【20世紀】近代フランス音楽総合スレ3
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6人組のスレを総合スレに転用してやってきましたが、今度は名実ともに総合スレにしました。
他スレと多少範囲が重なりますが、19世紀末〜20世紀を目安に、幅広く語りましょう。
次スレです。
関連スレ、過去スレは>>2-3あたりに。
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【20世紀】近代フランス音楽総合スレ2
ttp://jfk.2ch.net/test/read.cgi/classical/1171006858/ >>759
フランス人作曲家は歌を作らせると普通のシャンソンになる傾向にあるな
サティだってそうだ メシアンは歌曲も…
いや、メシアンはついつい箱を8つも買ってるくらい好きなんだけどな… >>761
メシアンのハラウィ全曲だけの演奏会に行ったくらい好きです
確かにメシアンはちっともシャンソンっぽくないな 「アッシャー家の崩壊」
ちょっと前ゲッティー作曲のとダブルビルしたドビュッシー版て誰が補作したの?
なんかシュレーカーみたいなキラキラ音楽らしいんだが >>763
アッシャー家の補作ってどんだけあるんだw? ↑ゴメン、wikipediaのオネゲル参照のこと。 オネゲルって「パゾル王の冒険」みたいな変な作品もあるな
ダンディの「異邦人」は舞台を一回観てみたい ドゥネーヴがオネゲルの交響曲全集を作れば
決定盤になりそうなんだけど >>769
コンスタンティン・イワーノフも似ている ジョリヴェでもなくケクランでもなくフランセの3枚組ぽちってもた
http://tower.jp/item/4570240/
以前買った室内楽全集3枚組とかぶる曲はないようなので
http://tower.jp/item/3158798/ フランセ届いたが
CD4枚LP1枚計5枚分の既出音源をCD3枚に押し込めるために
「喜びのための音楽(原曲 : プーランク)」と「ピアノ三重奏曲」の2曲がオミットされてる
どちらも同曲の録音としては希少なのだから素直に4枚組にしておけばよいものを
実に中途半端だ >>766
すでに単品買ってる人にはどうなんだろう ケクランのピアノ曲ってほぼ久石譲っぽいね
月の光系おおいわ >>781
箱には単品に入ってない曲が収録という…
オケの方ね。
ハインツホリガー恐るべし。
演奏は素晴らしいよ。
音楽の捧げものの無駄に豪華な編成に笑う。 音楽の捧げものだけは面白かった
まぁあと編曲ものもね
だけどこの人のオリジナルってホント退屈だよねぇ
そりゃ売れんわ 頭おかしいもん 私はケクランという人は、松平頼則の「近代和声楽」という教科書の沢山の引用譜例で知ったのだが、
なかなか面白い和声だなと興味を持ったものの、後年作品演奏を耳にするにつれ、あまり大したことないなあと思うようになった
松平氏が何故ケクランを沢山取り上げたのかはわからない >>785
近代和声学のネタ本がケックラン。自著に自作を大量に引用するのはリムスキーを始めよくあること。
ケックランは重要な理論家・著述家。作曲家としてはまあ三流だけど。 >>786
なるほど
松平本はかなりな前衛技法も紹介されてたけど、そこは松平氏オリジナルか >>787
松平オリジナルの部分や内容の増幅も大いにあるけど、かなり新奇な試みまでケックランですでに扱われてる。多調性とか、四分音、十二音以前の無調とか。
多調性ではバルトーク、ミヨーも引かれてる。ストラヴィンスキーの夜鳴きうぐいすの例なんて、近代和声学と全く同じ譜例で、松平のその部分はほぼ引き写し。 >>786
書法は一流なんだよね。
でも、これという個性に乏しいのが残念。
ホリガーほどの人があれだけ録音したのも、
その書法を評価したからじゃないかな。 >>789
実はケックランの著書に自作の譜例がたくさんあるからこそじゃないかな。
あるオーケストラ音源(DTM用のサンプリング音源)の製作目的の一つがリムスキーの管弦楽技法の譜例を鳴らすことだった。 >>791
それ以外のチョイスが無いから安倍さん
安倍さん改憲、頑張ってな 安倍晋三の大腸はだいじょいぶか?
