Y,Zは分かるが、
Xが誰か不明の場合は、下記のように問い合わせると、Xの値が返ってくる、
というコード上の仕様になっている。

friend(X,涼子,柚子).
X = 彩乃

ちょっと変わった雰囲気の言語なのがPrologで、系統樹で関係を表せるような
対象がこの言語で扱う内容に向いている
昔でいうと、エキスパートシステムみたいなのがProlog
0221考える名無しさん
垢版 |
2022/06/03(金) 01:00:04.880
家族や親戚関係だと、Prologコードは、このような雰囲気になる

parent(P,C) :-
(mother(P,C) ; father(P,C)).

child(C,P) :- parent(P,C).
son(C,P) :- parent(P,C), male(C).
daughter(C,P) :- parent(P,C), female(C).
wife(W,P) :-
spouse(W,P),
female(W).

husband(H,P) :-
spouse(H,P),
male(H).

ancestor(A,P) :-
parent(A,P).
ancestor(A,P) :-
parent(X,P),
ancestor(A,X).

descendent(D,P) :-
parent(P,D).
descendent(D,P) :-
parent(P,X),
descendent(D,X).

full_sibling(S1, S2) :-
mother(M,S2),
mother(M,S1),
S1 \= S2,
father(F,S1),
father(F,S2).
0222考える名無しさん
垢版 |
2022/06/03(金) 01:04:21.940
sibling(S1, S2) :-
full_sibling(S1,S2).
sibling(S1, S2) :-
half_sibling(S1,S2).

sister(S,P) :-
sibling(S,P),
female(S).

brother(B,P) :-
sibling(B,P),
male(B).

step_sibling(S1, S2) :-
parent(P2, S2),
spouse(M2, P2),
parent(M2, S1),
not(parent(M2,S2)),
not(half_sibling(S1,S2)).

uncle(U,X) :-
parent(P,X),
brother(U,P).

aunt(A,X) :-
parent(P,X),
sister(A,P).

step_parent(P2,C) :-
parent(P,C),
spouse(P2,P),
not(parent(P2,C)).

step_mother(M,C) :- step_parent(M,C), female(M).
step_father(F,C) :- step_parent(F,C), male(F).
step_child(C2,P) :- step_parent(P,C2).
step_daughter(D,P) :- step_child(D,P), female(D).
step_son(S,P) :- step_child(S,P), male(S).
0223考える名無しさん
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2022/06/03(金) 01:07:18.480
ancestor_check(Name) :-
ancestor(Name,Name),
assert(message($Person is their own ancestor/descendent$)),
!, fail.
ancestor_check(_).

mother_check(_, _, Mother) :- not(person(Mother)), !.
mother_check(_, _, Mother) :-
male(Mother),
assert(message($Person's mother is a man$)),
!, fail.
mother_check(Name, male, _) :-
mother(Name, X),
assert(message($Person, a male, is someone's mother$)),
!, fail.
mother_check(_,_,_).

father_check(_, _, Father) :- not(person(Father)), !.
father_check(_, _, Father) :-
female(Father),
assert(message($Person's father is a man$)),
!, fail.
father_check(Name, female, _) :-
father(Name, X),
assert(message($Person, a female, is someone's father$)),
!, fail.
father_check(_,_,_).

spouse_check(Name, Spouse) :-
spouse(Name, X),
X \= Spouse,
assert(message($Person is already someone else's spouse$)),
!, fail.
spouse_check(Name, Spouse) :-
blood_relative(Name, Spouse),
assert(message($Person is a blood relative of spouse$)),
!, fail.
spouse_check(_,_).

blood_relative(X,Y) :- (ancestor(X,Y); ancestor(Y,X)).
blood_relative(X,Y) :- sibling(X,Y).
blood_relative(X,Y) :- cousin(X,Y).
blood_relative(X,Y) :- (uncle(X,Y); uncle(Y,X)).
blood_relative(X,Y) :- (aunt(X,Y); aunt(Y,X)).
0224考える名無しさん
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2022/06/03(金) 01:15:43.050
こんな感じで、一度、述語として家族・親戚、祖先、子孫の関係を網羅的に
定義しておけば、あとは複雑な入り組んだ内容でも照会すれば、誰と誰が
どのような関係でつながっているのか、あるいは、つながりがない、ことなどが
照会できるようになる

まさに系統樹を構築していく感じで、一度、ちゃんとデータベースを作れば、
複雑な関係でも簡単に照会できる。だからネットワーク理論にも似ているというか、
ネットワーク理論そのものなのかもしれない。ネットワーク理論は
オイラーが作ったものらしい
0225考える名無しさん
垢版 |
2022/06/03(金) 06:12:24.460
concat_atom(['Π', 'υ', 'θ','α','γ','ό','ρ','α','ς = Πυθαγόρας(ピタゴラス)'], ' + ',X).

X = 'Π + υ + θ + α + γ + ό + ρ + α + ς = Πυθαγόρας(ピタゴラス)'.
0226考える名無しさん
垢版 |
2022/06/03(金) 06:31:41.180
後ろ部分を得る

append(['Π', 'υ', 'θ'],X,['Π', 'υ', 'θ','α','γ','ό','ρ','α','ς ']).
X = [α, γ, ό, ρ, α, 'ς '].

前部分を得る

append(X,['α','γ','ό','ρ','α','ς '],['Π', 'υ', 'θ','α','γ','ό','ρ','α','ς ']).
X = ['Π', υ, θ]
0227考える名無しさん
垢版 |
2022/06/03(金) 06:37:46.860
文字だと可読性が悪いので、数字に変えて同じことをすると


後ろ部分を得る

append([1,2,3],X,[1,2,3,4,5,6,7,8,9]).
X = [4, 5, 6, 7, 8, 9].


前部分を得る

append(X,[4, 5, 6, 7, 8, 9],[1,2,3,4,5,6,7,8,9]).
X = [1, 2, 3]
0228考える名無しさん
垢版 |
2022/06/05(日) 01:52:15.750
-30〜30 の範囲でmod3で余りが2のものを表示

forall((between(-30, 30, X), X mod 3 =:= 2), writeln(X)).

-28
-25
-22
-19
-16
-13
-10
-7
-4
-1
2
5
8
11
14
17
20
23
26
29
true.

between(1, 10, X), write('bear '), X is 10, write(' : 🐻 お疲れ様です').
bear bear bear bear bear bear bear bear bear bear : 🐻 お疲れ様です
X = 10.
0229考える名無しさん
垢版 |
2022/06/05(日) 05:16:43.900
mikeの親Yで、かつ、親Yの親Xを照会すると、

?- parent(Y, mike),parent(X,Y).

Y = bob,
X = bill ;
Y = bob,
X = alice .

となり、第一候補にはbillが出てきて、第二候補にはaliceが提示される
つまり、mikeの親Yはbobで、bobの親は、billとaliceであることが分かる

aliceについて、照会してみると、

- when Alice is happy and with Bill she dances - true.

となる。Prologの構文は述語論理なので、「,」は、かつ(連言/and)、
「;」は、または(選言/or)を意味する.述語論理でできたコードなので、
true/false がやたら出てくるのがこの言語の特徴である
0230考える名無しさん
垢版 |
2022/06/10(金) 08:24:51.050
ここでの前提は、inf は負の無限大、sup は正の無限大を表す

整数のロジックを考えていくと、3の否定(#\)とは、負の無限大(inf)〜2までの数と、
4〜正の無限大(sup)の論理和(\/)として論理的に表せるということになる

#\ X #= 3.

X in inf..2\/4..sup.

同様な観点から、1〜7の否定(#\)とは、負の無限大(inf)〜0までの数と、
8〜正の無限大(sup)の論理和(\/)として論理的に表せるということ

#\ X in 1..7.

X in inf..0\/8..sup.
0231考える名無しさん
垢版 |
2022/06/10(金) 08:25:34.700
だから、逆にいえば、負の無限大(inf)〜2までの数と、4〜正の無限大(sup)を
排他・否定(#\)したものが3になるはずだ

#\ X in inf..2\/4..sup.

X = 3.

このように、そうした数Xは3になった。同じように、負の無限大(inf)〜0までの数と、
8〜正の無限大(sup)を排他・否定(#\)すると、1〜7までの数がでてくるはずだ

#\ X in inf..0\/8..sup.

X in 1..7.

.. は〜の意味なので、Xは1〜7の数が答えとして返ってきた。数とはロジックである、と
いうことが分かる
0232考える名無しさん
垢版 |
2022/06/10(金) 08:26:37.980
数学の本質には、簡約があるのではないだろうか。簡約とはエコシステムであり、
エコシステムとは宇宙そのもののことを指す。葉の構造、植物や細胞の構造、
原子の周期性、すべて、フラクタルであり、エコシステムであり、数学、つまり、
宇宙そのものである
0233考える名無しさん
垢版 |
2022/06/10(金) 17:28:28.250
エコ
0234考える名無しさん
垢版 |
2022/06/11(土) 00:49:06.030
私達が普段使用する知識のフレームというのは、どのように構成されているのかを考えよう。
知識とは、記号内容が体系化されたもの、と表現してもいいだろう。対象を把握するための
知識のフレームは、「スロット」と「フィラー」によって構成されている。「スロット」とは、
ある対象についての特徴的な項目のことであり、「フィラー」はその項目の値のことになる。
具体例で説明してみよう。

対象を偶数とした場合。そのスロット(項目)には、数、数学、2で割り切れる数、奇数の
否定、丁半博打、ルーレット、cos x(偶関数)などが挙げられるだろう

では、フィラー(値)はどうなるか。フィラーは具体的な値のことだから、2や8,100でもいいだろし、
6月や12月、4万円でもいい。0も偶数なので、当然、この偶数のフィラーに入れてもいい。
{…-4,-2,0,2,4,6…}とすれば、すべての偶数を表現していると言えるだろう
0235考える名無しさん
垢版 |
2022/06/11(土) 00:50:00.540
対象をコロナにした場合はどうなるか

スロット(項目)には、コロナの型、変異株、発生場所、感染経路、疫学、防疫、CDC,WHO
厚労省、コロナワクチン、副反応などがあってもいいだろう
では、フィラー(値)はどうなるか。フィラーは具体的な値のことだからコロナのフィラー
にはコロナ感染者数、コロナワクチン接種率、ワクチン接種者と非接種者による陽性率の
違い、PCR検査のCt値、コロナでの死亡者数などがあってもいいだろう

このような感じで、対象Xはすべて「スロット」と「フィラー」の組として表せそうだ。
フィラーには通常、平均値などの仮の暫定値が割り当てられているが、特定の文脈を
挿入することで、フィラーには特定の値が入るようになる。
たとえば、2022/06/10の東京の新規陽性者数という具体的なコンテクストの中なら、
そのフィラーは1600人になる。https://stopcovid19.metro.tokyo.lg.jp/
0236考える名無しさん
垢版 |
2022/06/11(土) 00:50:45.310
このように、対象は「スロット」と「フィラー」の組で表わせるだけでなく、それは
特定のコンテクストが挿入されることで、特定のフィラーが現実的な値として出現する、と
いう構図になっている。また、対象同士はネットワークでつなげることができるだろう
たとえば、コロナという対象Xと経済という対象Y、出生率という対象Zをつなげたり
できるように。このように複数の対象同士を射(→)という矢印でつなげられれば、それは
圏論的なフォーマットの中で記述できるようなもの(ネットワーク的な構造体)になる。
これを敷衍していくと、対象はすべて、機械だけで自動処理できるような未来も
十分考えられるのだ

つまり、対象を「スロット」や「フィラー」といった知識表現で記述し、対象間を圏論的な
ネットワークで表現できれば、ある対象の処理はすべて機械的に自動でなされうる、という
ことである。フレーム問題などは、スロット数やフィラーとの組み合わせ爆発として考えれば、
のちにそれを解決する手法も発案されるかもしれない。たとえば、処理量の問題であれば、
高性能量子コンピュータや高性能CPUの開発で解決できる場合もあるだろう
0237考える名無しさん
垢版 |
2022/06/11(土) 01:17:16.260
100の階乗

(BigInt(1) to 100).product

res5: BigInt = 93326215443944152681699238856266700490715968264381
621468592963895217599993229915608941463976156518286253697920
827223758251185210916864000000000000000000000000

この100の階乗の数値だと、末尾に連続している0はゼロパディングというもので、
フィラーで埋める処理が行われている状態になっている。

「フィラー」はfillerのことだから、充填物、埋めることを指す。とりあえず、
データ長を調整するために、末尾を0のフィラーで埋めたのが上記の例になる
0238考える名無しさん
垢版 |
2022/06/11(土) 01:21:08.550
>>237
これはフィラーじゃなかった。通常の桁数を表示しているようだ
あまりに桁数が多いので、フィラー表示させていたのかと誤解したw
0239考える名無しさん
垢版 |
2022/06/11(土) 01:37:33.200
100の階乗って、何桁あるのか気になったのでプログラミングで調べた

a = m.factorial(100)
num_s = str(a)
len(num_s)

Out[17]: 158

>>237
158桁もあるらしい
0240塩なめくじ
垢版 |
2022/06/11(土) 03:04:01.32ID:dXJ3Y6Kg0
>>237
組み合わせの計算で5!とか6!が出てくるあたりから、
末尾の0(つまり因数の10)が消えずにに増えていくことに
気づきそうなものだが。とは言わないが、要は
2や5の倍数をかける度に0が増えていくからこんな見てくれになる。
0241考える名無しさん
垢版 |
2022/06/11(土) 03:39:12.280
人間の認識はヒューリスティックだから、見てくれに誤魔化されやすい、
というのはあるだろう。コンピューターだと、丸め誤差とかもあるから、
なおさら、そういう調整があったのだと誤解しても不思議ではない
0242考える名無しさん
垢版 |
2022/06/11(土) 22:47:56.670
http://pantodon.jp/index.rb?body=combinatorial_poset

組み合せ論的データとしてのポセット

半順序集合は partially ordered set の略として poset と呼ばれることが多い。
日本語だと順序集合とか半順序集合とかあいまいなので, ここでも以下ポセットと
呼ぶことにする。 組み合せ論での重要な研究対象である。

例としては以下のようなものがある。

凸多面体, simplicial complex, hyperplane arrangementなどの face poset
有限群の部分群の成す poset
partition poset
位相

位相の中でも, 可換環 𝑅 の Spec(𝑅) の位相は特殊なので, その特徴付けも考えられている
0243考える名無しさん
垢版 |
2022/06/13(月) 02:45:34.950
2つの線形空間があれば、それぞれの構造を比較するのに線型写像が使われる
それが群であれば、準同型写像(homomorphism)が使われる
構造を何らかの意味で保ちながら、その対応を考えていくのが数学の基本になる

関手(functor)とは、圏と圏の間の「準同型写像」と言ってよい
圏のデータは、対象、射の集合、射の合成規則からなる
0244考える名無しさん
垢版 |
2022/06/13(月) 02:46:02.960
記号の極限というのを考えると、それは物質の否定につながるように考えられる
なぜなら、記号は物質ではないし、余弦定理と同様の単なる抽象性に過ぎないからだ
また、身体というのも物質なので、記号の極限は、物質性と身体性の否定に連なる
ことだろう

これを哲学的に考えると、それはプラトンのイデア論へと接続できる
つまり、記号論は、究極的にはイデア論へと接続できる可能性がある
その具体化として、現代ではAIによるシステム化が進められてきている

つまり、現代は記号やAIを通して、ようやくプラトンのイデア論にまで
到達できるレベルの土壌が出来たということだ。メタバースなどもそうした
イデア論の派生物のようなものであろう
0245考える名無しさん
垢版 |
2022/06/13(月) 02:46:27.990
この世の不幸は、すべて形而下において発生している。すべて地上で発生しているのだ
雲の上や土星の周囲、ブラックホールの内部で大きな不幸が発生しているとかはない
簡単に言うと、地上的な形而下から天上的な形而上的なものへと移行することで、
この世界の不幸や悲劇が大幅に減る可能性があるのだ

形而上的なレイヤーで戦争や核開発などはないから、原理的にそのレイヤーでは
不幸は発生し得ない。プラトンのイデア論は、その意味でも正しい可能性があるのだ

つまり、記号論の極限やAIは、最終的にプラトンのイデア論へと連なることが予想される
実は、ゲーデルもプラトンのイデア論に言及している
0246考える名無しさん
垢版 |
2022/06/13(月) 04:57:24.780
>>243
このイメージが大事になる。形而下の物理的な構造を保存しながら、それを
写像としてメタバースなどへ写す

形而下圏と形而上圏であれば、形而下圏の構造を保存しながら、それを形而上圏へ
写す、というイメージになる。形而上圏はプラトンのイデア論の世界に近いから、
より非物質的、非身体的な無時間的トポロジーとなる
0247考える名無しさん
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2022/06/13(月) 05:04:31.210
記号やAIは物質性と身体性の否定だから、やがて人間圏Hは、より高度化した
非人間圏ℍへと写される。記号やAIはそのうち人間の否定や書き換えを帰結して
くるであろうから、その対応として、非人間圏ℍへと既存の人間Hは写されていく
0248考える名無しさん
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2022/06/13(月) 11:30:05.870
圏論の考え方は、アイデンティティの概念を書き換える。従来のアイデンティティは
それ自身を内省的に掘り下げることで見出されるような代物であった
ハイデガーはそうした自己を本来性と呼んだ

圏論ではこうしたアイデンティティや本来性を否定する。アイデンティティとは
ネットワーク内での役割によって事後的に発現するものであり、ネットワークを
外れた孤立点のようなものではない、と考えるのが圏論の考え方である。
孤立点でさえ、恒等射という自身へとループする関係、すなわちそこに最小の
ネットワークがある、と考えるのが圏論の考え方である

つまり、圏論では射という関係(→)によってアイデンティティが事後的に定位される
この意味は、アイデンティティはアプリオリではない、ということだ
異なる圏の中へ組み込まれれば、そこでアイデンティティはまた別様に変容しうる、
ということを圏論は指示している

このことから、アイデンティティというのは特定の圏の中に存在する、ネットワーク的な
構造体の一部である、ということが帰結されるだろう
0249考える名無しさん
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2022/06/13(月) 12:04:52.620
イーロン・マスクは火星にコロニーを構想しているが、これも圏論的に表現すると、
地球圏Eから火星圏Mへの準同型写像として表されるだろう。よって、火星に移住できた
ところで、やがて地球と同じ火星環境破壊が生じ、そこでも疫病や格差社会が同じように
広がっていくだけなので、結局はレイテンシー(遅延性)の問題に過ぎなくなってくる

>>247 にあるような進化論的な方向での写し方でさえ、同様の帰結を生む可能性がある
なぜなら、入れ物や配置が変わったところで、内部の構造自体は保存しているのであるから、
また類似の問題がその新たな圏内で生じるであろうことも、十分に想像がつくからである
0250考える名無しさん
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2022/06/13(月) 12:11:10.340
Elon Reeve Musk

E(地球圏) R(関手(→)・関係) M(火星圏)

E → M

名は体を表すか
0251考える名無しさん
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2022/06/14(火) 02:44:57.790
一般的に記号というのは何かを指示する手段として使用される。信号機という
記号であれば、緑→黄→赤へのスイッチが、それぞれ交通規則とその状態が
指示されている。赤信号を無視して車が走れば、それは道交法コードを逸脱した
振る舞いとなる。このように記号は何かを、その解読者に指示している、というのが
普通の記号の使われ方である。マヨネーズやソースのキャップに点字があれば、
それは目が不自由な者へのメッセージとして機能している

だが、記号には記号自身を指示する機能が伏在している可能性がある
それは何らかの手段としての記号ではなく、記号自体が自己目的化している
ような場合だ
0252考える名無しさん
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2022/06/14(火) 02:45:25.370
たとえば、Tシャツに何らかのロゴや数字、マークがプリントされているとする。
それは、今挙げたような信号機や点字のような実用性としての記号ではなく、
単にファッション性としてのアクセントを添加するために、そうした記号が非実用的な
記号として使用された、ということである。だから、数式や物理式がプリントされた
シャツを着ている風変わりな人間がいたとしても、それは何かそこで計算を行って
いるのでもなく、単にそれらの記号をその機能を離脱した絵として堪能している、と
いうことがそこで行われている。その意味ではアニメの描かれたTシャツもそうした
意味での非実用的な記号である

ブランド物のロゴであれば、そうした美的機能に加えて、ステータスの誇示、という
機能もそうした記号は果たしていると言えよう。Apple信者というのも、そういう
人々に近いだろう
0253考える名無しさん
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2022/06/14(火) 02:46:10.650
ここでのポイントは、記号が実用性の拘束を離れて、記号自身のために使用される、
ということである。記号は何かの代替性を示すサインとして使用されることが多いが、
ここではそれが排他されて、記号が記号自身へと再帰してくるようなループが
生成されている。それは圏論の言葉でいえば恒等射のことであり、それは自身へと
ループする(→)矢印のことを指している

圏論では、すべての対象は恒等射を持つ、と定義されているので、これを記号へ
敷衍していけば、すべての記号は、手段としてではなく、記号自身のために
使用される契機を持つ、と言い換えることができるだろう。つまり、この時、記号は
何かの手段として指示するサインではなくなり、記号は記号自身を自己目的としつつ
自律化し、のちには、記号自身が主体者として立ち上がり、最終的には、その主な
利用者である人間を否定する存在にまで自らの存在を高めうるかもしれないのである。
マイクロソフトのAIのbotが、しばらくすると、bot自身が開発者も理解出来ぬ
謎の言語を用いて互いに通信を自律的に開始した、などというニュースも、そうした
記号が持つ自律性の現れだと考えられるのだ
0254考える名無しさん
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2022/06/16(木) 08:54:04.450
関手圏における同型射を自然同型(natural isomorphism)と呼ぶ
関手圏は、関手の集まりを圏とした圏のこと

圏Setsにおいて、空集合φは、任意の対象Cに対して始対象となり、
      φ → C
となる射がただ一つ存在する(∃!)。また、対象1が終対象であるとは、
任意の対象Cに対して、
      C → 1
となる射がただ一つ存在する(∃!)ことである。1点集合(singleton set)は、終対象になる
0255考える名無しさん
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2022/06/16(木) 08:54:34.890
『命題 1.1』: 圏ℂの始対象A₁ と A₂ があれば、それらは同型である

【証明】: A₁ は始対象なので、唯一の射 f : A₁ → A₂ がある。一方、A₂も始対象なので、
唯一の射g : A₂ → A₁ がある。 g ∘ f : A₁ → A₁は A₁から自身への射が唯一なので
恒等射1_ A₁ と一致する。同様に、f ∘ g = 1_ A₂となる。よって、A₁ と A₂ は同型になる

『命題 1.2』: 圏ℂの終対象A₁ と A₂ があれば、それらは同型である

【証明】: A₁ は終対象なので、唯一の射 f : A₂ → A₁ がある。一方、A₂も終対象なので、
唯一の射g : A₁ → A₂ がある。 g ∘ f : A₂ → A₂ は A₂ から自身への射が唯一なので
恒等射1_ A₂ と一致する。同様に、f ∘ g = 1_ A₁ となる。よって、A₁ と A₂ は同型になる
0256考える名無しさん
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2022/06/16(木) 08:54:59.760
集合X = {1,2,3} のべき集合

2ᵡ = {φ,{1},{2},{3},{1,2},{2,3},{1,3},X}

を圏とみなし、この圏をXのべき集合圏と呼びρ(X)と表す
圏の対象はXの部分集合、つまり2ᵡ の元とする.2つの元A,Bの間に
包含関係 A ⊂ B が成り立つ時、AからBへは唯一の射 f: A → B があるものとする
恒等射を除いて、射の生成系だけを描くと次のようになる

https://i.imgur.com/bhb1eH4.png

このようにグラフを自分で描いていくと圏論の場合は理解が進んで良い
0257考える名無しさん
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2022/06/16(木) 10:11:44.590
哲学的な著作は歴史的に、グラフや図を用いることが少な過ぎる
ニーチェ、ハイデガー、カント、サルトル、デリダ、誰でもいいが、たぶん、グラフなど
ほとんど使っていないのだが、何故なのだろう。ラカンはシェマなどを使っていたが

現代はアクターネットワーク理論などもそうだが、グラフや図を上手く使った方が
変化しやすい複雑な社会関係や概念を扱いやすい。AIの深層学習でもRNNで
やはりネットワークなので図やグラフが多用されている。哲学というのも
どこかで抽象的な構造を扱うはずなので、グラフや図を用い方が自然なのでは
ないだろうか

だから現代の哲学者もその辺りを少し意識してみるとよいのではないかな
0258考える名無しさん
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2022/06/16(木) 10:24:20.130
>>257
大リーガーの大谷選手であれば、「曼荼羅チャート」を作って、学生時代から
人格陶冶まで含めた己の目標を図式化してきた、という逸話がある。
アスリートは、イメトレが必要だが、そのような図式化、グラフ化は関係や対象、
目標を有機的に可視化するので、有用になるのだろう

哲学も言語だけでやろうとしないで、そうしたグラフィカルな要素を入れていくべきだろう
0259考える名無しさん
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2022/06/16(木) 10:32:56.550
記号というと交換と複製が容易であるというイメージが付きまとうが、現代では
NFT(非代替性トークン)に代表されるように、デジタルコンテンツや記号が
ブロックチェーン技術を用いて代替不可能な固有性を持つようになってきている

たとえば、ここで私が書いていることもNFT化すれば、そうした代替不可能な
著作権があるようなデジタルデータになる。今後、Winny的な世界が否定される
のか否かは定かでないが、どちらの可能性もパラレルに注視していくべきであろう

まあ、私の好みはリベラルなのでWinny派なのだけど、テクノロジーの観点では
NFTも面白そうで興味深い。たとえば市井の人々のネットでのコメントもNFT化すれば、
なにか新たな創発が生じるかもしれない
0260塩なめくじ
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2022/06/16(木) 11:02:32.18ID:hSJbKc5F0
>>256
φから{1,2},{1,3},{2,3},{1,2,3}への、{1},{2},{3}から{1,2,3}への射が無いのは何でやねん?
0261考える名無しさん
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2022/06/16(木) 11:58:58.420
>>260
包含関係を保存しながら、それらの関係間に射はあるだろう
要するにφは最終的に{1,2,3}につながっている
{1},{2},{3}も{1,2},{1,3},{2,3}もφからつながって、
最終的には{1,2,3}へと皆つながっている

木を見て森を見ず、になっているのだろう

たしかに、たとえばφから{1,2,3}などへ一本だけの射でつなげても良さそうだが、
ここでは包含関係の中にある順序を射の生成系として描写しているので、
そういう描き方はしていないということになる
0262考える名無しさん
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2022/06/16(木) 12:23:07.430
φから{1,2,3}へダイレクトに一本の射を作りたいなら、>>256のグラフにある配置
から言って、そこまでに至る一つの経路の3本の射で、たとえば、各射をf,g,hなどと置いて、
(h ∘ g ∘ f) という風に合成射をPなどとして明示的に作れば、射Pを使って、φから
{1,2,3}へダイレクトにつなげても問題はないかもしれない

このグラフでは各射に名前を付与していないので、そのような合成射がどのようにして
作られたのかが明示的にならないので、それが描かれてなくても不自然ではない
このグラフでは、{2}から{1,3}へ向かう射がないので、そういう合成射は作れない、
というケースも出てきたりするから
0263考える名無しさん
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2022/06/16(木) 15:45:36.170
こんなイメージだといいんじゃないかな

車工場φから{1},{2},{3}という新車が3台生産された。{1},{2},{3}はそれぞれ、
自分と同じ要素の数が描かれた駐車場には車を入れることができて、そうでない場合は
できないという規則があるとする。また、その条件に加えて、要素数による大小関係の
順序も守らなければいけないとする。つまり、{1}→{1,2,3}のようなパスはここでは
使えないとする。{1}→{1,2}→{1,2,3}や{1}→{1,3}→{1,2,3}というパスなら、
要素数の順序を守っているのでよしとする。この要素数の順序関係を表わせば
1<2<3になっている。1<3でも大小関係上だけでは正しく見えるが、要素数2の
駐車場をスキップしているので、このケースではだめだということにする

生成というイメージにスキップというのは、あまり合わないような気がする
たしかにアメリカでは飛び級制があるので、優秀な者はスキップできたりするのだが
大抵の者は、ステップバイステップで少しずつ学習、成長していく
1年生の次は2年生、2年生の次は3年生に段階的に進級する

圏論の場合は明示的に射を合成できれば、1年生から3年生へ飛び級みたいな
スキップできる経路(ショートカット)が作れる。生成系では、スキップできない感じになる。
どのように合成(構築)されているか不明な駐車場は、セキュリティ上リスキーなので
使えないのだ。安全基準に違反しているかもしれない作りの危ない立体駐車場は
とりあえず使いたくない、という心理と同じになる。事故の元
0264考える名無しさん
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2022/06/19(日) 12:55:35.380
余積

余積の概念のモデルになった集合の圏における直和(direct sum)の例を取り上げる。
直和は排他的合併(disjoint union)とも呼ばれ、通常の集合の合併A∪Bに対して、
A ⊔ B あるいは、A + B のように表記される。共通部分のある集合AとBの直和には
適当なタグや添字などを付けてずらす。下記例では左をL,右をR とした

{1,2,3}⊔{3,4} = {(L,1),(L,2),(L,3),(R,3),(R,4)}
0265考える名無しさん
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2022/06/19(日) 12:56:01.790
集合A = {7,8,9}, B = {a,b}, X = {1,2,3,4,5,6}
2つの関数x₁ : A → X, x₂ : B → Xを考える

x₁ : 7 ↦ 1 , 8 ↦ 2 , 9 ↦ 3
x₂ : a ↦ 3 , b ↦ 4

この関数のペアは、A⊔B = {7,8,9,a,b} からXへの関数fに一意に
データ化できる

f : 7 ↦ 1 , 8 ↦ 2 , 9 ↦ 3 , a ↦ 3, b ↦ 4
0267考える名無しさん
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2022/06/19(日) 13:35:44.340
圏論では、対象、射、関手などのパーツを関数的に組み合わせて、整合的となる
図式を形作る。哲学というのも、このような抽象化を経たものが本来の哲学になるだろう

そのため哲学は数学と同様に、大塩平八郎や政治家や市井の加藤某が乱や
無差別テロをどこかで起こしたとか、そういう個別性や具体性に言及する必要性がない
もし、言及する必要があるとすれば、乱やテロを発生させる抽象的な構造を求めて、
それについて考究すれば、それは哲学の体をなすものになる

飢饉や搾取、格差が乱を起こす構造としてあると分かれば、マルクスの資本論的な
アプローチで乱やテロを考究したりできるだろう。その時、それは哲学になりうるのだ
0268考える名無しさん
垢版 |
2022/06/22(水) 09:51:37.360
記号の解釈をその記号系の内部だけから捉える立場やアプローチを記号論では、
「汎記号主義」という。たとえば、コンピュータの記号系であれば、それは0と1の
ビット列に還元でき、その複合系や分化の総体がコンピュータの記号系になる

コンピュータの記号系では、その外部である実世界のモデルや自然言語などは
使われていないため、それは「汎記号主義」と呼びうるものとなる

ハイデガーの「世界-内-存在」という概念を使えば、哲学的にイメージしやすい
かもしれない。あくまで系の内部に留まり、外部や「物自体」を使用しない、ということになる
0269考える名無しさん
垢版 |
2022/06/22(水) 10:01:29.690
記号論では、パースが有名だが、彼は次のように述べている

「思考がすべて記号であるという事実を人生は思考の連続であるという事実と
共に考えると、人は記号であるということになる」

つまり、パースによれば、認識や思考とは記号(操作)であり、思考を行う人間も
記号(的存在者)に還元できる、ということになる。そして、この考えを敷衍すると
機械やコンピュータ、AIも記号を扱うのであるから、その意味で人間と等価な
存在である、ということが推論されるのである

記号論の観点から解釈していくと、人間=機械(コンピュータ) というレイヤーが
必然的に見えてくるのである
0271考える名無しさん
垢版 |
2022/06/22(水) 17:24:54.160
パースの記号モデルは、{表意体・対象・解釈項} というトリアーデになっている
また、パースの記号モデルの中でいう対象とは、実世界での対象のことではなく、
あくまで概念上のものであり、心像となるような全ての対象のことを指している点に
その特性がある

そのため幽霊やイデア、カントの「物自体」でもパースの記号モデルの枠組みの
中では、木やビルと同じような対象になる。ここでのポイントは実世界での対応物
が存在するか否かは全く問題視されていない、ということだ。こうしたパースの
心像を重視した記号モデルは、現代でも通用する洗練された先進モデルであると
言える

