マーラー 交響曲第7番「夜の歌」
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マーラー 交響曲第7番の名盤や名演奏について語りましょう 自分は今までにインバル盤やショルティ盤、バーンスタイン/ニューヨーク・フィル盤などに感銘を受けました 私も7番はアバドBPOが最高だと信じている。 あのロンドフィナーレに狂気と悪魔の高笑いが加われば最高の第7になる。 アバドに狂気と高笑いは無理。 ロンド・フィナーレはオケにも狂気を求めたい。 ここでニワカがクラヲタベテランの皆様にお聞きします この曲の終楽章の意義って何でしょう。 古くは勝利の歌、通説?じゃ意図された失敗作、最近ではさらにその通説を覆す意見等々あるようですが >>103 ご自分で感じられたことを大事になされればよいかと存じます。 こうした事柄に正解なんてものはありませんので。 あるいは、表現する言葉が見つからない、というのも見方のひとつではないでしょうか。 というのも、音楽というものは人間の生み出す芸術であるにもかかわらず、人間の思考や情念には完全に沿うことのない、 音楽それ自身に由来する運動の原理を備えているように自分には思えるからです。 人間が頭を押さえつけてあっち行けこっち行けと指図しているような音楽より、音楽自身が勝手に行きたいところを自分で 見つけるような、そうした音楽が自分は好みです。 余談ですが当方がヒンデミットの音楽をわりと好むのもそうした理由です。いい意味で非人間的。地球上から人間がすべて 消滅し、誰も聴く者がいなくなろうともそれ自身の存在の充足のために鳴り響き続けるかのような音楽。 ・・・あー、知識や想像力やボキャブラリーが貧しいことの言い訳並べてるだけやん、とお思いになっても結構です。 多分その通りですんでw >>103 どの音楽にも意義なんてたいそうなものはない そんな屁理屈並べ立てて自己満足、悦に入るのは日本の知ったかクラヲタだけ そのとおりだろうな。 人の説明なんかより自分自身の主観で判断すればいいんじゃない。 そしてその主観判断も絶対的な正解にはなりえない。 そもそもこの交響曲を標題音楽として考えることがどれだけ有効なのかもわからない。 >>103 それまでの楽章のモチーフがところどころ使われていて、 そのことによって有機的統一(笑)をはかっているとかは言えるけどね。 でもそんなのうわっつらのことで意義かどうかはわからん。 強いて言うならもしこの交響曲が4楽章で終わったらシンメトリーではないし、何より物足りない。 >>99 DCHのラトルもいいと思うよ。 CD化はされないのかな。 されないのだろうな DCHの有料会員のことを考えると面倒臭そう 第5楽章=夜の祝典大花火大会、またはスターウォーズ・エピソード4ラストの叙勲式みたいな印象。夜から真昼に逆戻りしなどと思ったことは一度も無い。 主題と雑多なメロディーとの間を行き来する、取り留めの無い盛り沢山なロンド形式という点では、ジョン・ウィリアムズのスターウォーズ・エンドタイトル曲とそっくりだと思う。 みんなゲヴァントハウス聴きに行くの? 俺は京都に行く予定。7は東京以外ではなかなか聴けないから。 第二楽章、第四楽章以外は夜とは何の関係もないだろ 真昼なんて今時誰が言ってるんだか >>114 その日は仕事なので無理・・・5年前同様19時開演だったら行けてるんだけど >>114 おお、なんかそそられる。京都だったらウチ(徳島)から近いし。 うまい具合にその公演のあたりでは年間チケット買ってる徳島ウォルティスのホームゲームが土曜日でなく日曜日だしw 7番はディスクだけはたくさん持ってるが実演は一度も聴けたことがないし。 シャイーとゲヴァントハウスの全曲映像が梶本で見られるよ ネタバレしすぎwww 23日行くからそれまで見ないつもりだけど、それ以降も残ってるだろうか? 残ってるでしょ でもBlu-rayでも発売されるよ この曲の第2楽章がメチャクチャ変だよね、何度聴いても面白い。 第2楽章の開始部で頂点から一気に半音階で崩れてゆく処が特に好きだな。 第6番のモットーの明⇒暗への和音がこの楽章で聴かれるのも興味深い。 これを「明→暗」から「半音階総崩れ」という順番にすると、復活交響曲第1楽章の終結部になるな。 6番→7番という順番で聴くと、この組み合わせ自体が一曲なんじゃないかって思える時がある。6番の終楽章は濃い。 6番を完成させる頃には7番の夜曲はすでに構想されてたからな。 だけど、続編じゃあないだろう。双子って言うのもちょっと違うし。 お隣の第6番のスレでは楽章順問題で大賑わいだぞ。 7番もいっそ第2と第4楽章を入れ替えてみるとか。 