ラテンアメリカ・メソアメリカ・中南米の歴史
19世紀のメキシコでは科学主義者と呼ばれるグループが台頭し、
彼らはヨーロッパをモデルとして、白人優位の風潮をもたらした
彼らによれば、インディオやメスティソは不潔で性悪で怠惰な
人種であり、メキシコを西欧的な文明国にできるのは欧米の
白人移民の力だけであるとされた。
当時、白人移民はインディオの五倍働くとか、アメリカ人は
メキシコ人の四倍生産するとかいった根拠のない比較が
しばしば行われ、広く信じられていた。 メキシコ側の期待とは逆に、白人の移民は
それほど来なかったんだよな
代わりに中国人の移民が来たりして コロンビア
花卉市場
世界2位の切り花輸出国
輸出額2021年15億ドル突破
市場規模2024年20億ドル ブラジルでもアルゼンチンでも、この時代は白人、
とくに北西ヨーロッパ系の白人移民を呼び寄せたがったんだよな
実際に来たのはラテン系やアジア系の移民だったが それでもブラジル(南部)、アルゼンチン、チリ
は南米北部諸国にくらべてドイツからの移住
者がやってきたほう 19世紀のラテンアメリカの人口の増加は、各国の都市化を
促進させた
メキシコ市は、周辺部も含めて1895年から1909年の
間に約3倍に増え、100万都市になった
ブエノス・アイレスの人口は、1918年において約70万
であり、南米のパリといわれるような優雅な大都市となった だが、ノーベル賞やフィールズ賞を多数輩出すると言うほど学問や技術は伸びなかった 南米大陸は南へ行くほど寒いんだよな
アルゼンチンのパタゴニアは真夏でも氷河がそびえたつ アルゼンチンにやってきたイタリア人やスペイン人が、
北米の移民のように、自作農民、牧民としてパンパに
定着したならば、この国で民主主義が成立したかもしれない
しかしパンパの開発に手を付けたのは、伝統的な大地主や
大牧場主だった カウディージョというと昔の武装有力者が
こう呼ばれてるが、紹介されてる面々を見るに
独裁者と表現したほうが良さそうな気がする。
ベネズエラのチャベス、キューバのフィデル、
ペルーのアルベルト・フジモリなんかも
カウディージョと呼ばれてたりするけど
>>73
せいぜい文学賞平和賞か >>76
カウディージョの政治は、今でいう開発独裁だったのかね アルゼンチン人は、自国を南米のヨーロッパだと言っている >>79
チリについてはそういう話は聞かないなあ
あるブラジル人が、アルゼンチン人は
態度のデカさでは南米一とかいっていたけど ブラジルではドラマ「ザ・ガードマン」でも
おなじみなオペル・レコルトCがシボレー・
オパラの名で長年現地生産されてたんたな。
むろんマイナーチェンジを行い続けながら
だったけど 十分な鉄道網が発達していないブラジルでは、
輸送の多くをトラックに頼っている
だから運転手組合がストライキをしたときは
経済の動脈が止まる事態となった シボレー・オパラ:67年デビューから25年間
センチュリー:67年デビューから30年間
何気に日本のセンチュリーのほうが長かった
のが意外 キューバへ行くと、今でも古いアメリカ車が走っている アルゼンチンは60年代初頭型のフォード・
ファルコンが30年間現地生産されてたが
80年代前半にビッグマイナーチェンジが
おこなわれ、インパネが同時期のフォード
グラナダ(イギリス、ドイツ向けの欧州モデル)
っぽくなってたな >>84
キューバ革命がなければ新型のアメ車も
走ってたんだろうな ベネズエラはキューバに原油をタダ同然の価格で提供している
キューバはべネズエラに対して医師を派遣するほか、軍高官や
諜報機関の幹部も派遣し、反政府主義者のあぶり出しや拷問など、
ベネズエラ政府の統治にはキューバ政府が伝統的に用いる
手段が使われた。 ベネズエラのウゴ・チャベスはグアテマラの
アルベンス(チャベス同様左派軍人上がり)
をどう思ってたんだろう。
アルベンスはスターリンを尊敬しており、
彼の死に際し追悼コメントを出したり
議会で黙祷を捧げてたりしたそうだけど チャベスはシモン・ボリバルに自分を重ね合わせていたとか >>86