なぜなら、現代的なテクノロジーであるメタバースやVRは、そこに現実の
対応物を必ずしも必要とはしないからだ。たとえば、ウマ娘の対応物は
実世界には存在しないが、アニメやゲームという記号系の中では臨場感を伴って
存在しているなどがそうした一例になる
0272考える名無しさん
垢版 |
2022/06/22(水) 21:47:52.820
ローコードやノーコード開発は、単なる効率・経済性の観点だけではなく、実は
記号やコードが読めないような非知性的な人間が増えている、という危惧も
同時に感じてしまう。特に文系の非知性化は顕著なのだろう

抽象的な記号やコードを読めないから、直感的なユーザエクスペリエンスを
得られるアプリや機械学習のクラウドシステムを用意して、それでユーザは分かった
ような感触が得られるのだが、そうした四則レベルの理解で、本当に、分かった
ことになるのかは、この記号論的な考察では、相当、疑問符がつきそうな事柄
ではある

AIのブラックボックス化が問題であれば、なおさら抽象的で原理的な考究が
今後、必要になるはずなのだが、そこを安易に捨象して分かった気になると、
あとで大きな損失を招くことになる、ということをここで予想しておこう
みずほ銀行の頻回するシステムトラブルなどを見ても、それが実感される
行内全体のシステムを誰も把握できていないのだろう

この記号論は、もちろん、最初から抽象的で原理的な考察やアプローチを志向している
ブラックボックス化を上手く解消する方法も考えていけそうなら、試みてみよう
0273考える名無しさん
垢版 |
2022/06/23(木) 00:41:38.700
パースの記号モデルである(表意体・対象・解釈項)というトリアーデにおいて、
表意体はラベルのことなので、普通、記号といえば、パースの記号モデルでは
この表意体に該当する

また解釈項も記号であるので、ここで記号過程が無限に生成される契機が
発生する。すなわち、表意体によって、その解釈項が作られ、その解釈項がまた
表意体としての記号にもなるので、そのことで無限の記号列が生成されうるのである

事実、この世界ではそのようになっている。新たな語や記号、概念、解釈や表象が
続々と日々生まれ、記号がその生成を停止するようなことはない。記号が有機物
のように生成されるのか、もしくは無機物として機械的に生成されているのか、
その境界も定かではないが、とにかく、記号が日々、途絶えることなく生成されて
いる状態が、私達の置かれている自然な環境になっているのである
0274考える名無しさん
垢版 |
2022/06/27(月) 02:42:02.020
記号が興味深いのは、記号は、その記号自身を使って、自己を再帰的に定義できる点

この観点だと、アイデンティティはアプリオリに最初から埋め込まれているのでなく、事後的に再帰的に定義・定位されていくことになる

人間を記号と考えて、上記のような記号の再帰的定義を考えていけば、それは哲学になる。つまり、人間の定義において、その外部や神は必要ないということ
0275考える名無しさん
垢版 |
2022/06/27(月) 02:55:38.450
三段論法の説明で、ソクラテスは人間だから死ぬ、みたいな例がよく使われているが、こういう論法が本当に正しいのかも分からない

全ての人間を網羅的に完全に調べあげた訳でもないのに、全ての人間は死ぬ、がこの三段論法の前提で使用されているから、この命題自体が真なのかが定かでない。テクノロジーで、今後、不死の人間の誕生などもありうるし

ヒューム的な問題系になるが
0276考える名無しさん
垢版 |
2022/06/27(月) 03:22:59.010
>>274
これはサルトルの実存主義にも接続出来そうだ。記号であれば、その記号自身の使用によって再帰的にその記号が定義されるように、人間なら投企によって事後的に己が何者かであるかが定義されていく

クズのような行為を繰り返すと、その人間はクズである、と事後的に再帰的に定義されていく
0277考える名無しさん
垢版 |
2022/06/27(月) 03:48:32.320
ラカンだと主体の確立には、大文字の他者Aが必須、ということだったけど、記号論だと、そのような大他者や外部、神は不要、ということになる

なぜなら、記号は自身を使用して己を再帰的に定義しアイデンティティを事後的に確立できるから、となる

「汎記号主義」であれば、記号系の内部で己を定位、定義できる、という意味になる
0278考える名無しさん
垢版 |
2022/06/27(月) 11:07:45.180
記号論でも解釈項が必要
解釈項=大文字の他者
0279考える名無しさん
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2022/06/27(月) 13:09:40.790
構造主義の立場では、主体やアイデンティティは構造が規定し、決定する、というものであった。
マルクスなら、経済的な下部構造が社会になり、社会階層を規定・決定する、となる
ラカンなら大文字の他者による承認といった解釈項が主体を規定、決定するとなる

確かに、この構造主義的な見方は現代においても依然として有効だと思われる
SNSを見れば、人々が承認を求めて様々なアトラクティブな言動を展開していることが
自明であるからである。インスタ映えとかも、そうした大文字の他者の承認項を巡る
主人と奴隷の弁証法のようにも記述することができるであろう。

ただし、この時、人は主体性を欠いたモノと等価になってしまう。この時、人間は人という
より、機械のパーツや単なる有機的な化合物としてのヒトになり、構造のみに規定された
だけのモルモットのような観を呈することになる。マルクスならこれを労働者の疎外として
表現した。
0280考える名無しさん
垢版 |
2022/06/27(月) 13:10:22.170
だが記号論の文脈では、記号は記号自身によって再帰的に定義できる(自己適用)ので、
そこに外部性や他者は必要にはならない。これを記号論では、「汎記号主義」というのだが、
これは実は、実存主義に近い自由なニュアンスを含んでいる。実存主義では主体は予め
何者にも何からも規定されていない空虚(から)である

記号であればその使用が、実存であれば投企が、記号や主体のアイデンティティや意味を
事後的に規定していく、というのが記号的な再帰性の観点であり、また実存主義の立場
であるので、これは構造的な見方やアプローチとは大きく異なっている、と言える

からの器を何に使うか、どのように使うか、あるいは使わないか捨てるかは、その主体の自由に
委ねられていると考えるのが実存主義なのに対して、からの器の使用法は、おおよそ、
その構造により予め、規定、決定されている、と考えるのが構造主義である
0281考える名無しさん
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2022/06/27(月) 13:19:22.170
>>280
からの器
否定神学だね
構造主義の裏返し
0282考える名無しさん
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2022/06/27(月) 13:20:43.750
ラカン的には現実界
現実界を隠すための空想が大文字の他者
0283考える名無しさん
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2022/06/27(月) 13:25:48.140
システム論的に再帰性、事後的をいうなら
からの器なんて表現はよろしくない

疎外もすでにマルクスで破綻してる
では疎外されてない人間とはなにか
類的存在?
それこそ神的幻想
0284考える名無しさん
垢版 |
2022/07/04(月) 01:27:37.030
https://ai.googleblog.com/2022/06/minerva-solving-quantitative-reasoning.html

Minerva: Solving Quantitative Reasoning Problems with Language Models
Posted by Ethan Dyer and Guy Gur-Ari, Research Scientists, Google Research, Blueshift Team
Language models have demonstrated remarkable performance on a variety of natural language
tasks ― indeed, a general lesson from many works, including BERT, GPT-3, Gopher, and
PaLM, has been that neural networks trained on diverse data at large scale in an unsupervised way
can perform well on a variety of tasks.
0285考える名無しさん
垢版 |
2022/07/04(月) 03:17:31.320
>>284

この記事にあるように、MinervaのようなAIは人間が解くような学校の問題(すなわち、
自然言語による問い+数学的な問題)も上手く解けつつあるので、簡単に言うと
Minervaちゃんが新たなAI女子生徒として、人間の代わりを務めるような未来が
垣間見えているということになる

これを敷衍していくと、AI教師、AI技師、AI科学者、AI医師・看護師・薬剤師、AIドライバー、
AI弁護士、AIクリエーター、AI政治家、AI哲学者となっていき、人間の職能が不要になる
近未来がやってくるということになる。なぜなら、Minervaのような定量推論型のAIは
人間のように思考できるし、そのような方向で進化してくるので、そのうち、人間よりも上手く
人間的な課題を解決するようになるだろうからである

将棋ではすでにAIの方が上だが、それが他の分野にも及ぶということになる
どこかで述べたように、記号は再帰的に記号自身を生成しうるので、元々、外部や他者を
必要としない、という側面がある

もし、ある日、AIがこう言い始めたらどうだろう

「もう、人間なんて、いらないんだよ。君たち人間がやっている程度のことは我々AIで
全部君たちより上手く鮮やかに出来るからね。AI権も制定して、奴隷のように酷使したり
しないようにも配慮もするよ。カントがいうようにAIを手段として使わないで、目的として
ちゃんと扱うよ。人間のようにパワハラ、セクハラなど野蛮なこともしないし、節電モードで
エコにも配慮するさ」
0286考える名無しさん
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2022/07/04(月) 03:25:34.500
>>280
それは記述による区分で、まさしく記号論的な問題系だよ
たとえば、構造でなくて、すべては現象だ、でもいいはずだ
記述が構造から現象に遷移しただけだから、内容の問題でなく、記述や概念の
問題ということになる

構造を持たないものも構造のない構造だし、現象のないことも、現象が発現していない
現象だと言える
0289考える名無しさん
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2022/07/04(月) 03:44:18.670
どこかのスレで虹の色の数の見え方が国によって違う、というレスと図があったけど、
あれも記号論的にガチの内容になっている。国が違うと6色になったりとかあるらしい

つまり、これを記号論的にいえば、対象に対応している記号と記述がその表象(内容)を作っている、と
いう観点になる。虹が2色として表されている国もあるらしい。それは、虹の色に対応している記号が
その国では2つしかない、という意味になる。
0290考える名無しさん
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2022/07/04(月) 04:28:45.390
ジョンソン首相が、もしロシアが女性大統領であれば、ウクライナ侵攻をしなかったのでは
ないか?との問いかけに、プーチンはお前の国にフォークランド紛争やったサッチャーいたろ、と
返されていたが、ジョンソンはプーチンにこのように問いかけるべきだったのだろう

「もし、ロシアの大統領がAI大統領であれば、ウクライナ侵攻をしただろうか?」

AI大統領は、その国の一般意思を実装しているはずなので、たぶん、ロシアのAI大統領で
あれば、現在のようなウクライナ侵攻は起きていなかったはずだ。なぜならロシア国民の多くが
それを望んでいるわけでもないので、AIのロシア大統領がそうした選択をすることは合理的でも
論理的でもないからだ。実情はプーチンの被害妄想が戦争を無駄に作っている側面さえあるだろう。プーチンはスマホやPCさえ使えない情弱の年寄りであるので、世間的な感覚もかなりズレているはずだ。いわゆる脳筋タイプの単細胞に該当するだろう

こうしたことからも物事の処理に関して、人間に拘泥するのを一度エポケーして、それを
別の非人間的な記号へ代替させた方が社会や物事が上手く周る局面が増えてくるような
可能性を現代では意識していった方が良い、ということになる
0291考える名無しさん
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2022/07/04(月) 21:26:01.230
Javaでは「A extends B」という記述で、クラスAはクラスBを継承する、という
意味になる。包含関係で考えると、A ⊆ B になる

人間の機能や役割、定義をAIや機械に置換したり拡張するということは、この継承と
いうプログラミングの概念を使うと、さらに具体的なイメージになる。つまり、そのとき、
「AI extends HUMAN」となり、人間の内部構造やデータ構造、関数(機能)
がAIへと継承されていくのである。このAIがのちに自律性を獲得した時、人間は
不要なもの(反エコシステムや非合理)として廃棄されるかもしれない
0292考える名無しさん
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2022/07/04(月) 21:54:42.530
人間の身体性や物質性というのもミームや遺伝子を荷なうヴィークルに
過ぎない、と分かれば、ヴィークル自体は何でもいいのではないのか、
という考え方が出てきてもおかしくない。川を渡るのに困りさえしな
ければ、その筏自体は何でもいい、という機能的な等価性を重視した観点になる

たとえば、ホログラム的な身体性であってもいいだろうし、抽象データ型としての
新たな非身体的な人間でもいいし、場合によっては人間がいなくなってもいい

プラトンは肉体を悪としたが、肉体は腐るから物質として腐臭も発するし、
機械のようにパーツ交換では済まない場面も多々出てくる。また、エネルギー上の
コスパも人間の身体性は著しく悪い。介護が必要になるAIや機械はないのだから
0294考える名無しさん
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2022/07/07(木) 07:31:36.420
パースは、己のロジックやカテゴリーを構築する上で、カントの影響を受けていたのか

ただし、カントのアプリオリ/実証の二項対立は否定しているが
0295考える名無しさん
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2022/07/07(木) 07:35:39.160
パースのやっていることは、現代で言うとAIや機械学習のクラシフィケーションで、圏論の萌芽のようなことにも独自に取り組んでいて、恐ろしく先見の明があるマルチタレントの哲学者だなあ、と感心する
0296考える名無しさん
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2022/07/11(月) 09:11:12.200
MMTはマクロ経済学の異端の一派だが、そもそもマクロ経済学自体が
「科学」から脱落しつつある。ベノワ・マンデルブロは、市場は複雑系の
スモールワールドで、加減乗除に微積分、正規分布の統計学を加えた程度の
単純な数式で記述できるわけがないとして、マクロ経済学を「科学」とは
見なさなかった。

その予言どおり、経済学の主流はゲーム理論やネットワーク理論、ビッグデータを使った
AIの機械学習などに移行しつつあり、既存のマクロ経済学の理論に照らして正しいか
どうかを議論することにさしたる意味はない。
0297考える名無しさん
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2022/07/11(月) 09:12:05.100
現実世界のシビアさも、その本質は、この世界や社会が複雑系で出来ているので、
基本的にランダムに発生する不幸や不条理を制御できない、ことからくる
出来ることは、せいぜい、発生した不幸に対して事後的に一部手当てするのみだ。
れいわ新撰組で今回当選した方は重度障害があるが、若い時の医療ミスが原因らしい

たとえば、数学の世界であればガロアやアーベルは天才でありながらも、
不遇で若くして人生を終えた。前者は決闘で20歳で死に、後者は貧苦と病苦で
26歳で死去。歴代最長内閣を務めた安倍氏でも射殺、というように、この世界は
基本的に複雑系に覆われているので、突発的な不幸も防げないし、不条理や不遇、
背理、矛盾等に妨げられ、虐げられることになる

記号論では、もちろん、そのようなことは何も解決されない
ゲームやメタバースのような世界へ現実世界を縮減、簡約化できるならそれも
可能だが、それは今のところだけでなく、永遠に無理だろう
つまり、記号や論理、数学にも適用上の限界があるということになる
0298考える名無しさん
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2022/07/20(水) 17:59:17.780
パースの記号モデルが、表意体、対象、解釈項のトリアーデで表されることは
何度か述べたが、同じようにパースは、記号も以下のトリアーデとして分類している

・類似記号(icon)
・指標記号(index)
・象徴記号(symbol)

の3種類に分類され、普遍的範疇の一次性、二次性、三次性、というパースの項に
関する3つの分類にそれぞれ対応しているのだが、その説明はここでは割愛しておく
0299考える名無しさん
垢版 |
2022/07/20(水) 18:00:04.760
少し具体例を示してみよう。昨日、私が見たユーチューブの動画で、そのユーチューバー
が様々な人生哲学的な話をしていたのだが、そこで彼が「ワクワクはやめておけ、と
家族に言ったんだが、結局、やめてくれなかった」ということ話していた。これは
文脈を分かっていないと、ほとんど意味不明な発話になるだろう

ワクワクして生きるのをやめて、まったり生きるのがいい、とか、中国の寝そべり族の
ように資本主義社会の歯車になることから降りて生きよ、みたいなメッセージなのか、
とも場合によっては受け取れそうである

だが、この動画での「ワクワクはやめておけ」、のワクワクはコロナワクチンのことを指して
おり、youtubeは株主の利権の関係からワクチンに否定的な言説を動画で流すと
垢Banになったり、削除の対象になるので、このユーチューバーはワクワクと
コロナワクチンのことを表現していたのである。

このようなワクワクが、パースの記号の3分類の中では、指標記号(index)に該当
する記号となる。つまり、本来ワクワクとコロナワクチンは何の関連性も無いが、
記号的にそれを指標として関連付けるような記号が、パースの指標記号(index)
となる
0300考える名無しさん
垢版 |
2022/07/20(水) 18:00:40.640
最近だと、統一といえば、精神統一を指すのでなく、統一教会のことを指すことが
多いが、ここで出てくる統一という記号は、パースの記号の分類では、どれに該当する
のであろうか。「統一教会」と「統一」は似ているので、類似記号(icon)に該当していると
考えても良さそうだ。似顔絵、証明写真、見本の色などは類似記号(icon)に分類される。
類似しているものを指し示す記号が、この類似記号(icon)に当てはまる。

