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ペルシャン・レッスン 戦場の教室-Persian Lessons-
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0002名無シネマ@上映中
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2022/09/02(金) 07:21:24.23
『ペルシャン・レッスン 戦場の教室』11月11日公開決定!

ナチス占領下の強制収容所で、自らの記憶だけで命をつなごうとした囚人の運命をヴァディム・パールマンが監督が描いた衝撃作『Persian Lessons』が、邦題を『ペルシャン・レッスン 戦場の教室』として11月11日(金)より日本公開されることが決定しました。

第二次世界大戦中、数百万のユダヤ人大虐殺(ホロコースト)が行われたナチス・ドイツの強制収容所。生存不可能といわれたこの場所で、信じがたい方法で何度も処刑を免れた男がいました。それは、ユダヤ人の青年がペルシャ人になりすまし、ナチスの将校に架空のペルシャ語を教えるという、驚くべきものでした──。

短編小説から着想を得て映画化された本作は、奇抜な設定ながら圧倒的なリアリティが大きな衝撃を巻き起こし、ベルリン国際映画祭のベルリナーレ・スペシャルガラ部門で上映されたのをきっかけに、各国の映画祭で多数の賞を獲得しました。

主人公のユダヤ人青年ジルを演じたのは、カンヌ国際映画祭のグランプリ作『BPM ビート・パー・ミニット』のナウエル・ペレーズ・ビスカヤート。4カ国語を操るクワドリンガルを活かし、命がけで偽のペルシャ語を紡ぐ姿を渾身の熱演で体現しています。ナチス親衛隊のコッホ大尉役には、『約束の宇宙』のラース・アイディンガー。ドイツ国内で様々な賞を受賞し、高い評価を受けた演技力を遺憾なく発揮しました。

監督にはアカデミー賞®ノミネート作品『砂と霧の家』で世界的評価を受けたウクライナ出身のヴァディム・パールマン。膨大なリサーチと綿密な取材に基づき、緊張感が途切れないサスペンスフルな演出と、鋭い視点で描くヒューマニズムによって、圧倒的リアリズムで心打つドラマに仕上げています。
0003名無シネマ@上映中
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2022/09/02(金) 07:21:39.43
『ペルシャン・レッスン 戦場の教室』(原題:Persian Lessons)
第二次世界大戦中、ナチス親衛隊に捕まったユダヤ人青年のジルは、処刑される寸前に、自分はペルシャ人だと嘘をついたことで一命を取り留める。彼は、終戦後にテヘランで料理店を開く夢をもつ収容所のコッホ大尉からペルシャ語を教えるよう命じられ、咄嗟に自ら創造したデタラメの単語を披露して信用を取りつける。こうして偽の<ペルシャ語レッスン>が始まるのだが、ジルは自身がユダヤ人であることを隠し通し、何とか生き延びることはできるのだろうか──。

監督/ヴァディム・パールマン
出演/ナウエル・ペレーズ・ビスカヤート、ラース・アイディンガー、ヨナス・ナイ、レオニー・ベネシュ
2020年/ロシア、ドイツ、ベラルーシ/ドイツ語、イタリア語、フランス語、英語/129分/カラー/シネスコ/5.1ch/字幕翻訳:加藤尚子/G 

日本公開/2022年11月11日(金)より kino cinéma横浜みなとみらい他 全国順次公開
配給/キノフィルムズ
提供/木下グループ

HYPE FILM, LM MEDIA, ONE TWO FILMS, 2020 ©
0004名無シネマ@上映中
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2022/09/02(金) 07:38:02.73ID:AkobMtZu
4日や28日は新作少ないのになぜわざわざ大作揃いの11日にぶつけるのか謎
0006名無シネマ@上映中
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2022/09/22(木) 13:08:56.01
『ペルシャン・レッスン 戦場の教室』日本版予告編&ポスターが解禁!

ナチス占領下の強制収容所で、囚人が“架空のペルシャ語”を教えることで生き延びようとする衝撃作『ペルシャン・レッスン 戦場の教室』の日本版予告編とポスタービジュアルが解禁されました。

収容所に輸送される際、ある一冊の本を受け取るユダヤ人青年のジル。その本はペルシャ語が書かれてもので、“Bawbaw”は父という意味だといいます。ドイツ軍に同胞が殺されていくなか、「ユダヤ人じゃない!私はペルシャ人です!」と偽ることで何とか生き長らえるジル。収容所に連れて行かれ、大尉からペルシャ語で“母”は何と言うかと尋ねられ、咄嗟に“アンタ”と嘘をつくと、ペルシャ語を勉強したいと思っていた大尉は「仕事の後 言葉を教えに来い」と命令。こうして大尉とジルの“偽のペルシャ語レッスン”が始まります。

ジルは仕事の傍らで架空の言語を創作しますが、数が増えるに従い、覚えることの大変さを痛感。通算で1,500語以上の単語を覚えた大尉はジルに詩を披露するなど、二人は奇妙な信頼関係は築き上げているように思えましたが、周りの兵士は「あの男は信用できない」と疑いの目を向けます──。
0007名無シネマ@上映中
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2022/09/22(木) 13:09:07.84
短編小説から着想を得て映画化された本作は、奇抜な設定ながら圧倒的なリアリティが大きな衝撃を巻き起こし、ベルリン国際映画祭のベルリナーレ・スペシャルガラ部門で上映されたのをきっかけに、各国の映画祭で多数の賞を獲得しました。

主人公のユダヤ人青年ジルを演じたのは、カンヌ国際映画祭のグランプリ作『BPM ビート・パー・ミニット』のナウエル・ペレーズ・ビスカヤート。4カ国語を操るクワドリンガルを活かし、命がけで偽のペルシャ語を紡ぐ姿を渾身の熱演で体現しています。ナチス親衛隊のコッホ大尉役には、『約束の宇宙』のラース・アイディンガー。ドイツ国内で様々な賞を受賞し、高い評価を受けた演技力を遺憾なく発揮しました。

監督にはアカデミー賞®ノミネート作品『砂と霧の家』で世界的評価を受けたウクライナ出身のヴァディム・パールマン。膨大なリサーチと綿密な取材に基づき、緊張感が途切れないサスペンスフルな演出と、鋭い視点で描くヒューマニズムによって、圧倒的リアリズムで心打つドラマに仕上げています。
0010名無シネマ@上映中
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2022/10/19(水) 17:49:20.19
劇場情報

https://movie.kinocinema.jp/theater/persianlessons

地域 劇場名 公開時期
東京 kino cinéma立川髙島屋S.C.館 11/11(金)~
神奈川 kino cinéma横浜みなとみらい 11/11(金)~
静岡 静岡シネ・ギャラリー 12/9(金)~12/22(木)
静岡 シネマe~ra. 順次公開
愛知 伏見ミリオン座 12/9(金)~
大阪 シネ・リーブル梅田 11/25(金)~
京都 アップリンク京都 11/18(金)~
兵庫 シネ・リーブル神戸 順次公開
福岡 kino cinéma天神 11/11(金)~
佐賀 シアター・シエマ 順次公開
長崎 長崎セントラル劇場 12/9(金)~12/22(木)
宮崎 宮崎キネマ館
0011名無シネマ@上映中
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2022/11/05(土) 18:34:26.36ID:/4fP69FL
ストーリーの触りしか知らなかったので勝手に『ジョジョ・ラビット』的な映画だと思ったけど作風もめちゃくちゃ真面目な感じでビビった。死が日常的で朝飯前に人をぶっ殺していくナチスに対して頭の皮を剥いだり、犯罪者を集めて討伐をするでもなく、架空の言語を用いて生き延びようとする男を描いた傑作。アドリブで生まれた言語だから教える側も必死で作って覚えないと即銃殺されるかもしれないという一種のデスゲームのようなもの。収容者なので武器も支援も一切なし!並の精神じゃないと生き抜けない状況で発揮される創作性と記憶力には脱帽。本来なら手も足も出ない状況で「架空の言語」という名の武器と「精神力」のみを用いて前代未聞の小さな反乱を起こす展開に思わず胸が熱くなる。
0012名無シネマ@上映中
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2022/11/08(火) 18:09:31.97ID:2KnkUHwQ
新作なのに横浜朝イチだけかよ
0013名無シネマ@上映中
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2022/11/09(水) 16:51:44.03ID:KzNsBBnF
一語一語にユダヤ人の魂がこめられていた

"架空のペルシャ語"が生き延びる唯一の手段

ユダヤ人の青年の緊迫する運命が描かれる

ホロコースト作品として、
こんな実話があったのかと驚かされた!

まさに言霊に守られ、
一方で皮肉な運命をも辿る人間模様も見所!




架空の言葉を単語から文法まで
そんなことが普通できるのか?!

ドイツ人の上官にペルシャ語を教える
生き延びる術だとしても
最後までドキドキが止まらなかった

ホロコースト作品は、シンドラーのリストなど
今までも数々あるが

この作品は、どこか人間くさい
ドイツ人側の人間関係
恋愛や嫉妬
そして、夢

ユダヤ人だけでなくドイツ人にも焦点があたる

ラストは
本当に言霊を感じる瞬間があって

架空のペルシャ語がユダヤ人の名前からきていることもあって
きっと、許さなかったのだろうな
勝手に解釈してしまいました
0014名無シネマ@上映中
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2022/11/12(土) 00:20:57.78ID:2JUKinqx
凄くいい映画でした。

サンドイッチと交換した1冊の本がこんなにも命運を分けることになるとは。
最後、途中から単語=人物名を文字って作っていたけど、まさか人物名をフルネームで、しかも2840人(語)も覚えていたとは…。
聞いていた相手(米軍?)もまさかという疑いの表情から驚きの表情に変わり、周りの人々も手を止めてそれを聞き入るシーンは本当に涙が込み上げてきた。

ジルの言う通り手を汚さずとも大尉も同罪と分かりつつも、あんなに一生懸命覚えたペルシャ語(造語)がペルシャ人に全く伝わらなかった時の、真実を知り悲しさと悔しさと怒りとが凄く伝わってきて同情してしまった...。
0015名無シネマ@上映中
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2022/11/12(土) 00:38:34.79ID:0B06qZ8U
終わり方綺麗だよな
つか大尉ずっと信じてたのかよホモ要素あるかと思ったわ
0016名無シネマ@上映中
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2022/11/12(土) 10:03:18.68ID:IAs6zdVx
ハリウッド製でないホロコーストもの


ハラハラはずっと続く
重くなりすぎず、意表をつく展開で最後まで飽きさせない

華奢ながら機転を利かせて生き残りたいとの強い意志の力で、なりふり構わず自分を同盟国だったペルシャ人だと偽るのだが…
(ペルシャは、地理的にトルコより遠い)


ウソをつき続けることが彼を苦しめていく
難しくなる一方の状況だが…
その苦労は、やがて意外な顛末で彼自身を救うことになる

あくまでひとりのユダヤ人捕虜と収容所の給食を管理するドイツ人大尉の2人の関係にフォーカスされていたのが良かった

やがてふたりの物語は大きく動いていく…

一見弱々しい主人公の抑えた演技が、感動を呼ぶ 
彼の強さの本質は一体何だったのか?そこが隠れされたテーマだろう
本作の味わいには、コッホ大尉の恐ろしさと勤勉さと愛嬌の混在する魅力を与えたアイディンガーの演技が印象的かつ見ものであったことが貢献していた

時間の都合から、急遽観ることにした作品でしたが、満足度は高かったですし、ぜひ子供に見せたいと思いました
なぜって…単語を毎日覚えることで命を繋ぐ必死さが描かれていたからです!

中学生以上カナ
勉強に身が入らないか、
意欲を失いかけている人には最適💠
ハラハラするので、カップル向きでもあり
家族でもほぼ安心して見れます

アウシュビッツは色んな出来事があって本当素敵な場所
0017名無シネマ@上映中
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2022/11/12(土) 11:12:19.29ID:uCF0LZv3
個人的には昨日の新作では一番好きだわ
緊張感保てるのはなかなか良作
0018名無シネマ@上映中
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2022/11/12(土) 16:49:57.58ID:OES5hy/y
創作の言葉を生み出すために目をつけた名簿 単語を覚えることが名前を覚えることに繋がってるの構成が良すぎる 本当に実話を元にした映画なの?

名簿を文字列としか思っていない軍人と、人間として見ていた主人公

自分だけ助かっても人が死んでいく狂気に慣れるわけじゃない

映画の観客も言葉を一緒に覚えて、創作ペルシャでの会話が少し分かるのが面白い

緊迫した空気が終始続いて、主人公の言葉通り見ていて疲れる でもいい体験

見てよかった
0019名無シネマ@上映中
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2022/11/12(土) 17:04:47.05ID:5oShhTmN
マジでこれは勧めたくなるミニシアタームービー
0020名無シネマ@上映中
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2022/11/12(土) 23:15:42.50ID:OES5hy/y
今年一二を争うぐらい良かった映画。
設定の面白さから、これは絶対観たいと思ってた。

この独特の設定をフルに活かしたお話に仕上がってる。
この設定だったらこういうのが観たい、という観客の期待にあらゆる面で応えてくれてる。(本物のペルシャ人出てくるとか、ペルシャ語で現地の人に話してるつもりなのに通じないとか)

パンフで書かれてるようなことはここには書きたくないので、個人的に思ったことだけ書く。

とても興味深かったのは、ジルが創作した言語で、大尉が自分の身の上話をするところ。外国語だと、普段話せないようなことも話せるようになるのかもしれないな、という発見と、あと、ここがこの作品の、この作品だけの特徴だと思うけど、この言語は、世界中でこの二人にしか交わされてない言語なんだということ。それが作り出す、観客にしか伝わらない親密性とか空気感のようなものは、この作品にしかない!と思った。(ジルはここに親密さを感じてないし、大尉は本物のペルシャ語だと思ってるから)

また、あまりにも立場や状況、辿ってきた人生が違いすぎて、ジル側からは全く描かれてないんだけど、きっとそれらが違えば、この二人はけっこう仲良くなれたんじゃないか、と思えた。丁寧で実直なところとか、性格合いそう。関係性遠すぎて全く描かれてないけど。

大尉からしたら、唯一自分の身の上話をしてしまった相手であり、真面目な仕事ぶりから、好感を持てる相手なんだと思うけど、ジルからしたら、殺されないためにやっていることでしかなくて、いくら守ってくれようが、彼からの愛情とかは全く感じてないのが面白い。
余裕がないと受け止めきれないのもあるし、話が進んで彼らの残虐さを目にするにつれて、どうあがいても、大尉に好意を感じるのは難しかったんだろう。

マックス兵長が、最後に大尉の命令違反を報告しに行ったとき、他にやることないのか、と所長に言われるシーンも印象的。他の戦争映画でもやられてることかもだけど、いかに規則とか命令のようなものが、状況が変われば無に帰してしまうような、もろくて、馬鹿馬鹿しいものかがわかる。
結局は彼らの満たされない思いとか、所有欲とかエゴを満たすためだけのものでしかなかった。
0021名無シネマ@上映中
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2022/11/12(土) 23:15:56.03ID:OES5hy/y
表面上は大義のために動いてます、みたいな感じなのに、実際はくだらない噂話に花を咲かせて、内輪で揉めてる非生産的な集団であることも、親衛隊内の人間関係から読み取れる。

どこかのシーンで、疲労でぶっ倒れた囚人に、看守が「立て!」って何度も上から鞭で叩くシーンあるんだけど、どう見ても立たせる気ないだろ笑っていうぐらい上から叩いてて、いや、叩くのやめれば立てるかもよ、、と思いながら観てた。ただいたぶって、暴力振りかざして、優越感に浸ったり、彼らの苦しんでる姿を見ることが目的だったんだな、と思った。

最後、大尉がジルを逃して、それぞれ別の岐路に向かったシーンから読み取れることとして、大尉は自分の通訳のために彼を助けたんじゃなくて、本当に感謝の気持ちと愛情から、ジルを助けてたということ。そういう描写がナチ側の人間から描かれてたこともとても良かったと思う。

ジルが、囚人の名前を泣きながら読み上げる最後のシーンはずっと忘れない。この作品にしかない独特で、奇異で、そして非常に感動的な最後だったと思う。

けっこう物語を観てるときは、雑念が浮かびやすいほうなんだけど、こんなに最初から最後まで集中して観たのはいつぶりだろうか、、
全てのシーンに意味があり、物語の中で伝えたいことをあらゆる角度から余すところなく伝えてくれてた。本当によく出来た脚本。こんなん書きたいわ。完璧でございやした。

世の中いろんな物語がこれだけ溢れてる中、観たことないわ、こんな話、、って思える物語に出会える幸せ。でもただ奇妙なだけでなく、そこに説得力もちゃんと加わってるから、物語に強度がある。奇異さと説得力は、どちらかだけだと物足りなさを感じてしまうけど、この作品はそれらを両立できている稀有な作品。数々の戦争映画があるけど、間違いなくその中でも傑作です。
0022名無シネマ@上映中
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2022/11/13(日) 02:14:41.51ID:GTKihb+u
創作の言葉を生み出すために目をつけた名簿 単語を覚えることが名前を覚えることに繋がってるの構成が良すぎる 本当に実話を元にした映画なの?

名簿を文字列としか思っていない軍人と、人間として見ていた主人公

自分だけ助かっても人が死んでいく狂気に慣れるわけじゃない

映画の観客も言葉を一緒に覚えて、創作ペルシャでの会話が少し分かるのが面白い

緊迫した空気が終始続いて、主人公の言葉通り見ていて疲れる でもいい体験

見てよかった
0023名無シネマ@上映中
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2022/11/13(日) 19:12:50.49ID:DN3qJ5bv
似非ペルシャ人であることは周囲にバレバレ

大尉自身も似非ペルシャ人であることは承知の上でいたぶっていたのが、いつしか親愛の情が芽生え、2人だけの言語で2人だけの世界を築いていく話

と思ったら、大尉は本当に信じてたのか
0024名無シネマ@上映中
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2022/11/13(日) 20:21:17.26ID:M0N8MxuI
本物のペルシャン人来て殺した時は気づいてると思ったわ
なんだったんだろうな
0025名無シネマ@上映中
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2022/11/13(日) 22:43:56.64ID:d9w/uqEl
ホローコストを描いた傑作だったよ良かった(おいおい泣いた)
何の罪もないユダヤ人とナチス将校の心の触れ合い、絆、みたいな馬鹿にしとんのか的展開にしてないのがめっちゃ良かった。エンタメにしてると言っても惨い歴史をちゃんと伝えるための誠実な商業映画。

みんな絶対観ろ〜〜〜!!!雀とか黒豹もいいけどこっちも観て〜〜〜!!!!!
0026名無シネマ@上映中
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2022/11/13(日) 23:14:51.62ID:DN3qJ5bv
ピクニックのときは、あのバカまたやってるよって感じで大尉は笑われてたよな

将校とはいえ所詮は料理長と見下されていたのだろうが、そしてまたそれ故にキレ易く、まだ見ぬペルシャに想いを馳せる夢想家にもなったのだろうが、結局のところ>>23が分からない
0027名無シネマ@上映中
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2022/11/13(日) 23:19:29.22ID:AM996q/l
だいぶ昔のこの話目にしたことあるけどオチは史実通りにしたんだろうな
実際も大尉は信じたまま捕まったのは史実通り

俺は当時この話を目にした時は大尉は性的な要求も求めてた様なことを目にした記憶があるんだが違ったかな
0028名無シネマ@上映中
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2022/11/13(日) 23:30:44.68ID:rx7mpXqM
嘘を重ねるといつかはバレるからやめなさいと小さい頃教育されたものは少なからずいるはずだがこの作品を子供に見せたら嘘も重ねれば自分の身を守る大切さを教えてくれるね
0029(神奈川)[110.133.110.15]
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2022/11/14(月) 23:20:33.32ID:DcnJFWQG
たまたま手に入れた一冊の本が導く数奇な運命に翻弄されるユダヤ人の男。

