愛知の演劇とはすこしズレたことだが、今回の東京国立劇場公演での出来事。
今回最優秀に輝いた久留米大附設の「女子高生」の上演、大いに会場を盛り上げてくれた久留米だが、
それに比例して幕間インタビューでは関心を持ち挙手をする人がとても多かった。
そんな中、一人の中年の男が指名された。その男は今回の国立劇場の公演を通して
青森中央から始まり、久留米まで一つ一つの講評を始めた。一つ一つはそれほど長い訳ではないが
全5校について語ったため、当然時間もかなりかかっていた。他の観客は終始苦笑いだった。
そんな中、痺れを切らした一人の客が「早くしろ!他に待っている客がいるんだ!」と叫んだ。
男はその言葉を無視し、講評を続けた。

客によっては、今回の国立劇場公演がこの叫んだ客のせいで台無しになったという意見もあったが、
自分は逆にすっきりしたという気持ちがあった。
この客は自分が言いたかったことを代弁して伝えてくれた。意見が言いたい客は多くいたのに
自分が指名されたことをいいことに、長々と語りつづける男には非常識だと感じたし、周りの気遣いが足りないように思う。
なにより今は久留米のインタビューについてだというのに、他の学校を挙げるというのはどうかと思った。
また、男の発言の一つとして「僕は青森中央が最優秀だと思っていた」という言葉があったが、これを最優秀の久留米にいうのは失礼ではないかと思った。

自分は愛知の人間なので、同じ愛知県に住む他の方はこのことに関してどう考えるのか聞きたくて書き込ませてもらった。
場違いな書き込み、また少々愚痴のようになってしまい、気分を悪くされた方がいたら申し訳ない。