>>776
> それでも税の半分くらいは廃止できるはずになる

まともな会社の入社試験で、そんなことを言ってたら、経済の記事を一回も
読んだことないやつだって認定されて、1000パーセント落とされる。
日本の現実を知ってるかい?
政府の収入は、40兆円から60兆円程度で、景気によって変わる。
で、平均50兆円としても、毎年の予算を知ってるかい?
100兆円をずっと越えてて、今年はそれすら大幅に上回る。
コロナの事業費が国債発行額ではないが、こういう状態。

>新型コロナ対策、第2次補正予算編成で事業費総額233.9兆円
  2020年5月27日(水)12時15分

こんな国は世界に存在すらしないのよ。
日本が経済学の教科書に載ってるレベルをはるかに越えてるから、
過去の統計すらない。
しかも、ずうっとやり続けたから借金は1100兆円で、GDPの230パーセントで、
これも世界にはこんな国はひとつもない。
今まで、なんか事故が起こって、途中でやばくなってないことが不思議すぎるレベル。

なぜかっていうと、そもそも国債っていうのは、個人の金融資産で銀行は生保が
買うものであって、ふつうは銀行もそんなに買えない。
銀行は、日本国債の規制が世界で厳しくなったから、どんどん売って売って
売りまくったし、一番買わなくちゃいけない、世界最大規模の機関投資家の
日本の年金を運用してるGPIFも、とてつもない規模で、儲からない日本国債を
持ってたら、年金の運用すらやばくなるってことで、もう天文学的な規模で
売りまくっている。

で、銀行も生保も年金もとっくの昔に売りまくったのを、全部日銀が買っている。
もちろん日本株も買ってて、コロナで日本株が暴落してたときは、株の下落で
日銀が債務超過になるかも、ってもう、とんでもない大事件が起こってたのよ。
もちろん、コロナが回復すると、今度は日本国債が下がるから、また何度も
話題になるだろうが。
コロナ騒ぎの3月の記事を見てみ。

>週刊エコノミスト Online
新型コロナが日銀を債務超過に追いやる理由=木内登英
ひとたび株価が大幅に下落し、日本銀行が保有するETFの時価が、簿価を3割
以上下回るような場合には、減損処理がなされる。
日本銀行が保有する簿価27・6兆円のETFの時価が、簿価を平均で3割下回る
ケースを考えてみよう。この際には、日本銀行に8・3兆円の損失が生じる。
これは、2019年末時点で9・2兆円の、日本銀行の自己資本の大半が失われる結果になる。
株価がさらに低下すれば、日本銀行はそれだけで債務超過に陥るのだ。

>日銀「量的緩和」のツケは、結局、知識のない国民が支払うのだ
加谷 珪一2020.3.2
日本銀行の機能が「マヒ」しかねない仕組み
日本では量的緩和策が行われており、日銀が大量に国債という債券を買い入れている。識者
には、日本の金利が急上昇することになると、日銀が債務超過に陥ってしまうと指摘する人もいる。
その理由は、ここで説明したように、金利が上昇すると理論上、債券の価格は下落するからである。
2019年現在、日銀は約459兆円の長期国債を保有しており、平均残存期間(デュレーション)は9年程度となっている。
仮に金利が5%に上昇した場合には、債券価格は理論上、30%値下がりしてしまう。約459兆円
の国債が3割値下がりなので、日銀が抱える損失は138兆円にもなる計算だ。日銀の資本金、
準備金、引当金は8.4兆円程度しかないので、138兆円の損失となれば、一瞬で債務超過とい
うことになる。最終的にはこの負担は国民が負うことになるため、一部の識者はこれを問題視している。