まもなくマーラーの交響曲の82年から85年の秘蔵エアチェックテープがまもなくアップされてます 第1番はアバド/ロンドン交響楽団(1982の来日公演 第5番はマゼール/ウィーンフィル/1983年4月の来日公演実況live 第6番はシノーポリ/シュトットガルト放送交響楽団/85年 第7番はマゼール/ウィーンフィル(1984年) 第9番はカラヤン/ベルリン・フィル(82年録音を2種類) 若杉宏/ケルン放送交響楽団(1982年) ブログ「寸草春暉」 http://blog.goo.ne.jp/tgcy2801 お見逃しなく。 ウィーン・フィルの7番は面白そうだな。 ミスマッチみたいな組み合わせが逆に興味津々ってとこかな。 1983年ザルツブルク/レヴァイン マゼールのセッション 全く違和感は無い、聴いてないのか? ウィーンフィルの指揮者になった後の作品だし、何がミスマッチなのか理解できん 初演はチェコフィル ミスマッチ感は無いのか? ドイツ初演は、今のミュンヘン・フィル ウィーン初演は、今のウィーン響 ミスマッチ感はないな 演奏するオケに合わせてミスマッチが無いように曲の仕様変更したとか? >>132 おおおお・・・昔FMのエアチェックで聴いてた音源が復活。 ウィーンフィルの音はマーラーにあんまし向かない。柔らかすぎて。 >>138 それは自分のイメージする、あるいは好みのマーラーのイメージと合わないというだけでは? これまで楽友協会でウィーン・フィルのマーラーを 3番(ブーレーズ)、4番(ムーティ)、5番(マゼール) と聴いたが、いずれも素晴らしい演奏だったが。 >>138 は自分の好みを言っただけ。 >>140 は自慢しただけ。 それだけ楽友協会に行けるのだから羨ましいに決まってる わざわざ日本から行ったにしても、ウィーンに在住してたにしても 一般的な日本人には得難い経験なのは間違い無い どう思おうとそいつの勝手だろ 7番でもないのに”楽友協会で聴いた”とか何言ってんだか・・ ミスマッチだと思う奴がいること自体そんなに考えられないことでもないだろうにどんだけ堅物なんだよ ミスマッチと思う人にも思わない人にも、それぞれの好みと価値観があるってことだろ。 そう判断するだけの根拠はあると思うから、どちらのいうことも正しいと思うね。 7番にマッチしたオケの演奏ってどれさ? VPOが演奏した7番の何処がミスマッチなのか語ってくださいな マーラーが生前にVPOを指揮したのまで聞いているとはな 上には上がいる 戦前のウイーンフィルは戦後のウイーンフィルとは別物 ウイーンフィルと言えば1980年頃になってもコンマスが「マーラーはまがい物」って来日インタビューで答えてて 当時マーラーにはまりたてだった自分はなかなかショックだった事を覚えてるな そりゃバーンスタインがリハで嘆くのも頷ける(これは映像収録してたときの話) お前 自分の気に入っている演奏が全楽団員と指揮者がその曲が大好きで会心の演奏だと思っている とでも受け止めているのか? 体育会系の熱血教師か? >>157 そんなわけねーだろ どういう読み方だよ >>154 聞いたのかよw で、戦前のはすばらしいのかよwwwww 戦前はともかく、クナとか修理人あたりまでのVPOは、音楽表現上の必然性があれば 荒ぶる音、それこそ騒音一歩手前の音すら出すことをためらっていなかったと思う。 まあそのへんはもちろん録音でしか聴いたことないんですけど。 そういう面含めてかつてのVPOにはオンリーワンの魅力があったけど、今のVPOは 一流どころには違いないけど残念ながらワンオブゼムになってしまったかなあ、 というのが自分の勝手な印象。 さて久しく聴いてなかったマゼールVPOの7番でも聴きながら寝るか。 >>161 数年前のレコ芸に当時の聴いたコンサートの切符を掲載してる爺さんがいたろwww VPOとかBPOとかは、戦後から1970年代くらいまではマーラーはあまり取り上げず、 80年代以降どこのオケでもマーラー演奏するのが当たり前のような時代がきてから、 後を追うようにやり始めた観がある。 カラヤンだってブームがきて仕方なしに録音始めた印象が拭えない。 ミスマッチかどうかはしらんが、オケと曲目の相性っていうのは多少はあるだろう。 演奏回数が多いとか古くから取り上げてきたというのは、演奏の質を保証するものではなかろう そもそも相性って誰がどう判断するの? そうは言ってもBPOは2番の初演オーケストラだけどな 声楽の入らない3楽章までと全曲の両方 CDをいっぱい買い集めて録音をいくつも聴き比べるようなことはしない。 少なくとも2001年夏のザルツブルクで聴いたアバドとベルリン・フィルの マーラー7番は素晴らしかった。 