トーンの高低がある言語をなんでも中国語由来だと思うな。
たとえばベトナム語は6つの声調があるが、もとは無声調言語だった。
ある時期、語尾が-xで終わる音節と-hで終わる音節とが息の伸ばし方で区別されるようになり、
(aが「アー」、axが「アッ」、ahが「アア」となった)
その後、子音の有声音と無声音とが音の高低で区別されるようになって6声調になった。
ちなみに、無声調時代の基本語彙を比較することで、クメール語との対応関係が発見された。