実際の歴史に影響を与えた文学
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文学は仮想の世界ですが、それが現実の世界に影響を与え歴史を変えてしまったという
例は無いでしょうか。
たとえば、シャーロック・ホームズの物語は現実の刑事捜査のあり方を変え、それ以前に
はほとんど無かった科学的捜査が主流になったという話があるそうです。
そのような具体的な例をあげてください。 チェルヌイシェフスキーの文学はロシア革命を早めたのかな ポケモンによって、子供たちは高いところからジャンプして足を折る怪我をした トマス・ペインの「コモン・センス」
18世紀後半、アメリカに250万人しか暮らしていなかったとき
50万部を超える大ベストセラーになり、独立革命のきっかけの1つになる。 「コモン・センス」は影響はデカかったけどこのスレでいう文学とはちょっと違うような気が・・・
それ言ったらマルクスの「資本論」とかも入っちゃうよ >>7
文学じゃないけど全世界に少なからず影響を与えたことは間違いないよね 創作物としての文学とはまた違いますが。
文天祥「正気歌」
水戸学の藤田東湖はこれに和し、その中で「英霊」の語を挙げた。
今なお「英霊」を祀っている靖国神社は、神社とはいうものの岳飛や文天祥
といった護国の鬼を祀った「廟」と考えると理解しやすい。
儒学が独立した価値観となっていた近世には生前地元あるいは「国家」に功
のあった人物を祀ることが各地で行われていたが、近代日本は神道というよ
りは儒教的価値観に基づいて全ての「国民」が成り得る「英霊」という存在
とその祭祀・顕彰される場所を提示した。
近代日本は英霊を掲げ、英霊と共に歩み、諸外国と全身でぶつかりあった。
そして、現代でも抱えている価値観の違いは日本人同士・日本人と外国人の
対立を招いている。
『グリム童話』や『カレワラ』も、近代ナショナリズムの所産ですね。 日本のヤクザが背中とかに一面入れ墨を彫るのは、「水滸伝」の史進の影響なんだよね。 バイロンの詩「ギリシャの島々」
これでオスマンからギリシャ独立運動が一気に昂ぶった
民族の誇りが失われ
くびきにつながれたままで
祖国の恥を受け止めるのはつらい
涙にくれた顔で
詩人は何を歌えばよいのだ?
赤面の歌か それとも涙の歌か?
栄光の日々を惜しみ赤面するだけなのか?
父祖たちは血を流したというのに
大地よ!汝の胸のうちから
スパルタの死者たちを蘇らせよ!
三百の勇者のうち三人だけでよい
彼らをして新たなテルモピレーを創建せしめよ! 旅行記は文学かな。マルコポーロとか。
マンデヴィルは現在では文学だけど、当時は他の旅行記と同じ扱い。
東洋への幻想をかきたて大航海時代の推進力のひとつとなった
旧約聖書なんかは文学だという感じがする。
具体的にどういう影響かうまくいえないけどイーリアスとオデッセイとか 『太平記』
江戸初期には太平記読みが流行し、徳川光圀が楠木正成を顕彰してイデオロギー面でも聖典化。
明治には実証史家が「こんな人物は実在しない」、「こんな戦術はありえない」と「太平記は
史学に益なし」と批判したが、歴史=物語派の平泉澄も出て来て人気は終戦まで続く。
中世・近世日本もさることながら、近代の日本の歩みを知る上でも読むべき本。
『国民の歴史』編纂メンバーは「歴史は物語」とする点といい、中世を無視して古代を称揚す
る点といい、「正しく」近代的です。
実証史学から見て近代的・現代的ではありませんが、イデオロギー面は模範。 アンクル・トムの小屋
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%82%AF%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%88%E3%83%A0%E3%81%AE%E5%B0%8F%E5%B1%8B
>当時のアメリカは奴隷解放問題で南北分裂の危機を抱えていたため、大変大きな反響を呼び、
奴隷解放への世論を喚起する一方、奴隷制の擁護論者からは激しい批判を浴びせられた[1]。
ロバート・M・パーシグは、本書を「優れているとはいいがたいが、当時の社会的背景を
捉えたために成功した作品」と評する。その後、アメリカは奴隷解放問題を一つの引き金にして
南北戦争に突入する。そこに至るうえで本作の存在は無視できないものがある。
その影響の大きさは、後年の開戦後にエイブラハム・リンカーン大統領が作者のストウ夫人と
会見した際、「あなたのような小さな方が、この大きな戦争を引き起こしたのですね」と挨拶した
という逸話からもうかがい知ることができる。 ◎2chスレッド勢いランキングサイトリスト◎
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※ 2chブラウザ併用推奨 イーリアスはペルシア戦争に影響を与えたのではなかろうか
イーリアスによるヘラス民族を統合させる作用がなかったら、ペルシア戦争に勝利できなかったかも知れない
オデッセイはアレクサンドロスに影響を与えたかも知れない
ギボンのローマ帝国衰亡史は、それまでキリスト教を弾圧した悪の帝国だった
英国におけるローマ史像の復権に寄与した 文学ではないが、『漢書』は、中原だけではなく、清朝前半に至るまでの
中国本土の版図を既定し、その領域を統一させる理念を具体的な形で提出した 資料が不足していた時代によく引き合いに出された
「カンタベリー物語」 なんでまだブルワー・リットンの『来るべき民族』が出てない?
ヒトラーにあれだけ影響を与え、ナチスとかオカルト局の設立のきっかけともなったのに 『あらいぐまラスカル』日本の歴史的文化財の破壊に多大なる貢献をした 大国どうしは経済の相互依存によって戦争が出来なくなったと説く
ノーマン・エンジェルの著書『大いなる幻想』(1909)は、第一次世界大戦前の
英国で広く読まれて、政府内にも有力な支持者がいた。
しかし第一次世界大戦の勃発でこの予想は裏切られてしまったので、後年この本は
各国のタカ派が軍事予算を上げろと主張する際に、しばしば引き合いに出さ
れる事になってしまった。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています