追記
まずはクローン独立性について誤解があると思われる。

そもそも票割れ(スポイラー効果)や戦略擁立(チーミング)だとかは
クローン独立性の問題ではなくIIAによる問題だったことが判明している。
IIA基準を満たしているならばクローン独立性を満たさなくてもまったく問題ない。
しかしIIA基準を満たさないならクローン独立性に関わらず似た候補者が問題になる。

IRVにも似た候補者が存在することによる従来クローン独立性と考えられていた問題はある。
positive、negativeを陽性、陰性と訳すことにご不満があるようなのでママで書きますが、
IRVに内在するnegativeな側面はあたかも無いように有権者に誤解させるのではなく、
いっそのこと誇張気味になるようにnegativeな側面を表面に出してしまえば、有権者に
positiveになる戦略投票を促すことが自然にできるので一考できるのではないか?と言うこと。

そもそも民主的な選挙を保障する上でそんな重大なことを隠したり騙したりは良くない。