で、マーラー7番はどこの桶が良い(と思われる)のですか? マーラー7番に適しているオケは @CSO(ショルティ・アッバード・レヴァイン・ブーレーズ動画) ANYP(バーンスタイン2種・クーベリック) BACO(ハイティンク4種・シャイー・ブーレーズDVD) CBPO(ハイティンク・アッバード・小澤ライヴ・ベルティーニライヴ) あと、裏穴でパリ管弦楽団。 >>170 適していると言うより、今迄の実績だろ BACO コンドラシン CBPO ギーレン 忘れないでくれ VPOは、バーンスタインDVD.ブーレーズ.ラトル 国立歌劇場オケを入れればシェルヘンがあったな で、マーラー7番に適している理由としては、どうして? マーラー7番以外の演奏とは異なる資質は必要ですか? 説明責任はあろうな 書いただけでも偉いんだけど>>170 まあ、実績 でもいいじゃん やっぱり金管楽器が上手いオケが合ってるだろ いつかのN響みたいに金管がミスったら、 とても聞けたものじゃない マゼール/ウィーンフィル(1984年)の第7番は、4月7日にアップされます。 シノーポリの6番は4月6日です。 4月8日〜10日は、3日連続マーラーの9番です。 (若杉/カラヤン/カラヤン) ブログ「寸草春暉」 >>179 そのとおり。VPOは金管下手くそ。 それにマーラーの管楽器の使い方はワーグナーやRシュトラウスなどと違う独特の鋭さと醜さが要求されるし、 音楽自体も決して上品で高貴なものではない。独墺系の伝統的なオケには不利だろうね。 こういうキッチュな曲こそ色んな演奏があってよいと思うのだがな マンドリンとかギターの浮き上がらせ方なんて、実演よりCDの方が向いてるよね 音量の関係でそういう人多いけど、 意外にきちんとホールでもクリアに聴こえるんだわ 生が一番だよ そうね。特に7番はアメリカのオケが似合いそうだね。 面白い事にマーラーは、7番をアメリカでは演奏していない マーラー自身がこの曲は、新転地では受け入れられないと思ったのだろう >>187 それは他の交響曲のアメリカ初演と比較しないとおかしい。 5番:24 March 1905, Cincinnati, conducted by Frank Van der Stucken 6番:11 December 1947, New York City, conducted by Dimitris Mitropoulos 7番:15 April 1921, Chicago, conducted by Frederick Stock 8番:2 March 1916, Philadelphia Orchestra, conducted by Leopold Stokowski 9番:16 October 1931, Boston, with the Boston Symphony Orchestra, conducted by Serge Koussevitzky wikipediaから拾ってきたわけだが、これを見ればマーラーが「7番は新天地向きではない」と考えたとは言えない。 そもそもそう簡単に演奏できる時代じゃなかったということも考えないといけない。 シカゴが7番の米初演か。6番9番が意外と遅いな。情報提供ありがとう。 >>189 マーラーは発言している「この地ではこの曲は振らない」と それに、そのデータじゃあマーラーが振った話ではない マーラーが生前どう考えていたか? と言う話だ ふーーん じゃ、100年前のアメリカでは似合わないと考えてたのかね >>186 は現在のアメリカのオケのことでしょ >>192 マーラーを支えた人達がいない所へ行った訳だから マーラー以外の人達で、マーラーの作品を率先して振ろうとしないよ 今のアメオケにはユダヤ人がいるから最もマーラー演奏には似合ってるな もちろんオケの能力や客演する指揮者が水準以上であること前提ですよ イスラエルフィルはサンフランシスコやシカゴみたいにマーラーの最新録音がないから判らないわ ユダヤ人がいるから=最もマーラー演奏には似合ってる では、ないじゃないの? 新録の有無は関係ないと思う アメリカのオケなんて弦セクションは東洋人ばっかって思い込み? アメリカのオケは奏者一人一人の技術は高いし、合奏のレベルも高いけど、 オケ全体として鳴らすときに響きがドライで薄っぺらになりがちだ。 いい演奏になるかどうかは指揮者の統率力しだいだな。 アメリカやイギリスのオケは、ユニオンの関係もあって、縦の線が合うと「グッドジョブ」って言って 片づけが始まるらしいよ。それ以上の仕事をしようとはしないみたいね。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
read.cgi ver 07.5.4 2024/05/19 Walang Kapalit ★ | Donguri System Team 5ちゃんねる