sageのアクセントスレ [無断転載禁止]©2ch.net
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ここはアクセント論の権威sage様の監修によるアクセントスレッドです。
sage様をリーダーとしてアクセントについて語りましょう。 先の週の『鎌倉殿の十三人』では後鳥羽上皇様が「生き馬Aの目を抜く」と仰せでございました S33の明解アは「生き馬」を0,2とする。
ちなみに鎌倉時代に「生き馬の目を抜く」という言い方は
なかったようであり、また当時「生きている馬」を「いきうま」と
言ったとしてもそれがLHLLと言われた可能性は皆無。 なんだい、大河ドラマのセリフが京都の鎌倉のって、そんなはずぁありませんやな
勘弁しとくれよぉ〜 令和のテレビのセリフが生き馬Aだってことを言ってんの
ったく、頼むよ、オイ M26の日本大辞書では「ごくごく飲む」の「ごくごく」は頭高だが、
「ごくごく少数である」の「ごくごく」は平板。
S33の明解アも後者を0,1とする。0から1への変化が明らか。
もっとも、現在HLLLというよりHLHLの気持ちで言ってない?
またHLHLで言ってはおかしいということはないですよね。 「おおきな」を強調するため「おおきな おおきな」と重ねるように、「極」を重ねたんだろうから
二語の意識が残らば然らむ >>956
だとしたら、そもそも時代劇の台詞を云々するのが間違ってるな >>959
その時代劇のセリフとはいつの時代の言葉のことを言ってるんだ
鎌倉時代? M26は「だいず(大豆)」をHLLとする。
S33は0、1とするから、時とともに
頭高から平板に変化したと知れる。 M26の「日大」は「手付金」をLHHLLとする。
S33の「明ア」はLHHLL、LHHHH(平板)とする。
今は平板ですね。3→0のパタン。 M26の日大によると、
私見 LHL
試験 LHL
至言 HLL。
S33の明解アでは
私見 LHH(平板)
試験 LHL
至言 LHH(平板) 明治26年の日本大辞書は「みき(幹)」を平板アクセントとする。
昭和33年の明解アクセント辞典では0,1で、今はもっぱら1。
戦前の東京なんかでは「木の幹に」はHLLHHだった。 M26の日大は「雨雲」をLHHLとする。
(ただし枕詞「雨雲の」はLHLLLとする)。
S33の明解アは「雨雲」を0,3とするから、
3→0の変化が明らか。
「雨傘」は日大も明解もLHHLだが、
https://www.nhk.or.jp/bunken/research/kotoba/20160701_10.html
によれば2016年、NHKは0を第一アクセントとした。
拙者はLHLLと言ってしまう。0も3も違和感あり。 M26は「愛欲(愛慾)」をHLLLとする。
S33は0,1とするから、明治時代からずっと頭高だったものが
戦後平板化していったということ。
あ、「あうん(阿吽)」はM26もS33もHLLとする。
これも平板化した。 「平板」も頭高だったりしたのだろうか
矛盾じゃねぇか M26の日大は「乳首」をLHLとしている。
S33の明解アは「ちちくび」をLHLL、「ちくび」を
LHL、HLLとする。
「ちくび」は2→1なんですね。 M26は「こがね(黄金)」をHLLとする。
じつは平安末期HLLだった言葉で現在
東京でもHLLのものが、かすが、はたち、
ふばこ、わさび、など結構ある。「黄金」は
今は平板だがもとはそれらの仲間だった。
ちなみに「こみち(小道)」はs33が0、1とする。
昔の京都ではHLL。 M26は「あきない」を3のLHHLとする。今は2。
それからM26は「つじつま」を1のHLLLとする。今は平板。 M26は例えば「おどろき」や「ことわり(断)」を4とする。
動詞「おどろく」「ことわる」は
(旧都でLLHLであった名残で)LHHLだから、転成名詞の
原則から言えば4だが、続々と平板化してゆく。 M26は「神(かみ)」を2とする。「神が」はHLLでなく
LHLだった。S33も「古は2」とするから確か。
HLLとLHLとではかなり印象が違いますね。
ちなみに名詞の「帯(おび)」なんかも同じで、「帯が」は
HLLではなくLHLだった。
ついでに言うとM26は「おにばば」を頭高のHLLLとしている。
S33はHLLL、LHLL。今は2か。 S33が「ナンパ(軟派)」をHLLとする。「硬派」が
頭高なのとそろう。「〜する」においてこの生真面目な
アクセントがきらわれたのは当然の流れ。
次に「難題」はS33が3、0とし、M26が3とする。
東京ではもともとLHHLだった。 M26が「はなしがい(放し飼い)」を3のLHHLLとしている。
S33も3,0とするから、3→0の変化が明らか。複合名詞としての
アクセントから単純名詞としてのそれへ。 M26が「子細」をLHLとする。
S33は1、0。明治の東京から今の東京までで
2→1→0の変化があったみたい。
ちなみにS33は「司祭」を「0、2」とする。今は1が
多いんじゃないかな。
なおまたS33は「自国」を「1、0」とする。HLLは
今は聞きなれませんね。「子午線」を2とするのもまた。 子午線Aや生命線Bは言わせてくれよ(@外輪東京式) 「生命線」は新明解第四版(1989)が平板アクセントとする。
1958の明解アは0,3。ちなみに「満州は日本の生命線」なんて
言う時のと、手相の方のとで区別するということはないみたい。
お、1893の日本大辞書は「生命」も「姓名」も3としている。
LHHL。これは聞きなれないが、明解アは「1,3、0」とするから、
日大のLHHLは誤植のたぐいではなさそう。透谷も漱石も「生命」を
LHHLと発音していたんでしょう。
「子午線」は1958も1989も2とするが、おや次のとおり日大は平板とする!
https://www.dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/992949 M26は「うんざり」をLHHHとする。すでにS33が
今と同じ3のLHHL。
「さっき牧君の紹介があったように夏目君の講演は
その文章のごとく時とすると門口から玄関へ行くまでに
うんざりする事があるそうで誠に御気の毒の話だが」(以下略)
漱石自身の講演「現代日本の開化」の一節でした。 S33が「爺や(じいや)」を「0、新は1」としている。
当時「爺やが」はLHHHが普通で、若い人は
HLLLと言った。 M26が「霊感」をHLLLとしている。明治時代には「洋館」のようにではなく
「羊羹」のように発音されたらしい。 M26は「檸檬」は平板アクセントで言われるとする。
S33が「平板、頭高」とし、
H1の明解第四版は「頭高、平板」とする。今はもっばら1か。
明治以降、昭和中期まで0と見てよい。
「紅茶茶碗の底に冷たく浮いている檸檬の一切を除けるようにして」
(『明暗』)
関西は頭高みたいだから、基次郎はHLLと言ったかな。 >>923
>器官、期間、機関なんかをは「2、0」。1がない。
本当は1なんだけど、無声化を反映するから2になる >>994 「小田原」はS33では「0,4」。
ほう、今でも現地では4なのですか。
>>995 当方無知をさらしているのかもしれませんが、
「作戦」をsaksenと言うことはあっても、
「器官」や「機関」をkkanに近く発音することはないのでは?
最近は無声化を反映しないので1である?
m26は「私見」をLHL、「至言」をHLLとする。
S33は両方とも平板とする。S33はまた「資源」を「1,0」とする。
LHHは今は言いませんね。 M26は「うえさま(上様)」をLHLLとしている。
S33はLHLL,HLLL
H1はその逆。2→1の変化があった。
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