【リングワ・フランカ】共通語の歴史 2=U=二
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比較的長期間にわたり汎民族的乃至広域的に使われた共通語の歴史について、前スレに引き続き、語りましょう。 対象言語 アラム語、ギリシア語、ラテン語、アラビア語、ペルシア語、漢文、サンスクリット、パーリ語、ヒンドゥスターニー語、スワヒリ語、 フランス語、スペイン語、ポルトガル語、英語、ロシア語、テュルク系諸語(チャガタイ語、オスマン語 etc.)、ムラユ語、 チベット語、モンゴル語、満洲語、トゥピ系諸語(ニェエンガトゥ、グアラニー語 etc.)、国際人工語各種 etc. 前スレ 【リングワ・フランカ】共通語の歴史 https://lavender.5ch.net/test/read.cgi/whis/1465125860 西アフリカのマンデ諸語も同じ状況なのかな 中世にはガーナ王国やマリ王国で使われてたそうだけど ケチュア諸語の内部の多様性は、ゲルマン系やロマンス系の諸言語の多様性よりはやや少なく(ということはかなり大きい) アラビア語やスラブ語の多様性よりは多い(つまり方言に毛の生えた程度の差とはとても呼べない大きさ)という そんな多様なケチュア諸語のうち、今広く普及しているケチュア語はインカ帝国の首都クスコのクスコ語が元で、 これをスペイン人や宣教師が一帯の統治・布教の言語として利用して広まったという だから元々クスコ以外でもある程度は通じたか、あるいはどの地域にも現地語とクスコ語との通訳をする者がいたと考えられる またインカ時代にもすでに中部及び北部の貴族階層の非母語話者にクスコ語は教えられていたという 16世紀には統治と布教に利用されはじめたクスコ・ケチュア語だが、これはケチュア語の統一・標準化にもつながり、 18世紀後半にはトゥパク・アマル2世の反乱に利用されたらしい その後ケチュア語は公的利用禁止の時代に入る 教会でも使われなくなり学校でカチュア語の読み書きを教わることも禁止された(禁止以前にはそれらはあったということになる) 19世紀にペルーほかの国が独立した後にケチュア語は自由化されたが、今度は市場化・産業革命・都市化に適応できず スペイン語に押されて衰退。1975年にペルーが初めてケチュア語を公用語に加えてから徐々に流れが変わり今に至る >>99 >>97 です。 詳細なご解説ありがとうございます。 >>100 どうも。なおソースはウィキペディア英語版です。 言語間の距離、意思疎通の可能度(mutual intelligibility)というのはあくまで感覚的なもので、 一見数値化されたもの(◯◯%通じる、のたぐい)でもそう当てになるものでもないと思いますが、 なんとなくのイメージはつかめますね。 いわゆる「先住民語」というのはそれぞれの理由であまり広い地域に共通する広がりを持たないのが一般的ですが、 ケチュア語はむしろ「文明語」の典型だったようです。結縄(キープ)以外に文字も持たなかったものの、 官僚制度のために口頭語の学習が制度化されていて、それによるクスコ語の利便性がキリスト教に利用された感があるのは 古代エジプト語からコプト語への移り変わりを連想させます。 アルゼンチンやチリなんかでは、ボリビアからの移民で地味に話者が増えてるんだろうか チリの鉱山で3か月かそこら地下に閉じ込められてた鉱員の中に、アイマラ人と思しきボリビア出身者がいたな ケチュア語話者も出稼ぎで来てそう そういや中米南米では、共通語の問題は聞かないね。スペイン語とブラジルポルトガル語という酷使した言語を白人系、混血、黒人が理解し、スペイン語の地域差も小さい。 (とはいえ発音と語彙で明確にわかる。昔、キューバ訛りがある旅行者はしばしば行方不明になったし、国境を越える時にはそこを突っ込まれて何時間も尋問されたりしたものだ)。 先住民は農村から移動しない。ということになっていたし、中米ではそれはあながち間違いでもなかった、国丸ごと中世の荘園で、荘園主は米国企業だったりしたし。 しかし二つの例外がある。 一つは鉱山。 もう一つは、1980年代からの、農村から都市への移動と、中南米からアメリカへの移動。 都市でもアメリカでも基本は同言語の人間とだけつきあっているだろうが、職場ではどうしているか、また第二世代はどうなっているか。 動詞の活用が英語に合わせて3つくらいに減ってたりするのかな 二人称と一人称複数三人称複数が合流とか そして未来形が消滅とか >>101 インカより前は広域の帝国がなかったから、言語がバラバラだったのかも インカ以前は言語がバラバラな地域だったのか だからインカ帝国の公文書はキープだったのかね 建国から高々100年くらいしか続いてないから ケチュア語を普及させる時間的余裕も 教育するための学校組織や文法の整備も追いつかなかった レコンキスタ直後にスペイン語の文法を作り上げ これを「帝国の道具」と呼んだスペインとは 世界帝国への意気込みが違うね… いや、ケチュア語のクスコ方言(むしろクスコ語)は口伝によって教育されていた だから音声言語においてはインカ帝国の官吏がこれで養成されていた どんな方法だったかはよくわかっていないが、言語を整理して教授する際には 文法的な観点が欠かせなかったと思う それとまとまったテキストの丸暗記を併用したはず そしてスペイン人とイエズス会がそれを文字化して統治と布教に利用した vlagが「フラフ」 gasがガス、glasがガラス ひょっとして江戸時代に日本にやってきたオランダ人って、どの地域から来たかでgの発音が違うほど、銘々バラバラな方言を話してたのかな? >>110 オランダ語の標準的な発音の場合、語頭と語尾で g の発音が違うことは無い [ x ]や[γ]の音価に相当し、喉を振るわせる「フ」という感じの音になる 方言差の可能性は考えられなくはないが、それよりも日本語での発音のしやすさの可能性のほうが大きい また、オランダ語の周辺言語はいずれも通常 ga を[ ga ]と発音し gla を [ gla ]と発音する >>111 ホント〜? 語尾に来た時は無声化するってドイツ語みたいなパターンだけどオランダ語の(昔の)方言に一切ないん? >>31 ロナルドがロナウドとかホナウドとかいうだっさい発音になっちゃう言語やね >>112 でもそれって>>109 に出ている例じゃないだろ >>111 >>114 はい やっぱりオランダ語はドイツ語と同様、語尾の阻害音は全部無声化するので 語頭のgは[ɣ](ガ行で転写)だが語尾のgは[x](フで転写) gas[ɣɑs] ガス glas[ɣlɑs] グラス vlag[flɑx] フラフ https://en.wikipedia.org/wiki/Dutch_phonology >Dutch devoices all obstruents at the ends of words なおvがfで発音(フで転写)されるのはオランダのオランダ語ではfとvが融合してしまっているから https://en.wikipedia.org/wiki/Dutch_phonology >In the Netherlands, /v/ can devoice and merge with /f/.[11][14] >According to Collins & Mees (2003), there are hardly any speakers of Northern Standard Dutch who consistently contrast /v/ with /f/.[14] >>115 語頭の[γ]をガ行で写すのは日本語の軟口蓋音やその近辺の音に 有声の摩擦音がないからってことだな オランダ語における閉鎖音と摩擦音の揺れが話題ではなかったのか (調べたら仏語みたいなRと閉鎖音のGを持つハーグ方言を知ったけどそれは新しく生まれたものらしいし オランダ語内部での似たような方言差はあるが、日本語の外来語に影響したという話でもないのかもしれない) オーケー了解した [γ]は日本語の側でも語中語尾で/g/の異音として現れることがある品 日本語のアラビア文字表記法を確立、普及させることが必要 友達から教えてもらったパソコン一台でお金持ちになれるやり方 興味がある人はどうぞ 検索してみよう『立木のボボトイテテレ』 5K5 中国四国が豪雨に遇った途端 カッペなどというトーホグ方言を使って、 http://itest.5ch.net.../news4vip/1531139323 ↑ こういう不謹慎なスレを立てたバカ東夷は殺処分されるしかないのでは??? 「カッペ」はトーホグ方言の語尾「ぺ」をつけることによる東夷の自己紹介 バカ東夷、己の無知を認めるしかないのでは??? あと「じゃね?」も使うなバカ東夷 埼玉は広島岡山と比べるのもおこがましいくらい田舎の大宮 神奈川は殺人が日常の小さな大阪、川崎国 茨城は朝鮮語みたいな訛り 千葉は長谷川亮太 首都圏を名乗る資格がない田舎と認めるしかないのでは?? 水爆を落とされてもしかたないのでは??? カッペ かっぺをNGワードにしなさい!! 「カッペ」はトーホグ方言の語尾「ぺ」をつけることによる東夷の自己紹介 こんなトーホグ方言を標⬛語などという東夷はバカと認めるしかないのでは??? もうじき平成も終わろうというのに 今だに「標⬛語」などという死語にこだわるバカ東夷は戦前脳の老害と認めるしかないのでは??? 現代日本に標⬛語は存在しません 共通語です 共通語とトーホグ方言は違います 関東弁はトーホグ弁、関東はトーホグの一部と認めるしかないのでは??? 朝鮮語そっくりの無アクセント訛りで「んじゃねーよ」「じゃね?」など語尾も汚いトーホグ方言 これを標⬛語などというバカ東夷は日本の恥と認めるしかないのでは? バカ東夷、反省するしかないのでは??? >>121 「かっぺ」は「田舎っぺ」の略で、 「田舎」に人名の語尾「兵衛(べえ)」から転じた「っぺ」を付けたものが元 お前が言う「方言の語尾」の「ぺ」は、助動詞「べし」の連体形「べき」のイ音便形「べい」が 「べし」の「推量」「勧誘」用法の語尾として各地の方言に定着したもので基本形は「べ」だ そのうち「ぺ」になるのは千葉・茨城・福島などで、ラ行動詞などの下に来て促音便を起こす時だけ この他の方言では促音便を起こさず「べ」になる 「かっぺ」「田舎っぺ」は「名詞+接尾辞」の合成の結果であり、 語尾の「ぺ」は「用言+助動詞」で、 まったく別のものだ 無知の上に無知を重ねてしかもダジャレとしても面白くない さっさと死んで償え、自殺しろ対立お国厨め 知識で圧倒されるとすぐキチガイ扱いする >>121 のキチガイっぷりのほうが引くわ >>123 はさっさと自殺しろ恥知らず アッカドもアッカド語だけを公用語にできなかった アケメネス朝も アッカド語 アッカド語(アッシリア語) アラム語 アラビア語 ラテン語 フランス語 英語 アッカド語が国際公用語だった アッシリア語もアッカド語の方言である 後にアラム語に取って代わられた 中等ではアラビア語になった ゲエズ語とアムハラ語など現代エチオピアのセム語だと、やっぱりゲエズ語より現代語の方が非セム語要素が多いんだろうか >>123 高校までで習う文法用語ばっかりなのにわかんないのか >>129 それは言いすぎ セム語同士というだけならそこまで似ていない エチオピアにセム人が渡ってから、クシュ系とか黒人と混交する中で社会構造の激変があったのかな ヘブライ語にはいかにもセム語らしい 喉音やら咽頭音やら声門音やら口蓋垂音などの 口の奥から出す子音の区別があるが(もちろん間違えると意味をなさない) セファルディムやアシュケナージはこれが苦手 スペイン語やドイツ語にはそんな音はなく、とっくに発音できなくなっていて 聖書も現地語訛りで適当に読んでいた シオニズムはヨーロッパのユダヤ人が始めたから イスラエルの主導層はアシュケナージとセファルディムばかり 当然、ヘブライ語を「復興」させて現代に適応させたのも訛った彼ら まるごと入植してきたイエメンのユダヤ人のヘブライ語は最も発音が正確だったが 階層が低いから現代ヘブライ語の発音にはぜんぜん影響していない セファルディムでも北アフリカのとイタリア辺りのではイスラエル国内でやっぱり格差があるのかな イスラエルのウルトラオーソドックスは神聖なるヘブライ語を日常語として使用することに反対している https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q13188809523 一方インドの口語サンスクリットは、外国人である日本の学者が発音がおかしいと突っ込んでるらしい 真偽やこの話の出どころは不明 一方当事者たちは、言語の究極の守り手のパンディットからして自信満々に「口伝で正確に伝わっている」(これの真偽も不明) まあ今母語にしてる人たちも数世代前はアーリア系かドラビダ系の別言語を話してたんだろうけど(今もひょっとして村の外と交流のために二言語併用状態?) 北アフリカにいるのはセファルディムよりアラビア語を話すミズラヒムだろう セファルディムもスペインを出てからは一時的に滞在したようだが、 オスマン帝国で地位が向上してからはより儲かる方、イタリアや東地中海に移った イゾラドのアウラさん(仮名)の言語が完全に解明される日は来るのかな 言語学者が密着しても何とか単語を拾えた程度。 NHKスペシャルの話かな 話者が一人しかいないから完全解明はムリ 一人しか残っていなくても記述は余裕 ただしインフォーマントの資質、フィールドワーカーとの人間関係による >>144 思ったんだけど、だれか押しかけ女房になって子をこさえたら、父親の周りで育つうちにその子が第二話者として育って、外界との橋渡し役になるんじゃないかとw というか身を寄せてる村で、村の子供が自然とアウラの言葉を覚えてコミュニケーションをとれるようにならないんだろうか 今の村でも5、6年ほどはいるんだっけ?大体ああいう村では子供がそこそこいるはずだから 先住民の村だから、今の子供の代では母語とポルトガル語の二言語使用だろうし、そこにアウラの言葉が加わっても大した覚える負担にならなさそう 親が警戒して子供を身元不明のじじいに近づけないのかな。以前預けられた村では殺人を犯したそうだし。それかアウラ自体が子供を寄せ付けないオーラを出してる? パプア・ニューギニアでトク・ピジンより前に隆盛を誇った、現地のモツ語を簡略化した言語ヒリモツ語 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%92%E3%83%AA%E3%83%A2%E3%83%84%E8%AA%9E#cite_note-2 >^ 母語話者が極めて少数なのでクレオール言語と言い切ることはできない。 規範となってるのはどういう段階だろう。クレオール化して誰かが母語にしていないと、複雑な動詞の活用や精緻な待遇表現や膨大な音素みたいな「枝葉」の部分でない、 本当に母語として必要な最低限度のところでも思わぬ穴が開いていそうだけど (だから人工言語を本気で作るのは相当な労力がいるんだけど) 数少ない母語話者のヒリモツ語が規範なのかな。まさか出川イングリッシュみたいな片言のピジンの段階で公用語なわけもなさそうだけど トク・ピジンは母語にする人も増えてるから、かなり言語として洗練されて複雑化しているんだろうけど Youtubeでニュースとか会話している所の映像をいくつか見たが、 トク・ピシンはだいぶ「ちょっと訛った英語」みたいな抑揚を持っている 英語に慣れていると割と聞き取れる部分がある 発音ばかり気にしているが抑揚がダメダメで ぜんぜん英語らしく話せていない日本人英語よりよっぽどまし ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
read.cgi ver 07.5.0 2024/04/24 Walang Kapalit ★ | Donguri System Team 5ちゃんねる