成田国際空港(NAA)は2019年3月27日(水)、隔年ごとに実施する「成田国際空港アクセス交通実態調査」の
結果を発表しました。前回の2016年に車両のノンストップ化ゲートの運用に伴い、調査方法を変更してお
り、国際線出発旅客と国内線出発旅客を対象にヒアリング調査を含む2016年と同様の調査方法で実施して
います。
出発旅客のうち、鉄道の利用は47%、バスが35%、自家用車が13%、飛行機が6%で、前回調査と比べ鉄道
は2%増、バスが3%減、自家用車の利用は2%減でした。ただし、格安バス利用の旅客が2%増えています。
このうち、日本人旅客に限ると鉄道の利用は47%、バスが29%、自家用車が17%、飛行機が9%です。
特に航空機の利用者の割合が増加しており、NAAは国内線の増加と国際線との乗継利用の増加が要因である
と見ています。
なお、出発旅客のうち、利用する鉄道は成田エクスプレス(NEX)が14%、NEX以外のJR線が5%、スカイライ
ナーが13%、スカイライナー以外の成田スカイアクセス線が6%、京成本線が9%でした。また、バス利用
者は空港直行バスが19%、格安バス利用が5%、貸切バスが3%、ホテルバスが7%となっています。