秘密と嘘。

男が連れて行かれたのは、収容所と言ってもアウシュビッツの様な最終の場ではなく、その前の一時保管的な場。それでも十分酷くはあります^^;

そこで、ユダヤ人の男がペルシャ人と偽ってナチスの大尉にペルシャ語のレッスンをすることになります。もちろんウソをついてるので、バレたらおしまいという極限状況が延々と続きます^^;

ナチスの収容所を描いた、また新たな話に引き込まれますが、いずれにしても人間の尊厳を踏み躙る行為が平然と行われることに居た堪れない中で、収容所での犠牲者は数ではなくひとりひとり名前のある存在であることを痛切に感じさせられます。
0030名無シネマ@上映中
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2022/11/14(月) 23:22:25.91ID:bNldT8xR
>>29
こういうコピペは嵐と同じ
0031名無シネマ@上映中
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2022/11/15(火) 15:16:53.70ID:BsI8TdoR
ナチスドイツの強制収容所に入れられたユダヤ人の青年が、ペルシャ人と偽り、架空のペルシャ語のレッスンを行うことで生き延びていく姿を描く。

第2次世界大戦中、ナチス親衛隊に捕まったユダヤ人青年のジルは自分はペルシャ人だと嘘をついて処刑を免れ、一命を取り止める。しかし、そんなジルに、将来イランのテヘランで料理店を開きたいという夢を抱くナチス将校のコッホ大尉が、ペルシャ語を教えるよう命じてくる。とっさに自ら考えたデタラメの単語をペルシャ語と偽って披露したジルは、コッホ大尉の信用を取り付けることに成功するが、その後も偽のペルシャ語レッスンを続けることになり……。

自分も覚えないと…..切ない。
0032名無シネマ@上映中
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2022/11/15(火) 18:16:50.09ID:peHnDavz
女の子と見に行こうと思うのですがグろいシーンとかありますか?
0033名無シネマ@上映中
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2022/11/15(火) 19:19:31.49ID:VacTwm+i
人生で見た戦争映画の中で1番かもしれない。タイミングが自分でもよくわからないけど沢山泣いてしまった。

ペルシャ語を使ってどう切り抜けていくとかのストーリーメインというよりはかなり戦争の残虐さ理不尽さをメインに扱ってる感じがした。
とにかく重たいし、終始緊張感があるから見終わってからすごく疲れた。このあとロッシがどう行動するのかかなり気になる。

弟を助けてくれた恩を命懸けで返すところも、主人公を生かした単語のひとつひとつが死んでしまった人たちっていう最後のところも、くさくない魅せ方が綺麗でこの先も忘れ無いくらい印象的だった。

映画って感じの映画を久しぶりに見た。。
0034名無シネマ@上映中
垢版 |
2022/11/15(火) 22:42:10.38ID:QaX/bX4L
コッホ大佐にとってはただの単語の一つでも、そこには一人の命が背景として存在したことを最後のシーンで痛烈に感じさせられた。主人公を生かした人たちの名前はあまりにも重い。「殺していない」という大佐に対して「同じ」ことだと主人公は言っていたけれど、そこが本物ペルシャ人が善意で自分のために殺されたのだという意識とかかっているのかもしれない。友達とも違う、加害者と犠牲者とするにはその下にさらに別の名が連なる、なんとも形容詞がたい関係だった。上映感は少ないけど見れて良かった。
0035名無シネマ@上映中
垢版 |
2022/11/16(水) 19:33:36.32ID:E8FWK6GA
事実に基づいた数多くのホロコースト映画がある中で本作はユダヤ人が偽のペルシャ語を作ってナチ党の将校に授業をすることで生き残りを図るという創作のようで本当の話。

変にエンタメに奔らず淡々と表現してたのがリアルさと緊迫感を醸し出してて良かったなー。

色んな感情が混ざったラストシーンも素晴らしい。

上映館が5館しかないのが本当に勿体ない、拡大上映してもっと色んな人に観てもらいたい1作でした。
0036名無シネマ@上映中
垢版 |
2022/11/17(木) 00:12:00.92ID:R9TOEHL+
ヤ人ジルは、ペルシャ人と偽り一命を取り留める。収容所のコッホ大尉は、終戦後テヘランで料理店を開く夢があり、彼にペルシャ語を教えるよう命じる。ジルはデタラメな単語をとっさに作り上げてその場を乗り切るが…というストーリー。


読み書きのできない青年が、ニセの言葉を作り上げて、人に教える。
そんなことが可能なの😵⁉

デタラメの単語を思い付いても、それを自分でも覚えておいて、そして文章まで作れる❓
もし、他のペルシャ人が現れたら❓
すぐ側では、ユダヤ人が無意味に殺されている中で、バレやしないかと常にハラハラ緊張の連続😨💦

大尉はナチの隊員すらビク付くほどめちゃくちゃ怖い人🥶
でも、そんな彼も、戦時🪖でなかったら、きっとこんな人物ではなかったのだろう…😣
だからこそ、最後は複雑な気持ちになる😖

2人の間に芽生える友情のようなもの。
でもそれは、もちろん対等なものなどではなく、友情などではなかった。。

自分が生き残るための必死な行為だったけど、ジルは、自分さえ生き延びられれば良い…という思いではないところがグッとくる😢

親衛隊員の恋愛や嫉妬、収容所内での出来事、一切ムダがない素晴らしいホロコースト作品がまた生まれた。

新たなホロコーストものの傑作を見たい方にオススメ。
0037名無シネマ@上映中
垢版 |
2022/11/17(木) 19:15:59.39ID:szqdiBlf
これはもう、噂に違わない凄いドラマだった。

ペルシャ人と偽ることで処刑を免れ、ナチス親衛隊大尉に自ら創作したデタラメのペルシャ語を教えながら、収容所で生きながらえたユダヤ青年の話。

とにかく緊張の糸が一瞬も途切れず、いつバレるのか…いつ殺されてしまうのか…ハラハラしながらずっと観てると、ラスト…ここまで溜め込んでた感情がぶわっと押し寄せて、ダム決壊。凄かった…。

キャラクター一人一人の人物描写が秀逸で、演じる役者陣も実に繊細な演技をされる方ばかりで良かった。



一つよくわからなかったのだけど、森の中で銃持って焚き火してた人は何者…??
0038名無シネマ@上映中
垢版 |
2022/11/19(土) 15:30:54.38ID:9BfbhbSr
結局助けたかった弟は死んでしまったのだな
あと大尉が見逃されたのはなんで?
0039名無シネマ@上映中
垢版 |
2022/11/19(土) 15:38:11.85ID:mxX7Dncc0
もうそれどころじゃなかったからだろうな、自分達も証拠隠滅して逃げるので周りも必死だったし
0040名無シネマ@上映中
垢版 |
2022/11/20(日) 00:57:48.03ID:Nlknd1c2
女二人とマックスが途中どっちがどっちかわからなくなった
字が汚い女は所長の元カノでマックスを略奪して
異動願いチクリ女がマックスと一度寝た女だよな
0043名無シネマ@上映中
垢版 |
2022/11/21(月) 22:44:06.25ID:EDxooami
大尉だけの話じゃなくて
マックス絡みのサブ話も良く活きてて良かった
0045名無シネマ@上映中
垢版 |
2022/11/25(金) 14:20:59.94ID:PpskDOdm
もともと公開前から気になってたけど、公開後の高評価により気になっていた作品。

結果として、期待値上げすぎてしまった感はあるけどそれでも常にある緊張感とても良かった。


ユダヤ人の収容施設でペルシャ人として何とか生き延びようとする青年のお話。
デタラメのペルシャ語を教えるレッスン。
彼に待ってる運命とは…。


いつバレてしまうのか、殺されてしまうのか、常に緊張感があって、精神的に疲れる映画だった。
デタラメの単語の考え方がユニーク。
そして、それ故にラストはひたすら悲しい。

この映画は、結末が本当に良くできていて、そこに繋がった時のあの感覚。
語彙力なくて言語化できないけど、とにかく「あぁ…」ってなる。
0046名無シネマ@上映中
垢版 |
2022/11/25(金) 23:14:45.12ID:3dTqYhUR
>>28
>嘘も重ねれば自分の身を守る大切さを教えてくれるね
2840人の人命を暗記できる超記憶力と
なんだかんだで周りに大切に思われる人間力と運がない人間には無理ゲー
0047名無シネマ@上映中
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2022/11/26(土) 03:23:31.91ID:GWXI1sJM
トールキンもびっくりだな。

とあるユダヤ人がペルシャの本をもらってペルシャ人Joon Razaのふりをして、イル・クラウス・コッホ親衛隊大尉殿にペルシャ語と称する創作言語を教えながら生き延びましたと。
次第にRazaに友情か何かの情を抱いたコッホ。米軍の進軍のため独軍が収容所の収容者を片っ端から殺して書類を燃やす中、コッホは「肉の缶詰20個を懸けて守る」と約束したRazaを連れて収容所を脱出する。途中で別れ、コッホは偽の身分証を使って兄がいるというテヘランへ行き、Razaは連合軍に保護される。コッホは通じるはずのない"ペルシャ語"とドイツ的風貌で怪しまれて捕まり、Razaは連合軍の聴取で収容所での犠牲者2840人の名を涙ながらに語る。

ちなみに、「Razaはおまえの名か?Joonはファミリーネームか?」とコッホに問われてその場凌ぎでそうですって言ってたけど、Joonは「親愛なる」って意味なのね。
字幕で出されてたから、字幕出すってことは視聴者の俺らが知っとかなきゃいけない(つまり今後「Joon」を巡って大事件に発展する)のかと思ってひやひやした。特に何ともなかった。