ゲリ続いているか? バカ左翼に近代フランス物を理解できる頭ってあんの? >>797
プーランクとか、ご本人が左だったのでは? 音楽を理解する能力と政治的なスタンスは関係あると思えないけどね
政治的には右派も左派もいるとけど音楽的な資質とは別のことでしょ 共産党の志井委員長はショスタコが好きで、自身作曲も趣味だって。 >>800
あと、地方に移動中はマタイを聴いてるらしい シューベルトもお好きで、奥様と連弾を楽しまれるとか 志位さんはクラの品位を落としていると思いますよ
クラシックやっててあのような理不尽な論法はないでしょ?常識的に考えて 反対だけしてりゃクラシック三昧の日々をおくれるんだから優雅なもんだなw ミヨーの曲によく出てくる
タタッタタッタッ、タタッタタッタッ
っていう例のリズム ミヨーってどう書くんだっけ・・・えーと・・・みるはうど さっき嫌いな曲スレ見てたけどミヨー嫌いなの思い出した
何なのあの人、野卑じゃない?(そこがいいのか?)
それよりも最近お気に入りになりつつあるのがTournemire ←カタカナだとどう表記する?
交響曲を聴いてるんだが移り気な調性と不思議和声の連続だけどちゃんとよく考えられた音響で飽きさせないわ ミヨーはいくつか聴いたけどあんまり面白くない
特に複調の曲の響きが嫌
でもルネ王の雰囲気はちょっと好き
あとはヴァイオリンソナタの2番とプロヴァンス組曲 珍曲といえばヒンデミットの、湯治場のオケがワーグナーの曲を初見で弾いた云々とか言う変な曲(タイトル長杉て覚えられない)
ちょっと聴くと半音ズレたり、丸々落としたりグダグダなんだけど、崩れた所の和声が渋い現音の響きがする
そんな所に、ロマン派の崩壊と現音の勃興を重ね合わせてるのかと思いつつ、同時に、ヒンデミットって性格悪い(好意的表現)とも思ったりする あーごめんなさい、フランスのスレだった
深夜に書込みするもんじゃないね、寝ぼけてた けどミヨーとヒンデミットは音楽それ自身の律動をすくい上げる点では似てるかも
ひとの情念とかそういうものとは切り離されたところで
これらふたりの作曲家に限らずMusic for itselfを体現できた作品を
自分はこのうえもなく美しい愛しいと思ってしまう
この世から人間という観察者がすべて死滅してしまっても変わらず鳴り響いているような音楽を スレチだけど一言だけ
>>824
俺はレーガーに近い人(後継者)くらいに思っていたけどな
ラベルとは...
どこが?っすよねぇー レーガーはヲタっぽい
ヒンデミットも
だけどラベルはダンディだよ(見た目だけは) >>827
ヒンデミットは背が低くて小太りだった。彼が指揮者として来日した時に
演奏を聞いた。
ごく普通のきまじめな人だった印象。
曲もブルックナーだったから近代フランス音楽とは距離があり過ぎる。
あくまで演奏に関する話だ。 >>829
ヒンデミットの来日って1956年だそうですが、その後もあったのかな
その時の演奏を覚えてらっしゃるとは、失礼ながらおいくつでしょうか? ウィーンフィルが初来日した時の引率指揮者だったな。
ブル8とフィンガルの洞窟だった。
当時の人気有名指揮者は多忙で、極東の日本に行ける人が
いなかったのかもしれない。
ヒンデミットさんはよかったよ。 >>832
ブル8は違う
ダンディ…フランス山人以外どうも面白くない >>832
ウィーンフィルの初来日プログラムのどこにも
ブルックナーは入ってないよ(下のが本当だとして)。すごくハードなスケジュールに見える
http://www.geocities.co.jp/Hollywood/3699/vpojapan1.html >>837
ネットで見ないから「ブルックナー8番」の来日中の演奏はなかった、
とおっしゃる。
私が演奏を聴いたんだから、ネットなんかどうのこうの言われたって、それなら
信じなくて結構ですよ。
古い資料を国立国会図書館にでも行かれて御覧になればいい。 >>838
だから振ったのはヒンデミットじゃなくてカラヤンでしょ?>ブル8
ブル8の日本初演がカラヤンWPHの59年公演の時だから >>838
初来日の時のメンバーは54人(ヒンデミット夫妻を合わせ総勢)とあります。
そのうちホルン4トランペット2トロンボーン1とある
ずいぶん編成を縮小したブルックナーなんですね
次のカラヤンの来日から105人となったとのこと。 あのね、編成を縮小してブルックナーなんか演奏しないですよ
54人じゃできないでしょ、シンフォニー。 人間の記憶ってあてにならないし、それが60年も前のことならなおさら
あんまり古すぎて、そんな人がこのスレにいるのかという気もするが
ということで近代フランスに戻ろう
せっかくダンディの話になりかけてたのに >>842
じゃあダンディのお薦めってどれ? またその音楽の聴きどころは?
