九州の地域航空3社と全日本空輸(ANA)、日本航空(JAL)の2社が来年10月をめどに共同運航(コードシェア)の開始をめざしていることが分かった。人口減少や新型コロナウイルスの広がりで経営環境が悪化するなか、大手2社の枠組みを超えた協業で離島便などの地方路線を維持する。

 地域航空はANA系列のオリエンタルエアブリッジ(長崎県大村市)、日航系列の天草エアライン(熊本県天草市)と日本エアコミューター(鹿児島県霧島市)。現在は系列内での共同運航だが、今後は例えばANAと天草エアの共同運航などに拡大する考えだ。.