原作者のシーラッハの祖父がナチの高官なんだよね確か
ご本人は現役の弁護士でもあって弁護士の「私」を主人公にした短編連作は自身の体験を下敷きに書かれてる
でも主人公に特別肩入れしてる訳でなく全ての登場人物と等しく距離を取って冷静に
かつ簡素な文体で纏まっているので非常に読みやすい
日本で言うと吉村昭が好きな人なんかははまるんじゃないかな