これ実話ベースか。凄いな。きったねえ字で仕事の遅い看守に代わってRazaが収容者の名簿の記載を任されることになって、名簿に書く名前から効率的に架空の言語を創作しまくったのも本当なんだろうか。
ユダヤ人とか敵国の人物の名前を元に創られた言葉をコッホは「美しい響きだ」とか称賛してたんだよな。なんとも味わい深い。
コッホが必死こいて覚えたのは、誰と話せるようになるわけでもない無意味な言語。一方でRazaが必死こいて覚えたのは、歴史の暴挙の犠牲になった意義ある名前たち。互いに覚えたものは同じ根っこだけどその意味はこんなにも違う。
0048名無シネマ@上映中
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2022/11/26(土) 03:23:36.57ID:GWXI1sJM
コッホ自身で見抜くことはできなかったな。Razaが2840人の犠牲者の名前を言えたってことはそのくらいの数の創作言語を覚えたってことなんだろうけど、それが収容者の名前を簡単にもじったものだと最後まで気づかなかった。いつでも手元に名簿があったにも関わらず。
鉄道が破壊されたからってことで収容者が使える駅まで歩かされることになって、Razaがその列に混ざって行こうとしてコッホに見つかったときに、コッホは収容者たちを指して「名もなき者」とか「価値のない」とか言ってたか。本当に彼にとって名前も価値もない人間たちだったんだな。


まあ親衛隊大尉殿、今度はご自分が収容所で達者でやってくれ。
0049名無シネマ@上映中
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2022/11/26(土) 21:38:17.80ID:HPKL/8C9
収容所で生き残るためにペルシャ人のふりをして嘘の言語を創作し教える、もうこれだけで嫌な緊張感。絶対にバレるだろどこかで…!という緊迫感で瞬きすら忘れる。

終わりの見えない不安はもちろん、目の前で人々を大量虐殺しながら将来の夢を語ったりデートで浮かれたりピクニックで歌ったりとナチス軍の呑気さが描かれているのが印象的。実際こんなもんだったんだろうと思う。ナチス軍が全員生まれつきの悪党でサイコパスかと言うとそれは違い、皆どこにでもいるような人間たち。戦争と人種差別が人をおかしくする、その恐ろしさを淡々と描いている。

授業を重ねていく中で奇妙な友情のようなものが芽生えたかに見える時も度々あるがしょせん無邪気な虐殺者と弱者である。対等になりようもない。少しの親しみ、強い怒りと悲しみ、途方もない無力感がじくじくと骨身に沁みる。

記録の上に残る無機質な数字や文字の裏にあった、多くの人間の命と人生について噛み締めさせられる映画だった。多くの人に見て欲しいが上映館が少なく残念。
あと物凄く疲れるので、個人的に今年見た中で最も良かったと思える映画だったが2度目を見れるかと言うと微妙…でも数年後にまた見たくなるだろうな。
0050名無シネマ@上映中
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2022/12/03(土) 04:44:43.42ID:eSUyvgne
ぶっとんでるけど話として面白かった!!!


途中からこっちまで妙な言語暗記しそうになってきました(笑)
主人公の発想、サイコで大胆だけどよくやりとげた。

以下感想。

大尉は途中一瞬善人の心があるように見えなくもないけどエゴの善意だしでもそれもある意味人間らしいというか、洗脳された世界の将校さんでラストはまぁ、だろうな……な末路がなんとも言えない。

冒頭から流れ作業でユダヤの方が殺されててあぁこんな風に名前もわからず数のうちとして殺されてたんだなぁというのがしんどかった。


予告の時からどんなストーリーなんだろうとすごく気になっていたので満足だったし、わたしはすごく楽しめました!
0051名無シネマ@上映中
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2022/12/04(日) 03:34:01.41ID:RAkdXDSh
言葉と名前、記憶について深く刺さった。戦争映画に興味がない人にもぜひ観て欲しい。- - - - 以下はネタバレです。

舞台は1942年、フランスにあるナチの収容所。
サンドウィッチとペルシャ語の本を交換したユダヤ人の青年ジルは、自身をペルシャ人と偽る。

戦争が終わったら兄の住むテヘランでレストランを開く夢を持つSS大尉コッホは、労働後に自室でペルシャ語を教えるようジルに命じ、その代わり、将校用キッチンという安全な仕事を与える。

ペルシャ語を話せないジルは芝居をしながら単語を一つ一つ生み出し、大尉と一緒に3000近い言葉を覚えていく。

- - - - -

「ママ」に始まり、様々なものや感情に名前をつけていく。
その数が増えるにつれ自身も覚えられなくなったジルは、被収容者に食事を配給しながら、一人一人に名前を尋ねはじめる。

番号で呼ばれる収容所で、けれども人々は、自分の名前をはっきり告げる。
一人一人を覚えながら、「忍耐」など新しい言葉を作るジル。

SS大尉は生殺与奪の権を持つ一方で、やがてジルに心を許し、テヘランに住む兄のことやナチに入党した経緯を話しはじめる。
その、どこにでもある話に、凡庸な人が戦争となれば殺戮をする現実を思い知らされた。

米軍が迫ってくる中、収容所の人々は北の死の収容所に送られることになる。
ジルは大尉から贈られたジャケットを言葉が不自由な青年に着せ彼を残し、自身はユダヤの星がついたコートを纏って一団とともに出発した。

血相を変え追ってきた大尉が、「名もない大勢の一人として死ぬのか?」と怒鳴ると、「彼らと死ぬ方がいい、彼らは殺人者ではないから」とジル。
「名もない人」が、あらゆる戦争での死者を現しているようで心に迫ってきた。
0052名無シネマ@上映中
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2022/12/04(日) 03:34:24.88ID:RAkdXDSh
やがて収容所が開放され、ジルは捜査員に「25000~30000人がいた」と話す。「名簿を見てもらえれば」と。
それらが焼き払われたと告げられた彼は、静かに、記憶した一人一人の名前を呼びはじめる。音楽が無いなか、名前だけが響く。

それは、映画の終わりでありながら、今へ続く道のようだった。

かつて、イスラエルのホロコースト記念館ヤドバシェム(記憶と名前……という意味)を訪ねたとき、ある建物に入った。
天井が果てしなく高い塔の内側に無数の顔写真が貼られ、名前が読み上げられていた。犠牲になった子供や青年の名前だった。
全員の名前を聴くのに、数か月かかるそう。
生き延びた人たちは、そうして、名もなく人生を絶たれた人を覚えてきているのだった。

気持ちは言語化することで伝えられる。人やものは名前をつけることで、記憶に残る。無にはならない。
戦争被害も、こうして映画にされることで語り継がれる。
自分自身も長い歴史の一人であることを言語化して考えさせられる映画だった。2時間超がとても短く感じられた。
0053名無シネマ@上映中
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2022/12/05(月) 04:17:44.92ID:XxnkvhDG
戦場のメリークリスマスを思い出した。
戦時下で「そうあらねばならなかった」人びととそうあらねばならなかった人に「ないものとされた」数え切れない人々のことを静謐に語る映画だった。

原作の短編小説の題名は„Erfindung einer Sprache“ (ある言語の発明)。2020年のコロナ禍、ドイツ留学経験者である中国人の友達から「面白かった」と教えてもらって以来公開を楽しみにしていた作品。
期待しすぎた感は、正直ある。けど、ラストシーンが全部持っていった感じ。



エンドロールで示される撮影場所にモスクワやベラルーシ、とあって心がきゅっと硬くなった。そうか、まだ撮影時も本国での公開時も、ロシア=ウクライナ戦争は始まってなかった。今この瞬間もこの映画のユダヤ人のように苦しんでる人がいるのだろうけど、わたしは何もできない。祈ることと寄付することしか。ごめんなさい。
0054名無シネマ@上映中
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2022/12/06(火) 04:43:56.39ID:FLTqaCUl
なんでこんなに上映館が少ないんだろう。勿体ない。しかも今日行った映画館は1日1回しか上映してない。週末であることと相まってほぼ満席状態だった。上映回数しかり、上映館も増やせばいいのに。
コッホ大尉が降り立った、あそこはテヘランの空港だったのだろうか。自分の話すペルシャ語(?)がまるで通じてないのを理解した時の絶望感たるや。あいつを解放してやったのに。その時ジルに対して何を思ったのだろうか?二人は一瞬理解し合えたのかと錯覚してしまうかも知れないが、やはり加害者と被害者を隔てる壁は、永久に壊れることのない厚い壁だった。
コッホ大尉がああいう結末になって自業自得と言っちゃそれまでだが、入党した経緯を聞くと根っからのナチス信奉者ではなかったと思う。何かにつけて所長ら幹部連中とは別行動をとったりしてるし。自分は軍人ではなくあくまで料理人であるという自負の方が強ったのではなかろうか。怒りに任せてジルに過激な暴力を振るったのは、戦争がコッホ大尉を狂気にしたのではないかと想像する。
ジルはペルシャ語もどきの単語を作るために収容者の名前と紐づけて暗記していった。それはジルが生きるために必要な効率の良い作業であった。その結果、2840名もの収容者の名前を正確に記憶していた。ラストシーン。この物語がどの程度事実を反映しているか分からないが、ジルは尊い犠牲者を後世に伝える語り部になった。胸打たれるシーン、良いエンディングだった。
0055名無シネマ@上映中
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2022/12/23(金) 12:58:18.71ID:2BChLFhs
評判いいのかロング上映してるな
0056名無シネマ@上映中
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2022/12/23(金) 13:09:10.65ID:r7rvLyKo
>>14
最後はなぜか涙がこみあげてきた。覚えていた名前、それらはもうこの世にはいなかった。
0057名無シネマ@上映中
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2022/12/23(金) 13:20:08.22ID:r7rvLyKo
>>38
連合軍に強制収容所に来られたら自分たちがやってたことばれて自分が処刑されるから証拠燃やしに没頭しててそれどころじゃなかった。
0058名無シネマ@上映中
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2022/12/24(土) 11:43:18.34ID:wxghdQ2T
あの大尉どうやって米ドルを手に入れたんだろうね。
それと最後に分かれた雪原はフランスでしょうか。ドイツ国内でしょうか。
0060名無シネマ@上映中
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2023/01/13(金) 23:53:52.46ID:vxtZSodl
面白かったよ
ウクライナの件もあるし戦争関連は忌避されがちなのかね
流石にもう少し公開規模大きくてもいいと思うわ
0061名無シネマ@上映中
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2023/01/13(金) 23:54:48.88ID:2Z4Xp13z0
キノシネマは営業下手なんだろうな
0062名無シネマ@上映中
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2023/01/21(土) 08:46:43.62ID:TPGdug9G
上映直前までコメディだと勘違いしてて、心の準備もないまま見てしまって、めちゃくちゃになってる
三谷幸喜の笑の大学のビジュアルとなんか似てたから……

塚サンで見たのだけど、劇場の階段に貼ってる映画紹介でシリアスな作品だって気がついて、
映画冒頭のトラックから出して銃殺するシーンで「わーーあーーわーーーやめてーーーー」って心底こわくなってしまった。

がっつりホロコーストを扱った作品だったけど、出てくる人物はみんな良くも悪くも「普通」の人間だった。
登場人物達の感情は私にも身に覚えのあるような、友情や嫉妬や差別心だったりで、あまりにもただの人間だったから、私も画面の中の人と同じようなことをする人間なんだって言われてるみたいでかなりきつい。

それと恐怖で抑圧されている側には綺麗事なんてないんだっていうこと。
支配側が情を感じたって、ジルからしたら生きるために従わなくてはいけないだけのことで、その情すら数時間でひっくり返るかもしれない不確かなもので、そんなの定型文のドラマみたいに情を返せなんて無理だよな……

この作品を見て、差別は良くないとか人を殺すのは良くないとか手放しで批判できる人間になりたかったけど、あの映画見てそんなこと言える人間になりたくない。
私はどの登場人物にもなり得る。
権力をかさに人を傷つけるかもしれない、恐怖で従属するしかなくなるかもしれない。
現に今の生活の中で、明確に差別して冷たい態度で接してしまう属性の人がいる。
この作品を見て、しんどい気持ちになってるのに、私は私の生活も性格も変えられない。

この作品を見て、めちゃくちゃくらってるのに、こんなの一時的なもので明日にはまた差別心を拭えないまま生きていくのがわかってるから、そんな自分が映画見て心を動かす意味ってなにって思う。
ジルが2480人の名前を暗唱する最後のシーン、「隔たる世界の2人」のエンドロールを思い出して、人間なんてこの先も変わらないんだろうなって感じる。私も同じ人間で変われなくてしんどい
0063名無シネマ@上映中
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2023/01/21(土) 09:27:04.43ID:HWIg15gG
虐殺から逃れるために自分はペルシャ人だと偽って、ペルシャ語をクラウスに教えることになるのだが、そのいつバレるかという緊張感より、偽のペルシャ語の元ネタにしたユダヤ人の名前を全て記憶に留めていて、戦後廃棄され失われた名簿の代わりに、それを復唱していく最後の場面に胸が熱くなる。

命にはそれぞれ大切な名前があったのだ。

ユダヤ人虐殺についての物語はいつも悲痛で憤りを感ぜずにはいられないのだが、事実に基づいたストーリーとして、民族主義が如何に悍ましいことか伝える作品だと思う。
0064名無シネマ@上映中
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2023/01/22(日) 06:50:55.62ID:bFeBIOUU
途中まで面白いんだけど、ピンチの切り抜け方が「他力」ばかりになってつまんなくなった。そこは主人公の機転で乗り切っていかないと。

特に本物のペルシャ人が現れる最大のピンチを親切にした他人が殺してくれて切り抜けるくだりはダメ。完全に他力だし、しかも罪のないペルシャ人を殺しても何の呵責もなさそうなのもダメ

言葉を名前の名簿をつかって考えだすとこも面白いけど、ちょっと無理がある。冒頭で記憶力が異常にいいとかいうフリが必要
0066名無シネマ@上映中
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2023/01/22(日) 18:12:48.22ID:33R25fI3
終始緊張感がすごい
将校たちがヘラヘラ恋愛話したり上官の愚痴とか言ってる裏でユダヤ人を機械的に殺しまくってるのが怖すぎる
最後に一人一人のユダヤ人の名前を読み上げる描写から、同じ人間とは思えないくらい雑に殺されていったユダヤ人にも名前があって生きてた事を感じさせられて、ウッってなった

最後の終わり方を見て、やっぱナチスの粛清に関わった人間に救いを与える描き方は社会から許されないんだろうなあとメタ的に思った
血とかの生々しい描写が少なくて、残酷さは少なかったのでこの手の作品にしては意外と見やすい
0067名無シネマ@上映中
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2023/01/22(日) 22:37:17.21ID:8GHFbwmb
どこまで事実なのか分からないが、事実に基づいた物語との事。

最初は、タイトルからうっかりコメディ要素もあるのかと思っていたが、全くそんなことはなかった。冒頭すぐに訪れる銃声で、そんな映画ではないと突きつけられた。

一つの着想が全体に影響しているストーリーと脚本がすばらしく、とても良いエンターテイメントにも仕上がっていると思う。

ペルシャ人を偽るジルだけではなく、所長やナチス側も丁寧に描かれているのが良かった。

所長の背景を知ったからか、徐々に親交を深めるジルと所長を長いこと観ていたからか、「ジルと所長の間に友情はあるのか?」と考えてしまっている自分もいた。

ペルシャ語の授業をするジルに、食事や缶詰をくれた所長は、最後にも彼を助ける。

そこには、多少なりとも友情があり、ただペルシャ語を教えて欲しいだけには見えなかった。

だが、ジルからすると、仲間を殺され残虐を繰り返す悪でしかない。

「ただの名前もない人の命の方が尊いですよ。
 彼らは、誰の命も奪っていない。」

ジルの言葉が忘れられない。

二人に友情があるかもと、少しでも思ってしまった自分には、まだ戦争の残酷さが分かっていないのかもしれない。

終始緊張感のある演出で、観るのが疲れる映画かもしれないが、一度は観てほしい。

ずっと重い空気だった分、エンディング後のカタルシスも大きい。

映画館を出た後の「良い映画観たなー。」みたいな鑑賞後の人たちの空気がとても良かったのは、そのせいだと思う。

「良かった。」という空気はあるのだけど、何が良かったのか、、。

何より多くの人は亡くなっているし、何が良くて、何が悪かったのか。所長は悪人なのか。

鑑賞後にしばらく考えてしまう良い映画だった。

その日の夜は、そのまま隣の街に行って、別の映画を観ようと思っていたけど、この余韻に浸ろうと思って、すぐに帰った。

誰が悪い訳でもなく、戦争だけが悪なのだろう。
0068名無シネマ@上映中
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2023/01/23(月) 02:42:52.02ID:Pnkl+Eii
生き残るために架空の言語を生み出すという設定の時点でもう勝ってる。観てよかった〜
技能を評価されたユダヤ人がSS将校の計らいで生き残るという設定は『戦場のピアニスト』を思い出す。

今まで観たナチス映画と異なり、ドイツ軍の憩いの場や恋愛模様も描いているのが斬新だった。
鬼畜もまた同じ人間なのだ。もちろんそれが免罪符にはならないが。

実話を元にする とのことだけど、ほとんどは創作だと思う。どのあたりが史実なんだろう?

コッホ大尉の惨めさが愛おしい。
寝る前に単語帳で復習してる姿が可愛いだけに、「ラージ」で鬼神の如き表情に変わったときのギャップがえぐい。

「ナチなのに良い人」と安易に描かず、ジェノサイドに加担した罪をしっかり背負わせた点が潔い。
次第にジルに心を開いていくコッホと対照的に、ジルの表情は常に冷ややか。最後まで欺くべき敵との姿勢を崩さなかった。
彼とジルが最後に交わした「良き人生を!」がドイツ語ではなく、二人の共通言語だったら更に痺れたな。

弟の恩人の為とは言え、新入りペルシャ人の喉を容赦なくかっ切るお兄ちゃん怖すぎる。収容される前は暗殺部隊だったのかもしれない。
ていうか彼はなぜジルのペルシャ語がでっち上げであることを知ってたんだろう。打ち明ける描写なかったよね?

あと、地雷原近くでジルを引き留めたイケオジまじで何者?
猟銃片手にタバコと酒嗜みながら悠々と過ごす姿が格好良すぎた。
パスカル・エルソという俳優らしい。あまりに只者ではない風格が漂っているので、絶対に重要なキャラだと思ってたら再登場なし。もしかしてジルの空想上の存在?

コッホが言った「なぜ名もなき囚人どもを庇う!」というセリフと対を成すように、一人ひとりの名前を読み上げていくラストシーンは感涙。
0069名無シネマ@上映中
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2023/01/25(水) 08:44:48.59ID:zr/LariJ
生き残るために架空の言語を生み出すという設定の時点でもう勝ってる。観てよかった〜
技能を評価されたユダヤ人がSS将校の計らいで生き残るという設定は『戦場のピアニスト』を思い出す。

今まで観たナチス映画と異なり、ドイツ軍の憩いの場や恋愛模様も描いているのが斬新だった。
鬼畜もまた同じ人間なのだ。もちろんそれが免罪符にはならないが。

実話を元にする とのことだけど、ほとんどは創作だと思う。どのあたりが史実なんだろう?

コッホ大尉の惨めさが愛おしい。
寝る前に単語帳で復習してる姿が可愛いだけに、「ラージ」で鬼神の如き表情に変わったときのギャップがえぐい。

「ナチなのに良い人」と安易に描かず、ジェノサイドに加担した罪をしっかり背負わせた点が潔い。
次第にジルに心を開いていくコッホと対照的に、ジルの表情は常に冷ややか。あくまでコッホは欺く相手という認識を崩さなかった。
彼とジルが最後に交わした「良き人生を!」がドイツ語ではなく、二人の共通言語だったら更に痺れたな。

弟の恩人の為とは言え、新入りペルシャ人の喉を容赦なくかっ切るお兄ちゃん怖すぎる。収容される前は暗殺部隊だったのかもしれない。
ていうか彼はなぜジルのペルシャ語がでっち上げであることを知ってたんだろう。打ち明ける描写なかったよね?