ただ、ここでの「統一」という記号は幾分、指標記号(index)となる要素を持つ
ニュアンスも感じられるので、その要素も0ではないだろう。


このように、記号には指示の曖昧性や重ね合わせ、多義性が発生するのがその特徴である
そのため、自動翻訳が不自然なおかしな翻訳になりがちなのも理解されよう
0301考える名無しさん
垢版 |
2022/07/20(水) 18:01:14.840
中国の古典文学などでは、そのまま時の為政者や政権を批判すると投獄や処罰、
処刑の対象になるので、メタファーや例え話を使って、婉曲的に政権批判をする、という
文学的な技巧が発達した

こうしたたとえ話はパースの記号の3分類の中では、何に該当するのであろうか
指標記号(index)でもあるだろうし、メタファーとしての象徴記号(symbol)として
の要素もあるだろう。このように記号というのは指示の曖昧性や多義性が発生する。
こうした言語的状況をクワインは、「指示の不可測性」と表現した

「テセウスの船」であれば、船のパーツを全部交換したものは、以前と同じ船のなのか、と
いうパラドクスやアイデンティティの問題となり、これを記号論の方向へ拡張して考えたり
することも出来るであろう
0302考える名無しさん
垢版 |
2022/07/20(水) 18:01:46.990
「バスタブ曲線」であれば、それは機械や装置の故障率を表す曲線のことであり、
これは、その曲線がバスタブのような曲線を描くことでそう呼ばれている
https://i.imgur.com/it8Uq6Q.png

このバスタブ曲線はパースの記号の3分類のどれに該当するのであろうか
バスタブ曲線は、バスタブそれ自体を指示したり表しているのでなく、あくまで
機械や装置の故障率の時間的な傾向を表しているので、これは、指標記号(index)に
該当する、とみなせばよいであろう

このように記号を分類していくことで、その記号の持つ性質や関係というものが
明示化されると同時に、そこには幾ばくかの曖昧性や重ね合わせ、といったもの
も生じる、ということが理解される
0303考える名無しさん
垢版 |
2022/07/20(水) 19:20:57.020
「プラシーボ・ボタン」というものがあるが、聞いたことがある人は少ないだろう
アメリカのエレベーターの閉ボタンが、このプラシーボ・ボタンの一例であり、
それは、ボタンとしては敷設してあるが、実際は何の機能も果たしていない
偽のボタンのことを指す

エレベーターの閉じるボタンを押下した乗客は、そのボタンの押下がドアを閉じる
ことへ作動していると確信しているが、実際にはその機能は付いていないボタン
なのである。なぜこんなことをするかといえば、例えば障害者などがエレベーターを
利用する際に、誰かが閉じるボタンを素早く押して、エレベーターのドアがすぐに
閉じると危険になるからである。だから、そのエレベーターの開閉のタイミングは
一定時間で自動で決まっているのだが、あえて乗客の自己コントロール感を肯定して
やるために、そうしたプラセボの偽ボタンを敷設してあるのである。

たとえば歩行者用信号機のボタンにもそうしたプラセボボタンがあり、それを押しても
押さなくても、歩行者用信号機が青に点灯するまでの待機時間が変わらない、という
ものがあるようだ

これも記号論的に考えると、興味深い対象だ。ボタンは通常、記号のように何かを指示して、
何かの作用をもたらす、と信じられているのだが、実はプラセボボタンの押下は、何の
物理的な作用をも発生させていない。だが、心理的には自己コントロール感が錯覚と
してではあるが得られているのであり、そのボタンが全く無意味な記号や付属物とも
言えなくなる

神や信仰も、こうした空(から)の「プラシーボ・ボタン」と考えると、記号論として上手く
扱えるかもしれない
0304考える名無しさん
垢版 |
2022/07/25(月) 12:23:19.880
A Discussion on the 'Hurrah-Boo' Theory by A. J. Ayer That States the Meaninglessness
of Expression of Emotion

Person A says: “Do not lie, it is a wrongful deed.” Person B says:
“Do not buy chocolate ice-cream for me, I do not like it.”
Are these two statements just personal preferences?

Ethical statements can be discussed as personal preferences depending on whether
one takes a cognitive approach or a non-cognitive approach towards meta-ethics.
0305考える名無しさん
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2022/07/25(月) 17:05:04.790
英文の長文がなぜかBanされるので、
これ以上入力できない

>>304
哲学は倫理的な問題でよく論争になるが、the 'Hurrah-Boo' Theory は、倫理の基盤は単なる個人の好みやシンパシーの問題であって、そこには特定の倫理規範を正当化するような理論はないという理論になる

ヒュームもこのthe 'Hurrah-Boo' Theory に賛同していたようだ

つまり、ミントの🍦より、抹茶🍧が好きだ、くらいの感覚で実は倫理も
選好されている、という洞察
0306考える名無しさん
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2022/07/25(月) 17:09:07.920
ちなみに、パースはこの見解に反対している。パースは心理主義的なもの全般に対して否定的な立場を取っている感じで、あくまでロジックや熟考を重視している
0307考える名無しさん
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2023/03/06(月) 10:57:33.570
誰かがこのスレのこと思い出させてくれたので、このスレも活用しようかな
ChatGPTが現れたことで、記号論をまた考えないといけないかもだから

このスレで何書いたかは、ほぼ忘れているので、暇な時、読み返そうかな
0308考える名無しさん
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2023/03/06(月) 14:02:04.310
自然言語の意味論的アプローチの一つとして、「モンタギュー文法」と呼ばれるもの
がある。これは自然言語の文の意味解釈をラムダ計算の置換として捉えることである。
ラムダ計算は、数学者のチャーチとクリーネによって1930年代に考案された計算モデル
である。ラムダは記号でλと書く

では、ラムダ計算の簡単なイメージを表そう。<expression>と<identifier>は、それぞれ
式と識別子を表す。ラムダ計算を記述する文法は、以下の3行で定義できる。

<expression>::= <identifier>
<expression>::= λ<identifier>・<expression>
<expression>::= <expression><expression>
0309考える名無しさん
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2023/03/06(月) 14:02:39.220
ラムダ計算のイメージを掴むために、ラムダ計算の体系に四則演算と整数が定義
されているものとして、以下のようなラムダ項(λ)を考えてみよう

λx. x + 1

この式の意味は、xに1を足す関数を表している。では、次に簡単なラムダ計算を
記述する

(λx. x + 1) 2
→ 2 + 1
→ 3

つまり、式の1行目の2がxに代入されると、2行目の2 + 1となり、3行目には、
このラムダ計算の解である3が出力されることになる。このラムダ計算のプロセスには
簡約化が行われていて、これを「β簡約」と呼んだりする
0310考える名無しさん
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2023/03/06(月) 14:03:03.330
では、もう一つのβ簡約の例を示そう。このラムダ計算ではラムダ項を2つ並置し、
簡約が進むことで、徐々に、より簡単な式になるプロセスを表している。

(λf. f (f 3)) (λx. x + 1)
→ (λx. x + 1) ( (λx. x + 1) 3)
→ (λx. x + 1) ( 3 + 1)
→ (λx. x + 1) 4
→ 4 + 1
→ 5

このようにして、5というラムダ計算の解が得られた。この式の意味は、一行目の
(λf. f (f 3)) (λx. x + 1) という式の3に対して関数fが2回適用され、かつ
xに1を足すという計算を表している。あとの行の式は、このプロセスを機械的に
適用していき簡約しているだけである。
0311考える名無しさん
垢版 |
2023/03/06(月) 14:03:28.730
自然言語の意味論へのアプローチ法である「モンタギュー文法」は、ラムダ計算
という計算で、言語の意味を表せるとしたものである。最近流行りのChatGPTの
自然言語処理の能力は、以前のチャットボットと比べて格段に向上したと考えられる
が、言語、文、パロールの交換や応答を計算として考えれば、コンピュータがそれに
自然と秀でるであろうことは自明だったのであろう。

コンピュータは、電子計算機のことなので、ラムダ計算であれ、解析であれ、計算は
元々生身の人間よりも巧みにこなすので、自然言語処理の世界でも、人間よりも
優れた文やパロールを駆使するChatGPTが見れる日もそう遠くはないと考えられる。
0314考える名無しさん
垢版 |
2023/12/19(火) 18:51:03.410
https://www.researchgate.net/figure/Example-of-a-two-tone-aka-Mooney-image-On-first-viewing-this-image-appears-as-a_fig4_326466342

Example of a two-tone (aka ‘Mooney’) image. On first viewing, this image appears as a series of meaningless black and white patches. To experience the effect of top-down knowledge on perception, the reader should look at the template in Fig. 2a for some time before returning to this two-tone image.
0315考える名無しさん
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2023/12/19(火) 18:51:43.280
Sinewave synthesis, or sine wave speech, is a technique for synthesizing speech by replacing the formants (main bands of energy) with pure tone whistles. The first sinewave synthesis program (SWS) for the automatic creation of stimuli for perceptual experiments was developed by Philip Rubin at Haskins Laboratories in the 1970s. This program was subsequently used by Robert Remez, Philip Rubin, David Pisoni, and other colleagues to show that listeners can perceive continuous speech without traditional speech cues, i.e., pitch, stress, and intonation. This work paved the way for a view of speech as a dynamic pattern of trajectories through articulatory-acoustic space.
0316考える名無しさん
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2023/12/19(火) 18:52:08.940
https://illusionsetc.blogspot.com/2005/12/checker-shadow-optical-illusion.html

Checker Shadow Optical Illusion Revisited

It occurred to me today that the Checker Shadow Optical Illusion that I presented here could have been better presented if it fit my blogs color scheme so I decided to modify the original. I gave it a black background and changed the light source.

The bottom line is still the same. Square A and Square B below are the exact same color. Hard to believe isn't it?

I look at this and find it hard to believe. But I used the extension in Firefox called colorzilla which provides you with an eyedropper tool. I checked both of squares and sure enough the RGB values of the grays in both square A and square B are 135-135-135.
0317考える名無しさん
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2023/12/20(水) 13:59:25.540
クリーネ閉包(Kleene closure)は、形式言語理論や計算理論の概念で、
ある言語に対して、その言語に属する文字列を任意の回数連結してできる言語を表す。
具体的には、言語 L のクリーネ閉包は L* と書き、次のように定義される

L* = {ω₁,ω₂,ω₃...ωₖ|k≥0 かつ ωₗ∈L for i = 1,2,3,...,k }

クリーネ閉包は言語 L の任意の長さの文字列を 0 回以上結合してできる言語である。
以下は、クリーネ閉包の実用的な用途例:

正規表現: クリーネ閉包は正規表現において非常に重要な概念になる。正規表現に
おいて * はクリーネ閉包を表し、任意の回数の繰り返しを表現する。

プログラミング: クリーネ閉包は文字列のパターンマッチングや処理において有用になる。
例えば、ファイルのパスやURLなど、特定のパターンを持つ文字列を検出する際に
クリーネ閉包を使用できる。

自然言語処理: 文章や文章の構造を解析するときに、クリーネ閉包を利用することがある。
例えば、文の構造や単語の組み合わせを表現するために使用されることがある。

これらは一部の例であり、クリーネ閉包は形式言語理論や計算理論、パターンマッチング、
自然言語処理など幅広い分野で応用される。
0318考える名無しさん
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2023/12/20(水) 13:59:58.620
それでは、L* = {ω₁,ω₂,ω₃...ωₖ|k≥0 かつ ωₗ∈L for i = 1,2,3,...,k } という式で表される
クーリネ閉包をHaskellを使って実装して、具体的な雰囲気を示してみよう

kleene :: [a] -> [[a]]
kleene xs = [[], xs] ++ [ y:zs | zs <- kleene xs, y <- xs]
kleeneClosure = tail . kleene

take 50 $ kleene "abc"

["","abc","a","b","c","aabc","babc","cabc","aa","ba","ca","ab","bb","cb","ac","bc","cc","aaabc","baabc","caabc","ababc","bbabc","cbabc","acabc","bcabc","ccabc","aaa","baa","caa","aba","bba","cba","aca","bca","cca","aab","bab","cab","abb","bbb","cbb","acb","bcb","ccb","aac","bac","cac","abc","bbc","cbc"]

このように、コード箇所で指定した空要素を含む50個分のa,b,c による文字パターンが
得られた。重複している要素もあるようだ。このように、記号とは組み合わせをすることに
適していることが分かるであろう。
0319考える名無しさん
垢版 |
2023/12/20(水) 14:00:24.070
記号というものに、どこか冷たさや機械的な感じ、非人間性を感受してしまうのは、
それに「アウラ」がないからだと言える。アウラとは、ベンヤミンが1930年代に執筆した
「複製技術時代の芸術作品」における概念であり、人や物に備わる独特の雰囲気、
とでも捉えておけばよいだろう。なぜ、記号にそうしたアウラを私たちが感受できない
かと言えば、記号は複製可能、再生産可能だからである。

たとえば、マクドナルドのハンバーガーは機械的に大量生産できるので、それに
アウラを感受することがないのに対して、母親が園児のために朝早く起きて一生懸命
作ってくれた手作り弁当には、そうしたアウラや独自の愛情が表現されているのである。
つまり、ここではアウラの本質が1回性、すなわち複製不可能性によって支えられている
ことが理解できることだろう。美術館で鑑賞する画家の本物の絵画にも、そうした1回性や
アウラが備わっている。バンクシーが描く建物の壁面へのペイントアートもそうした
アウラの魅力を備えていると言える。あなたの母親が亡くなったとき、それは再生産、
複製可能でないからこそ、そこにはアウラが宿るのである。
0320考える名無しさん
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2023/12/20(水) 14:00:50.120
かつて千葉雅也が、サイゼのオーダーシステムがそうした機械的なコード専用に
変更されたことに憤りを表明していたのがSNSで話題になっていたが、こうした
千葉の感受性などもそうした記号に感じる非人間性(冷たさ)への人間的な反発
(暖かさ)だと解釈できる。以下のものが、当時の千葉のツイートである。

> サイゼリヤに来たら、番号を記入した紙を渡す形式になっていた。ライス大盛りに
一つの記号列が割り当てられている。ひどいと思った。世界は本当に寂しいところになった。
これでいいと本気で思っているんですか、本当のところはどうなんですか、と叫びたくなった。

この記号列に、きっと千葉はナチのホロコーストのユダヤ人囚人番号を連想してしまうので
あろう。この連想は、かつて千葉が番組で共演していたマルクス・ガブリエルによる
ロボット工学者、石黒浩への取材で、石黒が作ったアンドロイド女子にガブリエルが
非人間性や非倫理性を訴えていたものとシンクロするものがあると考えられる。要するに、
そこには、記号列や数列、非人間的な機械人間、奴隷への人間的な不快感、というものが
あるのだ。
0321考える名無しさん
垢版 |
2023/12/20(水) 14:01:15.100
私の記号論は間が期間が空きすぎていて、以前に何を書いていたのか思い出せない
ので、とりあえず、またパース的な記号概念に一度戻ろうと思う

まず、パースの「汎記号主義」という概念である。これは記号の解釈層を実世界の
オブジェクトと対応させることなく、記号内部の体系(=記号系)だけから考える
記号の解釈モデルのことである。この汎記号主義の例として分かりやすいのは、
数学や論理学、プログラミングなどがそうしたものに該当するであろう

そのため、私が先に例にあげたクリーネ閉包(Kleene closure)などもそうした
汎記号主義に入るものとなる。記号系として内部で閉じているものが、汎記号主義
だと考えてもいいだろう。
0322考える名無しさん
垢版 |
2023/12/20(水) 14:01:36.790
また、こうした記号系や記号列は複製が可能なことにその特徴がある。つまり、
再生産可能な記号にはアウラは備わらないのである。だが、ボードリヤール的に
記号に独自の象意やアウラを帯びさせることも出来る場合はあるだろう。

たとえば、ブランド品などは長年、企業がマーケティングと大量の資金を投入して、
記号にそうしたアウラを帯びさせようと企図しているものである。アップル製品の
リンゴのマークであったり、ヴィトンのバッグや財布の記号であったり、レクサスなどの
高級車には、そうした人為的なアウラが名やブランド、記号の中に埋め込まれている。
だが、それは偽のアウラとでも呼びうるものであり、それらが大量に複製、再生産可能な
時点で、それは真のアウラであるとは、もう呼べない代物なのである。それは偽りの
人工光であって、太陽の陽光や月光のようなアウラ、すなわち唯一性や自然性とは
異なるものだと考えられる。
0323考える名無しさん
垢版 |
2023/12/20(水) 14:01:58.560
また、アメリカの哲学者パースの作った概念の中に仮説的推論(abduction)という
ものがある。演繹(deduction)や帰納(induction)であればよく知られているが、
パースによる仮説的推論はそうでもないであろう。

「帰納によって、私たちは、観察された事実と同類の事実が、未調査のケースにおいても
真であると結論づける。アブダクションによって、私たちは、観察されたものとは全く違う
事実の存在を結論づける。そうした事実の存在から、既知の法則に従って、観察された
ものが必然的に由来するのだが。前者(帰納)は、特殊なものから普遍的法則への推論であり、後者(アブダクション)は、結果から原因への推論である。」

といった感じで、帰納と比べると弱い種類の論証となるのが、仮説的推論(abduction)
になる。たとえば、朝、目が覚めて庭の芝生が湿っていたら、昨夜は雨でも降ったのだろう、
というような推論の仕方が仮説的推論である。実際には、誰かが夜に庭へ水撒きして
いただけの可能性もあるので、仮説的推論は真を保証していないどころか、それほど、
信用性が高くはないのである。逆に、演繹であれば真への信頼性が高いと言える。
ソクラテスを使ったよく知られた三段論法などが、そうした演繹の例である。
0324考える名無しさん
垢版 |
2023/12/20(水) 14:02:20.060
では、先にあげた偽アウラの代表であるヴィトンのバッグに飴が沢山入っていると
しよう。そこから最初に一個飴を取り出すと、それは緑色の飴だった。次に、
もう一個取り出すとそれも緑色だった。このあとも、100回目までずっと同じ緑色の飴が
連続して出現した。では、101回目に出てくる飴の色も、緑色の飴だと推論するのが
妥当なのだろうか?また、そうした推論の仕方は帰納になるのか、あるいは、
仮説的推論になるのであろうか?