キューバ革命はアメリカの対応が最低過ぎたな チャベスは原油価格の高騰という追い風を受けて、
バラマキ政策を行い、貧困を改善することができた アメリカも冷戦崩壊後は(息のかかった現地
の右派軍人による)軍事政権を擁立・支援
できなくなったな。 >>93
もう今のアメリカに、そんな力も野心もないと思う。 ベネズエラの間違いは、原油高にあぐらをかいて、
他の産業の育成を怠ったことだよな。
大黒柱でありほぼ唯一の外貨獲得源だった原油価格が
3分の1になったことで、ベネズエラ経済は大混乱に陥った。 中南米の左派ゲリラの中にはマオイズムを
信奉するセンデロルミノソもあったな 国共内戦後、香港へ逃れた上海の資本家が
同地の発展を促したそうだけど、これと同じ
ようにキューバ革命を嫌ってマイアミへ
逃れたキューバの富裕層がマイアミの発展を
促したんだろうか 資源があると技術が伸びにくくなる
まあ、人件費削減だけで乗り切ろうとして
技術が発展しなくなった国もあるけど アルゼンチンのペロンは、分配策の強化とともに、
産業の国有化や保護主義に傾倒したが、これも
うまくいかなかったんだよな 撃墜王ルーデルはペロン政権下のアルゼンチン
へ渡り、同国の空軍で教官を務めてたな 第二次大戦後、バチカンの支援でナチ戦犯
がアルゼンチンをはじめとした南米諸国へ
逃れてたな アルゼンチンは、輸入代替工業化を行おうとしたけど、
当時のアルゼンチンの人件費は高かったうえ、工業化に
必要な人材や産業も集積していなかった。 ボリバルがガイアナ解放を目指さなかったのは非スペイン領だからか? ラテンアメリカはスペインから独立した後、イギリスの
非公式帝国(自由貿易の帝国)に組み入れられた
イギリスとしてもそのほうがコストが安くついたのだ 個人的にはサン・マルティン好きなんだが、ボリーバルと比べて評価低いよね。
晩年 故国を捨てたというのが大きいのかもしれんが、もう少し評価してほしい。 日本でラテンアメリカの歴史を扱った歴史小説が
たくさん出るようになったらと思うけど、望み薄だよな。 ブラジル発見って1500年のカブラルってされてるのが多いがアメリゴが1499年に航海してるってのもあるからこれだとアメリゴが発見ってなるのかもしれないが基本カブラルってなってる感じ サンマルティンのアンデス越えとか、面白いエピソードだと
思うけどな。
アンデスを越えてチリに攻め込み、チリを策源地として
海上からペルーを攻めるというアイディアを思いついた。 ブエノスアイレスよりも最南端の地域の方が白人率高いかもな。
しかもオランダ、クロアチア、イギリス移民が多いから色の白い連中も多い。 ブエノスアイレスよりも最南端の地域の方が白人率高いかもな。
しかもオランダ、クロアチア、イギリス移民が多いから色の白い連中も多い。 https://jp.wsj.com/articles/SB12386457582361034431504584121100470443262
ブラジルで米白人男性の精子需要が急増
「青い目の子供が欲しい」
【サンパウロ】「宝石のような目」に金髪、そして「少しばかりの淡いそばかす」。
オセロは、黒人か混血が大半を占めるブラジル人とは見かけが
全く異なる。だが、シアトル精子バンクが「白色人種」と表現する
この米国人のレジ係は別名「ドナー9601」。異例のペースで、
若い米国人男性のDNAを輸入する裕福なブラジル女性から、
最も多くのリクエストを受ける精子提供者の1人だ。
米国からブラジルへの精子輸入は、過去7年に急増した。
裕福な独身女性やレズビアンのカップルが、肌の色が薄く、
出来れば青い目をした子供の誕生を手助けしてくれるような
精子ドナーをインターネット上で選んでいるためだ。 ルラの出身地はブラジルの中でも最も貧しい地域である
ノルデスチ(北東部)。
資源もなければ産業もない、痩せて枯れた土地である。
ルラは労働組合の闘士として頭角を現し、そして左派の
政治家として名が知られるようになった。