ヘリから資材68キロが落下
福島町の山間部 けが人なし
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/220429

21日午後0時10分ごろ、渡島管内福島町美山(みやま)の上空を飛んでいた中日本航空(愛知県)の大型ヘリコプターから、金属製ワイヤなど資材計68キロが落下した。
ヘリは、北海道電力の送電用鉄塔に架ける電線など資材計約1トンを運搬中だった。
現場は山間部で、けが人はなかった。

国土交通省運輸安全委員会は深刻な事故につながりかねない「重大インシデント」と認定。
航空事故調査官2人を22日、福島町に派遣して事故原因を調べる。

中日本航空などによると、落下したのはワイヤ2本とブルーシート1枚。
資材はブルーシートに包まれ、ヘリからつり下げた網の中に入れて運ばれていた。
ヘリは当時、上空約130メートルでホバリング(空中静止)中で、落下地点は民家から約500メートルの距離だった。