宮崎駿作品見直し [無断転載禁止]©2ch.net
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宮崎駿作品好きの方どうぞ。
自分が書いたレビュー発表して評価したりとか。ランキングとか。 >>1
ちゃんと書けよ 書けなきゃクビだ
考えて書いてるか? 「もののけ姫」以降は、駄作の連発だった。
海外売りをするために国内原作を棄てて、
海外の児童(?)小説をベースにして作るなどは、
ただ単に会社を継続させるために魂のない
実質下請け製造会社に成り下がってたと思う。
日本で日本人が作る理由がない。国内の物語
作家に塩を送りたくないかのようであった。
ストーリーは行き当たりばったりで、たいてい
ラストが破綻した作品を反省もなく繰り返し
つくりつづけていた。 駄作を連発するかどうかはおいといて
日本の腕の良い職人ってまあそんな感じだわな... 宮崎アニメがどこから支離滅裂になったかは3つに分かれる
・もののけからが支離滅裂である
・千尋からが支離滅裂である
・ハウルからが支離滅裂である
俺は千尋から派 もののけだけは特別なんだよね
客に内容を伝えようとしてる最後の作品であるけど
エンタメ優先ではないという。
千尋からはもののけまで守っていた客との共感を捨ててる。
風立ちぬでかなり戻ってきてるけど。
あとこの三つの区切りは以前、以降という口語の曖昧さも混乱の元だよね
数学の以上、以下ほど明確に使われていない。
もう一つは千尋が世界的に著名な賞と最高の売り上げを残したという
作品の内容を無視させる外的要因も強い。盲目的権威主義者には覆すのは難しい 実は監督向きじゃなかった
シナリオ書けないことを一作ごとに露呈してたね
だいたいアニメは演出と作画のそれぞれが仕事するパターンのほうがよかった
絵描きがすぐ人気者になってちやほやされて図に乗るパターンはけっこう日本のアニメをダメにしたと思う
今でもいちばんいい仕事が多かったのは1978年からの数年だと思う 1978年からの数年といえば、カリ城の不入りで干されてからナウシカまで劇場作品やってないが このゆいかとかいう見るからに頭悪そうな基地外SMAPオタドブスがSMAP解散をμ'sのせいにして八つ当たりしているけど
これはどう考えても我々はもちろん、キスマイの宮田や志田未来ちゃんに対してもナメてる上に喧嘩を売っていると考えていいので
制裁としてこの基地外ド低悩メンヘラドブスを徹底的に追い込みかけてこいつらをぶっ潰しちゃってくださいwwwwwww
http://i.imgur.com/tyIWbLf.jpg
http://i.imgur.com/YWmr5Y4.jpg 宮崎は背景描きの職人に徹しておればよかったのだ。
徳間の元社長がタニマチとなってナウシカを1本作らせて
貰えるという話から、ずるずるとジブリを惰性で続けて
しまって、日本のアニメーションの世界の資源を、長らく
独り占めして停滞に陥らせたと思う。鈴木プロデューサが
テレビ局などを巻き込み、しかもディズニーなどと提携し
て、自滅したと思うのだ。 でも宮崎駿の名前で客が入ったのも事実
宮崎駿が監督するなら金を出すというスポンサーがいくつもあって、雇用や経済循環を生んだのも事実
シナリオが整合しててもおもしろくなく客を呼べない作品より、
関係者に利益を還元してくれる作品が大事 明示的権威主義は市場経済として当然のこと
問題は暗黙的なほう。救いようが無い 外国起源の原作を使う理由は、輸出に有利になることを期待してというのは
直ぐに考えついたが、もう一つ理由があったのではないかと思う。
それは、監督を押しのけて日本国内の(小説や漫画などの)原作者・脚本家
