***御茶碗 5つめ*** [無断転載禁止]©2ch.net
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>>873
そうじゃね?
窯も藤原家の紹介で貰ってるし。 >>872
宗悦が自分の本で延々と井戸茶碗は作為が無いとか無名の職人が作った茶碗は素晴らしいとか書いてるんだよ つまり、現代では機械が作った茶碗は作為ゼロで素晴らしいと
そういう事だよな 柳宗悦は喜左衛門見て何の変哲もないとかぬかすメクラだからね・・・
民芸は興味ないからどうでもいいんだけど奴は茶陶に関しては本当に悪影響しか及ぼしてないからいい加減にしてほしい 九代がこうした黒楽茶碗に独自の境地を深めたのは戦後の昭和30年代のことである。
自らも満足がいく作品が生まれたのは60歳代からだと話している。
「派手なものは、あっと驚くかもしれないが、無為のものは、あっと驚くかもしれないが、
無為のもので世間をあっと言わせるものは難しい。その点、茶碗を作ることも難しい。
特に無地ものの大樋焼は派手さがない」「見どころの多い茶碗ならいいとか、世間ではいうが、
そういう茶碗は、本当の茶碗じゃないと思う。無為で作って、頭の下がるほどの品位のある茶碗が
いいということでしょう」とも語っている。晩年、九代長左衛門は人から自己の作陶信念を聞かれた時
、「作っている間は、無の境地になること」という返答をしたというが、この言葉のように
九代長左衛門の晩年の茶碗には、口部を内に僅かに抱え込んだ穏やかな作風や、
侘びたなかにも抑制された華麗さを持つ作風など独自の境地を示す作域が現れており、
そこには枯淡さと共に茶碗を楽しむ情趣の深まりを一層強く感じさせるものがある。
だってさ。無地でも大樋はテラテラしてて派手じゃない?晩年の黒も幕釉派手じゃない? ゴチャゴチャ言われても俺は俺の好きな茶碗がいいから
ほっといてくれや きょひっただけだよ むかしはやったさ びーずのくっしょんみたいだもん にくかん ぼういんれんこうのとき かおなぐったりひっかいたりいっさいしてない 例えば井戸茶碗なんかは雑器として朝鮮の名もなき陶工が作ってて
「良いモノを作ろう」
という意識なく作られたって意味で無作為とされてる
梅花皮や貫入なんかも偶然の産物で狙ってできたものではない
柳宗悦の言う「井戸は何の変哲もない」ってのはそういう意味だと思うよ
確かに井戸なんてのは作りはほんとに雑なんだよな
そこに過去の日本人が「侘び寂び」なんかの精神で美を見出して重用した訳で、
今でこそ「喜左衛門は名品」という刷り込みがあるから素晴らしく見えるけど、もしそういう先入観なしで喜左衛門を見た場合どれだけの人が喜左衛門の美しさに気づけるのだろうね >>882
宗悦のやろうとしてたのは目に見えない精神性を至上とすることによって自分に都合の良い物を売りだそうとしてたって事だと思うよ
後の民芸運動を見ると井戸については理論武装の手段の一つとして引っぱり出しただけのように感じる 民藝を民芸って言ってる時点で本は読んでないのがわかる
民藝と民芸は別物だから 民藝は柳宗悦の造語だし著作に頻出だが民芸運動という単語は柳、濱田、河井あたりの動きから周りが名付けた物だし既に百科事典や新聞にも使われている表記だから間違いとは言えないぞ 柳宗悦が明確に差別化してたでしょ
少なくとも柳宗悦においては民芸というのは間違い >>888
俺は>>884の民芸運動という表記でしか民芸という字を使っていないからその指摘にはあたらない
民藝を使うべきところでは民藝と書く 柳宗悦『茶と美』、「喜左衛門井戸を見る」より
それは平凡極まるものである。土は裏手の山から掘り出したのである。
釉は炉からとってきた灰である。轆轤は心がゆるんでいるのである。
形に面倒は要らないのである。数が沢山できた品である。
仕事は早いのである。削りは荒っぽいのである。
手はよごれたままである。釉をこぼして高台にたらしてしまったのである。
室は暗いのである。職人は文盲なのである。窯はみすぼらしいのである。
焼き方は乱暴なのである。引っ付きがあるのである。
だがそんなことにこだわっていないのである。またいられないのである。
安ものである。誰だってそれに夢なんか見ていないのである。
こんな仕事して食うのは止めたいのである。焼物は下賤な人間のすることにきまっていたのである。
ほとんど消費物なのである。台所で使われたのである。
相手は土百姓である。盛られるのは色の白い米ではない。
使った後ろくそっぽ洗われもしないのである。朝鮮の田舎を旅したら、誰だってこの光景に出会うのである。
これほどざらにある当り前な品物はない。これがまがいもない天下の名器「大名物」の正体である。
よくこんな気色悪い文章書けるもんだ
板復帰(OK!:Gather .dat file OK:moving DAT 402 -> 373:Get subject.txt OK:Check subject.txt 404 -> 400:Overwrite OK)1.68, 1.40, 1.30
sage subject:400 dat:373 rebuild OK! おまえら知ってる?
東京美術大学の先生をしてた富本憲一が教室にいる生徒たちに作品サンプルとしてまわして見せてた作品の中に
浜田庄司や河合かんじろうの作品が混ざってるのに気付いた富本が助手をしてた近藤悠三に「宗教がかって気持ち悪い
奴らの作品が入ってる」と言って回収させた事があるんだぞ。 だから、桃山信仰が激しい唐津や志野の作家の作品に違和感があると前に書きこんだんだよ! >>895
だから、それでいいよ
私は否定しない
賛同しますよ、エエ >>895
それの何がいかんの?
桃山を信仰してる人もいればしてない人もいる
なんで桃山信仰を叩く必要があるんだ?
「違和感がある」って完全に個人の感想じゃん
逆に桃山信仰してない茶碗に違和感があるって人だって中にはいるだろ
お前と考えが違うのは許せないってか? 好きな茶碗買えば良いし嫌なら買わなきゃ良いだけの単純な話
最終的には自分が満足出来ればそれで良い >>891
焼き物をしたことない人の空論という印象。 >>891
間違ってるね
>朝鮮の田舎を旅したら、誰だってこの光景に出会うのである。
>これほどざらにある当り前な品物はない
こんなもの完全な間違い
柳宗悦ってバカなのか? 井戸茶碗についてはまだ研究中で諸説紛々、何が正解なのかはわからない
しかし現在では柳宗悦の言うような雑器ではなかっただろうといわれている(祭器説が主流) >>902
祭器説って唱えてるの黒田草臣くらいだろ なんか、黒田信者もいるみたいだな
テキトーな文章書けば本当だと信じてくれるのが陶磁器ファンかw >>891
これ最後の1行読んで、じゃあ名器でもなんでもねーじゃねーか!とつっこめばいいの? ググるともっと長いの出てくるけど
>「いい茶碗だ─だが何という平凡極まるものだ」、私は即座にそう心に叫んだ。
>平凡というのは「当たり前なもの」という意味である。
>「世にも簡単な茶碗」、そういうより仕方がない。
>どこを捜すもおそらくこれ以上平易な器物はない。
>平々坦々たる姿である。
>何一つ飾りがあるわけではない。
>何一つ企みがあるわけではない。
>尋常これに過ぎたものとてはない。
>凡々たる品物である。
のっけからこれだぜ >>906
この書き方って平凡なのにいい茶碗だと思わせるのがすごいことだって言ってるんじゃないの?
この部分だけ読むと俺にはとんでもない褒め言葉に読めてしまうのだけど 茶碗知らない素人が喜左衛門見たら感想は「汚い」「何がいいのか解らない」だろうし
ちょっとでも茶碗齧ったら「何か変」もうちょっと進んだら「なにこれすごい」だろ
あんな異様極まる茶碗他にないもの
素人の感想でもなく玄人の感想でもなく、自説の牽強付会含めて衒ってみせたんだろうけど狙いすぎて外してる
ネットスラングで言うところの「滑ってるぞ」というやつだ ちょっと齧った時の「何か変」ってのはよくわからん
そこは俺は通らなかったな
何が変だと思ったの? 美術品の世界で自分の好みと他人の好みが一致するってなんだか嫌だなあ。 高価な茶碗でも皆それで毎日飲んでる?
楽焼だけど、ニュウとか怖くて余り使えないでいる。 楽じゃないけど3ヶ月分の給料はたいて買った茶碗嬉しくて毎日朝と晩に使ってるんだが
育ってきたらさらに嬉しいよ愛着も増すし 柳・河合・浜田とか民芸運動に参加してた連中って、周りからどのように見られてたの? 素人ですまん。熱湯入れて割れたりニュウが出たりするの?
物理的な力を与えない限りニュウは生じない? 楽焼はあんまり出ないだろうけど、薄くて硬い土は出る可能性ある >>916
熱湯入れたくらいでニュウが出るわけはない >>916
ニュウってのは生地と釉薬の収縮差によるモノだからどんな土使ってどんな釉薬使ってるかによって変わるよ
モノによってはニュウは焼き上がりだけじゃなく、100年くらい入り続けるとも言われてる
土と釉薬の収縮率がピッタリだったらニュウは入らない訳だけど、別にニュウが入るのは悪いことではない
そうやって経年でニュウが入るってなは言ってみればその茶碗の本来の姿になっていってるってこと
経年変化を恐れて茶碗を使わないってのはその茶碗本来の味を楽しめてないってことだからもったいないなと俺は思っちゃうな >>920
いや、全然あり得るよ
夏と冬の温度差程度でもあり得る話 馬蝗絆が割れたのは冬場に熱いお湯入れちゃったせいじゃないかって話も >>924
違うね
あの釉は磁器に合わせた硬い釉
湯ぐらいで割れない >>925
釉が硬いなら収縮や膨張に差があればシバリングとかで逆に割れやすいよ
「磁器に合わせた硬い釉」ってのも良く分からない表現
磁器の素地は確かに硬いけど釉薬を素地の硬さに合わせるなんて聞いたこともないし合わせる必要もない
ああいう青白磁の場合、合わせなきゃいけないのは素地と釉の収縮率や膨張率だったり鉄分の量
そもそも青白磁の釉薬は長石が主体だからそんなに固くない
とは言っても馬蝗絆がシバリングで割れたかどうなのかは化学分析しなきゃわからないけどね >>926
>釉薬を素地の硬さに合わせるなんて聞いたこともないし合わせる必要もない
聞いたことがないなら、それはあなたが素人だから。知らないとしても無理はない
硬い の意味が分からなかったなら説明する
長石を増やしすぎず収縮率を抑えてるんだよ >>927
一応それなりに勉強してるプロの陶芸家なんだけどなぁ
「収縮率を抑える=硬い」って言ってるの?よく分からん
「収縮率を合わせる」じゃなくて?
そもそも素地と釉薬の硬さを合わせる事にどんなメリットがあるの?
てか、釉が硬いって科学的にどんな状態を指して言ってる?
ちなみに収縮率はアルカリの成分に拠る部分が大きいから長石を増やしすぎずとかはちょっと見当外れだと思うのだけど
君が馬蝗絆に使われた長石の成分を知ってるなら理解できるけど馬蝗絆は化学分析されてないから知りようがないし 青白磁は青磁じゃなくて白磁だし
馬蝗絆は青白磁じゃなくて青磁だし
昔の青磁は長石釉使ってないし
胎土も白磁のものとは違って粘土質だし >>928
>釉薬を素地の硬さに合わせるなんて聞いたこともないし合わせる必要もない
自称「プロの陶芸家」はこんなこと言うかね >>930
904 わたしはダリ?名無しさん? sage 2017/08/03(木) 15:38:41.10
>>902
絶対やめとけ
楽は焼く温度が低いから土の焼き締まりが甘くてハイターを土が吸収するぞ
で、お茶を立てる度にハイターが溶け出してくる
ハイターを飲んでもいいならやればいいけど、陶器(特に低火度)に漂白剤は厳禁
これが自称プロの陶芸家の発言です えぇ…
ハイターとか俺じゃないし俺の質問に一つも答えてくれてないし…
まともに相手しちゃだめな人でしたか 青白磁でもいいんじゃね?
微妙な鉄分の差で区分されるんだから元々曖昧なもんだろ >>938
否定するなら明確に言ってやればいいのに
そういうのは言い返せないから負け惜しみ言うしかないのかなって見えるぞ 白磁は土が磁質でそれに透明釉をかけたもの
青白磁はその釉が時折青みを帯びたもの
青磁は土は色々で釉薬が青磁釉であるもの 昔の中国の「透明釉」と「青磁釉」はそもそもは同じものでしょ >>937
>>940
お前ダサすぎだろ
恥ってものを知らないのか 具体的に説明してもらったのにいまだに理解できない無知な>>946 青磁と白磁と青白磁(インチン)は明確に製作意図も釉薬も違うんじゃないの? 影青(インチン)は白磁の彫りを際立てる為に
わざと彫り込みに溜まった釉薬は青みを帯びるような釉薬にしてるんだろ?
「時折青みを帯びたもの」じゃねぇだろ
偶然じゃねぇだろ、普通に考えて。 >>952
ごめん。あやふやな知識だった。教えてw なんかここの奴らって全く知識ないのな
負けず嫌いの知ったかぶりしかいない そんなことより茶碗の話しようぜ
この前淡交社の山上宗二記の現代語訳買って読んでるんだけど、天目と茶碗が別項目だったり、天目は(曜変も含めて)今は安くなったって書いてあったりして結構面白い
で、名物としてあげられてる茶碗が井戸茶碗ひとつを除いて他全部青磁の茶碗なんだけど、「(信長様の頃は名物だったが)今はすっかり時代遅れになった」と書いてある
本能寺の変が1582年で山上宗二記が書かれたのが1588年
この頃の侘び茶ってものすごい勢いで変化したんだな >>956
たった6年での変化すごいね
信長様は青磁の茶碗がお好きだったのかな? >>956
当時の名物のそれはどういった青磁の茶碗だったのか、もし知ってたら、あるいは書いてあったら、教えてください >>958
この記述によると本能寺の変で焼けちゃったりして残ってないのが多いんだけど、中に「珠光茶碗」があるので、いわゆる珠光青磁の手だったんじゃないかと
>>957
信長は多分巷説流布されているほど茶の湯に造詣が無くて、単に政治的手段として利用してただけなんじゃないかと思う
なので名物という既存の価値観をそのまま踏襲してたんじゃないだろうか ありがとう
茶の湯に造詣が無いわけじゃないんだけどそれ以上に政治的手段として利用してた点は大きいと思う
これはすべてにおいてそう、宗教とか階位、幕府とかも利用できる時は政治利用してた 信長が茶の湯を政治利用してたのは間違いないだろうけど、信長の甲冑や建てた城なんかを見てると造形センスや新しいものを取り入れるセンスってのは相当高いものがあると思うけどな そして、信長も家康も秀吉も今川も斎藤も関係のあるのが今の東海地方だと。 >>960
平手政秀が茶の湯の名人
ちな娘は有楽斎の正室 なぜ桃山陶を目指すのかって話しに戻るけど
利休が桃山の人なんだから当然じゃん?
現代に利休を超える茶人が現れたら茶道具も一新されるよ >現代に利休を超える茶人が現れたら茶道具も一新される
確かに
ただまあ、現代人が桃山陶って聞いて想像するのは利休好みよりも織部好みのような >>968
こういうの見ると
誰が見たって9代目の茶碗のほうが再現では上だわな
なぜかネット上では8代目を上げて9代目をコキ下ろす風潮あるの信じられんけど 9代目はかなりの再現ができてるみたいなのに発表も販売もしてくれないんだよね
失敗作でいいから売ってくれないかな 作品が出回ってなくて世間に知られてないのに余計なこと言うから変なおじさんのイメージついちゃったもんな 変なおじさんのイメージはついたが、余計なことではない。誰かが言わねばならなかったこと。
鑑定団の権威が強すぎて変なおじさんと思った人も多いようだが。 レス数が950を超えています。1000を超えると書き込みができなくなります。