PMFのマラ7@サントリーを聴いてきた。やはりゲルや若者たちにはマーラーは無理か。
全体的にサクサク、ノリノリの演奏でマーラーらしい憂いや迷いのようなものはまったく
感じさせてくれなかった。特に第5楽章はこれまでに聴いたことのない超快速のテンポで
ティンパニは頑張っていたがアンサンブルは乱れまくりで変な音が何度も聴こえる有様。
金管もこの楽章に限らずけっこう外していた。ところが驚いたことに終演後は
ブラボーが合唱状態で飛びまくっていた。マーラーファンじゃなく
ゲルファンが集っていたと言うことのようだ。