などに脚光や注目が当たっては欲しくない。作品のすばらしさはストーリー
ではなくて絵・動画なんだ、ストーリーや文章ではない、という主張や思い
があった・強かったからではないだろうか。うがちすぎかな。 ナウシカ製作時に伊藤和典氏とうまくやれず、以後宮崎アニメは宮崎がコンテを描きながらストーリーを考えるようになった
結局使わないならいなくていいだろうという、いかにも映画を知らない鈴木らしい思考だ
結果製作決定時にストーリーが決まっていなくてもいいという驚くべき製作方法でジブリは30年間作り続け、アニメ業界も人気監督頼みなやり方が普通になり、その間作品を作るシステムやノウハウの蓄積は何ひとつなされなかった
権威に弱い日本人はそれを喜んで見た
製作順に見てくれば、今では絶大なネット人気を誇るラピュタあたりでネタ切れしてるのがわかるはず
特に千と千尋以降のお茶を濁す感じはひどい
まあアニメーション映画も今ではディズニーとかピクサーが強くてすっかり子供のものに戻ったので、世界的なトレンドとしてはあんなもんでいいんだな、とも言える 脚本・シナリオもない映画作りに出資が集まるなんて、
ハリウッドではとても考えられないほどの厚遇だったんだなぁ。
テレビを巻き込んで大きく宣伝しさえすれば、客が入る
というのが良くなかったんだと思う。 いや、前に作ったのが面白いから次の作品も資金が集まる、その繰り返しだ
TV放映で必ず高い視聴率が取れるという実績ができたからね
視聴者はシビアだ つまらない映画はTVでタダで流れても見ない
>今では絶大なネット人気を誇るラピュタあたりでネタ切れしてるのがわかる
ジブリの商売が軌道に乗ったのはラピュタから何年も後の魔女宅からだ
そこからジブリはどれだけ稼いだ? ネタが切れてから儲かるというのはおかしな話だ ハウルが支離滅裂なのは監督の交替劇があったからかな。千と千尋〜は支離滅裂だと思う。
それ以外は描くべき世界の情報を少なめに見せてるだけでかなり完璧だと思う。とくにポニョは完璧。 >>21
母親どうしの最後の内緒話みるとキチガイとしかw
>ぽにょ この前のNHKのドキュメンタリーで
映画を「話で好きになったんじゃない、画で好きになった」みたな事言ってたけど
だからって話を軽視していい理由にならんでしょw あのドキュメンタリーで逆に納得したわ
話を軽視というか、まず第一に脳内で表現したい「画」があってのストーリーなんだな、と そのNHKドキュメンタリーのタイトルはなんていうの? 確か原作にはナウシカその後があったんだっけ
ナウシカものなら見てみたい 中国にスカウトされて、日中戦争でも描いたらどうだろうか。 それなら安彦良和に虹色のトロツキー映画化してもらえばええやん ナウシカの前でもいいなー、 世界を焼き尽くす前にどうやって巨神兵を止めたかとかも興味あります お前ら虹色のトロツキーくらい読んどけや
あとジャンヌ 千と千尋のころは意地でも上映終わらせなかった感じ。 彼は決して手塚治虫原作のアニメを作らないと断言する。
パクることはあっても、決して作らないと断言する。 >>41
あの年は洋画新作が弱かったからだよ。興行チェーンがジブリを選んだ。 ナウシカ久々に見たら王道楽土という言葉の使い方が気になった
どう見ても風の谷を武力制圧しておいて、建前としても王道楽土はないわ
何でもいいから満洲と結びついていたこの言葉を使って旧大日本帝国を揶揄したかった意思がみてとれる
その実王道と覇道の違いもわかっていない
若いときは中国びいきだったんだろうと思うが孟子も知らないってことだ
勉強不足は自分も人のことを言えないが、頭が悪いと左翼に騙される実例として記憶しておきたい
左巻きな人たちの適当さが知れる実例だろう なぜ唐突に満州や大日本帝国と結びつける?
植民地経営モデルは日本の発明品ではなく、欧州列強のパクリだ
弱国を武力制圧した強国の権力者が正直に物を言うはずもない
本国の政争に巻き込まれて扼殺されるのを逃れて風の谷に本拠を築くのがクシャナの狙いだ
王道だの覇道だのは無意味な言葉に過ぎない >>44
誰かさんみたいに
死んでからあげるってこと? 蟲殺しすぎて王蟲がアレしちゃったんだよ・・・ニヤニヤ 時代の移り変わりをロートルな彼に教えてあげようとデジタルアニメの
ゾンビが徘徊する動画を持っていったら
身体障害者を連想させて不愉快だとめちゃくちゃ怒られました はって歩くのを見て「身体障害者みたい」なこと言ってた
そういう技術が許せなかったんだろうね ナウシカのオームに人工知能と感情を与えてオームの群れを自動的に描いてみました。
これが青い目のオームのとき、これが赤い目のオームのときです。
青い目のオームの群れは障害物や他のオームにぶつからないように移動しますが
赤い目のオームは障害物を破壊し他のオームを吹き飛ばして移動します。
みたいなのやればかなり喜んで反応したんじゃないかと思う。 ナウシカ自体はまだまだアニメにできそうだから
そういう風に自動的に描ける時代が来るかも そんな映画はロボットに見に行かせて
後で出来具合いを教えてもらいますわ 続き映画化して三途の川渡って欲しかったなナウシカw このスレ民はいにしえのオタクみたいなことしか言ってないな
俺はもののけ姫以降の後期宮崎駿はやっぱ重要だと思う
シナリオが破綻しようが千と千尋のような異様な作品を世界各地に届けたから
前期風の活劇演出家のままアニオタだけに愛されるよりずっといい 前期の駿ってディズニー罵るけど内実が追いついてなかったっしょ
でもポニョのぶよぶよしてかつ不気味な作風は、
初期のディズニー短編のいいところと張り合う感じが出てると思う 日本は、
テロ等準備罪(共謀罪)を3度も廃案にしてきた野党・公明党のせいで、
国際組織犯罪防止条約に批准できず、
11カ国/国連加盟193カ国中しかない、
テロ支援国家の仲間入りしてる状況
そもそも共謀罪法案は、オウム真理教の地下鉄サリンテロを発端に自民党が提出したが、
朝鮮人スパイ「組織」である?野党・公明党が反対し、自らと、在日宗教のオウムを守った形。
※オウムのサリン事件のときに、自民党だけが共謀罪(注)を制定しよう
としたが、自民党以外すべてが反対でボツ。
(注)テロなどの組織犯罪を共謀段階で防いでくれる法律。
またこの法律があれば、麻原を共謀者として、より容易に殺人罪に問えた。
米国では、直接手を下していない殺人カルトの教祖が、共謀者として死刑判決を受けた事例あり。
※公安はオウムに破防法適用を申請したが、公安審査会(第3者機関)の帰化人スパイ
弁護士ども?が反対したため、これもボツ。
※自公の連立前まで、創価の政教一致を批判してたのは自民のみ。
現在の非自民勢力からの批判は、自公連立解消(創価・在日タブーの解消)を阻止する
ための自作自演であり、「釣り」と思われる。
現状では、法整備も憲法の改正も、野党・公明党に、スパイや犯罪組織都合で骨抜きにされる。
選挙で自民党単独(公明党抜き)で、2/3議席以上与えて、日本から膿を出しましょう。
公明党抜きでの憲法改正で、在日やヤクザ組織に流れている莫大な税金支出にもメスが入り、
革命レベルの大改革ができるでしょう。 宮崎駿の描く「戦争」漫画、「宮崎駿の妄想ノート『泥まみれの虎』」
http://dailynewsagency.com/2013/03/01/tiger-im-schlamm/
絶滅戦争を仕掛けて返り討ちにされたナチ軍が好きで、チンピラゴロツキをどつき回した日本軍が嫌いな人w >>57
もののけ姫=構成がめちゃくちゃ過ぎて何を言いたいのか分からない作品(ピクサーでは残虐シーンが出るほど爆笑の渦だった)
千と千尋=13になったら子供を親から隔離して根性叩き直せ
ハウル=テーマがしっちゃかめっちゃか
