>>132
乙です。 /f/の発声タイミングを3分割したわけですね。
音声を聞いてみた感想を書いてみます。

第1区間のみの録音(開始後1秒あたり)では[pf]のようにも聞こえますが、[p]の音が本当に出てるかと聞かれると、バズノイズのおかげで唐突に音圧が高まったために破裂音にも取れるという感じでした。
次に第2区間のみの録音(開始後6秒あたり)は短すぎて、ただのバックグラウンドノイズにしか聞こえませんでした。
一方、第3区間のみの録音(開始後12秒あたり)では、強い[pf]が出てるように聞こえました。
ところが、第1〜3区間の録音(開始後16秒あたり)では、「pfː]という風に聞こえました(そうなると、第3区間の[p]は消失したことになっちゃいますが)。
そして、that're free全体の録音(開始後21秒あたり)では[fɹiː]と[p]音は聞こえてこず。

次に第1区間を無音に置き換えたもの(開始後24秒あたり)では、[pfɹiː]と[pf]が復活。
第1〜第2区間を無音に置き換えたもの(開始後27秒あたり)では[pʰɹiː]に聞こえました。
さらに第1〜第3区間すべてを第1区間で置き換えたもの(開始後30秒あたり)では[fɹiː]という結果となりました。

ということで、>>133さんの書いておられるように、音の立ち上がりの急峻さによって[p]音が認識されてしまうという減少が起こっているんじゃないかなぁ。