あと、地雷原近くでジルを引き留めたイケオジまじで何者?
猟銃片手にタバコと酒嗜みながら悠々と過ごす姿が格好良すぎた。
パスカル・エルソという俳優らしい。あまりに只者ではない風格が漂っているので、絶対に重要なキャラだと思ってたら再登場なし。もしかしてジルの空想上の存在?

コッホが言った「なぜ名もなき囚人どもを庇う!」というセリフと対を成すように、一人ひとりの名前を読み上げていくラストシーンは感涙。
0070名無シネマ@上映中
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2023/01/25(水) 08:45:07.13ID:zr/LariJ
第二次世界大戦中、自分はペルシャ人だと嘘をついて射殺を免れたユダヤ人ジルの強制収容所でのお話です。

彼はペルシャ語を習得したいと言うコッホ大尉に、知りもしないペルシャ語を教えることになりました。
「1日4語ずつを毎日覚える」という計画をたて、大尉はジルに教えられたデタラメの言葉で単語帳を作っていきます。でもジルには紙も鉛筆も与えられません。適当に創作していたらすぐに限界がやってきます。嘘がバレたら殺されるという緊張状態で、ジルはある事柄と関連付けて言葉を創作する方法を見つけました。
そしてその方法が後に大きな感動を呼び起こすんです。

もうず~っと緊張しっぱなしでした。コッホ大尉って教えた単語は確実に暗記しちゃうんだもん。彼は彼で、戦後の自分の生き方を真剣に考えていて、その実現のためにペルシャ語は必要だったんです。彼が覚えた2840もの言葉とは、、、

わりと無機質に描かれがちなナチス兵たちですが、ここでは人間味が感じられる部分も見られました。
劇場鑑賞に間に合ってホントに良かったです。
0071名無シネマ@上映中
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2023/01/26(木) 22:55:08.89ID:kSt5U93X
見応えある作品でした。 戦争中の収容所を舞台にしているのだけれど、最初からサスペンス含みのお話で、人と人との間の「権力」というものについて語っていて、これは僕たちにも大いに関係のあることを扱ってもいる。 なお、この映画は冒頭で「事実をもとにしている」というような字幕が出ますが、劇場パンフレットでの監督のインタヴューによると、原作は戦後すぐに著者が友人から聞いた話をもとにしているとのことで、事実がそのまま書かれているのではなくて脚色されているらしいし、映画の方も実在の人物の史実を描いているわけではない模様。 監督は、似たような話は数多くある、という言い方をしています。 ナチスの非道さや戦争の悲惨さを描いている、とは言えますが、僕はこれを日常の延長線上の話として見ました。ここで描かれているのは、僕たちの身近でも起こりうることだから。
僕はこの映画、まるでイソップ童話のような教訓が込められた話だな、と思いました。 ナチス親衛隊の制服を着た途端に抱く優越感や、制服が持つ「権威」(それは「暴力」によって守られている)をまるで自分自身の力や生まれながらの特権だと錯覚してしまう恐ろしさ。だが制服を脱げば、ただの人。制服を脱いだ時、その人物の本質が現われる。軍服を着ていなければ出てこなかったかもしれない横暴で冷酷な面。本人はそれを自覚していない。
0072名無シネマ@上映中
垢版 |
2023/01/26(木) 22:55:31.13ID:kSt5U93X
ここで罪を犯すナチス関係者たちは、一方では「普通の人」だということ。つまり、この映画を観ている私たちもまた陥る危険がある罠だということだ。 人々に心の余裕がなくなっている今現在、私たちがくれぐれも心しなければならないことをこの映画は静かに、しかし強く訴えかけている。 看守のエルザを演じるレオニー・ベネシュは海外ドラマ「80日間世界一周」や
木村拓哉も出演する「THE SWARM(ザ・スウォーム)」に出演しているそうだけど、どこか若い頃のジョディ・フォスターを思わせる目許が印象的だった。 コッホ大尉から雑な仕事ぶりをなじられてユダヤ人である主人公に自分の任務を取って代わられたことに怒り、無関係なユダヤ人女性の手を熱せられた鉄板で焼いて憂さを晴らしたり、ユダヤ人たちが苛酷な労働をさせられて強制収容所で殺されたりしている中で我関せずとばかりにイケメン兵長とイチャついているエルザは一見損な役回りだけど、
彼女の存在そのものが人間の残酷さ、冷淡さと無関心ぶりを象徴しているようでもあった。 エルザが調子に乗って兵長のマックス(ヨナス・ナイ)を同僚から奪い、以前付き合っていた司令官(アレクサンダー・バイヤー)のアソコの大きさをマックスの前でからかったことをバラされて最前線に送られる様子はまるでコメディだ。 連合軍が攻めてくる直前にコッホ大尉の逃亡に気づいて司令官に報告するも、「兵長君は他にやることがないのかねぇ」と言われてしまうマックスも同様。彼は戦後、
自分の犯した罪を隠してしれっと市民生活を続けたのだろうか。 ラース・アイディンガー演じるコッホ大尉は非常に興味深い人物で、制服の権威に守られた彼は戦争が終わったらイランのテヘランで料理店を開きたいと思っている。彼はもともと料理人だった。
0073名無シネマ@上映中
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2023/01/26(木) 22:55:48.00ID:kSt5U93X
だが、そんな彼はある時ナチスに入党した。さしたる理由もなくただ親衛隊に魅せられただけだった。思想的な何かがあるわけでも使命感に突き動かされたのでもなく、なんとなく彼は大尉にまで成り上がった。
主人公のユダヤ人・ジル(ナウエル・ペレーズ・ビスカヤート)をペルシャ人だと信じ込み、最後にはそれがすべてウソだったことを知るのだが、おそらくはコッホ自身、ジルがペルシャ人だと「信じたかった」んだろう。 だから、部下のマックスからいくらジルはユダヤ人だと言われても聞き入れず、
一度はジルのミスで彼が嘘をついていたことに気づいて激昂し、強制労働の現場に送っても、わずかな希望にすがって再び彼をペルシャ人だと思い込もうとした。 自分がそう願えばいつかかなうのだ、と思っているところは人間として実に愚かだ。その幼稚な内面を制服で隠して、部下を怒鳴りつけたり褒美に与える缶詰で服従させようとする。「ナチス親衛隊大尉」という地位、身分にあぐらをかいてそれを自分一人のために利用した。
結果的にジルを救ったにもかかわらず、自身は捕らわれてしまったコッホはちょっと気の毒にも思えるが、彼は映画の最初のジルと同じ立場になったのだ。 コッホの愚かさと弱さは、僕たち「普通の人々」が持っているものだ。 戦争がなければ、彼は無害な一介の料理人で生涯を終えていたかもしれない。だが、持つべきではない偽りの力を持ってしまった時、人は善人の仮面を外す。 この映画の“教訓”とは、コッホのあの振る舞いの中にある。
0074名無シネマ@上映中
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2023/01/27(金) 13:23:13.15ID:dfjMh28M
見ていてすごく引き込まれた。
何か間違いをおかさないか、呼吸することすら躊躇われるくらい緊迫した雰囲気のなか生き延びるための究極のレッスン。
残酷描写も多くて、かなり見るのに疲れたが見てよかったと思えた作品
0075名無シネマ@上映中
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2023/01/27(金) 21:32:07.22ID:7FMDSKbA
主人公が運と頭脳でいつもギリギリのところで生き延びていく姿にハラハラドキドキが止まらなかったです。

イタリア人兄は妹と弟を守ると言うような発言をしていたのにあっさり殺されてしまって本当にいいのだろうかと思いました。最後まで一緒にいてほしかった。

収容者の名前から単語を作っていくシーンでは一瞬しか映らない収容者にも感情移入してしまいました。
最後に主人公が2000人以上いる収容者の名前を言っていくシーンも良かったです。
0076名無シネマ@上映中
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2023/01/28(土) 00:34:58.14ID:ET6dfnkt
生き延びるために紡いだものは・・・?

見事な物語です。それはそれは見事なラストに結実していく素晴らしいドラマでした。
イタリア人兄弟捕虜が絡むエピソードだけはちょっと首を捻ってしまいましたが、それ以外には文句のつけようがなかったですね。

ホロコーストを題材にした作品は多くありますが、その中でもかなり異色な作品ではないでしょうか?短編小説に着想し作られ、「実話に基づく」とクレジットされていますが、実話部分をパッチワーク的に使っているんじゃないかなぁ?って思います、あくまで想像ですが。お話はなかなかの奇抜さを見せてくれます。奇抜ではあるものの、「あぁ、あるかもなぁ」って気分になってどんどん引き込まれていくんです、不思議ですが。
「嘘だろう!」って言いたくなるような物語なんですが、ホロコーストの日常、ナチスドイツ軍の日常が妙に人間臭く、リアリティがあることとサスペンスタッチで展開することが相まって引き込まれちゃったのかもしれません。綿密な取材も重ねたようですしね。

主人公はもちろん余裕がありませんから自分が生き抜くために必死です。死に物狂いで生を見出します。ですが、彼が最終的に行き着いた心情が一体なんだったのか?彼が生き抜くために紡いできたものはなんだったのか?そして「紡いできたそれら」が最後にもたらすものはなんだったのか?ラストを見て、そこに大きな大きな制作側のメッセージがあるように思えてしかたないのです。

