【たぶん】日本&アジア作曲家のオペラ【2】 [無断転載禁止]©2ch.net
日本人やアジア出身作曲家の作ったオペラについて語ってくだされ。
上演レポート歓迎。 作曲家の信長貴富作曲の「Fragments(フラグメンツ)―特攻隊戦死者の手記による」
実在の記録をリブレットにして特攻隊を美化しない方針は良いが・・・
アカヒが関わってるとなると身構えてしまうなww >>52
4団体みたいね。
新作というより改定再演だけど、新しい作品を複数の団体で上演して作品を育てて行く試みはもっとあっても良い。 >>66
「アクリュアリティ」とか「同時代性」とか考えてしまった。 静岡の団体オペラ・ディ・ファミーユの公演8/19「ミスター・シンデレラ」室内楽版@静岡音楽館AOI観た。
この前に福島の団体で演奏会形式で上演されてるらしい。
邦人作品、ローカル(舞台は鹿児島)だけでなくスタンダードな要素(ジェンダー)もある市民オペラを委嘱
自治体以外が共同で再演していく試みはこれからも増えて欲しい。
静岡の公演だけどこの団体の以前の公演よりレベルが上がって嬉しいが
ホールの音響が良すぎるせいか一部歌詞が聞き取れない箇所あり。
それでも観客のリアルタイムな反応があるのは日本語の強み。
演出はコンサートホールでの公演なので舞台上に十数人のオケと最小限の道具だけだが
人海戦術(舞台転換+人物配置による場面構成)で立派に舞台作品として成立させてた。
二階オルガンスペースもうまく使ってた。
東京・鹿児島公演は別の演出らしい(担当演出家自体違う)。
終幕でお隣のワンコの数が増えててワロタww >>76
青島広志作曲「サド侯爵夫人」10/26,27@渋谷区文化総合センター大和田 伝承ホール 長田原作曲「夢四夜」
夏目漱石の「夢十夜」から第二夜、第十夜、第三夜、第一夜の順に英語の台本でオペラ化したもの。
休息なし90分の作品。編成は室内楽と6人の歌手。
音楽的には原作の第二夜に当たる第一夜や原作通りの順の第三夜の不気味さ、原作第一夜に当たる第四夜が美しいがちょっとイマイチ。終曲を舞台上の2人だけでなく残り四人の歌手が舞台裏でヴォカリーズすれば音楽的にも盛り上がったのにとか思った。
「こんな夢を見た」が原作の第一夜に当たる第四夜しか無いのは統一感ないなと思って後で原作読んだら第六夜から別の短い一文で始まる様になってた。
あと原作の第十夜に当たる第二夜にでてくる豚がカワユスw >>78
そういやオペラ化されてなかったけど
近くの国立博物館で運慶の企画展やってた 10/14,15「ミスターシンデレラ」@新国立小劇場 >>74 >>80
日本オペラ協会「ミスターシンデレラ」@新国立劇場小劇場
上演時間が>>74より長いというか>>74はカットがあったのか?(記憶に自信ないが)
>>74と違って舞台機構のある会場だが超シンプルすぎる舞台装置
とはいえ歌手の間近で見ても遜色ない歌と演技で十分な気もするがw
コンサートホールで無い分歌詞が十分聞き取れる
(歌手の日本語歌唱力が昔に比べて上達したのもあるだろうけど)
聴衆がリアルタイムでストーリーを追う楽しみを戸惑いながら受け止めていたのが興味深い。 >>81
終演後、出演者が観客をお見送りとか小劇場演劇みたいだった。
良い意味で。
中劇場より大きい劇場だと歌手が一杯一杯だろうし。 >>78
しかし様々な場面、感情を表現できてるのはオペラ作曲家として有能ってことだな。
現代音楽の作曲家って自分の「個性」として売り出すために作風が硬直しちゃってる人が多いし。 >>49
意外と林真理子台本が良かった(島田王子より)。 「狂おしき真夏の一日」
へー、期待してなかった分以外と良かった。
林真理子の台本は某有名オペラの女性視点によるバリエーション一つとして面白いかも。
フィガロとか薔薇というよりオペレッタ(メリーウィドウとか)の軽薄な損得勘定要素にお下劣も追加。
三枝成彰の音楽はいわゆる物憂げな三枝節に以前の作品群に比べると旋律の息が長い。
ブッファと銘打った割にはノリノリ感が少ないが。
秋元康の演出は・・ぉぃ、仕事してんのかゴラァ!感w 演技は歌手任せなんだろな(まあキャストが芸達者多いので問題は無いがw) 青島広志「サド侯爵夫人」
チラシの肖像が誰だかわからんかった。ルネかしらと考えていたが
若き時のアルフォンスなのかも(手塚治虫「MW」の結城美知夫に似てる)
オペラ作品としては・・・あれ?日本語の処理?
語尾が上手くいってない。
黒蜥蜴はもっと上手く音楽化してた気がする。
脱線ギャグ、もうこれはブルーアイランド・ワールドと割り切るべきだなうん。 >>87
調性的叙情が暗く現代音楽の要素が明るいという変わった印象で面白い。
アジア関係だが
台湾で放送される可能性あり 「卍」
2017年11月17日(金)
開場 18:30 開演 19:00
場所 豊洲シビックホール 坂本龍一「わしのとこに海外の歌劇場から委嘱が....」 「卍」
2017年11月17日(金)
開場 18:30 開演 19:00
場所 豊洲シビックホール >>94
弁護士の夫・孝太郎に不満のある妻・園子は、美術学校で出会った美しい羅紗問屋の娘・光子と禁断の関係に落ちる。
しかし光子は、一方で異性の愛人・綿貫と関係を断つことが出来ずにいた。綿貫の嫉妬と策謀に翻弄される二人は狂言心中を図るが、
妖艶で奔放な光子は孝太郎をも誘惑する。
独占欲と猜疑心に苦しむ夫婦は、やがて光子に身も心も支配されていき
――四人の男女が織りなす愛憎と破滅を描いた谷崎世界、オペラ化。
レズにカルトとかこんな題材に作曲されなかったのが不思議だw >>94
春琴抄みたいに大阪言葉の含む柔らかさや可笑しみを生かした作曲だったのか
「大阪言葉の含む柔らかさや可笑しみ」が偏見なのか・・
関西人で聴きにいった人いたら教えて 2019年に三木稔の「静と義経」
三木作品でも「愛怨」と並ぶ最も大規模な作品だな。 仙道作造作曲「関東の親鸞さん」
2017年12月15日(金)昼の部2時、夜の部6時30分(開場30分前)
上演時間、約1時間30分。上演10分前に作曲者による解説。
場所 日暮里サニーホール
入場料4,000円、当日4,500円 オペラ「三銃士-百合の刻印」
ttps://www.youtube.com/playlist?list=PL4fwWd-pXxMRapmQ7CRTgTePZAFaV9__G 紫苑物語
笈田氏がオペラ台本の成功例に千住明や宮川彬良の作品を挙げてたらしいがw
千住明は・・関係者(歌手)繋がりでわかるが宮川作品をどこで知ったのだろう? オペラ「白虎」プレコンサート
会津若松市戊辰150周年記念事業
日時:2月14日(水)19時
会場:会津若松市生涯総合センター 新国で「松風」(細川俊夫)見てきた。オペラというよりはダンスの付随音楽。 >>94-96
オペラ「卍(まんじ)」
5月30日18:45開演@日本橋公会堂
愛と変態の世界にようこそ(半違 オペラ「出雲阿国」千葉公演
日時:2018年4月7日|土| 開演 17:30
会場:運河水辺公園 野外ステージ http://yakupen.blog.so-net.ne.jp
海峡跨いだ統営でもイサン・ユン・フェスティバルが始まるし(今、ディレクターさんと詳細についてやり取りしているので、いずれ別項でご紹介予定)
https://www.aappac.com/en/event/18-q1-tch/
そして半島を北上すれば、あのソウル在住オーケストラ愛好家に春の訪れを告げる「韓国オケストラ・フェスティバル」が始まりまする。ほれ。
英語版はこちら。ほれっ。
http://www.sacticket.co.kr/SacHome/direct/2018orchestrafestivalE
3月31日にコープランドの《市民のためのファンファーレ》(抗日戦国威発揚作品!)で始まるガラコンサートがあり、翌日のショスタコ10番をメインに据えたヨエル・レヴィ指揮KBS響以下、
21日までほぼ連日総計19公演(だと思う)が繰り広げられる。なんと、ソウルフィルは女流指揮者ソン・シヨンを持ってきてますねぇ。
演目としては、13日に釜山フィルがやるウンスク・チンの《アリス》のオケ抜粋とか、17日のウォルトンの第1交響曲、かな。最後の2日が済州と富川でマラ5連発、ってのはスゴいなぁ
(ちなみに、この1週間後にはソウルフィルがかのシュタンツ御大でマラ5だから、ソウルのマーラー愛好家はもう気が狂わんばかりでありましょーぞ)。
昨年は香港フィルが登場した海外招聘オケ枠は、4月5日のフィルハーモニア台湾(でいいんですよね)でんな。
毎年同じこと言うけど、音楽評論家目指している若い書き手さんは、ソウルに泊まり込んでこれ全部聴けば、「俺は韓国のオーケストラについてはちょっとはものが言えるぞ」
って豪語できますよ。
ザルツブルクやヴィーン行くより、よっぽど意味がありますよ。
さあ、若者よ、半島を目指せっ! オペラ「出雲阿国」
不条理すぎる展開だったけど、十分現実に起きそうな話ではある。 誰でもできる確実稼げるガイダンス
念のためにのせておきます
グーグル検索『金持ちになりたい 鎌野介メソッド』
NQSL6 三枝成彰は「狂おしき真夏の一日」の続編やりたいとか言い出したらしいね。
「狂おしき〜」が三枝最後のオペラって触れ込みだったと思うが
やめるやめる詐欺なんてこの世界じゃ珍しくもないか マレーシアの作曲家Razak Adbul Azizの『10 Pantun Setting 』
https://www.youtube.com/watch?v=eexBc73fscw オーケストラアンサンブル金沢の邦人作曲家室内楽オペラ上演てシリーズ化されるのか >>108
観てきた
第一幕は微妙だったが
第二幕から俄然面白くなった フィガロのようで実は全員ろくでなしで最後にやけっぱちにファルスタッフ風フーガで締める
と言う言葉にするとなんだかなな作品だけど、音楽的には意外と充実してたよ。
間宮芳生の「ニホンザル・スキトオリメ」蘇演だって? >>121→>>87 >>89
CDジャーナルの連載「日々悶絶」に片山杜秀氏の感想 >>94-96 >>108
西澤健一作曲オペラ「卍」(全三幕)@日本橋公会堂5月30日
各幕40分ほどで休憩は第一幕後のみ。
作品のファムファタル光子は「和風カメルメン」と宣伝にあったが
絵というキーアイテムや男一人でなく複数の男女を破滅に導くとかシゴルヒみたいなヒモ怪人とか
ルルに近い。しかもあんまり考えなしで行き当たりばったりなところはメリザンドかもw
音楽はアリアに謡曲風なとこがあったりワルツなひょっとこ節に教会っぽいコラールにお経と
独特な和洋折衷。
原作は園子の語りを著者が聞き取る形。
オペラも園子の回想から始まる、のだが園子役の歌手の方の言葉が聞き取れなくて??だった。
作曲のせいなのか歌手の方の技量のせいなのかわからん。開演前にプログラム掲載の台本よんどけばよかったのか?
>>96の点は第二幕、怪人綿貫の登場(綿貫役の方のパルドラントな歌い口や怪演が見事)から大阪弁ののもつリズムが生き生きとしだして
他の登場人物に「アホ」が伝染wして第三幕冒頭になると脱力状態。
終曲の服毒自殺は「後奏曲」とパントマイムで歌による表現が無い。作曲家は確信犯だろうけど
"園子の語る「卍」"という枠組みがあるのなら終曲も園子の語りで締めておく方法もあったのではと思った。
この作品、関西の人が観たらどう感じたのか興味がある。 西澤健一作曲オペラ「卍」(全三幕)@日本橋公会堂5月30日
音楽は強烈キャッチーまではいかないが
「光子賛歌」ともいうべき光子のモチーフ、嗜虐的な綿貫のモチーフなど魅力的なものが多い。 >>124-125
一つ残念だったのは各場舞台上で音楽的にも劇的にも頻繁に中断が起きること。
次の場に繋がる要素を暗転直前に提示するとか演出でなんとかできなかったのか。
とはいえ新しい良作。再演希望。 邦人作曲家の欧州での売れ筋コンセプト
お能に雅楽に加えて地震がトレンドらしいな 仙道作三「筑波の聲」6月30日17:00開演@日暮里サニーホール 先月「クラシックの迷宮」で武満徹の「男の死」放送してたが
武満徹は大江健三郎とか空飛ぶクジラとかよりこれオペラにすりゃよかったんじゃないかとオモタw すごくおもしろい在宅ワーク儲かる方法
少しでも多くの方の役に立ちたいです
検索してみよう『ネットで稼ぐ方法 モニアレフヌノ』
Q0X シンセティックオペラ「何故・だから」
うーん。難解なのか内容が浅いのかわからん。 >>133
石桁真礼生「卒塔婆小町」
・・・なんというか三島の言葉についていくのが精一杯です感が。
一句一節も原作から逸脱しないというハードルのせいなのか?
あと歌にもオケにもキャッチーな音楽が無い。
「口ずさめるオペラが欲しい」とかいうのはこんな感じなのか?