ポニョ=千と千尋を更に酷くした親と子供を隔離して根性(以下ループ)
風立ちぬ=パヤオの理想郷再現 パヤオにとって重要だったのは雫が
周りの男の性的な目線に疎くてパンツが見えても気にしないような幼い女である事だったんだよ
それを単なる普通の女にしてどうすんのって怒ったんだよ
まあ天才ってそういうもんなんだろうな
最近の作り手みたいにネットの顔色をうかがったりもしない
近藤に「普通の女目線」で修正されて激怒したんだよ
これは精神のレイプだよ、雫は近藤にレイプされて女にされたんだよ
でも中3にそれを望むのはファンタジーすぎるw
実体験だと 小6の頃二歳下の近所の子が体育倉庫の上に乗ったフリスビー取るために防球ネット?みたいなの登ってる時に、
パンツ見ないでねって言ってきてドキドキした思い出があるんだけど
これで21年前の小4の時の話だからね
https://c1.staticflickr.com/9/8501/29777608906_f5e553b432_b.jpg
↑
映画のこの部分
>鈴木プロデューサーが以前、こんな話をしてくれた。
>「近藤さんの作画で、主人公の少女・雫の性格が、宮崎さんの意図と変わってしまった。
>例えば雫がしゃがみ込むシーン。
>誰も見ていないのに、近藤さんは雫に『下着が見えないよう、スカートを手で押さえる演技』をさせた。
>これによって雫は『考えてから行動する自意識過剰の子』になった。
>だが、宮さん(宮崎さんのこと)の好みは『下着なんか気にせずにさっと座ってしまう、考える前に行動する子』。
>この違いが宮さんには耐えられなかった」
https://dot.asahi.com/wa/2013091000036.html?page=2
なお、近藤は後継者になれるほど、これまた天才だったが宮崎に精神的レイプされて早死した模様 >>64
ピクサーは「メリダとおそろしの森」で「もののけ姫」を参考にしているらしいじゃない。
(2016年01月08日 ピクサーがこれまでの名作映画をオマージュしまくっているシーンを集めたムービー『Pixar’s Tribute to Cinema』)
http://gigazine.net/news/20160108-pixar-tribute-cinema/
また、ジェームズ・キャメロンの「アバター」の元ネタの一つでもあるし。 ナウシカの漫画をよもうよもうとおもってても
いつも1巻で疲れて挫折する >>57
後期宮崎駿に正当な評価をするという事の大切さは同意する。
というよりも宮崎駿の作品群全体を通して一個の作品みたいな見方をするべきなんじゃないかと思う。
前期中期後期とはっきり分けられない気がするんだよね。
豚は明らかに後期の始まりだし、前期の終わりと後期の頭はもののけ。中期は魔女宅みたいなイメージ。 いろいろと役に立つパソコン一台でお金持ちになれるやり方
時間がある方はみてもいいかもしれません
ネットで検索するといいかも『蒲原のロロムムセ』
YAI1M ニコ生】『岡田斗司夫ブロマガチャンネル』
今夜 20:00〜21:30 岡田斗司ゼミ
今夜は、前々から何度か予告していた『サピエンス全史』をとりあげます。
『サピエンス全史 文明の構造と人類の幸福』は、上巻 と 下巻 に別れていて、かなり長く、岡田も読み通すのに苦労しているようです。
でも、とにかく面白い。
読み終えた人の感想を見ても、自分の人生観や世界観が揺さぶられたという人が多く、非常に高評価です。
岡田にとっても、2Pに一回のペースで付箋をはるくらい内容の濃いおもしろい本だそうです。
できれば、みんなにも馴染みのある『進撃の巨人』や『風の谷のナウシカ』の名シーンと照らし合わせながら、ニコ生ゼミらしい解説にしようと奮闘中とのこと。
どうぞお楽しみに! 若手監督の書いた宮崎駿論。舐めて読み出したら愛に溢れて激アツだった。
「もののけ」を公開時13回見てるとか。
「宮崎駿とわたし」
https://cinemore.jp/jp/news-feature/293/article_p1.html
自身を駄菓子屋に例え「作家であるなんてのは幻想にすぎません」と断言する(*1)本人の言葉とは裏腹に、
宮崎駿は愚直なまでに「作家」であり続けているからだ。「作家」であるとはすなわち、自身の視点と思想
を賭けて作品作りに臨んでいる、ということであり、そのためには娯楽性や「面白さ」さえも平然と犠牲に
する野蛮さこそが宮崎駿の最大の魅力である、と私は考えている。 >>75
ちょうど今、中国語の勉強かねて「風立ちぬ」のブルーレイを中国語音声で見終わって
その勢いで映画板来てこのスレ見つけた俺にはタイムリーなレスかも
公開当時に映画館で見たり、金曜ロードショーで見たりもしたんだけど
今回が一番面白く感じた
それはなぜか
「主人公の声」が(おそらく)ちゃんとした声優で不快感とか聞き苦しくならない範囲内でちゃんと
堀越二郎を演じてくれていたから
公開当時もさんざん言われてたことだけど主人公の声優をちゃんとした人に変えるだけで
あの映画の評価は、百点満点中10点分くらいは上積みされたと思う。
でも一方で、それをすると
「堀越二郎が美しくなりすぎてしまう」んだな、やっぱ
あの映画がこれも公開当時さんざん言われてたことだけど
「堀越二郎に仮託した宮崎駿の自伝的映画」であることは明白で
宮崎駿の映像力でその人物を描いてしまうと、どうしても完全に肯定的に
美しい物語の主人公として「作中の堀越二郎」が成立してしまうんだけど
音声で一種これは許せないってレベルで破たんさせることで、
受け手側が美しい物語に耽溺してしまうことを自分自身で拒否してるんだな
自分の分身とか人生とかを受け手の大衆が肯定してはいけないんだ、それはやっぱり駄目なんだよ
って言ってしまえる、そういう作品を作れる、ってところが
なんだかんだずっと愛されてる理由なんだろうね もののけは犬夜叉の影響が濃くてなぁ
最高傑作はハウルの動く城だと思う ラピュタが一番
カリオストロはラストが虫唾が走るわ 千と千尋がすごいと思うな。
ハクが千尋に対し、トンネルを出るまでは振り向いてはいけないと言って
結んだ手が名残惜しそうに離れる。
ハクは、現実の世界での依り代のコハク川はすでに失われ、湯婆婆に千尋を現実の世界に帰すように頼み、八つ裂きにされてもいいか?と契約する。
あの後ハクは八つ裂きになるので、振り向くなといったのだろう。
さよならのときの 静かな胸、ゼロになるからだが 耳をすませる
生きている不思議 死んでいく不思議、 花も風も街も みんなおなじ
川依り代のハクも死んでいく
悲しみは 数えきれないけれど、その向こうできっと あなたに会える
こなごなに砕かれた 鏡の上にも、新しい景色が 映される
海の彼方には もう探さない、輝くものは いつもここに
わたしのなかに 見つけられたから
この詞でハクの再生と再会があるのか?と思ったのだが、
トンネルを出た後の現実世界で、千尋の髪留めがキラリと光るのがことさら印象的である。
銭婆のところで、髪留めはみんなで紡いだ糸を編み込んだもので、
千: おばあちゃん、やっぱり帰る。……だって……こうしてる間にも、ハクが死んじゃうかもしれない。お父: さんやお母: さんが食べられちゃうかもしれない……。
銭婆: まぁ、もうちょっとお待ち。……さぁ、できたよ。髪留めにお使い。
千: わぁ……きれい。
銭婆: お守り。みんなで紡いだ糸を編み込んであるからね
髪留めは、千のセリフで、ハクが死ぬ、父さんと母さんが(豚として)食べられてしまうという言葉に与えられるお守りで、
このとき他の銭婆のセリフは、「魔法で作ったんじゃ何にもならないからねぇ」と、
輝くものは いつもここに、わたしのなかに 見つけられたから
が心の中の予定調和なのだろうと思う。 この髪留めを千尋が紡いで、人々とともに紡がれたハクがやってくる
銭婆: いい時に来たね。お客さんだよ、出ておくれ。
千: はい。 ああっ……!ハク!
ハク、会いたかった……ケガは?もう大丈夫なの?よかったぁ……
銭婆: ふふふ、グッドタイミングね
千: おばあちゃん、ハク生きてた!
銭婆: 白竜、あなたのしたことはもう咎めません。そのかわり、その子をしっかり守るんだよ。
そしてハクは千尋を守って、八つ裂きになる。 神社でのご神体は鏡なのだが、それが粉々になる。
セロからの再生を祈る詞が、「いつも何度でも」には詞われて、
魔法やまじないで作らずに、みんなで心を込めて紡いだ髪留めが、現実の世界で残り光を放つ。
これからの現実世界で、ハクと会った世界や時間や千の名前を、千尋は忘れていく。
ハク: 名を奪われると、帰り道が分からなくなるんだよ。私はどうしても思い出せないんだ
ハク: いかなきゃ。忘れないで、私は千尋の味方だからね。
千尋: どうして私の名を知ってるの?
ハク: そなたの小さいときから知っている。私の名は――ハクだ
千: でも、あの、ヒントかなにかもらえませんか?ハクと私、ずっとまえに会ったことがあるみたいなんです。
銭婆: じゃ話は早いよ。一度あったことは忘れないものさ……想い出せないだけで。
どの世界で違う姿で生きて、自分は誰で何をしたい人か忘れて、自分とのつながりを紡いだ存在を忘れたとしても、
ハクは千尋に「忘れないで」という。
千尋は、自分と自分を紡ぐ大切なものを想い出し、「わたしのなかに 見つけられたから」という、予定された調和に到達するのだろう。 メイ「うわっ、見せて!」
お父さん「おっと…」
サツキ「ドングリ!」
サツキ・メイ「アハハハ…」
サツキ「メイ、見てごらん。ほらっ。大きいね。」
サツキ「フフフ…」
お父さん「どうだい。気に入ったかい?」
メイ「メイのおフトンで一緒に寝るんだよ!」
お父さん「消すよ。」
サツキ「待って。」
メイ「メイ、こわくないもん。」
サツキ「ハッハッハ…」
メイ「こわくないもん。」
サツキ「エヘヘヘ…」
メイ「きゃあ。」
お父さん「ガオー! ガオー!」
サツキたち「アハハハ…」
サツキ「お父さん。早く早く!」
メイ「あっ!穴、なくなっちゃった…」
サツキ「本当にここ?」
メイ「うん。」
メイ「お父さん。アシタ芽でるかな。」
メイ「ああっ。ん? あっ、あった! うん?」
お父さん「こらこら。雨戸が開けられないじゃないか。」
サツキ「シーッ… おとなしくしてなきゃ、ダメでしょ。」
メイ「うん。」
お父さん「それ、がんばれ、がんばれ。」
サツキ「ふーっ。」
メイ「こわれるーっ。」
サツキ「こわれるーっ。アワワワ…」
サツキ「少しずつ、ならすんだって。」
サツキ「ハァ。ハァ…」
メイ「やぁだ〜!」
ばあちゃん「泣くんでね。は、泣くんでね。」
メイ「おねえちゃーん。ハッ。」
サツキ「ウーン… ワアッ!」
メイ「ウーン… エイッ! わあ。」
車掌「発車オーライ。」
お父さん「えっ、もう…?」
お父さん「ご精が出ますね。」
サツキたち「キャーッ。」
メイ「あはっ。」
メイ「オジャマタクシー!」
サツキ・メイ「やったー! やったー! うわ!」
サツキ「出たの! お父さん、出た出た!」
メイ「おねえちゃん。よかったね。」
サツキ「夢だけど…」
メイ「夢じゃなかった。」
サツキ「夢だけど…」
メイ「夢じゃなかった。」
サツキ・メイ「バンザーイ。やったー。うふふ… わはは…」 宮崎は絵描き、演出としては優秀だが、
ストーリーテーラーとしてはせいぜいB級以下だと思う。
演技に語らせることはできても、ストーリーがな。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています