DVD借りて観た
かなり面白くて、これほどのめり込んだ映画は久しぶり
主人公の上昇志向も、フレッチャーの教育方法にも、ちょっと身に覚えがあり共感できたからかも知れん

しかし、フレッチャーがイイ教師なのかどうか、という点で最後まで考えさせられた
結論はフレッチャーはロクデナシ、人間として
というのも映画の最後の公演で、彼はプロを率いたのだが彼等には、公演にはスカウトが来ていて皆を見ていると言っていた
しかし主人公を騙すので、公演は台無しになるはず
そうしたら他の団員も、スカウトされるどころの話ではない
要は、フレッチャーは自らの復讐の為に、関係の無い団員の人生まで狂わせる可能性のある行為をした、ということになる
こんなことが出来るのは、自己中のロクデナシだろう
気の付く人は、それまでのエピソードからフレッチャーの人間性に気付いていたかも知れんが、
オレは最後の最後まで確信できなかったなぁ、甘いなぁ