「3台のディスプレイで描かれる広大なステージ」「魚介類を模した巨大ボス」「プレイヤーの選択で攻略ルートが分岐」など、
画期的な設計で知られるアーケードゲーム「ダライアス」(1986年/タイトー)。
この名作シューティングを、個人でメガドライブへ移植した猛者が現れました。完成度半端ない。


 作者のHIdecade(@AC_Hidecad)さんは、開発の経緯を自身のブログ「Arcade Cabinet」につづっています。
もともと3画面構成の原作を1画面仕様で再構成し、ボスのアニメーションやステージの地形など、
細部までメガドライブの性能で再現。これら全て、私蔵のオリジナル版を目で見て参考にして作った(いわば“目コピ”)
というから驚きです。


参考にしたオリジナル版ダライアス(なんと 筐体もHidecadeさんによる自作!)

1画面でも、地形はオリジナル版同様。PCエンジン版では力技で再現していた二重スクロールも、
メガドライブは背景を2画面別々に描ける仕様なので容易に再現できたそうです

ルート分岐で変わる、5種類のエンディングも
 連射機能やサウンドテストなど、コンシューマー版らしいオプションも。
ボスはオリジナル版の11種か、PCエンジン版「スーパーダライアス」の26種かを選択可能。
26体全てと連戦するボスモードも収録しています。


オリジナル版と色違いのボスと連戦するモードを搭載

 作者が開発を始めたのは2015年のこと。中学生のころに一度は挫折したゲームプログラミングに、
46歳になってから再挑戦し、ダライアスをテーマにC言語の学習を始めたといいます。
今回完成した移植版は、この3年間の成果。
ダライアスはなぜ、HIdecadeさんをそこまで駆り立てたのか、編集部は詳細を聞きました。

(以下リンク先で)

「ダライアス」が好きすぎて個人でメガドライブに移植 46歳から始めた3年に渡るプログラミング学習の成果
https://web.smartnews.com/articles/2LMcvbcSUvX



(別ニュース)

プレイ動画
https://youtu.be/TcvD0cMQD0Q

キャプテンネオ 演奏
https://youtu.be/Ml67LopX2xU

タイトーの名作STG「ダライアス」をメガドライブに自力で移植した猛者が登場 - グノシー
https://gunosy.com/articles/aO2tQ