【クラシックの迷宮】 片山杜秀 6 【4月から日曜】
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さんくす
テンプレをちょっと変えたけど、間違ってたら訂正宜敷 >>1
平成30年度 NHK番組表
http://www.nhk.or.jp/pr/keiei/syubetsu/pdf/H30-001.pdf
クラシックの迷宮
土曜21:00〜22:00→日曜21:00〜22:00 に変更します
月曜10:00〜11:00の再放送は無くなります 片山杜秀(かたやま・もりひで)
音楽評論家、思想史研究者。一九六三年仙台生まれ。東京で育つ。
慶応義塾大学大学院法学研究科後期博士課程単位取得退学。専攻は政治学。
著書に『音盤考現学』『音盤博物誌』『クラシック迷宮図書館(正・続)』『線量計と機関銃』(以上、アルテスパブリッシング)、
『国の死に方』(新潮新書)、『未完のファシズム』(新潮選書)、『近代日本の右翼思想』(講談社選書メチエ)、
『ゴジラと日の丸』(文藝春秋)ほか。朝日新聞、『レコード芸術』などで音楽評を執筆するほか、
NHK-FM『クラシックの迷宮』などでパーソナリティをつとめる。
二〇〇六年、日本近代音楽研究の業績により京都大学人文科学研究所から人文科学研究協会賞を、
二〇〇八年、『音盤考現学』『音盤博物誌』により吉田秀和賞およびサントリー学芸賞を、
二〇一二年、『未完のファシズム』により司馬遼太郎賞を受賞。慶応義塾大学法学部教授。
〔『現代政治と現代音楽』(アルテスパブリッシング)奥付より引用。〕 ◆用語解説
・ピアニカ
片山の得意技の一つ。鍵盤ハーモニカともいう。ラジオ番組や講演・講義などで、音型などの例示に用いられる。
『クラシックの迷宮』では、2013年8月3日放送の「コレルリ没後300年」の回でのフォリアの音型提示が初披露。
また、同年12月14日放送の「ワーグナーとリスト」の回ではトリスタン和音の解説に用いるなど、
楽譜を見せられないという制約のあるラジオにおいて、聴取者の理解をより深めるために役立てている。
なお、このように弾きながら解説するのは、かつて同じNHK-FMの『FMシンフォニーコンサート』において
山本直純が解説にピアニカを使用していたことに倣っているのではないかとの説もある。
鍵盤ハーモニカには「ピアニカ」以外にも「メロディオン」「バンビーナ」など様々な種類があり、
片山や山本が使っている(いた)のがピアニカだと確定している訳ではないが、
2ch界隈では慣用的に「ピアニカ」と呼ばれている。
・口三味線(くちじゃみせん)
片山の得意技の一つ。上記のピアニカと同様に、リズムなどの例示に用いられる。
『クラシックの迷宮』では2013年2月2日放送の「“春の祭典”100年」の回で初披露。
目まぐるしく変化するストラヴィンスキーの変拍子を明確かつ鮮やかに描写した。
なお、『線量計と機関銃』など一部の著書では、口三味線を文字で読むこともできる。
◆著作紹介(抜粋)
緊急地震警報とはどういうものか──。ほんとうならそれをここでかけたいのですが、やはり
放送番組のなかではそういうわけにもいかないので、そのかわりに私が口まねをしてみます──
「ピャーン、ピャーン、ピャーン。ピャピャーン、ピャピャーン。ピャーン、ピャーン、ピャー
ン。ピャピャーン、ピャピャーン」というやつです。思い出していただけたでしょうか。
〔『線量計と機関銃』28ページより引用。『片山杜秀のパンドラの箱』2011年4月29日放送分。〕 ◆ラジオ出演の様子
加羽沢美濃「さあ、次に登場するのは、この方です」
〔音楽〕
松井治伸「えー『クラシックの迷宮』、司会の片山杜秀さんです」
〔拍手〕
加羽沢「改めてご紹介しましょう。毎週土曜日午後10時から、FMで放送している
『クラシックの迷宮』の司会者、音楽評論家で政治学者の、片山杜秀さんです。
よろしくお願い致します」
松井「よろしくお願い致します」
片山杜秀「よろしくお願い致します」
松井「えー、この『クラシックの迷宮』、選曲が片山さんが選んでらっしゃいますが、
非常に、まあ言っちゃ何ですが、マニアックな選曲で、独自の視点での片山さんの解説。
これ、番組のコンセプトは、片山さん、何でしょう?」
片山「いやいやもう、僭越ながら吉田秀和さんの名曲を楽しむ番組の、後継番組として
始めさせて頂いたものですから、名曲を楽しむのは勿論なんだけれども、
有名な作曲家とか名曲に限らず、有名じゃないと世間で思われてる作曲家や、
みんなあんまり聴かなくても良いんじゃないかと思ってるような曲なんかも
楽しんで頂きたいっていうことで、なるべくあの、名曲から名曲じゃないものまで、
あと色んな時代のものも含めて、間口を広げて、
クラシック音楽の楽しみを広げられるような番組になればなっていうことで、
やらせて頂いております」
松井「非常に幅広いわけですね。時代もジャンルも」
片山「まあ、そうですね。ただ私がどうしても近現代が好きなので、ちょっとそういうところ、
そういうそっちのほうに偏ってるような傾向は、あるかも知れません」
加羽沢「そして何か謎解きをするような雰囲気もありますけれども、
今回選んで頂いたお勧めの1曲というのは」 片山「はい。あの、山田和男作曲の『おほむたから』っていう
オーケストラの音楽なんですけれども、この作品は1944年に作曲されて、
1945年の1月1日、戦争末期のお正月に、NHKからラジオで放送されて、初演された作品で、
同じ月の、今のN響の定期で、日比谷公会堂で、まあ空襲が前後にあるような時代に、
演奏されて、その戦後は完全に埋もれていた曲なんですけれども」
松井「作曲されたのが山田和男さん、あの指揮者としても有名な方でいらっしゃいますよね」
片山「はい、あのマーラーなんかを得意としている指揮者として大変有名で、
1990年代までご活躍でした」
松井「はい。今から70年前に初演されたという作品ですが、作品の特徴は何でしょうか?」
片山「はい。この作品はまあ、1945年の、戦争末期に初演されたということなんですけれども、
日本人の、何て言うんでしょう、戦争中の日本のクラシック音楽の創作の、
ひとつのまあ、極限的な、何かピークに来るような曲でありまして、
あの音楽としては、マーラーの交響曲第5番の第1楽章『葬送行進曲』って、
クラシックファンの方ご存知の方もあると思うんですけれども、この曲の、
下品に言えば“パクリ”、あの、上品に言えば“本歌取り”っていうのがベースにあって、
だからあの、マーラーの、ご存知の方は、ああマーラーとおんなじメロディーとかリズムとか、
ハーモニーの進行がたくさん出てくるって、おわかり頂けると思うんですけれども、
ただそこに、勿論、日本人の作曲家としての山田和男の署名があって、それはあの
仏教の声明(しょうみょう)のメロディーが、マーラーと組み合わされて入ってくるんですね。
これちょっと聴いてるとわかりにくいかも知れませんけれども、あの
♪あーああーああーああー あーあ
こういうようなメロディーが、入っております」 〔オーケストラの音合わせが聴こえ始める〕
片山「で、このメロディーと、マーラーが組み合わされることによって、
まあ声明といえば日本人の“祈り”でありますから、戦争末期の、あとマーラーの葬送行進曲で、
みんなが死んでいくっていうことですね〔←うれしそう〕。戦争末期で。
で、自分も山田和男さんも死んじゃうかも知れない、“一億玉砕”と言われた時代ですので、
その時代の中で、山田和男さんが、この…、
私は死んでしまうかも知れない、この戦争末期死んでしまうかも知れないけれども、
でも、生きたい、という、生と死の煩悶を、
マーラーの葬送行進曲と、仏教の声明のメロディーを組み合わせることによって表現した、
戦争末期の日本でなければ生まれない、傑作で、
戦後70年に、この年に、こういう時に聴いて頂くのに、相応しいのではないかという思いで、
選ばさせて頂きました」
松井「その頃の時代の雰囲気が、人々の気持ちと言いましょうか、
そういったものがこの曲の中に反映されていると」
加羽沢「そうですね。日本人しか書けない作品」
片山「と、思います」
松井「そういうことなんですね。
はい。えー片山さんここまで本当にお話、ありがとうございました」
加羽沢「ありがとうございました」
片山「…ありがとうございました」
〔拍手〕
松井「ステージ上あのー、準備も整ったようですね。はい」
加羽沢「では、お聴き頂きましょう。山田和男作曲『おほむたから』。
演奏は東京フィルハーモニー交響楽団、指揮は現田茂夫さんです」
〔2015年9月30日にNHK-FMで生放送された番組『NHK音楽祭オープニングコンサート2015』より、
片山杜秀の登場場面のみを抜粋。〕 年度替わりの3/31と4/1は2夜連続放送なのだろうか >>12
NHKアーカイヴのオペラ全曲三昧だったら嬉しくて発狂するw - 大澤壽人の「神風協奏曲」 -
「ラジオ音楽番組「シルバータイム」テーマ曲」
大澤壽人:作曲
(演奏)大阪ラジオシンフォネット、(指揮)大澤壽人
(1分03秒)
「ピアノ協奏曲 第3番 「神風協奏曲」」
大澤壽人:作曲
(ピアノ)福間洸太朗、(管弦楽)日本フィルハーモニー交響楽団、(指揮)山田和樹
(26分45秒)
〜サントリーホール 大ホール〜
「バイオリン小協奏曲 第1楽章」
大澤壽人:作曲
(バイオリン)阪田健吉、(管弦楽)大阪ラジオシンフォネット、(指揮)大澤壽人
(6分38秒)
「6つの小ピアノ曲」
シェーンベルク:作曲
大澤壽人:編曲
(管弦楽)大阪ラジオシンフォネット、(指揮)大澤壽人
(4分50秒)
「「スペイン組曲」から「アストゥリアス」」
アルベニス:作曲
大澤壽人:編曲
(管弦楽)大阪ラジオシンフォネット、(指揮)大澤壽人
(6分23秒) このラジオシンフォネットってのは自前で組織した放送用のポップスオケってこと?
放送局に属してない放送オケ振ってシェーンベルクとかユニークだよね http://www.tbsradio.jp/ss954/
来月3月1日の特集は「尊王攘夷」で
ゲストは片山先生だそうです
番組HPはまだ告知ありませんが番宣してます >>18
これはすごい。シェーンベルクの編曲まで!
こういう企画を歓迎・賛美するメールや電話をNHKにするといいよ。
100件もあると大反響ってことになって、こういう番組が増えるかもしれん。 増えなくてもいいけどw
半年に一回くらいアーカイブス拡大版があればそれで良い 再放送がなくなるということは片山のギャラも下げられるのだろうか http://www.tbsradio.jp/229254
【告知】3月1日(木)「明治維新150年、特別企画・第1弾、 特集『尊皇攘夷』」
▼片山杜秀×荻上チキ(TBSラジオ「荻上チキ・Session-22」22時〜)
▼22時45分頃〜 Main Session
時事問題や社会問題などをおよそ1時間にわたって特集します。
【テーマ】
明治維新150年、特別企画・第1弾、特集「尊皇攘夷」
その思想は今もまた、かたちを変えて蘇ろうとしているのか?
思想史研究家・片山杜秀さんと考えます。
【スタジオゲスト】
慶應義塾大学教授で思想史研究家の 片山杜秀 さん
※「尊皇攘夷」に関する疑問、質問などお待ちしております。
■宛先
メールアドレス:ss954@tbs.co.jp
FAX:03‐5562‐9540
Twitter HashTag:#ss954
Facebookも活用中! 大澤壽人の「神風協奏曲」 は極右戦犯曲だって
最近自作オペラが上演された超人気作曲家が怒ってたな
まあ「神風」と言っても色々あるわけだがw 最近毎日sonata erotica 聴いてる wundarbar! 音楽かけはじめた。
まるでクラシックの迷宮
しかも歌ってるw >>30
お手数ですが、出展を教えていただけますか 一文字違いのオペラでしょうか…
気に入っている作曲家なので、そんな無知なことを言うとは残念です。 H川はFacebookがパヨク全開すぎて草も生えないな
片山尊師も朝日に忖度してか少しずつ立民っぽいこと言い出してるけど 片山のそこらへんの言説は、売れなかった時代を知っているだけに
スポンサーに媚びたとしても責める気になれないなあ 3/10(土)電気と音楽
ttp://www4.nhk.or.jp/classicmeikyu/x/2018-03-10/07/72984/4756270/ ポリコレに配慮してヴァイオリン小協奏曲のタイトル「支那詩」が一言も出てこなかった件 もうちょっと意表をつくかと思ったが、割と「常識的」な選曲w 4月新譜
佐渡とトンスラーで芥川
バッティストーニと東フィルで伊福部 2018年がアニヴァーサリーイヤーの作曲家
フランソワ・クープラン 生誕350年
C.P.E.バッハ 没後230年 ロッシーニ 没後150年
グノー 生誕200年・没後125年 ブルッフ 生誕180年
ビゼー 生誕180年 チャイコフスキー 没後125年
グリーグ 生誕175年 リムスキー=コルサコフ 没後110年
ヤナーチェク 没後90年 ドビュッシー 没後100年
ラフマニノフ 没後75年
ユリウス・イッサーリス 生誕130年・没後50年
フェデリコ・モンポウ 生誕125年
アーサー・ベンジャミン 生誕125年
マリオ・カステルヌオーヴォ=テデスコ 没後50年
ハンス・アイスラー 生誕120年
ガーシュウィン 生誕120年
マイケル・ティペット 没後20年
アンタル・ドラティ 没後30年
メシアン 生誕110年
エリオット・カーター 生誕110年
ラーシュ=エリク・ラーション 生誕110年
ゴットフリート・フォン・アイネム 生誕100年(特集済み)
ベルント・アロイス・ツィンマーマン 生誕100年
レナード・バーンスタイン 生誕100年
カールハインツ・シュトックハウゼン 生誕90年
エイノユハニ・ラウタヴァーラ 生誕90年
マウリシオ・カーゲル 没後10年
アルフレート・シュニトケ 没後20年
橋悠治 生誕80年
片山は何を取り上げる!? アイネムに一時間使った片山が、ツィンマーマンを取り上げないわけはないと思う >>47
マックス・フォン・シリングス 生誕150年 フランツ・シュレーカー 生誕140年
年が半端かな・・・
シュレーカーは教育者として何度か名前が迷宮で出てきてた気がするが、
作品は出てきたことあっただろうか・・?? 迷宮に「モスラ」がでてきたくらいじゃ誰もなんとも騒がない件について 昨日のはおもしろかった
やはり現代の音楽を俯瞰すると、映画音楽は避けられないのはっきりした そっちの方が需要もあるし、
食うためにはかかせない。 困ったな。
迷宮どころか日本解体のカウントダウンが始まっちゃったよ。 こう言う風に知った顔してやたら悲観的になるのはその人の勝手だけど他人にそれ押し付けないでほしいわ ウィンナワルツも当時のポップスだったんじゃね
今ではクラシック扱いだけど 慶應の来年度の片山の授業が面白そう
「ぴあにかちゃんねる」でネット配信すべき
歴史T・U(水3)
「明治150年」の思想史T・U
歴史T・U(水4)
ゴジラでたどる日本現代史T・U
歴史T・U(木3)
第一次世界大戦から第二次世界大戦へ 日本陸軍の場合・日本海軍の場合
https://gslbs.adst.keio.ac.jp/ >>62
映画見せるのかー
ゴジラ・シリーズの映画とそれに関連する映画の鑑賞、そこに講義を組み合わせて進めます。 初代ゴジラは大丈夫だけど、権利残ってる映画許可とらずに授業でやると東宝が殴り込んでくるのかなぁ さすがに慶応大学法学部なんだから権利関係はしっかり処理するんだろうけど
「せんせいは ○んでも ぴあにかをはなしませんでした」 古い録音とか収録後50年+演奏者の没後30年は権利があって、海外物はそれに戦時加算が
プラスされるんだっけか?よくわからないのでカタヤマンに吹いて教えてほしい。 大学なんだからそういうのを専門に処理している人がいるでしょ 去年の1月初代ゴジラみたあと片山が語るというイベントがあったが、
伊福部について話すはずが河内桃子について(祖父の大河内正敏がどうだとか)7分、平田昭彦が(元陸士だったのが戦後東京帝大に編入してとか)15分しゃべってたからな
授業がシラバス通り進むとは思えん 講演接したいならお金かかりますが興味ある方はどうぞ
http://agora-web.jp/archives/2031641-2.html
【おしらせ】アゴラ読書塾 明治150年の「国のかたち」
2018年03月16日 15:30
アゴラ編集部
講師:池田信夫(アゴラ研究所 所長)
ゲスト:片山杜秀(慶應義塾大学教授)4月20日 >>68
そこでズだだだッ!ですよ
>>70
駒田のアゴラ? 4/8 バーンスタインとマンボ〜バーンスタイン生誕100年
4/15 コラージュの作曲家〜ベルント・アイロス・ツィンマーマン生誕100年
4/22 私の試聴室
4/29 立体音楽のためのカンタータ・ディアロジーク「男の死」〜NHKアーカイブスから 渋谷ってことは「迷宮」の収録明けかな
片山の講演聞くなら日吉行って>>62モグればタダじゃないかという ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています