ベートーベン ピアノソナタ総合 その37
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>>471
まあそうかな
ただ、ショパンのもフラット5個だから、調性の選択にも関係はあるのかもしれない
一般的にはショパンは比較的ベートーヴェンとは接点の少ない作曲家と思われてる節があるが、
決してそんなことはないってこと ピアノを弾く身としては、ベートーヴェンもショパンも凄く魅力的! >>475
あれは細かすぎてオタクっぽくてスカッとすることがないな
女にもてなさそう
やはり男ならリストが理想だな
音楽としてはショパンのがいいが ワルトシュタインのおすすめを教えてください。
ブーニンの演奏が気に入ってます。 スレタイとズレてしまうが、ホロヴィッツの弾くベートーヴェンの自作主題による32の変奏曲を聴くと、ベートーヴェンという男がどういう人間だったのかが垣間見れるような気がする。ちなみに、ベートーヴェン自身は自ら作曲したこの曲が嫌いだったらしい。不気味な曲だ。 ホロヴィッツなんて知らなきゃ ぜ〜んぜ〜ん関係ないけど
チョット はまると奥の深い超人と言うか狂人と言うか・・・
さすが一世を風靡した正にヴィルトゥオーゾ 話が蛇行運転してるぞ
2ちゃんの特徴だから、しゃあない?
ブーニン?なんか昔、聞いたような、生きとるんか? >>478
ケンプの1932年録音 あとは グルダ 9番も改めていいな、と思う
中期の特徴を備えた控えめな作品 1番、2回も聞いちゃった
3,4楽章、完成度高い
ベートーベンに進歩という言葉は似つかわしくない
最初から完成している 実はモーツァルトの方が進歩の度合いが激しい。初期から最期までじゃ別次元。
ベトはレンガ積み上げ型だから完成図が見えてる。 >>500
ただ、ピアノソナタに関してはモーツァルトはあまり深化は感じないけどな
比較的初期の曲が多いからかな >>499
その曲、20歳台半ばの曲じゃなかったか?
完成度高くて当たり前 >>501
モーツァルトの18番ソナタはこの後にくる
ヴィルトゥオーゾコンポーザーピアニストの時代を思わせる
この曲はプロイセン王女のために注文受けて書かれたことになってるが
その話はモーツァルト自身による捏造だろう 変な話だけど、モーツァルトやシューベルトにハイドンやセザール・フランク程の寿命が与えられてたら、
彼らのような60代の傑作を書いたのだろうか
ちょっと想像するのが難しい
シューベルトが70歳になった頃は、もうブラームスやブルックナーがバンバン活躍してる時代 >>504
モーツァルトがベートーベンにピアノで対抗できたかは
想像してみると面白いわな
まあ、モーツァルトはクレメンティみたいには挑まず
オペラに逃げる気はするが
ベートーベンはハイドンの弟子だったが、
関係はあまり上手くいってなかったんだっけ? ベトソナの初期は、僕に言わせると
「リリシズムの極致」となる >>504
シューベルトは確実に書いてただろうよ
これから凄まじくなるぞってところで死んだ >>507
どうかな
シューマンではないけど、どっかで破綻しちゃったってことはないだろうか シューマンは最初から破綻してるところがある
息が短すぎ >>507
というのはね、「辻音楽師」みたいなあんなポツポツと音の少ない、
老成した曲書いちゃったら、この先何十年もバシバシ曲書き続けるとはちょっと考えられないんだよね
シベリウスの最後のほうの「タピオラ」とか交響曲7番書いて、あとは沈黙しちゃったみたいな、
あんな領域にシューベルトも到達しかかってたんじゃないかな、とね シューベルトが音の少ない老成した曲書いてるなんて思ったことないわ
D969なんか聞いてもちょうどベートーヴェンが30代頃の作品に近いものを感じる D944やD960もまだまだ未完成な印象ある
現在のシューベルトはそれこそベートーヴェンでいうとピアノソナタ16-18番とか交響曲3番で語られてるようなものであと二十年生きてたらモツベトに並んで称されるような作曲家だったと思う D960は老成の域だと思うけどなあ
あんな淡々とした第一楽章書いてたら、普通途中で投げ出したくなると思う
あと、冬の旅についてどう思う? d960で老成感あるのは第一楽章だけでしょ
冬の旅は歌曲だから伴奏が淡々としてるだけだと思うが
モーツァルト風の初期を通り抜けてようやく中期ってところで夭折した感が凄い
ピアノソナタも交響曲も初期から良曲揃いの天才 >>514
いや、冬の旅と魔王比べてみるとあまりの違いにびっくりするけどなあ
冬の旅は歌曲だから伴奏が、なんてレベルじゃとてもないですよ
美しい水車小屋の乙女と冬の旅だって随分違う
冬の旅の何曲かが出来た時点でシューベルトが友人たちに披露したら、
彼らはその曲たちのあまりの暗さに彼は大丈夫なんだろうかと心配したという
あと、ピアノでいえばさすらい人幻想曲や初期ソナタとたとえば即興曲集の差 これは個人的な推測に過ぎないけど、シューベルトの最晩年にこの手の曲が突然増えたと私が感じることと、
ベートーヴェンの死とは無縁ではないんじゃないかということです
シューベルトは死の床のベートーヴェンと面会し、ベートーヴェンの葬儀にも参列してるわけで、
そこから1年あまりしかないシューベルトの残りの創作に、かなりの影響を与えたんだと思う ベートーヴェンの中期みたいな段階は、シューベルトでいうと「ます」やさすらい人幻想曲あたりかな
「未完成」は時期的に晩年とは言い難いが、内容的にはかなり深刻 >>515
ただ深刻な曲が増えてきたということを言っているだけなのでは
それがシューベルトがあれで終わりだと判断する根拠には少しもならない 年を経るにつれこれだけ着実な発展を見せている作曲家も珍しいくらいだと思うが >>519
即興曲集は深刻というのではなく、透明感、ある種の諦観を感じる
それは変ロ長調のソナタも似てる
冬の旅も深刻な曲を経て、最後は諦観かな
>>519
そう、その通り
その深化があまりに急だと言ってるわけです >>520
それは断片的にしかシューベルトの曲を聞いてないからそう思うだけなのでは 終わりから逆算して考えてる人が終わらなかったらどうなったかを考えられないのは当然だと思う
それは思考の発想をもう一度切り替えてほしい >>521
断片的とは心外
たとえば、あとどんな曲聴けば断片的と言わなくなるの?
ドイツ舞曲も、単発の歌曲も、宗教曲も、合唱曲も、
連弾曲も、室内楽も聴きますよ
歌曲だから伴奏が淡々とか言われちゃうと、あなたは歌曲を聴いてるのかとも言いたくなる
私は歌曲の伴奏もしますし
なお、彼のオペラは苦手だなあ
あれは才能の浪費に思う >>522
こっちは言いたいことはわかる
だけど、若くして死んだ作曲家でも、たとえばショパンはその後の人生があったら大きく展開したんじゃないかと思う
メンデルスゾーンも同様
シューベルトとモーツァルトの2人はそう感じられない >>523
自分とは異なる意見に出会うと、相手の理解不足と思いたがる人種がいるようだよ まあ、シューベルトがもう少し生きたら別のことを始めたんじゃないか?
ピアノ協奏曲を書くとか >>526
あまりなさそうだなあ
ピアノ演奏技巧の開拓みたいな興味は、さすらい人幻想曲でやり尽くしたと考えたんじゃないかな
もっとも従来のコンチェルトとは全然違ったスタイルの、たとえばファリャの「スペインの庭の夜」的なアプローチならあったかな まあそう思うならそうなんだろう
ID:nekd5HTAの中では。 生きながら創作をやめたわけでもないのに、
そうしたシベリウスの場合を引き合いに出してシューベルトはあれでおしまいって。
人の書いた曲をなぞることはできても何かを創作した経験はないんだろうね。 >>529
またそういうことを言っちゃって
どちらも仮説の話なんだから、どっちもありでいいじゃないですか >>529
モーツァルトについてはどう思われますか?
あのあとがあったら、どうなったか ベートーベンの中期について、僕に言わせると
「虚飾を廃したリアリズムの極致」と言うことになる
シューベルトやモーツァルトなんて、ベートーベンの足元にも及ばない でも モーツアルトって宇宙人だからなぁ
他の人とは比べられないんだよな >>527
多分ね、リストやらシューマンやらが近寄ってきて
「よっ、師匠!」とかおだてられて
もう少し楽しい人生が送れただろう
リストのために曲を書いたかも
自分の代わりにリストが弾いてくれるのだから、
いくらでも難しくできるし >>536
おお、そういう空想は楽しくていいね
シューマンはシューベルト持ち上げるだろうけど、シューベルトは迷惑がるかも 何がそんなに癪に障ったのだろう
まあ師匠はきもいけども こんど来日するゲルハルト・オピッツのベトソナを聞いたことある人がいたら、感想を教えてくれ ソナタと協奏曲でベートーヴェン実演聴いたがいたって普通 ケンプの弟子という売り文句だけどケンプぽさは特にない
晩年ケンプはゴミだからそれは好ましいのだが ベトソナのCDに混じって、ショパンのCDがあった
久しぶりに聞いたけど、優雅というか、優しいというか
ベトソナにないまろやかさがある
ベトソナがピアノソナタの王様なら、ショパンは、ピアノソナタの女王様 夜想曲を聞いて、いいなあ〜と思った
その後の、子犬のワルツで、ガクッと来た
その後の、皇帝円舞曲で、少し持ち直した >>552
皇帝円舞曲?
それはショパンではないね 6番の第3楽章は、勢い余って前のめりで違和感あったけど
何回も聞くうちに馴れてきて、若きベートーベンの情熱と才能の発露と感じるようになった
このスピードでも、安心感がある
アイルトン・セナの運転と言うよりも、ジャッキースチュワートの運転に乗せてもらっている感じ ブッフビンダー、デームス、バドゥラ=スコダでウィーン三大これじゃない、、、かな? ウィーン3は昔はブッフの代わりにグルダが入っていた
でもグルダだけ飛び抜けてるイメージがあったけどね >>564
飛び抜けているというか、あとのお二人はお行儀よい学者的なイメージだったからね 最近エルバシャが気になってるんだけど、新盤と旧盤の違いはある? 9番の第2楽章は素敵
雨の上がった夜の帳を運転しながら聞いていると、しみじみしてくる
3楽章を聞くと、現実に戻される感じ >>567
新録はテンポ遅めでリラックスして
弾いてるのかも
印象そのものは変わらない
どちらかといえば旧録が好き スレチ失礼だが、今度出る内田光子のベートーヴェン/ピアノ協奏曲全集について。
「(ベルリンフィルは)ひとりのソリストでベートーヴェンの協奏曲全曲を取り上げたことがない」と商品説明にあるけど、
ケンプの録音が無かったっけ? ああ、こっちに専用スレがあったのか
マルチ失礼だが、>>273の宣伝文句で「(ベルリンフィルは)ひとりのソリストでベートーヴェンの協奏曲全曲を取り上げたことがない」と商品説明にあるけど、
ケンプの録音が無かったっけ? ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています