>>120
>>109さんに言わせると、「音素」というのは物理学的な概念らしいので、
>>109さんの定義にあえて倣って「音素」という語を使っているつもり。

高いアクセントが置かれるモーラで現れる/ɑ, ɪ, u, ɛ, ɔ/は高いアクセントの
構成要素をなしているとも考えられるので、音素と考えうるのかもしれない。

一般に、アクセントのある場所とない場所には、音量、音色、音長の三つの
要素の相対的変化が多かれ少なかれ音声学的に観測できるとされている。
この三つはストレスアクセント、ピッチアクセントの両方でアクセントのある
部分に同時に観測できる。
日本語の高アクセントでも音の高さのみならず、音量が大きくなり音長が長くなる
現象が同時に観測されている。
これにプラスして音質の変化を伴っている言語もある。

音色とはピッチのことで、音質とはa, ɑ, əといった変化のこと。

音質の変化を伴っている言語が音声学的にはストレスアクセントの言語として
分類されている。具体的には「弱母音」(例えばə)をもつ言語とされている。