俺は残念ながらまだダンディで感動や感心したことがなくてね
何となくモヤッとした曲を書く人だくらいの印象しかないの ダンディの管弦楽ならchandosから何枚か出てるな >>843
ダンディーはもやもやっとした曲想だとは思わないが、どうも面白くない、
ショーソン、ラロ、デユパルクと同世代だけど、この人達と比べて魅力がない。
この人達は、どの曲を聴いても、あぁショーソンだ、あぁラロだとわかるし、
とても魅力がある。
マスネー、シャブリエ、シャルパンティエ、のように感性も感じられない。
要するに、聞きたいと思わない。
後の世代のルーセルほどのエネルギーもない。
何故だかな? ダンディは師匠のフランクの路線を忠実に守ったのだろう
だけどフランクほどには霊感がなかったということにつきるのではないか >>847
もやっとしているのは面白くないと感じている心だよね
でもやはり曲のほうもモヤッとしとるわw よく考えれば音楽史上ダンディ程度だと消えてもいい存在
それでも生き残ってるのは、唯一の成功作「仏蘭西山人…」がそれなりに演奏されて人気もあるってことなのかな
あるいは教育者としての側面が、それこそナディア・ブーランジェに匹敵するほど大きいのか このスレで評価が低いだけで、「消えてもいい存在」ではないと思われてるんだろう
「フランス山人」以外の録音もそこそこあるし、一方でフォーレの前のコンセルヴァトワールの院長だったデュボワは、作品の録音や演奏はダンディに比べてもすごく少ないようだ
なのでそれらの理由は当たらないように思う >>851
デュボアってそもそも作曲家として生前は評価されてたのかな
日本にも島岡讓みたいにほとんど教育専門みたいな人もいますよね? 生前の評価はわからないが、作品は多くあるらしい>デュボワ
でもそれらよりずっと和声法のテキストが評価されてるようだ
でも何より、ダンディの「山人」以外の録音が、珍しいから採り上げてみた、
というにはかなりあるように思う
さっきのChandosのシリーズのほか、旧EMIにオケ作品集がいくつもあったし、
室内楽は他の作曲家のと組み合わせて見かけることが多いから >>853
ダンディの室内楽は、何曲かはFMで聴いてるけど、やはりピンと来ないんですよね
教育者として名をなした作曲家って、フォーレ、メシアンみたいなのはむしろ例外で、
きっちりとしてるけど面白みがない曲書く人が多い気がする
日本でも池内友次郎の作品なんか、どうも面白くないなあ 少なくとも"フランス山人・・"は今も聞かれていて、
教育者としてスコラカントルムを設立したとして名が残っているだけで、
十分すぎるくらい立派な業績だと思う。
現代のスコラカントルムは勢いはどうなんだろう。web pageを見る限りは・・・ >>855
でもね、フランス山人の歌による交響曲にしたところで、
あの程度の曲ならあの時代の作曲家の作品でいくつもありそうな気もするんだよね
結局のところ、フランクの精神を忠実に受け継いで学校を作って後進を育てた業績がメインなのかな
高木東六がスコラ・カントルムを選んだ事情なんかも知りたい
彼の著書で書かれてるんだろうけど
当時の日本で知られていたとは思えないしね 私自身は教育業績というのはすごく大切と思う。自分だけで終わらずに弟子を育て
仕事を大きくするのは。有名作曲家も通ったようですね。
それに金集めの才能と努力もないとできないだろう。
11530 d'Indy
ちなみにダンディの名前にちなんで命名された小惑星が有るようですね。
https://en.wikipedia.org/wiki/Eric_Walter_Elst
Debussy、Chopin、等超有名どころはもちろん、Frescobaldiがd'Indyの近くにいる。
なんと最近はHerrewegheもいる! ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています