【中国】中国国際航空と上海航空、スターアライアンスへの加盟が濃厚[02/06]

 北京に本拠地を置く中国国際航空(エアチャイナ)と上海を拠点とする上海航空が
今年、スターアライアンスに加盟する見込みだ。東方早報が6日付で、英字新聞イン
ターナショナル・ヘラルド・トリビューンの記事を引用して、エアカナダ社のロバート・ミ
ルトンCEO(最高経営責任者)の話として伝えた。
スターアライアンスは1997年5月14日に設立された世界の航空会社からなる連
携組織で、現在、米ユナイテッド航空、独ルフトハンザ航空、シンガポール航空、タイ
国際航空など16社が加盟、日本では全日本空輸(ANA)が加盟している。
中国国際航空は中国本土で南方航空に次ぐ実力をもつ航空会社で、以前から米ユ
ナイテッド航空、独ルフトハンザ航空と提携関係を結んでいる。また、上海航空は、中
国国際航空と共同運航(コードシェア)などさまざまな事業提携を行っており、中国国
際航空の上海地域および長江デルタ地域の路線網をサポートしている。このため業
界関係者は、2社のスターアライアンス同時加盟は妥当であるとみている。
中国の航空各社は、以前からスターアライアンスへの加盟を希望していた。中国民
用航空総局(中国民航総局)の楊元元・局長は03年7月21日、中国の航空会社がス
ターアライアンスに加盟したいとの意向について、スターアライアンスメンバーである独
ルフトハンザ航空の幹部と話し合いを行った。
この中でスターアライアンス側は、「(スターアライアンスが)各メンバーにもたらす作
用は、市場および販売面における相互補助であり、競争ではない」として、通常は1カ国・
地域につき1、2社のみをメンバーとして迎えていることを説明している。
ソース : 中国情報局
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2006&d=0206&f=business_0206_008.shtml
http://news18.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1139251552/