人が居たから、生きていたからこそ歴史は作られ、紡がれ、継がれていくのだと。決して無かったことにもできないのです。背負っていくものなのです。爽やかな感じもありつつ、重い、それは重い問いかけをしてくれる作品だと思います。
0077名無シネマ@上映中
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2023/01/28(土) 12:12:12.74ID:EZrYdDun
2020年のドイツ映画(129分、G) 原作はヴォルフガング・コールハーゼの短編『Erfindung Einer Sprache(言語の発明)』 生き延びるためにペルシャ人を偽ったユダヤ青年とナチス将校の交流を描いた実話ベースのヒューマンドラマ 監督はヴァディム・パールマン 脚本はイリヤ・ゾッコン
物語の舞台は1944年のドイツ領フランス そこでナチス親衛隊に囚われたジル(ナウエル・ペレーズ・ビスカヤート)は、同じく捕虜になった男と「ペルシャ語の本と食糧」を交換することになった その後、ジルは強制収容所に運ばれ、処理されようとしていたが、死んだふりをしてやり過ごそうとしたところ、SS兵士のマックス・バイヤー(ヨナス・ナイ)にその偽装を見破られてしまう ジルは咄嗟に「ユダヤ人ではない」と嘘をつき、所持品のペルシャ語の本によって、ペルシャ人として扱われることになった 彼を保護したのはSS大尉料理番のクラウス・コッホ(ラース・アイデンディガー)で、彼は戦後にテヘランに渡って、兄と一緒に料理店を営む夢を持っていた そこでコッホは、
他の捕虜と同様に仕事をさせながら、自分の部屋に彼を招いて、ペルシャ語のレッスンをさせようと考えるのである もとよりペルシャ語など話せないジルだったが、本の所有者レザになりきって、コッホにペルシャ語の単語を教えていく 言葉を生み出すことはさほど難しくはなかったが、作り出した言葉を覚えるのは容易なことではなかった ある日、捕虜のリスト作成を命じられたジルは、給仕係をしながら「捕虜の名前をモジる」というアイデアを思いつく そして、各囚人たちの特徴をそのまま言葉の意味として関連づけて覚えていこうと考えたのである
0078名無シネマ@上映中
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2023/01/28(土) 12:12:38.01ID:EZrYdDun
その目論見は見事に成功するものの、マックスは彼が嘘をついていると思い込んでいて、ことあるごとにストレス発散の捌け口にしていく 彼は看守係のエルサ(レオニー・ベネシュ)を想っていたが、彼女は所長(アレクサンダー・バイヤー)を慕っていた しかし、所長には同じ看守係のヤナ(ルイーザ=セリーヌ・ガファロン)を愛人として囲っていて、
付け入る隙がなかったのである と、ユダヤ人の嘘がどこまで通用するかというスリラー要素がメインだが、ナチス親衛隊の面々の泥臭い人間ドラマも同時に描いていく 泥沼の恋愛ドラマや、戦争そっちのけの人間ドラマなどが展開し、その気付薬のようにユダヤ人が殺されていく
そして、連合国軍の勢いが増してきた1945年、収容所は閉鎖となり、囚人のリストなどは全て燃やされてしまう そんな折、コッホはジルを見つけ出して、一緒に戦列を離れることになった コッホはそのままテヘランを目指し、ジルは国境線へと向かう そして、それぞれのドラマが次の展開へと向かっていくのである 映画はジルの嘘が最後までバレずにコッホに一矢報いる形になるのだが、コッホ自身はナチスの残虐行為にはあまり参加していないように描かれている 本人も現地にいるのは、
SS兵士や上役への食事の提供がメインになっていて、逆らうわけにはいかないので従軍しているという感じになっていた この二人の心は交差していくように描かれていくのだが、ジルは最初から最後までコッホに気を許すことはなかった そして、前線で殺戮を行う者と同様に、「彼らに食事を提供していることは加担しているのと同じだ」と突き放すのである
本作の特徴的なところは、単語学習のコツを描いているところだろう 単語を映像化するために囚人たちの名前を文字って、彼らの性格などを意味に落とし込んでいく そうした先に失敗があっても、単語には複数の意味があるという特性を持ち出して、窮地を脱する その後、「単語だけでは話せない」というコッホに対し、簡単な文法を教えていく だが、それはペルシャ語の文法ではなく、あくまでもドイツ文法をベースにして、単語を置き換えただけだったりする
0079名無シネマ@上映中
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2023/01/28(土) 12:12:58.01ID:EZrYdDun
この言語とか文法というのは、なぜかほとんどの国で共通していて、その順序は組み変わるという特徴がある 日本語だと「名詞+形容詞+動詞」のような順番が、英語圏だと「名詞+動詞+形容詞」というふうに入れ替わる
この並び方の規則性を用いて、コッホに短文を作らせ、最後には詩を読めるようにまでなる だが、それは全て偽物で、最終的にジルは2480語ものの単語を「囚人と関連づけて」覚えていたのである 映画はナチスの蛮行を描く一方で、そこで前線にいた人々も同じ人間であることを告げている
人は役割を与えられると、生存本能が優先して何でもできてしまう習性がある それらの究極のかたちが本作の偽のペルシャ語講座だったと言えるのではないだろうか いずれにせよ、緊張感みなぎる単なるスリラーになっていないところが面白くて、その味付けがくだらない痴話喧嘩になっていたところが逆にリアルだった それぞれは役割を与えられて最善を尽くし、その中で役割以上のことを行おうとする者もいる
ジルはもう少しで一線を越えそうになるし、マックスも相当ヤバいところまで暴走しかけていた そう言った中で歴史の転換点が訪れたのは、ある意味において、神様の計らいだったのかもしれません ともかく、ラストのジルの語りのために物語はあると思うので、じっくりと堪能して、ラストシーンに感情を浸してほしいと思った
0080名無シネマ@上映中
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2023/01/28(土) 23:01:01.68ID:7eL40SHf
第二次世界大戦中、ナチス親衛隊に捕まったユダヤ人青年ジル。 移動中サンドイッチと引き換えに、ペルシャ語の本を手に入れる。 ほんの偶然のささやかな出来事が、
皮肉な運命の始まりとなった。 処刑寸前に自分はペルシャ人だと嘘をつき、一命を取り留める。 こうしてジルは、ナチス占領下の強制収容所に連行される事に。 ナチス将校であるコッホ大尉が、ペルシャ人を探していたから。 終戦後にイランのテヘランに行き、料理店を開くのが彼の夢だ。 ジルはコッホ大尉から、ペルシャ語を教えるよう命じられる。
咄嗟に自ら創造した出鱈目の単語を披露し、信用させる事に成功。 調理場勤務を命じられたジルは、収容所内でも優遇されるように。 終業後は毎日、偽のペルシャ語レッスンをするのが日課となった。 過酷な労働を強いられる、収容所内の劣悪な環境がよく分かる。 囚人たちは移送され、周囲
は次々といとも簡単に殺されていく。 愚かで野蛮なナチスの残酷さ、悲劇もまざまざと描いている。 ホロコーストを生き延びるという事が、どれほど大変な事か。 そのために、自身がユダヤ人であることを隠し通さねばならない。 それが彼に残された唯一の希望であり、生きる術でもある。 バレたら即殺される、常に死と隣り合わせの状態だ。
0081名無シネマ@上映中
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2023/01/28(土) 23:01:25.76ID:7eL40SHf
だが、ただの出まかせを教えているので、自分も覚えなくては。 彼は必死で記憶する、人間の限界に挑戦し無限の可能性を感じる。 やがて、囚人名簿の作成を命じられ、名前と関連させて記憶する。 わずかな事を手掛かりに、知恵を駆使して記憶能力を高める。 それでも、コッホ大尉の部下の中に、ジルを疑い続ける者もいる。 執拗に疑惑の目が向けられる中で、緊張感のあるレッスンが続く。 いつバレるのか、
終始ハラハラドキドキで緊迫感が張り詰める。 偽の語学レッスンという、一見滑稽な話だが本人は真剣。 コッホ大尉は勉強熱心で、多くの単語を覚えて上達していく。 単純というか純粋で、次第に可愛らしく見えてくるから不思議。 ついに嘘の言語で会話出来るまでに到達し、驚くほどだった。 嘘も徹底して貫けば、嘘から出た実、真実味を帯びてくる。
すっかりジルを信じたコッホ大尉は、信頼関係を築いていく。 やがて奇妙な絆が芽生えてくるが、実は彼の一方通行だと分かる。 ジルの嘘がバレそうな危機の連続で、冷や冷やモノでスリリング。 その度に彼はピンチを免れていくのが、奇跡的かつ衝撃的。 飽くなき生への執着、生きようともがく姿が凄まじく切ない。 ジル自身、絶望を繰り返す中で、何度も諦めかける厳しい現実。 同胞たちが死にゆく中、自分だけが生き残る後ろめたさも加わる。 戦況が揺れる中、ジルの運命は、そしてコッホ大尉の選択は。 クライマックス、どうなってしまうのか全く予測がつかなかった。
実話を基にしているというから、信じられないほど驚愕的。 ラスト、ジルが涙ながらに語る記憶の中の囚人たちの名前。 奇跡が奇跡を呼ぶ結末に、衝撃と感動で打ちのめされた気分。 生き残るための執念とパワーに圧倒され、深く胸を抉られた。 圧倒的なリアリティで迫る、戦争映画であり衝撃の感動作だった。
0082名無シネマ@上映中
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2023/01/29(日) 12:53:19.49ID:JoDpAUa/
タイトルからトレーラー、そして作品のあらすじに心を掴まれて絶対に観たい!と思っていた映画を観てきました。
第二次世界大戦中の過激で恐ろしく震え上がるような世界の中で、生き残るためにユダヤ人のジルはペルシャ人であると嘘をつき、そしてまたペルシャ語を話す人物を探していたクラウス大尉との、奇跡的で絶望的な巡り合わせ。偽のペルシャ語を彼に教える為生かされ、日々言語を創作していくこととなるお話です。

激しいご時世の映画ですが、銃撃のシーンや叱咤のシーンの捲し立てるような怒号も比較的少なく。視点が囚人と軍人とに分かれる度、環境の貧富の差や会話の余裕、力関係を端々に感じさせるので観ていて飽きることはありませんでした。テーマが一貫していて、尚且つその回収が素晴らしい。
映像に関しても遠巻きのものが多く、物語を重視した陰影の使い方や空気感がとても素敵です。溜息が出るほど1人の命は美しくて、常に映画全体が哀愁感を漂わせているように感じました。
音楽の演出も控えめで、冬の乾燥した空気や物音が大きく聞こえる感じが娯楽的な演出が少なく、緊張感があっていいです。そして流れた音楽もまた美しい……

作品のテーマや時代からも結末は苦い印象です。好みが分かれるでしょうが、ぐっと胸にくるものがあり、深く重たい感動を覚えました。ジルとクラウス、どちらも非常に愛しい人間でした。
恐らくずっと深いところに残るだろうな…と映画を噛み締めています。
0083名無シネマ@上映中
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2023/01/29(日) 20:00:14.37ID:Aiv/QwJu
面白かった
いつ嘘がバレるのかずっとヒヤヒヤしていた
生き残るためとはいえ2000人以上覚えた記憶力はすごい
咄嗟の嘘を吐き通す度胸も
主人公の過去や生い立ちが気になった
大尉が捕まってしまうのは、仕方ないとはいえ後味の悪さがあった
大尉の話がどこまで本当なのかも分からないままで、真相が気になる
人情に寄りすぎない淡々とした描き方も良かった
0084名無シネマ@上映中
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2023/01/30(月) 22:52:46.48ID:CnsQ4Sac
最初から命の危険は承知の上。 バレたらその時は仕方がない。 だからそれまでは… 次々にやってくる仲間たちに… その近未来の惨劇への鎮魂に… もし生き残れたらあなた達が生きていたことを私が証明してみせます。 だからこの嘘を何とか成り立たせてください。 もし生き残ることが出来たなら鎮魂の鐘を鳴らすから… 誰もペルシャ語を知らなかった奇跡。 原作があるという事ですが、ユダヤの人々が極限状態の中で 機転を利かせて生き残っていくようなエピソードもしくは 彼らを匿う人たちが機転を利かせて生存を助けるエピソードは 他の作品にも結構あるような気がします。 そこに対して ナチス親衛隊などが権威を振りかざして騙されていく姿は滑稽ではありますが 強制収容された人たちの隣で アホみたいに饗宴しているナチスの横暴ぶりが これでもかとハッキリ描かれているので怖いくらい。 この恐怖の中、どれだけ神経を張り詰めて 出会う人々たちの氏名を覚えて応用したのだろうか。 ただ氏名を覚えただけでなく、そこに別の意味を持たせて しかも
それを覚え続けていなければいけない。 それがどれだけ異様な出来事か… 向かい合う大尉の油断につけ込めたんだとしても このような奇跡が成り立ったのだから信じられない思いです。 これをウクライナの監督が作り アルゼンチン人の役者さんが主人公を演じて作り上げる。 ナチスの蛮行は世界基準の『記憶されるべき悪行』なんだという事がわかります。
0085名無シネマ@上映中
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2023/01/31(火) 10:22:43.11ID:Qg5Cf7tp
自身をペルシャ人と偽り、生き残るユダヤ人ジルとテヘランで兄に会い、レストランを開くことを夢見るナチスの大尉クラウス・コッホ
実話を元にしているとのことだけど、監督の日本語インタビューを読むと小説を元に作られてるらしい。
同じ場所にいるのにまったく違う世界にいる二人の間には確かに断裂があるのに片方の側からはそれがまったく見えない。
架空のペルシャ語に隠された人々の名前を読み上げるシーンで、アウシュヴィッツレポートと天才ヴァイオリニストと消えた旋律を思い出した。消された人と彼らの名前の話でしたよね。
0086名無シネマ@上映中
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2023/02/01(水) 18:42:09.46ID:Q8sg2gHx
強制収容所に入れられたユダヤ人青年が、ペルシャ人と偽り架空のペルシャ語をナチス将校に教えることで生き延びようと・・・ 言葉は、手段であり記憶である ただただ感動しました
0087名無シネマ@上映中
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2023/02/02(木) 00:52:35.19ID:a+j96gqy
デタラメの言葉を使い処刑を免れた捕虜がそのままバレずに生き延びれるのか?彼に肩入する将校はどう身を振るのか?
そういうところを追うのがストーリーの中心だと思っていたから、ラストシーンでデタラメの言葉がそう繋がるのか…と軽くショック受けた じんわりと、でも確実に重いエンド
0088名無シネマ@上映中
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2023/02/04(土) 12:17:13.95ID:EGdB1qkb
これはいくつもの「散文以前」から成る映画かもしれない。後から思えば、『悪童日記』(小説の方)に通じるものもあったかも。
ラース・アイディンガーはやっぱり良い味出してる。
「ペルシャ人」の置かれた状況と心境の変遷が、ここ3年ほどの自分とどことなく重なるところがあり(もちろん彼に比べたら自分なんぞ天国にいたようなものだが…)、いたたまれない気持ちにもなった。
最後の場面は、はじめちょっとあざといような気がした。でも、じっと聞いているうちにまもなく、たまらない気持ちになってしまった。あれは伏線回収を超えて、詩になっていた。
0089名無シネマ@上映中
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2023/02/05(日) 08:41:33.46ID:CGNaLmf4
淡々としていて直接見せなくても起こっていることを把握できるような演出がいいな。
それゆえに木の偽ペルシャ語シーンも際立つ。
収容所で存在ごと先細っていくユダヤ人と、来てから太ったクラウス、
ユダヤ人たちの色がついたお湯みたいなスープとナチスが口にする肉やクルトンも入ったスープや立派なパンなど
こまかいものの対比も良い
0090名無シネマ@上映中
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2023/02/06(月) 11:35:25.85ID:9c9gsoyg
無知な私なので、本作の舞台であるナチスによるホロコーストについては、存じ上げないことも多いのですが、本作みたいな忠実に当時の時代背景を調査して作り上げた作品というものは、それだけで観る価値があるもんですねと思うわけです。

印象的だったのは、本作観賞後に思ったことと、本作パンフを読み込んだ後では印象が変わるということ。

というのも、正直に言うと本作鑑賞後に思ったことは、
「よかった、、よかった作品だったんだけど、なんだこの心残りは?」ということ。
もう少し掘り下げて考えてみたら、おそらく「こうなって欲しいな」通りに話が進んでいったのと、「主人公2人がとても大きな存在感(そりゃこの2人をメインにした話だから当然のことだけど)すぎてよそ見ができなかった」ということ。

これが正体だったのだろうかなと思うのは、それくらいしか欠点がないくらいに贅沢な作品だったわけです。
つまりは個人の感想であり、次回観たときは変わるだろうし、そういった楽しみ方ができるのも映画ですよねって感じるわけですね。

パンフを読み込んでいくと、時代背景にというよりかは、作品内背景にスポットを当てているような印象でした。
なので私みたいな人が、パンフを読むと少し考えが変わるかもしれないので、それがパンフの魅力ってことですよね。

さて本作のテーマは”記憶”であることは言うまでもないです。
記憶が様々に形態を変えていきます。
それは時代を超えることも可能であり、人から人への結びつきすら可能であります。

特に私が印象に残った記憶のシーンは、コッホが偽りのペルシャ語を学び、それを”記憶”し、最後には詩を読むまでになっていること。
0091名無シネマ@上映中
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2023/02/06(月) 11:35:37.89ID:9c9gsoyg
偽りではあるものの、コッホの読んだ詩は詩であり、それは”記憶”の欠片でもあり、集合体でもあるのだ。
”記憶”が集まると、新たな可能性や誰かの救いになるわけだ。
それが顕著に出るのは終盤のシーンであることは明白です。

このシーンを観て、私の腐りかけて腐敗臭すらする記憶力が大変疎ましく感じてしまいました。
己の小ささに笑ってしまいました。

この状況下に自分が置かれたら、どうするだろう?と考えると、絶望しかありません。
絶望は嫌いです。戦争はだめです。その準備をするなんてだめです。それを理由に国民生活を苦しめるなんてだめです。

役者さんの皆さんも大変に素晴らしかったです。
つくりこみ方も素晴らしかったです。
小学校の映像教材としても使用して欲しいし、本作みたいな作品を今こそ、もっと取り上げるべきだと思いました。
0092名無シネマ@上映中
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2023/02/23(木) 11:06:06.42ID:KOaVyHz2
コッホ大尉がブチ切れるとこがすごく印象的
それまでは他の隊員と相対的にマシな人にさえ見えるのが結局無実の人たちを殺す側だというのが集約されていたように思う
SS役の兄ちゃんもブレイクしそうだな
0093名無シネマ@上映中
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2023/06/03(土) 14:24:34.52ID:HA0Bujmw
支那チョンの手先に成り下がりもはや日本のガンともいえる日教組、
そのカルト狂信者であり
授業中に第二次世界大戦後の天皇批判までして各○翼団体にブラックリスト入りされてるのはもちろん、
公安にまでマークされている危険人物で(もちろん税金ドロボーで売国奴wwwww)
神の国、日本の国力をボロボロにして腐らせてきた元凶とも言える
埼玉在住の過激派系極左基地外サイコパス万年更年期障害生理ヒステリー暴力デブスBBA小学校教師

【小池恵美子】

の学校内での独裁体制とその存在を絶対に許すな!!
0098名無シネマ@上映中
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2023/10/11(水) 05:44:55.26ID:oPoEpU5t
跪いて靴をお舐めなさい、貴方は私の下僕でしょ。下僕なら下僕らしくそこに這い蹲ればいいのよ
0099名無シネマ@上映中
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2023/10/11(水) 22:39:02.36ID:hQbe6Nn2
99.
0100名無シネマ@上映中
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2023/10/11(水) 22:39:39.80ID:hQbe6Nn2
100.
0101名無シネマ@上映中
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2024/01/11(木) 06:12:55.64ID:YnROXMi2
0102名無シネマ@上映中
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2024/01/13(土) 23:52:39.23ID:F5R3kPgv
見た。面白かった。
ガタカっぽいなってちょっと思った
記憶能力の良さに説明無かったのはそういう映画じゃねぇって感じかな

所で汚水捨てに行った時に林の中にいた黒服の男は何者なんよ
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