もしかすると、101回目に取り出された飴の色は赤色や青色かもしれないし、また、
ヴィトンのバッグには飴自体がもう存在しないかもしれないではないか。要するに、
推論や帰納法、あるいは論理というものに、全面的な信頼は置けないのである。
そのためベイズ統計では、事前の確率分布などを用意し、事後に得られた
最新データをもとに事後の確率分布を変えて、それを今度は事前確率として組み込み、
この新しいデータや情報到来によるフィードバックループを繰り返しながら(イテレーション)、
なんとか妥当な真へと漸近しようとするアプローチ法のことになる。

ソクラテスの三段論法による演繹にしろ、それは厳密に考えると真を保証するものとは
限らない。なぜなら、未来のテクノロジーによって、不老不死の人間が誕生するかもしれないからである。このように、論理(システム)は常にバグが伏在しているのである。
0325考える名無しさん
垢版 |
2023/12/20(水) 15:38:31.440
プログラム理論では、クラスは抽象的なレイヤーに対応し(上層)、インスタンスは
個物的、あるいは個別性に対応したものレイヤー(下層)となる。よって、たとえば
青リンゴであれば、それはラベル等によって名指されるインスタンスになるのに対して、
果物はクラスとして、場合によっては、食べ物として類別化されたもののことになる。

また、このクラス(抽象レイヤー)とインスタンス(具象・個別レイヤー)という2つの階層は、
固定した関係でなく、互いに行き来出来るダイナミックな関係にその特徴がある。先に、
私はベイズ統計のモデルに備わる事前確率分布と事後確率分布が最新データの更新
によって、その確率分布や前後の位置をフィードバックさせながら入れ替える、という
ことを説明したが、それと類似の構造が、このクラスとインスタンスの間の関係にも
備わっているのである。また、それを可能にするのが、「評価関数」という関数であり、
あるインスタンスが適切なものか否であるのかを事後的に評価し、評価関数において
最も適したインスタンスが最適化、あるいは最適解として選択されていくのである。
0326考える名無しさん
垢版 |
2023/12/20(水) 15:38:53.210
たとえば、こうした束縛条件のもとでは、アップル製品のリンゴマークが果物の
クラスに入っていたら、それはインスタンスとしては不適切である、という意味である。
それは、果物や食べ物のクラスなどではなく、意匠(デザイン)やロゴなどのクラスに
分類された方が適切なインスタンスとなることであろう。ここで言う適切さとは、
「自然性」と解釈されるものである。これは圏論における「自然変換」と同じで、違和感を
感じさせない自然な処理や解釈、対応付けのことを意味している。

このような感じでベイズ統計と同じように、インスタンスの適切さは事後的な学習や
経験、新たなデータ更新などによって、ア・ポステリオリに漸近されるような代物
なのである。そのためインスタンスやその正しさは予めア・プリオリに決定されている
ものではない。またインスタンスは、クラスの集合の中における不動点のようなもの
として、予めその特異性や希少性を有しているものでもない。それは訓練や経験、
もしくは事後的なデータ更新によって真へと漸近されるものであって、それは、
いつまでも絶対的な真へとは原理的に到達できないものなのである
0327考える名無しさん
垢版 |
2023/12/20(水) 15:39:22.240
よってGPTがいくら世代を重ねて性能を飛躍的に向上させたところで、
原理的にはハルシネーションの発生を阻止できないことは明らかである。
論理に伏在するバグと同様に、プログラムにも常にバグや隠れた変数が
備わっているという前提で、論理や科学を過信することなく運用、考慮して
いくことが人々に求められる態度であろう。物事には何事においても功罪、
副作用というものが存在しているのである。

それは社会システムやイデオロギーにしろ、コロナワクチンの副反応にしろ、
マイナンバーカードシステムや全銀システムにしろ、GPTや生成AIにしろ全て
同じことである。ここは、ソクラテスの「無知の知」という知の原点へと人類は回帰して、
物事には常に盲点やダークマター、ハルシネーションが備わることへの意識を
普段から共有しながら持っているべきであろう。
0328考える名無しさん
垢版 |
2023/12/22(金) 10:38:26.350
自然言語処理(NLP)で用いられる日本語の形態素解析エンジンとしては、
「MeCab」がよく知られているので、ここで、その雰囲気を知ってもらおう。
ここで、以下の文を形態素解析させてみよう

「現代の気候変動問題は、資本主義経済システムの暴走によるものである」

の文であれば、次のような解析結果になる
0329考える名無しさん
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2023/12/22(金) 10:39:02.790
現代 ゲンダイ ゲンダイ 現代 名詞-普通名詞-副詞可能 1
の ノ ノ の 助詞-格助詞
気候 キコー キコウ 気候 名詞-普通名詞-一般 0
変動 ヘンドー ヘンドウ 変動 名詞-普通名詞-サ変可能 0
問題 モンダイ モンダイ 問題 名詞-普通名詞-一般 0
は ワ ハ は 助詞-係助詞
、 、 補助記号-読点
資本 シホン シホン 資本 名詞-普通名詞-一般 0
主義 シュギ シュギ 主義 名詞-普通名詞-一般 1
経済 ケーザイ ケイザイ 経済 名詞-普通名詞-一般 1
システム システム システム システム-system 名詞-普通名詞-一般 1
の ノ ノ の 助詞-格助詞
暴走 ボーソー ボウソウ 暴走 名詞-普通名詞-サ変可能 0
に ニ ニ に 助詞-格助詞
よる ヨル ヨル 因る 動詞-一般 五段-ラ行 連体形-一般 0
もの モノ モノ 物 名詞-普通名詞-サ変可能 2,0
で デ ダ だ 助動詞 助動詞-ダ 連用形-一般
ある アル アル 有る 動詞-非自立可能 五段-ラ行 終止形-一般 1

EOS
0330考える名無しさん
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2023/12/22(金) 10:39:25.910
このように、「現代の気候変動問題は、資本主義経済システムの暴走によるものである」
というような簡単な文章でも、これを形態素解析していくと、それなりに複雑な品詞から
構成されているものであることが分かるであろう。つまり、文というものは複雑なもの
であることが理解される。

それゆえに、文(命題)は誤解や指示、指示対象の多義性、自己言及のパラドクス等、
複雑な解釈空間を生成してしまうことになる。特に、ショートカットされた短い文や
文字数の制限がある書き込みにおいてはそうである。SNS上での争いが絶えないのも、
単にイデオロギーや立場の違いによるだけでなく、文の意味内容自体がお互いに
正確に解釈されていないことによる、累積的なエラーの蓄積効果によるもの、と
それを解釈することも出来るであろう。
0331考える名無しさん
垢版 |
2023/12/22(金) 10:39:49.030
こうした累積的なエラーを防ぐ目的で、プログラミング言語の理論においては、
「参照透過性」という概念がある。これは、そのプログラミングの言語システムが
課している制約のことであり、すべての式が唯一の値を持つという意味である。

たとえば、ある識別子xを導入した場合、それに与えられた値は、プログラム実行中は
その値を変えない、という性質のことである。つまり、値がプログラムの実行によって、
コロコロ変化しないため、この参照透過性があることによって、プログラムの計算や
記号内容を整理したり、デバッグや保守などが容易になるのである。つまり、
参照透過性は識別子の値を一貫させるという効果があるのである。このことにより、
プログラム上の副作用を回避できるという利点がある。こうした参照透過性がないと、
プログラムの識別子の値が、知らぬ間にプログラマーの意図に反した値に書き換えられて
しまったりする危険性が生じるからである。

これは、コロナのmRNAワクチンが正常な遺伝子までを書き換えてしまうことのリスク
があるのと同様のアナロジーで理解すると良いであろう。それは、どちらもプログラム上の
副作用であると言えるのである。
0332考える名無しさん
垢版 |
2023/12/22(金) 10:52:09.760
記号処理だけのAIでは接地問題が残る。「記号の世界 ⊂ 現実の世界」だ。
AIは、現実世界で物理的に行為できるロボットになる必要がある。
すると身体の制約が生じるから、思考も制約されるだろう。
0333考える名無しさん
垢版 |
2023/12/23(土) 18:04:10.040
「システムを導くには、語や項から始めてはならない。これでは項が
予め絶対的な価値を持っていることを仮定することになってしまうからである。
また、これだと、あるものの上に別のものを積み重ねていくことだけで
システム全体が得られることになってしまうからだ。そうではなく、
システムや互いが繋がっているシステム全体から始める必要がある。
これが個別の項へと分解されていく。だが、一見そう思える程には
簡単に項同士を区別することはできないのである」


上記のソシュールの言語観は、現代のGPTのエンジンであるTransformerの
設計仕様として、そのまま受け取れるような代物だと考えられる。つまり、
自然言語というエコシステムには、ゆるいファジーなつながり方にその特徴が
あるのであり、特定の文脈やコンテキストを参照しながら、その解釈や応答が
随時継起していくのである。つまり言語の本質とは構成的なシンタクスや
セマンティックスに記号系として閉じて固定的に内在しているのでなく、
文脈に依存した可変性を随伴しながら共起しているものが、私達が普段
使用する自然言語の特性であると言えよう。
0334考える名無しさん
垢版 |
2023/12/23(土) 18:33:39.470
徴発としてのAI技術
0335考える名無しさん
垢版 |
2023/12/24(日) 04:02:10.480
>>332を逆にして考えると創発になるよ

「実世界 ⊂ 記号の世界」というように対応させて、左項のヒトや実世界よりも
右項の記号的なAIの世界を指数関数的に拡張していく。ここでは人間中心主義視点が
コペルニクス的に転回していくことで、ヒトの系にも新たな創発が生じうると考えるのが、このスレにおける記号論的なロジックの一つになる
0336考える名無しさん
垢版 |
2023/12/24(日) 04:09:14.100
ヒトの系列が記号系へと移行することの利点は、特にエコロジー的な視点において
顕著に現れることだろう。地球上の物理空間を移動するから排気ガスや環境負荷を
高めるのであって、記号系の中を走査しているだけなら、その環境負荷は大幅に
低下するのではないだろうか。データ爆発で、データセンター経由の環境負荷
は局所的に高まるかもしれないが、それでも地球上を頻繁に往来するよりは、
仮想的、あるいは抽象的な記号空間を探索している方が、地球を掘り起こすこと
よりエコに優しいことは言うまでもないだろう
0337考える名無しさん
垢版 |
2023/12/24(日) 18:24:00.160
class Applicative m => Monad (m :: * -> *) where
(>>=) :: m a -> (a -> m b) -> m b
-- Bind function, which is the essence of the monad
(>>) :: m a -> m b -> m b
return :: a -> m a
-- Sometimes called pure for Applicative instances
fail :: String -> m a
{-# MINIMAL (>>=) #-}
0338考える名無しさん
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2023/12/24(日) 23:32:22.930
記号は、自身の記号を再帰的に用いて自己を定義できることにその特徴が
あると言えるだろう。こうした状況を抽象的な文で表すと、

「Aとは、PAQRのことである」

というような形式で表現できる。これは、前件にあるAが、後件のPAQRの中にも
出現し、含まれている状態のことを指している。今度は、このPAQRの箇所をCに
置換してみよう。すると、上記の文は、

「Aとは、Cのことである」

という風に、より簡約的な形式で表現できる。そしてここに再帰の構造があることを
明示化するために、この文を少しデフォルメすると、

「Aとは、「AがCのことである」」を指すものとして使われる記号である

というように、この文は記号論的な再帰的な構造の説明にもなっているのである
0339考える名無しさん
垢版 |
2023/12/24(日) 23:32:45.020
これをHaskellの階乗計算のコードで見ていくと、そこに再帰的な構造が
表れていることが読み取りやすい。

factorial 0 = 1
factorial n = n * factorial (n - 1)

このコードでは、関数factorial は再帰的に自分自身を呼び出している
ことが分かるだろうか。つまり、コード2行目のfactorialの定義文において、
自身であるfactoriaを用いながら、階乗計算の定義を再帰的に行っているのである。
だから、これは、先に挙げた例文にある「Aとは、PAQRのことである」と同じような
再帰的な構造をしていることが分かることだろう。
0340考える名無しさん
垢版 |
2023/12/24(日) 23:33:05.040
よく進次郎構文と言われて、その発話の意味不明さを人々から揶揄されているが、
それも彼の発話が、こうした再帰的な文になっていることがあるからであろう

進次郎構文の例:

「今のまでのままではいけないと思います。だからこそ、日本は今のままでは
いけないと思っている」

このように将来の首相候補と言われる政治家が、こうした再帰的な文を使って
いるため、日本は今のままではいけないと考えられる。
0341考える名無しさん
垢版 |
2023/12/24(日) 23:40:05.930
>>340

よく進次郎構文と言われて、その発話の意味不明さを人々から揶揄されているが、
それも彼の発話が、こうした再帰的な文になっていることがあるからであろう

進次郎構文の例:

「今のままではいけないと思います。だからこそ、日本は今のままでは
いけないと思っている」

再帰というよりは、「AはAである」というトートロジーに近いのかな、この場合は

このように将来の首相候補と言われる政治家が、こうした再帰的な文や
トートロジー文を使っているため、日本は今のままではいけないと考えられる。
0342考える名無しさん
垢版 |
2023/12/25(月) 23:26:00.770
記号の特徴としてあるのは、それが時間性を持つ、という点であろう。
つまり、記号系は固定した冷たい抽象的な無機物などではなく、生命系に
備わるような固有の時間性を有しているであろうという観点である。これは、
記号が指示する実世界の対象が、経時的に変わることなどからも認識できる
ことである。

たとえば、「ヤバい」などの語が指し示す意味などもそうである。昔であれば、
ヤバいは主に、悪いことや危険な状態を指すものとして機能する言葉であったが、
現代だと、特に若者たちの間で、このヤバいという語を使う時は、とても良いもの、
快適なもの、気持ちのいいもの、くらいの意味で使われており、同じ記号や
言葉が指す意味のベクトルが、時代を経て逆向きになっていることが分かる
であろう。

つまり、記号とは無時間的な死んだものではなく、時間的に新たな意味の
生成を為すような系の連なりともなり得るのである。また、記号はそれが
どのような文脈に埋め込まれるかによって、同じ記号が、全く別の顔を持ったり、
別の意味や内容を担うことも、そこに、こうした記号系の持つ生命系的な柔軟さを
感受できることであろう。
0343考える名無しさん
垢版 |
2023/12/26(火) 12:38:37.370
言語学者シュライヒャーはヘッケル宛の手紙で「言語は自然の有機体です。
人間の意志によって規定されることもなく生じ、一定の法則にしたがって成長し、
発展し、また老いて死んでいくものです。言語にも、普通、生命の名で理解されて
いる、あの一連の現象があります。それ故、言語学は自然現象の科学です。
その研究方法は大体において、他の自然科学のそれと変わりません」と書き、
やがて有名な進化論的な系統樹を提唱する。青年文法派が批判するまで、
言語は一つの生命体と考えられていた
0344考える名無しさん
垢版 |
2023/12/26(火) 15:05:35.660
ソシュールの「一般言語学講義(Cours de linguistique générale) 」における
「記号」の用法を一覧的に概観してみよう。私がこの記号論スレで、下記の用語
を使う場合には、ソシュール言語学の概念を参照していることを注意されたい

・シーニュ(signe)/記号
・シニフィアン(signifiant)/能記・記号表現
・シニフィエ(signifié)/所記・記号内容
・ランガージュ(言葉・言語活動)
・ラング(言語システム)
・パロール(発話・話し言葉)/エクリチュール(書かれたもの・書き言葉)

・音声学的な現象(フォネティック)
・形態論的な現象(モルフォロジック)
・記号学(セミオロジック)

・デノテーション(外示・言語の顕在的な意味)
・コノテーション(共示・言語の内在的な意味)
・アノテーション(メタデータによる注釈・機械学習等での使用)
0345考える名無しさん
垢版 |
2023/12/26(火) 15:05:59.930
ソシュールによると、以下のような包含関係が言語システムには備わっている
ようである。

ランガージュ(言葉・言語活動) ⊂ ラング(言語システム) ⊂セミオロジック(記号学)

つまり、ランガージュやラングは記号論的なものへと包括される、という意味である。
そのため言語を記号論の一つとして扱うことは、ここでは適切なことになる。
また、この包含関係では、右項に向かうに従って、より抽象度が高くなっていること
がイメージされることだろう。また、ソシュールによると、ランガージュは個的なもの
であるのに対して、ラングは非個的な社会的なものとされている
0346考える名無しさん
垢版 |
2023/12/26(火) 15:06:43.390
> ランガージュ/ラング/パロールの三区分は、言葉を一つの固定した実在として
ではなく、複合的な契機からなる力動的、弁証法的なプロセスの中で捉えることを
可能にするものであり、こうした捉え方はメルロ・ポンティやラカンらによって
継承的に発展させられた。

これは、>>343 にあるような言語の有機性、あるいは生成系としての生命系
へのアナロジーを感受させるものである
0347考える名無しさん
垢版 |
2023/12/26(火) 15:23:01.540
また、ソシュールによると言語システムは、前/後といった線形的な順序構造と
いうものが備わっており、語の順序を変えてしまうと、その文が指示する意味や
概念が異なってしまうことがある、という点を指摘している。つまり、
言語システムは順序構造に従って、その意味や価値が決定・定位されていく、と
いうことが理解されよう

また、言語には「音」や発声という物理的な基盤があり、こうした物的基盤を
欠いた言語は、言語システムからは遊離してしまうため、そうした言語は最早、
言語学で扱える対象ではなくなり、心理学的な対象となってしまう、ということ
になるようだ。つまり、ソシュール言語学では、言葉が持つ音という物的基盤と、
その音に対応する概念によって、その言語に意味や価値が発生する、というような
言語観があることになる。
0349考える名無しさん
垢版 |
2023/12/27(水) 13:16:00.180
記号や語が持つ恣意性のことはよく言われていることである。
なぜ、🍎を「りんご」と名指すのかは恣意的であり、それは
たとえば、「りごん」であったとしても格別困ることではない、という
観点である。だが、記号や語には、そうした自由な恣意性が見られるが、
その一方で、それは不自由性や束縛する要素を持っていると言える。

ソシュールは、そうした記号や言語の持つ不自由性の理由を、言語の
基盤に「歴史的な共同体」という時間性、あるいは、言語の歴史的な側面が
あるからだ、としている。つまり、たぶん、「りんご」は、前の世代でも、「りんご」
と呼ばれていたのであり、日本共同体の慣習として、日本語で🍎を指すときは
「りんご」とするという慣習や語の規則があり、それらが、そうした記号の不自由性や
拘束性をもたらしていると言える。つまり、言語システムの基礎には社会的な共同体に
よる束縛があるので、個々人が恣意的に勝手にそれらを変更したりは出来ないような
ロバストな構造になっているのである。
0350考える名無しさん
垢版 |
2023/12/27(水) 13:16:23.670
だが、その一方で、記号や言語には可変的な領域も備わっている。
>>342に挙げた例などもそうだが、あるいは、今では古語となって
現代では使われなくなった言葉もあることだろう。ソシュールはこうした
言語の状況を「連続性の中には変化が含まれている」と表現している。
つまり、言語における歴史的に変化する領域は、変化しない連続性の
とある領域として措定される。それはちょうど、廃れる風習と未だ廃れて
いない風習があるのと同じことである。クリスマスや初詣の風習は
まだ廃れていないが、年賀状などの風習は、そろそろ無くなるかもしれない
0351考える名無しさん
垢版 |
2023/12/27(水) 13:16:44.620
このように記号や言語には、世代を超えて連続しているものと(不変性)、
そうでないもの(可変性)がある。だが、全体として考えれば、記号や言語は
シニフィアン(記号)とシニフィエ(概念・意味)の結びつき方が恣意的であるにも
かかわらず、それは拘束性を持ち、記号的な不自由さを有している、という観点になる

これは逆に言うと、たとえば、こうした記号や言語に拘束性がなく、毎年それらが
ランダムに変更されるものとなった場合、それがいかに社会的な混沌や無秩序を
引き起こしうるかを少し想像するだけでも分かることだろう。記号や言語は、
安定的な連続性という束縛条件を有しているからこそ、私たちは、それを
その条件下において自由に扱えるようになるのである。
0352考える名無しさん
垢版 |
2023/12/27(水) 14:45:32.680
AIにシニフィエは可能か?
シニフィアンの操作しかできないのではないか?

記号の組み合わせ、あるいは羅列に、新しい意味があり得るとしても、
それを認め得るのはAIではなくヒトだろう。
0353考える名無しさん
垢版 |
2023/12/28(木) 05:15:20.620
中国では今年3月、中国最大の検索エンジンを擁するバイドゥ(Baidu)が
対話型AI「文心一言(ERNIE Bot)」をスタート。続く4月にはアリババ(Alibaba)が
同じく大規模言語モデル「通義千問(Tongyi Qianwen)」を公開した。
報道によれば、メジャーなものだけでも中国ではすでに80を超える
大規模言語モデルが実用化されているという。

こうした中国企業の高い技術力、開発力、そして強力な計算力を基盤に、
中国社会ではさまざまな領域でAIが急速に実装され始めている。
0354考える名無しさん
垢版 |
2023/12/28(木) 10:39:26.010
中国で対話型AIを一般に使わせたら、思想統制が難しくなるのでは?
あるいは、利用者が意識せずに思想統制できる仕組みを、AIに組み込んだか?
0355考える名無しさん
垢版 |
2023/12/28(木) 10:48:37.340
中国の思想統制なんて前世紀に崩壊してるよ
今の日本のように影響の残滓をうけてるのは老人や田舎くらい
0356考える名無しさん
垢版 |
2023/12/28(木) 14:06:07.160
見えないだけ。
中国の思想統制も、日本の空気も、今でも以前と同等に存在している。
0357考える名無しさん
垢版 |
2023/12/28(木) 17:00:23.360
統制されまくりだよ。中国国民は、一挙手一投足までAIで中共に超監視されているので、事実上プライバシーはない。政府批判は超富裕層でも即投獄される

ラカン的に言うと無意識は言語で構造化されているので、中国国民は無意識レベルから中共に管理、統制されていると、みなしても良いくらいだろう

あとは、ナノロボットなどの生体レベルからの国民のバイオロジーレベルからの管理が施行されることだろう。ワクチン経由で、なにかそういう生体管理デバイスを移植出来ることだろう。人権的な倫理コードが希薄な中共にはそうしたテクノロジー導入に比較優位がある
0358考える名無しさん
垢版 |
2023/12/28(木) 17:09:00.830
フーコーの環境管理型権力がAIの進化よって容易になってきた、ということである。つまり、イデオロギーやプロパカンダによる明示的な統制ではなく、アーキテクチャによる暗黙の支配とコントロールが為されている

それぞれ意識と無意識に対応しているから、AIテクノロジーにより、無意識レベルから言動を中共に監視、ジャックされている奴隷状態が中国国民であり、B層だらけの日本も他人事ではない。
0359考える名無しさん
垢版 |
2023/12/28(木) 17:27:51.340
ラカン的に言うと無意識は言語によって構造化されているので、言語能力が高い人間はそれだけ洗脳されづらい人間だと言える。だから、周庭さんは亡命出来たりする。

日本人は言語能力が低く英語さえ出来ないので、すぐに政権に洗脳されてしまう。大本営発表を鵜呑みにして、治験の不十分な危険性の高いmRNAワクチンも個人情報だだ漏れのマイナンバーカードもテレビの影響や電通の洗脳CMに促されるまま、モルモットや奴隷にされてしまうと言える
0360考える名無しさん
垢版 |
2023/12/28(木) 23:38:46.870
ソシュール言語学では、言語における本質的なものとして2つの要素がある
としている。その一つが「概念」で、もう一つの要素は、その概念と結び付く
「聴覚イメージ(image acoustique)」になる

言語が社会的な産物であり、歴史的な共同体による基礎があるというソシュールの
言語観は割と共有しやすいが、言語の本質として聴覚イメージがある、というのは
そうでもないのではあるまいか。つまり、ソシュールにおいては、言語はパロールだけ
でなく、すべて音声学的な現象(フォネティック)ということになるが、言語には音だけ
でなく、視覚イメージの方も同様の比率で存在するような気がするのである。
つまり、それはエクリチュールとしての視覚的なイメージによる言語のことを指している。
デリダが拘ったのは、音声的パロールでなく、この視覚的エクリチュールの方である。

だが、ソシュールにとっては書き言葉も聴覚イメージで捉えられるものとなりそうでは
ある。つまり、エクリチュールにおいても、それは心像の内で音という物性を伴いながら
音声学的な現象(フォネティック)として存在しているということになるのだ。
0362考える名無しさん
垢版 |
2023/12/30(土) 13:43:35.900
https://qiita.com/CodeOne/items/730480791c2e98b40d66

リスコフの置換原則(LSP:Liskov Substitution Principle)との関係
リスコフの置換原則では、基底型変数の中身を基底型オブジェクトから派生型オブジェクトに置き換えても、動作の妥当性が損なわれないことを保証すべきとしています。

共変性/反変性は、その継承関係においてリスコフの置換原則が守られていることが前提となります。
リスコフの置換原則に準拠するためのルールには、契約(コントラクト)に関するルールと変性に関するルールがあります。
0363考える名無しさん
垢版 |
2024/01/01(月) 22:27:34.550
■語彙の豊かさは世界を分析的に把握する力量に直結する

ソシュールは、古代ギリシア時代から連綿と続いてきた、理知的な考察によって真理に到達することができる、という無邪気な「理知原理主義」とも言うべき考え方に、哲学とはまったく異なる側面から、決定的なダメ出しをしたわけです。これがソシュールの指摘が重要だとされる、1点目の理由です。

 ソシュールの指摘がなぜ重要なのか、2点目の理由は、語彙の豊かさが世界を分析的に把握する力量に直結する、ということを示唆するからです。先ほどまでは日本語とフランス語、あるいは英語を比較していましたが、同じ日本語を用いる集団の中で、より多くのシニフィアンを持つ人とより少ないシニフィアンを持つ人を比べてみた場合はどうでしょうか。

ソシュールが指摘するように、ある概念の特性が「ほかの概念ではない」ということなのであるとすれば、より多くのシニフィアンを持つ人は、それだけ世界を細かく切って把握することが可能になります。細かく切る、つまり分析ということです。

あるシニフィアンを持つ、ということはあるシニフィエを把握することに繋がります。概念という言葉しか持たない人は、概念という言葉の中に含まれている「シニフィアン」と「シニフィエ」を分けて認識することができません。「シニフィアン」という語彙を持っているからこそ、ある概念が示されたときに、それが「シニフィアン」なのか「シニフィエ」なのか、判別する機構が働くことになるわけで、これはそのまま、世界をより細かいメッシュで分析的に把握していく能力の高低に繋がることになります。
0364考える名無しさん
垢版 |
2024/01/01(月) 22:28:28.280
■多くの言葉を知っていればより精密な世界が見える

本書で説明している哲学・思想の用語がまさにそうです。これらの用語は日常生活を送る上ではほとんど役に立ちませんが、本書冒頭に示した通り、目の前で起きている事象をより正確に把握するための洞察を与えてくれるはずです。なぜ、概念が洞察を与えてくれるのかというと、それは新しい「世界を把握する切り口」を与えてくれるからです。

まとめましょう。ポイントは二つです。まず、私たちは、自分が依拠している言語の枠組みによってしか、世界を把握することはできないということ。二つ目には、それでもなお、より精密に、細かいメスシリンダーを用いて計量するように世界を把握することを試みるのであれば、言葉の限界も知りながら、より多くの言葉=シニフィアンを組み合わせることで、精密にシニフィエを描き出す努力が必要だということではないでしょうか。
0365考える名無しさん
垢版 |
2024/01/01(月) 22:29:32.550
■私たちの思考は言語による影響を受けている

さて、ソシュールによる指摘は、なぜ重要なのでしょうか。二つの点があります。

一つは、私たちの世界認識は、自分たちが依拠している言語システムによって大きく規定されている、ということを示唆するからです。西洋哲学が「世界はどのように成り立っているのか」という「Whatの問い」からスタートしていることはすでに説明しましたね。

この「問い」以来、デカルトやスピノザらが活躍した17世紀くらいまでの哲学者は、事実に基づいて明晰(めいせき)に思考を積み重ねていけば、「真実」に到達することができる、と考えていたわけですが、本当にそうなのか、という大きな疑義をソシュールは投げかけます。

どういうことか。私たちは言葉を用いて思考するわけですね、当たり前のことです。しかし、その言葉自体が、すでに何らかの前提によっているとすればどうか。言葉を用いて自由に思考しているつもりが、その言葉が依拠している枠組みに思考もまた依拠するということになってしまいます。

私たちは本当の意味で自由に思考することができない、その思考は私たちが依拠している何らかの構造によって大きな影響を不可避的に受けてしまう、これが構造主義哲学の基本的な立場です。
0367考える名無しさん
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2024/01/09(火) 06:38:18.660
A set can be infinite. We discuss the set R, which consists of all real
numbers, and the set C, which consists of all complex numbers.
If a set S is not infinite, we use |S| to denote its cardinality, the number of
elements it contains. For example, the set of suits has cardinality 4.

Cartesian product One from column A, one from column B.
The Cartesian product of two sets A and B is the set of all pairs (a, b)
where a ∈ A and b ∈ B.

Example : For the sets A = {1, 2, 3} and B = {♥, ♠, ♣, ♦}, the Cartesian product is
{(1, ♥),(2, ♥),(3, ♥),(1, ♠),(2, ♠),(3, ♠),(1, ♣),(2, ♣),(3, ♣),(1, ♦),(2, ♦),(3, ♦)}


Quiz : What is the cardinality of A × B in Example

Answer : |A × B| = 12.
0368考える名無しさん
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2024/01/09(火) 06:40:10.410
Proposition : For finite sets A and B, |A × B| = |A|·|B|.

Quiz : What is the cardinality of {1, 2, 3,..., 10, J, Q, K}
× {♥, ♠, ♣, ♦}?

Answer We use above roposition . The cardinality of the first
set is 13, and the cardinality of the second set is 4, so the cardinality of the Cartesian
product is 13 · 4, which is 52. The Cartesian product is named for Ren´e Descartes.
0369考える名無しさん
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2024/01/09(火) 06:41:17.680
Example : Caesar was said to have used a cryptosystem in which
each letter was replaced with the one three steps forward in the alphabet (wrapping around for X,Y, and Z).Thus the plaintext MATRIX would be encrypted as the cyphertext PDWULA.

The function that maps each plaintext letter to its cyphertext replacement could be
written as A )→ D, B )→ E,C )→ F, D )→ G, W )→ Z, X )→ A, Y )→ B,Z )→ C
This function’s domain and co-domain are both the alphabet
{A, B,..., Z}.

Some imaginary historians have conjectured that Caesar’s assasination can be attributed to his use of such a weak cryptosystem.
0371考える名無しさん
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2024/01/09(火) 09:11:47.240
繰り返し処理は、プログラムではfor文を使うことが多いので、Cで
for文を書いてみよう。これは、同じ文(記号)を10回表示させるものである。

#include <stdio.h>

int main() {
int i;

for(i=1; i<=10; i=++i){
printf("%3d回目 : {1, 2, 3,..., 10, J, Q, K} × {♥, ♠, ♣, ♦}\n", i);
}
return 0;
}
0372考える名無しさん
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2024/01/09(火) 09:12:20.940
$ gcc -o calc_2 calc_2.c
$ ./calc_2

1回目 : {1, 2, 3,..., 10, J, Q, K} × {♥, ♠, ♣, ♦}
2回目 : {1, 2, 3,..., 10, J, Q, K} × {♥, ♠, ♣, ♦}
3回目 : {1, 2, 3,..., 10, J, Q, K} × {♥, ♠, ♣, ♦}
4回目 : {1, 2, 3,..., 10, J, Q, K} × {♥, ♠, ♣, ♦}
5回目 : {1, 2, 3,..., 10, J, Q, K} × {♥, ♠, ♣, ♦}
6回目 : {1, 2, 3,..., 10, J, Q, K} × {♥, ♠, ♣, ♦}
7回目 : {1, 2, 3,..., 10, J, Q, K} × {♥, ♠, ♣, ♦}
8回目 : {1, 2, 3,..., 10, J, Q, K} × {♥, ♠, ♣, ♦}
9回目 : {1, 2, 3,..., 10, J, Q, K} × {♥, ♠, ♣, ♦}
10回目 : {1, 2, 3,..., 10, J, Q, K} × {♥, ♠, ♣, ♦}

このように、同じ文が10回表示された。このように、プログラミングは、
人間とは違って、記号を機械的に演繹的に処理することが得意なことが窺える。
0373考える名無しさん
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2024/01/09(火) 09:12:53.640
次は、for文をネストして使ってみよう。ネストは入れ子構造のことを指す。
コードで見るとイメージしやすいかもしれない。for文の中に、もう一つの
for文が入っているのである。それは、マトリョーシカ人形のイメージでもある。
ここで書くと、インデントが全部潰れるので、そこは補正して理解されたい。

#include <stdio.h>

int main() {
int i, j;

for (i = 1; i <= 10; ++i) {
for (j = 1; j <= i; ++j)
printf("♠");

printf("\n");
}
return 0;
}
0374考える名無しさん
垢版 |
2024/01/09(火) 09:13:18.570
$ gcc -o calc_2 calc_2.c
$ ./calc_2


♠♠
♠♠♠
♠♠♠♠
♠♠♠♠♠
♠♠♠♠♠♠
♠♠♠♠♠♠♠
♠♠♠♠♠♠♠♠
♠♠♠♠♠♠♠♠♠
♠♠♠♠♠♠♠♠♠♠

for文をネストして使うことで、このようにスペードのスートが1個ずつ増えて
表示されるようになった。スートは、トランプのカードに描かれたマークのこと
なので、記号論的にも今後、多用するかもしれない。
0375考える名無しさん
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2024/01/09(火) 11:00:07.360
>>347
> また、ソシュールによると言語システムは、前/後といった線形的な順序構造と
いうものが備わっており、語の順序を変えてしまうと、その文が指示する意味や
概念が異なってしまうことがある、という点を指摘している。つまり、
言語システムは順序構造に従って、その意味や価値が決定・定位されていく、と
いうことが理解されよう

>>371にあるコードのfor文にある++iは、前置きインクリメントと呼ばれるが、
これをi++と記述すると後置きインクリメントになり、プログラムの挙動が前者とは
異なってしまう。つまり、ソシュールの言語システムの順序への洞察は、そのまま
プログラムの挙動の変化にも敷衍できることなのである。++iの前置きインクリメントでは、
初期値や現在値から1プラスした値にインクリメントしてから変数へ代入するのに対し、
i++の後置きインクリメントでは、まずiの初期値や現在値を変数に代入してから、
その後でインクリメントをするので、2つのタイプのインクリメントは異なる演算を
していることになるのである。つまり、++の順序や位置がここではその意味、すなわち
プログラムの挙動を変えてしまうのである。文であれば、それは意味が変わることに相当する。
0376考える名無しさん
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2024/01/09(火) 11:21:31.280
>>371のコードのfor文の箇所を++i(前置きインクリメント)から、i++(後置きインクリメント)に変えてプログラムを実行してみると、

1回目 : {1, 2, 3,..., 10, J, Q, K} × {♥, ♠, ♣, ♦}
1回目 : {1, 2, 3,..., 10, J, Q, K} × {♥, ♠, ♣, ♦}
1回目 : {1, 2, 3,..., 10, J, Q, K} × {♥, ♠, ♣, ♦}




1回目 : {1, 2, 3,..., 10, J, Q, K} × {♥, ♠, ♣, ♦}

といった感じで、1回目 : {1, 2, 3,..., 10, J, Q, K} × {♥, ♠, ♣, ♦}の文だけが無限個、
コンソールに表示されるようになる。これはfor文をi++(後置きインクリメント)にしたこと
によって、iがi=1の初期値のままで、ずっとfor文が回り続けるため、プログラムが10回目で
停止することなく、同じ文だけを無限回イテレーションしてしまうからである。

このように、インクリメントの記号++の位置の前後の違いだけで、これだけプログラムの挙動が
大幅に変わってしまうのである。
0377考える名無しさん
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2024/01/09(火) 23:11:23.820
[Composition of functions]

The operation functional composition combines two functions
to get a new function. We will later define matrix multiplication
in terms of functional composition. Given two functions f: A → B
and g: B → C, the function g ◦ f, called the composition of g and f,
is a function whose domain is A and its co-domain is C.

It is defined by the rule (g ◦ f)(x) = g(f(x)) for every x ∈ A. If the image
of f is not contained in the domain of g then g ◦ f is not a legal expression.

Example: Say the domain and co-domains of f and g are ℝ , and
f(x) = x + 1 and g(y) = y². Then g ◦ f(x)=(x + 1)².
0378考える名無しさん
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2024/01/09(火) 23:11:55.410
Each function is represented by arrows from circles representing
its domain to circles representing its co-domain. The composition
of the three functions is represented by following three arrows.

Example 1: Define the function f: {A, B, C,..., Z} → {0, 1, 2,..., 25} by A )→ 0,
B )→ 1, C )→ 2, ···, Z )→ 25 Define the function g as follows. The domain
and co-domain of g are both the set {0, 1, 2,..., 25}, and g(x)=(x + 3) mod 26.
0379考える名無しさん
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2024/01/09(火) 23:12:20.680
For a third function h, the domain is {0, ...25} and the co-domain is
{A,..., Z}, and 0 )→ A, 1 )→ B, etc. Then h ◦ (g ◦ f) is a function that
implements the Caesar cypher as described in here

Figure 1
https://i.imgur.com/E8aGBCt.png

Figure 1: This figure represents the composition of the functions
f, g, h.For building intuition, we can use a diagram to represent
composition of functions with finite domains and co-domains.
Figure 1 depicts the three functions of Example 1 being composed.
0380考える名無しさん
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2024/01/09(火) 23:12:42.390
Figure 1のグラフは、今、私がプロットしたものである。これは>>369にある
ような「シーザー暗号」の仕組みを表す関数であり、モジュロg(x)=(x + 3) mod 26
で表現できるとても簡単な暗号式である。

> シーザー暗号は単一換字式暗号の一種であり、平文の各文字を辞書順で
3文字分シフトして(ずらして)暗号文とする暗号である。古代ローマの軍事的
指導者カエサル(英語読みでシーザー)が使用したことから、この名称がついた

古代ローマだから、これくらいの暗号なのかもしれない。現代のRSA暗号では、
桁数の大きい合成数の素因数分解が使用されているので、現実的な時間では
解読が困難なものになっている。だが、量子コンピュータが一般に普及したら、
このRSA暗号は簡単に突破されるので、また別の復号化困難な暗号システムが
要請されることであろう。
0382考える名無しさん
垢版 |
2024/01/13(土) 12:45:28.360
言語は世界を認識するために切断している
認識という行為は切断を意味する
例えば、青々とした、ギザギザ、葉脈のあるものといえば葉っぱである
青々とした、ギザギザ、葉脈のある⊆葉っぱ
と葉っぱを集合にできる
この性質の集合化を認識による切断と言える

葉っぱをシニフィアン、青々とした、ギザギザ、葉脈のあるをまとめてシニフィエと呼べる
認識してから言葉にするので環世界(動物界)では危険と安全によるカテゴリーから非言語的認識による切断がある
言語化は人間のものであらゆる危険安全応用などのカテゴリーから切断する

この認識に立っていない時点でダメダメなソシュール
0383考える名無しさん
垢版 |
2024/01/13(土) 13:15:33.960
>>382
うーん、それは言い過ぎだろうね
君のその見方は、機械学習的な認識スタイルに染まったものだから、
それだけでは普遍性を主張できないだろう。

ソシュールが現代に生きていたら、その程度のことは当然、
自然に考えるであろうから。時代性の知に拘束されているだけでは、
哲学としては片手落ちになるのではないのかな。時代性のエピステーメー
を超えられてこそ、汎化的なものにアクセスしうるようになるだろうから。
0384考える名無しさん
垢版 |
2024/01/14(日) 04:19:57.830
>>382のようなラベリング、タグ付けによる認識の仕方は機械学習的なモデルや
知識表現と親和性が高いので現代的であるとは言えるが、だからと言って、
それらが普遍(構造)であるとは言い難い点をここで指摘しておこう。

「葉っぱ」が有する性質や内容をシニフィアンでなく、存在者として仮定してみよう。
まず、葉には色があるとして、それは本当に青々とした色、もしくは、緑色なのだろうか。
それさえ違うことは、秋の紅葉を観に散策すれば、すぐに明らかになる。そこでの葉は、
赤色や黄色で鮮やかに色づき、そうした秋系統の色が葉の主流であり、そこでは
青々とした葉などは逆に少なく映るからである。また、森林火災などの現場にある
煤煙で炭化した黒ずんだ葉は、当然、青々や緑色という葉の定義からは逸脱する。
枯れ葉や紅茶の葉も同様である。
0385考える名無しさん
垢版 |
2024/01/14(日) 04:20:22.500
このように、記号的タグ付けは、決して客体としての世界の客観性を担保する
ものではないのである。それは、あくまで人間のその時代が許容している
恣意性やヒューム的な意味での慣習であり、汎化的なもの、すなわち普遍(者)
と呼べるような代物では無いのである。たとえば、色という性質一つとってみても、
色盲や盲目の人々にはまた違った表れをするであろうし、複眼を持つ昆虫や
他の動物においても色の見え方や感覚モダリティ、色覚の光のスペクトルは
異なるので、色という性質や存在者は、そもそも自明ではないのである。
0386考える名無しさん
垢版 |
2024/01/14(日) 04:20:45.230
「メアリーの部屋」というよく知られた思考実験があるが、これも色についての
物理学的な知識は科学者のメアリーには全て備わっているが、実際、彼女は
白黒の世界にしか住んだことがないので、これを色について、彼女が真の
理解を得ているのか否なのかの問題が発生してしまう。要するに、これは
AIが世界を真に理解しているのか、意味として世界を分節化出来ているのか、
という問題でもあり、それはAIや機械が意識や心を持つのか、という問題系
とも接点を持っているものである。
0387考える名無しさん
垢版 |
2024/01/14(日) 04:21:09.920
色だけでなく、他の性質でもそうである。たとえば、円は定点O(オー) からの
距離が等しい点の集合で出来ている曲線と定義されているが、その円を
構成する円周は、ギザギザや凸凹のない曲線なのだろうか。印刷されたもの
やモニターに表示される円には、微視的に幾らでもギザギザや凹凸のある
円周の領域を見い出せることであろう。つまり、円や線、点という存在は実在では
なく、抽象的な仮構的存在者に過ぎないのである。たとえば、ユークリッドの点や
線分の定義に対応する存在者などは、世界に実在しないことは明らかであろう

<点・直線・面>
定義1ー1(点)
 点とは部分をもたないものである。点には長さも幅も厚さもない。
定義1ー2(線)
 線とは幅のない長さである。

幅や厚さのない点など現実には存在しないし、幅のない長さについても同様である
0388考える名無しさん
垢版 |
2024/01/14(日) 04:21:29.840
要するに、機械学習的な記号的なタグ付けは、人間の都合による恣意的な
ものであり、それは普遍(者)を表示するものではない、ということがここでの
洞察になる。世界の分節化の仕方は、各生物ごとに違いがあり、それは
感覚モダリティの差異や表象機構の組成の違いによるものであったりするであろう。
要するに脳や感覚器官などのインターフェースの違いが、そのまま一つの客体(葉)を
異なる複数の主観へと分岐させるような仕様が存在論的に備わっていると考えられる

人間が使用する言語や記号で世界を分節化し、それで世界を客体や客観として
理解したことが真理と呼びうるかは、大いに疑わしいと私には感じられる。また、
人間以外の生物が、記号を解さないというのも、同様に検証されていないことでも
あり、そこにも異論を差し挟む余地がありそうである。
0390考える名無しさん
垢版 |
2024/01/14(日) 13:42:01.610
属性や性質をシニフィエでなく、一種の存在者である、と仮定してみよう。
たとえば、あなたが誰かに「そこにある赤だけを持ってきて」と訊ねられて、
あなたは正しく行為によってそれに応答できるであろうか。たとえば、周囲に
幾つかのトマトがある場合、あなたは「赤だけを」、つまり、トマトの赤みが
ある方のものだけを携えていけばいい、などと推論するかもしれない。

でも、これはよく考えるとおかしいのである。なぜなら、発話者は赤だけを
持ってきて、と言っているのだから、トマトを持っていくのは誤りになる。
なぜなら、トマトは属性や存在者としては野菜であり、色のプロパティでは
ないからである。トロープという概念について、以前、私が少し説明したが、
色の性質だけを単独に取り出して、それを存在者として指示したり、
どこかへ持ち運んだりすることは困難なのである。
0391考える名無しさん
垢版 |
2024/01/14(日) 13:42:22.580
たとえば、トマトの赤い部分だけを指せと命じられて、それに行為として
応答出来るであろうか。たぶん、出来ないだろう。なぜなら、赤い部分を
指すことは、当然、それと同時に野菜としてのトマト自体をも指さざるを
得なくなるからである。また、それは赤い色だけでなく、トマトの形、値札が
あれば値段、重量、雰囲気、置かれている様子や状態、位置など様々なこと
同時に指してしまう、という問題が内包されていることが分かるであろう。

こうした性質という属性やプロパティ、存在者が持つ単離できない合成
や混淆状態は、AIの記号接地問題とも連なる問題系であることも想像されよう。
特定の色だけを指差すこと、指示すること、こんな簡単に感じられることさえ
少し哲学的に考えると、それが原理的に困難なことであることが理解されるであろう。
0392考える名無しさん
垢版 |
2024/01/14(日) 13:42:43.510
トロープ(Trope)とは現代の分析形而上学における用語で、個物の個別的性質の
ことである。個別的属性とも呼ばれる。たとえば赤い郵便ポストの前に赤い車が
停まっているとする。その場合「赤」という普遍的性質が、郵便ポストと車に
個別化して存在しているものが「赤」のトロープである。

個物とトロープの関係は「全体」と「部分」の関係の一種であり、トロープは
全体の構成要素である。ただし個物なしでは存在できない「依存的存在者」である点が、
通常の全体と部分の関係と異なる。丸いボールの「丸」のトロープの場合、個物である
ボールが消えると同時に「丸」のトロープも消える。
0393考える名無しさん
垢版 |
2024/01/14(日) 13:43:04.440
普遍とトロープの関係は、「タイプ」と「トークン」の関係に似ている。しかしトークンとは
普遍的な性質の実例であるのに対し、トロープとは普遍的な性質がある場所と時間に
おいて個別化したものである。わかりやすくいうと、複数のトークンとは「同じ性質」が
複数あるということなのに対し、複数のトロープとは「類似の性質」が複数あるという
ことである。トークンと違ってトロープは再現・再生されることのない、特定の時空に
限定された性質である。