再演されないのには訳があるのかとか考えてしまった。
前座(失礼;)のサイコホラー講談の方が良かった。これモノオペラにしたらいいんじゃね? >>136-138
「アップルパイの午後」行く人いる? JACK PERLAの「Shalimar the Clown」
インド風三木稔かよ!?とか一瞬オモタ >>142
民族楽器要素取るとペンタトニックがむき出しになるとこは似てるか? 日系人強制収用を描いた「アメリカンドリーム」は全然違う 野平一郎「亡命」
CDジャーナル10月号「日々悶絶」 ここ数年での嬉しい発見は宮川彰良(作曲)と響哲也(台本)かな
日本の作曲家と日本語でロッシーニみたいな笑えるオペラが作れるというのは嬉しいことだ。
たたみ込むようなだじゃれと躍動する音楽で腹筋が動き出しそうなw
あと小説家や脚本家より詩人や俳人の方が言葉的にも劇構成的にもオペラに向いてるという発見。 韓国国立オペラ団が旧日本軍の慰安婦の人生を描く創作オペラ「1945」を来年上演する。
同オペラ団が20日、発表した。
「1945」は日本による植民地支配から解放された混乱期の韓国人慰安婦と日本人慰安婦の人生に光を当て、
民族的アイデンティティーとヒューマニズムの葛藤を描いた作品。
国立オペラ団の芸術監督を務める尹鎬根(ユン・ホグン)氏は昨年2月に就任してから韓国を題材にした
作品のレパートリー開発の重要性を力説してきた。
国立オペラ団は「1945」を手始めに、今後も韓国の情緒が込められた韓国オペラの開発・公演に邁進(
まいしん)するとコメントした。
この日発表された来年の演目には韓国初演となるロッシーニの「ウィリアム・テル」とワイルの「マハゴ
ニー市の興亡」が含まれており注目される。
日本による植民地時代に起きた「三・一独立運動」と大韓民国臨時政府樹立から来年で100年になること
を記念して上演される「ウィリアム・テル」はオーストリアに抑圧されていたスイスの英雄の話だ。
国立オペラ団は、「ウィリアム・テル」は「三・一独立運動」と重なり、韓国人に響くメッセージを伝え
みみみみみみみみみるだろうと紹介した。
チケットは来年1月末から販売が開始される。
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2018/12/20/2018122080237.html >>148
チラシとかの宣伝美術みるとシリアスみたいだが
ブルーアイランド版はコメディ色が強い・・・はず 今月はニホンザル・スキトオリメ
http://nipponica.jp/wp_34th/
来月は金閣寺と紫苑物語
http://www.nikikai.net/lineup/kinkakuji2019/index.html
https://www.nntt.jac.go.jp/opera/asters/
にしてもスキトオリメの日(1/27)は新国タンホイザー、芸劇ドン・ジョヴァンニ、
藤原トラヴィアータとバッティングだし(1日で大劇場オペラ4公演てのも珍しい)
金閣寺と紫苑物語も日程後半(2/23・24)が完全にかぶってるし、集客は大変だろうなあ アメデオ
モディリアーニの半生を描いた作品
音楽的にはロック要素に新古典風
パブロ(ピカソ)の後半のモチーフとアメデオが「(芸術の)神に見放された」と歌う時の伴奏のモチーフが似ているところから
「美神に見捨てられても自分の道を貫き通した芸術家」の物語のだろうと思われる。 >>159
プロローグ、エピローグには現代の若い芸術家(の卵)たちが描かれていて、
若い芸術家たちへの苦いながらもエールとして締めくくられている。 3/27日19:00マドリガーレ・オペラ「土方歳三 最後の戦い〜義に殉じた男〜」@函館市芸術ホール スキトオリメ
日本オペラのミッシングリンク。
プログラム読んでてふとおもったのは原作者と作曲家の間にある温度差がある、というか
作曲家の方が客観的というか少し引いて物語を見ている感じがした(良い意味で)。
音楽のクスリとくるおかしみやユーモアが凄惨な物語を絶妙に聴衆に受け入れやすくしてくれている。
3階のボンビー席のせいなのか指揮のせいなのかもともとそういうスコアなのか声がオケに潰されてる感が;
でもこれ再演の価値はあったと思う。新国あたりが上演すべき作品だろこれ。 >>163
プログラムに載ってる原作者のエッセイに「チェコ語や英語に訳された」とあるけど
原作のことかな? オペラ訳詞台本があるなら海外と共同制作可能じゃん。 >>163
「ニホンザル・スキトオリメ」
2階LBエリアで聞きましたが、やはりくすの木の語りにオケがかぶさってしまったので字幕があって助かりました。
新国立劇場よりもオケ主催の演奏会形式オペラのほうが面白い演目だったりしますよね。 演奏会形式だと演技がないから、投獄されたスキトオリメの最期の作品の時に演者が袖にもどっちゃってたし、ソノトオリメに女王のお守りを書かせる時に歌の出番がないから居なくなるのはチグハグに感じた。
オペラなら歌がなくとも出番はあったんじゃないかなぁ。
今回はクスノキが1番素晴らしかったとおもった。関西弁風の話なのは舞台は関西地方なのかな?とか、大平洋戦争の記憶が強く残る時代の作品だなと思った。