>>757
> >別の言葉になる場合もあるけど、別の言葉にならない場合もあるよ。
> 英語も同じです

そう、英語も同じだけど、その程度(レベル)は大きく違うよ。
>>750で挙げた例だと、日本語の「ふぁ」は[ɸa]でも[fa]でも許されるけど、英語の/fa/を[ɸa]と発音しても、まず通じない。
また、日本語の「あ」を[a]や[ʌ]、[ɑ]などで発音することは許されるけど、英語ではこれらを厳格に区別しているってこと。
1つの音素に含まれている複数の発音を異音として許容するのは、どの言語にもあることだし、異音として扱える以上、そのどれかの発音は「間違った発音」というわけじゃない。
(アナウンサーになるのであれば、異音に厳しい制約が課されるんだろうけどね。)

> その区別を学校で教わらないから英語を学ぶ時に実際にどういう音なのか、日本語と同じなのか違うのか、違うならどう違うのかが曖昧になって挫折する人が増えるんじゃないかと云うのが私の考えです

日本語の発音が人によって違っている以上、「日本語の発音を基準に英語の発音を教えよう」とすると問題が出てくるんでしょうね(カタカナ英語での教育もこの極端な形と言えるかも)。
でも、英語の発音を教える際に、日本語の発音を正規化した上で(つまり異音を徹底的に排除した上で)、それを基準にする必要はないんじゃないかな(上記の母音の違いを教えられないし)。
だから日本語の「だ行ら行」のどちらかが発音できない(これは方言の話が絡むかもしれない)人でも、英語の[d]と「ɹ]は正しく教えれば身につくと思っています。

> 日本語の文字にしたら「あ」或は「お」になるだけで実際に全部が同じ音に聞こてる人はいないんじゃないですかね?

その認識は違うと思う。
全部(一部かもしれないけど)が同じ音に聞こえるから(「聞こえる」というよりも「認識する」と書いた方がいいかもしれない)、米語のhotとhutの違いを聞き取れない人とか、英語のbatterとbutterを聞き取れない人が実際にいますからねぇ。