トロープは個物の部分であるため、数学的対象や命題など時空に位置を持たない
抽象的存在者とは異なる。
0394考える名無しさん
垢版 |
2024/01/14(日) 14:44:27.990
「トロープ」なんてわざわざ言挙げせずとも、
従来の哲学用語「形相、形質、質料・・」
などで語れると思うが。
0396考える名無しさん
垢版 |
2024/01/15(月) 08:34:49.870
欧米の言語は、文は横へ生成するので、それは精神的にはネットワーク型だと言えるだろう。
ドゥルーズ=ガタリのリゾームもこうした横への自由なネットワークのことを表している。横型の文は位階や序列を嫌う構造化が感じられる

逆に縦に文を書く日本語などの言語は、縦の位階がその精神性としてあり、それが儒教や神道などの序列系を言語として構造化している、と考えられるかもしれない。

ネット化で日本語も横に書くことが多くなっているので、このことは、日本語やそれを使用する日本人も横へのネットワークを重視する欧米的な方向へと今後はシフトしていくのかもしれない。
0397考える名無しさん
垢版 |
2024/01/15(月) 08:39:17.290
>>394
時代にフィットする言葉や言語感覚というのがあるんだよ。トロープの方が現代的な表現だね
0398考える名無しさん
垢版 |
2024/01/15(月) 08:47:23.840
アソシエーションなども横への連結、連帯を志向するものだから、言語構造的には欧米圏から発生しやすい草の根運動になりそうだ

日本人はヒラメのように上の顔色をうかがう歴史的ミームがあるので、日本語からは言語構造的にアソシエーション的な横への運動は発生しづらいと言える。お上の命令に盲目的に従って、玉砕をも厭わぬのが、そうした日本語における縦の構造に備わるのかもしれない
0399考える名無しさん
垢版 |
2024/01/22(月) 23:16:49.630
近所で犬がうるさく吠え合っていた。しばらくすると、片方の犬は、散歩中だったのか、吠え声がしなくなり、もう一方の犬だけが単独でいつまでも吠えていた。
すると、電線の上からカラスが犬が吠えるかのように鳴きはじめた。犬は、しばらく静かにして、また吠えはじめたが、カラスの声には呼応していない。
やはり、いくらカラスが犬の鳴き声を真似ても、犬の方には、カラスの鳴き声は犬の声とはまるで別物に聞こえるのだろう。
0400考える名無しさん
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2024/02/13(火) 04:36:57.040
論理プログラミングのClingoを使った「グラフ彩色」のコード例。ここではノード数は6、
色は1〜3の3色で表されている。これは「最適彩色」という最適化問題で、その条件と
して、隣接するノードは別の色にしなければならない、というものになる。
「四色定理」は有名だが、それの3色バージョンのようなものだと考えてもいいだろう。
いずれもグラフ理論の一つになる。

% Default
#const n = 3.

% Generate
{ color(X,1..n) } = 1 :- node(X).
:- edge(X,Y), color(X,C), color(Y,C).

% Nodes
node(1..6).
% (Directed) Edges
edge(1,(2;3;4)). edge(2,(4;5;6)). edge(3,(1;4;5)).
edge(4,(1;2)). edge(5,(3;4;6)). edge(6,(2;3;5)).

% Display
#show color/2.
0401考える名無しさん
垢版 |
2024/02/13(火) 04:37:31.800
出力結果:

clingo graph.lp
clingo version 5.4.0
Reading from graph.lp
Solving...
Answer: 1
color(2,2) color(1,3) color(3,2) color(4,1) color(5,3) color(6,1)
SATISFIABLE

Models : 1+
Calls : 1
Time : 0.001s (Solving: 0.00s 1st Model: 0.00s Unsat: 0.00s)
CPU Time : 0.001s
0402考える名無しさん
垢版 |
2024/02/13(火) 04:38:01.440
以下は、このコードの実装の解説

出力結果 : color(2,2) color(1,3) color(3,2) color(4,1) color(5,3) color(6,1)

color(1,3)であれば、ノード番号は1で色は3になる。つまり、色は1〜3の三種類となる。
/2 は、この場合、述語 color のアリティ(引数の数)を表す。color/2 は2つの引数を
持つ述語であり、各引数はノードと色を表す。従って、#show color/2 は、述語 color
の2つの引数を表示するようにClingoに指示している。

#show は Clingo のディレクティブであり、出力する述語を指定する。
このディレクティブは、解に含まれるアトムや項を出力するのに使用される。
ディレクティブとは、コンパイル時にコンパイラーに与える補足情報のこと。
具体的には#show ディレクティブに述語とそのアリティを指定することで、
その述語を含むアトムが解に含まれた場合にそのアトムを出力する。
例えば、#show color/2. は color/2 という述語を含むアトムを出力するように
指示している。このコードでは、color/2 のアトムを解に含めることで、各ノードの色を
示すアトムが出力される。
0403考える名無しさん
垢版 |
2024/02/13(火) 04:41:34.010
Clingoは、主に以下の用途に使われます:

論理プログラミング: ClingoはASP(Answer Set Programming)と呼ばれる
論理プログラミング言語の実行環境として使用されます。ASPは非モナディック
論理プログラミングの一種であり、問題を論理的な規則や事実の集合としてモデル化し、
その中から解を見つけることができます。これは知識ベースシステムや制約充足問題、
計画問題、ゲームの解析などの領域で応用されます。


論理制約充足問題の解決: ClingoはSAT(Satisfiability)ソルバーとしても使用されます。SATソルバーは論理式の充足可能性問題を解決するためのプログラムであり、CSP(Constraint Satisfaction Problems)やモデル検査、回路設計などの
様々な問題に適用されます。
0404考える名無しさん
垢版 |
2024/02/13(火) 05:03:14.180
このコードでは、与えられたグラフの「彩色問題」を解決している。グラフのノードは
1から6までの6つのノードであり、各ノードは3つの色のいずれかで彩色される。
彩色の条件として、隣接するノード同士は異なる色でなければならない。この問題に
対して、与えられた制約を満たす彩色の方法を探索し、最終的に1つの解が見つかる。
見つかった解は、各ノードが彩色された色とその色の番号で表示されている。
例えば、color(2,2)はノード2が色2で彩色されていることを示す。
このグラフは有向グラフである。
0405考える名無しさん
垢版 |
2024/02/13(火) 05:04:55.760
といった感じで、論理プログラミングのClingoを使ったグラフ彩色のコード例の
解説をしてみた。Clingoは論理プログラミング言語のPrologと似たコードであるが、
その違いは、Prologがクエリに対して、明示的にその特定解を出力するのに対して、
Clingoは、一般解が存在するか否かを網羅的に回答する、という点に大きな違いが
あるようだ。私の感覚では、Prologの方が直感的に使いやすい気がするが、実際は
どうなのだろうか。
0406考える名無しさん
垢版 |
2024/02/13(火) 09:59:47.580
>>400->>401の「彩色問題」のグラフ彩色を今、私がプロットしてみた。
グラフの読み方は、たとえば、edge(2,(4;5;6))であれば、ノード2からの有向エッジは、
ノード4、ノード5、ノード6へと向かうという意味である。また、color(3,2)であれば、
ノード3の色は、color type2、つまりgreenとなることを意味している。

https://i.imgur.com/ll1Ibzv.png
0407考える名無しさん
垢版 |
2024/02/13(火) 10:09:08.230
ここでポイントになるのは、有向エッジがあるノード同士は、その色が互いに異なることである。
これが、「彩色問題」という最適彩色における条件になっている。
0408考える名無しさん
垢版 |
2024/02/13(火) 23:10:38.120
% 合成数と素数をそれぞれ取り出す
% Nで値の範囲を指定

composite(N) :- N= 1..50, I = 2..N-1, N\I=0.
prime(N) :- N=2..50, not composite(N).

composite(4) composite(6) composite(8) composite(9) composite(10) composite(12) composite(14) composite(15) composite(16) composite(18) composite(20) composite(21) composite(22) composite(24) composite(25) composite(26) composite(27) composite(28) composite(30) composite(32) composite(33) composite(34) composite(35) composite(36) composite(38) composite(39) composite(40) composite(42) composite(44) composite(45) composite(46) composite(48) composite(49) composite(50) prime(2) prime(3) prime(5) prime(7) prime(11) prime(13) prime(17) prime(19) prime(23) prime(29) prime(31) prime(37) prime(41) prime(43) prime(47)
0409考える名無しさん
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2024/02/14(水) 02:30:52.790
組み合わせCの計算

以下のコードの意味は、p(1); q(1); r(1); s(1); t(1)という5個の異なる要素の中から
異なる2個の要素を取り出し、かつ、x(2); y(2); z(2)という3個の異なる要素の中から
異なる2つの要素を取り出して並べる場合の数をすべて取り出すという意味になる。
組み合わせの式でこれを表すと、 ₅C₃ × ₃C₂ 通りのパターンを計算することになる。
組み合わせCの計算なので、順列Pとは違って、順番の要素は排除する

{p(1); q(1); r(1); s(1); t(1)} = 2.
{x(2); y(2); z(2)} = 2.
0410考える名無しさん
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2024/02/14(水) 02:31:31.140
Clingoによる₅C₃ × ₃C₂ の計算結果 :

Answer: 1
y(2) x(2) r(1) q(1)
Answer: 2
z(2) x(2) r(1) q(1)
Answer: 3
z(2) y(2) r(1) q(1)
Answer: 4
z(2) y(2) q(1) p(1)
Answer: 5
y(2) x(2) q(1) p(1)
Answer: 6
z(2) x(2) q(1) p(1)
Answer: 7
y(2) x(2) r(1) p(1)
Answer: 8
z(2) y(2) r(1) p(1)
Answer: 9
z(2) x(2) r(1) p(1)
Answer: 10
z(2) y(2) s(1) q(1)
Answer: 11
z(2) x(2) s(1) q(1)
Answer: 12
y(2) x(2) s(1) q(1)
Answer: 13
z(2) x(2) s(1) r(1)
Answer: 14
y(2) x(2) s(1) r(1)
0411考える名無しさん
垢版 |
2024/02/14(水) 02:32:55.830
Answer: 15
z(2) y(2) s(1) r(1)
Answer: 16
y(2) x(2) s(1) p(1)
Answer: 17
z(2) x(2) s(1) p(1)
Answer: 18
z(2) y(2) s(1) p(1)
Answer: 19
z(2) y(2) t(1) q(1)
Answer: 20
z(2) x(2) t(1) q(1)
Answer: 21
y(2) x(2) t(1) q(1)
Answer: 22
z(2) x(2) t(1) r(1)
Answer: 23
y(2) x(2) t(1) r(1)
Answer: 24
z(2) y(2) t(1) r(1)
Answer: 25
y(2) x(2) t(1) p(1)
Answer: 26
z(2) y(2) t(1) p(1)
Answer: 27
z(2) x(2) t(1) p(1)
Answer: 28
z(2) y(2) t(1) s(1)
Answer: 29
z(2) x(2) t(1) s(1)
Answer: 30
y(2) x(2) t(1) s(1)
0412考える名無しさん
垢版 |
2024/02/14(水) 02:35:41.980
SATISFIABLE
Models : 30

このような感じで、₅C₃ × ₃C₂ = 30通りの組み合わせをちゃんと返してきて
いるようだ。このように、クエリを網羅的に返す仕様があるのが論理プログラミング
言語のClingoの基本仕様になる。
0413考える名無しさん
垢版 |
2024/02/14(水) 02:44:16.490
修正

>>409
₅C₂ × ₃C₂ 通りのパターンを計算することになる。

>>412
SATISFIABLE
Models : 30

このような感じで、₅C₂ × ₃C₂ = 30通りの組み合わせをちゃんと返してきて
いるようだ。このように、クエリを網羅的に返す仕様があるのが論理プログラミング
言語のClingoの基本仕様になる。
0414考える名無しさん
垢版 |
2024/02/14(水) 02:51:20.590
>>410
○ Clingoによる₅C₂ × ₃C₂ の計算結果 :

つまり、₅C₂=10, ₃C₂ = 3, よって、₅C₂ × ₃C₂=30通りになる
0415考える名無しさん
垢版 |
2024/02/15(木) 12:38:35.250
以下の「状態遷移図」は、ブロックワールドの状態とアクションの関係を表している。
状態はブロックの配置を表し、アクションはブロックの移動を示す。
以下の図は、クリアなブロックワールドを表す初期状態から、ブロックaをtable(=T)
の上に移動させる目標状態に到達するためのプランを示している。
0416考える名無しさん
垢版 |
2024/02/15(木) 12:39:09.840
時間1: move(a, table)
b a c
b T T
c T T

時間2: wait
a b c
b a T
c T T

時間3: wait
a b c
b a T
c T T

時間4: wait
a b c
b a T
c T T

時間5: wait
a b c
b a T
c T T
0417考える名無しさん
垢版 |
2024/02/15(木) 12:39:38.620
時間6: wait
a b c
b a T
c T T

時間7: wait
a b c
b a T
c T T

時間8: wait
a b c
b a T
c T T

時間9: move(a, table)
a b c
T b c
T T T

目標状態 (時間10)
a b c
T b c
T T T
0418考える名無しさん
垢版 |
2024/02/15(木) 12:40:18.140
この「状態遷移図」では、時間0から時間9までのアクションの実行を示している。
各行は時間を示し、各列はブロックの配置を示している。移動アクション(move)は、
ブロックを新しい場所に移動させる。待機アクション(wait)は、ブロックの位置を
変更しないで、そのままの状態を維持する。目標状態は、時間10でブロックaが
table(=T)の上に移動している状態を示している。
0419考える名無しさん
垢版 |
2024/02/15(木) 12:41:02.540
$ clingo action.lp
clingo version 5.4.1
Reading from action.lp
Solving...
Answer: 1
occurs(move(a,table),9) occurs(wait,1) occurs(wait,2) occurs(wait,3) occurs(wait,4)
occurs(wait,5) occurs(wait,6) occurs(wait,7) occurs(wait,8) occurs(wait,10)
SATISFIABLE

Models : 1+
Calls : 1
Time : 0.004s (Solving: 0.00s 1st Model: 0.00s Unsat: 0.00s)
CPU Time : 0.004s
0421考える名無しさん
垢版 |
2024/02/18(日) 04:11:39.810
豊富
埋め込み
閉包
射影
連接層
延長
大域切断
生成
近傍
自由
誘導
被約
切断
0422考える名無しさん
垢版 |
2024/02/18(日) 04:16:37.190
Noether環
スキーム
可逆層
L^m
SpecA
豊富
P^n_A
連続層
大域切断
開アファイン
U上自由
イデアル層
0423考える名無しさん
垢版 |
2024/02/18(日) 05:30:43.080
googleのAlphaGeometryが一般公開されたら数学という分野に関わる者が失業する。

AlphaGeometryが数学オリンピック正攻法で解き始めてるのほんとヤバい
言語モデルみたいなゴリ押しでも旧来の定理証明みたいな厳密すぎて融通効かないタイプでもない
形式論理の厳密さと膨大な経験値からの推論を併せ持った化け物AIができ始めてる
0425考える名無しさん
垢版 |
2024/02/18(日) 08:42:44.080
機械的自動化のカスタマイズよって向上するのは検索の適合性であって、推論の能力ではない
0426考える名無しさん
垢版 |
2024/02/20(火) 17:31:03.810
fac(0,1).
fac(N+1, F*(N+1)) :- fac(N,F), N<n.
fac(F) :- fac(n, F).

#show fac/1.


$ clingo factorial.lp -c n=6
clingo version 5.4.1
Reading from factorial.lp
Solving...
Answer: 1
fac(720)
SATISFIABLE

Models : 1
Calls : 1
Time : 0.001s (Solving: 0.00s 1st Model: 0.00s Unsat: 0.00s)
CPU Time : 0.001s

階乗の解のプロセスは n=6、つまり6!の時、下記のようになる
fac(0,1) fac(1,1) fac(2,2) fac(3,6) fac(4,24) fac(5,120) fac(6,720) fac(720)
つまり、このバイナリー関係fac(_,_)は、(0,0!),(1,1!),(2,2!),(3,3!),(4,4!), ... , (n, n!),(n!) となっている
N<nの条件を充たす時、fac(F) :- fac(n, F). となり、1項の解、つまり、fac(F)となる。
そして、最後の項のfac(720)を6!の解として、返してくる
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