>>178
あと、これは自分の勝手な類推だが、鹿児島に「祁答院」(ケドゥイン)とか「伊集院」(イジュウイン)という地名がある。
もしこれが、仏教由来の地名でなく、かつ昔から存在する地名なら、
それはアイヌ語だと思う。アイヌの酋長の名前には「シャクシャイン」とか「コシャマイン」みたいに最後に「イン」が付くケースが多い。
これらの酋長の名前も、地名から取ったのかも。
「ケドウイン」「イジュウイン」も、アイヌ語地名が先にあり、後世それに漢字をあてたのかもしれない。
ちなみに「アテルイ」っていうのも、本来は「アテルイン」だったのかもしれない。
で、この「アテルイ」と同系統を感じさせるのが、神話で日本武尊が今の千葉県木更津あたりの抵抗勢力を攻めた時の
その酋長の名前が「アクロ」王。「ア」から始まって「ラ」行がある。和人の話す日本語とは系統が明らかに異なる。
「アテルイ」と同系統の種族だったのかもしれない。
そして恐らく実際は「アクロイン」とかそんな名前だったのかもね。