https://www.youtube.com/watch?v=E9oGPI-MxX8
グスタフ・マーラー 交響曲第6番イ短調《悲劇的》
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:レナード・バーンスタイン
制作:1976年10月ウィーン、ムジークフェラインザールにおけるライヴ収録
第2楽章22:30。第3楽章35:35。楽譜吹き飛ばし事件は48:35。
第4楽章52分。ハンマー・ストローク1回目、1:04:40。2回目、1:09:10。
第3回目、1:19:40。
バーンスタイン追悼特集1991年3月号より。
オーケストラ内部の゛個"をより明確に表現する〈第六〉
ヒゲをたくわえ、哲学者のような独特の風貌で指揮をした〈第六〉(VPO/七六年)
の演奏も感銘深い。NYPとの録音にも負けない力強さとバネがあり、
ウィーン・フィルとても、バーンスタインのようなエネルギッシュな
指揮者を迎えた時には、このように統率のある、あるいは闘争的とも
いえる演奏も可能なことを教えてくれる。演奏面ではNYP時代に比べ、
オーケストラ内部の゛個"の部分をより明確に表現する様子が
うかがえ、とくに第二楽章の細部の動きには脈々としたものがある。
フィナーレのハンマー・ストロークはNYPと同様に三回打ちだが、
このオーケストラ全体の、決して派手ではないトーンの中から
爆発する打撃音は、むしろ閉塞された音楽からの゛開放"を
象徴するような響きとなっている。
あったらしい。レニングラードはあるのかよくわからない。